ソードアート・オンライン 導きの剣   作:零ちゃん

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今回は第3話!!
一階層のボス戦!
戦闘描写が初めて入るよ!w
戦闘描写って難しいね…


第3話 目の当たりにした死

12:00

俺はボス部屋の前に居た

他の人も居る

昨日の攻略会議の奴らだろう

するとディアベルが口を開いた

 

「皆、聞いてくれ!俺から言う事はたった一つだ!」

 

ディアベル以外の全員がディアベルに注目する

 

「勝とうぜ!」

 

その言葉に全員が頷く

 

「行くぞ!!!」

 

ディアベルはボス部屋の扉を開けた

皆は暗い部屋をゆっくりと進んでいく

すると突然部屋が明るくなった

その奥に居たボス、イルファング・ザ・コボルト・ロードが玉座から立ち上がり、ジャンプして俺達の前に着地した

そして、イルファング・ザ・コボルト・ロードの少し前辺りにルイン・コボルト・センチネル三体が現れた

 

「攻撃開始ィ!!!!!」

 

ディアベルの合図と共に、一斉に戦闘となった

ディアベルの的確な指示が、部屋内に響く

 

「F隊!センチネルを近づけるな!」

 

そんな中、俺はというと

 

「了解!おらよッ!!」

 

俺はF隊としてセンチネルと戦っていた

両手斧がセンチネルの胴体にヒットし、センチネルは少しノックバックした

パーティー組んでなかっただろって?あぁ、確かに俺は昨日の時点ではパーティーは組んでなかった

だから今朝組んだ

誰とかって?そりゃあ…

 

「行くぞ!キリト、スイッチ頼む!」

「了解!」

 

俺はキリトとパーティーを組んで居た

偶々入れてもらったパーティーがキリトのパーティーだった

茅場の所為で顔が変わっているんだ、最初は分からなかった

まぁ、ぶつかられた事は水に流して仲良く…仲良くはないが何とかやってる

そうそう、このパーティーにはあと1人居る

名前はアスナ

名前からすると女性だな

まぁ、フード被ってるから分からないけどな

 

「スイッチ!!」

 

俺は両手斧の長さを活かし、センチネルの攻撃を弾く

 

「はぁぁぁ!!!」

 

そこでキリトのソードスキルがセンチネルの胴体を切り裂く

更にアスナのソードスキルがセンチネルに炸裂する

2人のスキルによって、センチネルはポリゴン片となり消えた

俺は2人が一体のセンチネルを相手している間にもう一体のセンチネルを両手斧のソードスキル、グランド・ディストラクトでポリゴン片にしてやった

俺だってやるときゃやるさ

その時

 

「グォォォォォォォォォォォォッ!!!!」

 

俺達は雄叫びの上がった方を見た

イルファング・ザ・コボルト・ロードのHPが最後の一本のレッドゾーンに差し掛かった

斧とバックラーを捨て、腰にかけていた武器に手を掛けた

 

「情報通りやな」

 

キバオウがそう言った

だけどその先は情報通りではなかった

 

「あれは…タルワールじゃない…!野太刀だ…!!」

 

キリトがそう言う

β版では曲刀、タルワールだったが、正式版では野太刀に変わっていた

上方修正というやつだろう

俺は嫌な予感がしていた

 

「下がれ!俺がやる!!」

 

ここでディアベルが前に出た

しかし

 

「ダメだ!!!」

 

キリトが叫んだ

時既に遅し、野太刀を構えていたイルファング・ザ・コボルト・ロードは柱から柱へと飛び移り、最終的にはディアベルを真上から叩き切った

 

「ディアベル!!!」

 

俺とキリトはディアベルに駆け寄る

しかし、ディアベルのHPはどんどん減っていく

キリトが慌てて回復薬を出したが、ディアベル自身が止めた

 

「お前もβテスターなら…わかるだろう…?」

 

ディアベルはそう言った

つまりディアベルはβテスターだったという事だ

 

「ラストアタックボーナスによるレアドロップ狙い…お前もβ上がりだったのか…」

 

キリトは小さく呟いた

 

「頼む…ボスを…倒してくれ…!」

 

ディアベルはそう言うと、ポリゴン片となり消えた

俺は初めて人が死ぬ所を目の当たりにした

ゲームだからこそ、こんなにも呆気なく人が死ぬ

現実世界ではこうもいかない

茅場は、こんな事をしたかったのか?

 

「レイ、アスナ…手伝ってくれ…!」

 

そんな事を考えていると、キリトが呟いた

 

「…任せろ」

「分かった…」

 

キリトは剣を取り、立ち上がる

俺とアスナも武器を構える

俺の場合は肩に担ぐだけどな

そして、ボスへと走り出す

 

「手順はセンチネルと同じだ!」

 

キリトが言う

その時、イルファング・ザ・コボルト・ロードが構え、ソードスキルを使う体勢になった

だが、キリトのソードスキルにより、相手のソードスキルは弾かれた

 

「スイッチ!!」

 

その合図でアスナがソードスキルを発動する

しかし、イルファング・ザ・コボルト・ロードは反撃の体勢に入っていた

 

「!!」

「避けろ馬鹿!!」

 

俺はアスナを突き飛ばし、斧でイルファング・ザ・コボルト・ロードの野太刀を受け止めた

 

「っぐ…!こんの…!!」

 

俺はワザと斧を引いた

すると相手は勢い余って野太刀を振りかぶった

俺はその隙にグランド・ディストラクトをイルファング・ザ・コボルト・ロードにクリーンヒットさせる

 

「キリト!やれ!!!」

「…!分かった!!」

 

キリトはソードスキルの発動準備をしながら、怯んでいるイルファング・ザ・コボルト・ロードに向かっていく

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 

キリトの片手剣はイルファング・ザ・コボルト・ロードの腹部に刺さった

更にそのままソードスキルによる攻撃で、片手剣を刺したまま斬り込んでいく

そして斬り抜いたと同時に、イルファング・ザ・コボルト・ロードのHPは底を尽きた

 

「や、やったぞォォォォォォ!!!!」

 

周りの奴らの喜びの声が部屋内に響き渡る

 

「やったな…キリト」

「…はぁ…はぁ…そうだな」

 

俺はキリトとハイタッチをした

 

「お疲れ様」

 

そんな時、アスナが近寄ってきた

 

「そっちこそお疲れ様」

 

俺とキリトは立ち上がった

これで漸く二階層に行ける

そんな事を考えていると

 

「なんでやッ!!!」

 

キバオウの声が皆を黙らせた

 

「なんでディアベルはんを見殺しにしたんやッ!?」

「…見殺し…?」

「そうやろが!自分は敵の使う技を知っとったやないか!最初からあの情報を教えとったら、ディアベルはんは死なずに済んだんや!!」

 

周りが騒つく

 

「きっとアイツ!元βテスターなんだ!!だからボスの行動も全部知ってたんだ!知ってて隠してたんだ!」

 

キバオウの取り巻きらしき男が必死に訴えた

それを俺は黙って聞いている

彼奴ら、キバオウとその数人の取り巻きはβテスターを憎んでいる

ここでのβテスターとなるとキリトぐらいしか俺は知らない

俺はキリトに目をやった

キリトは青ざめた表情をしていた

 

「他にも居るんだろ!?出てこいよ!」

 

周りはさっきより騒めく

自分達がβテスターでないことを確認し合っている

アホらしい、全く持ってアホらしい

 

「おい、アンタ」

 

黒人のおっさんがキバオウを抑えようとする

仕方ないここいらで動くか

 

「なぁ、キバオウさんよ」

「な、なんや?またお前かいな…!」

「ちょっとは考えてみたらどうだ?例えば、お前達の言う通り、キリトがボスの使った刀の戦い方を全部知っていたとする。だとしても、ボスと戦ってからじゃないと行動パターンを教える事なんて無理じゃないか?これまで誰も挑んでなかったんだ、しかもキリトが体験したのはβテスト、正規版で上方修正が来てるなんて誰が予想するんだ?それに、これがデスゲームだと言う事を告げられていたんだ、誰もが焦り、絶望している中で、あんたは冷静になって行動し、上方修正が来てるって予想出来るのか!?無理だろ?!」

「…………っ…」

 

キバオウは黙った

 

「仲間を思う事は良い事だ…だけどな、βテスターだってこれから戦っていく仲間だっていう事を忘れるな!!このゲームは協力しなければクリアなんて不可能なんだ!アンタだって分かるだろ!?」

「………お前はなんでβテスターを庇うんや!もしかして、お前もβテスターか!?」

 

周りの視線が俺に集まる

単調な考えしか出来ねえ馬鹿は嫌いだ

こういう奴はどこにでも居る

現実世界だろうと、ゲームの世界だろうと

仕方ない、ここは乗ってやるか

 

「あぁ、そうだ!俺はβテスターだ!アンタらよりも遥かにレベルは高いし大体のモンスターの行動パターンも知ってるぜ?」

 

俺は一瞬、キリトを見た

キリトは驚いていた

思ってる事を当ててやろう

どうしてそこまでして俺を庇う?そこまでする必要があるのか?

キリトの目はそう訴えているようだった

 

「…そんなもん、ただのチートや!チーターやないか!!」

 

チート?不正行為みたいなもんだっけ?

チーターだとすると不正行為者ってか

面白いじゃないか

嫌われ役にはもってこいの名前じゃないか

 

「チーターねぇ…お前らから見ればそうだろうな」

 

俺はキバオウや他の奴らに背を向ける

 

「…やっぱビギナーと組むとこうなるから嫌いなんだよ……」

 

俺はそう言い捨てて奥へと進み、階段に足を乗せた所で呼び止められた

 

「待ってくれ…!」

 

呼び止めたのはキリトだった

 

「どうして…」

「おっと、その先は二階層に入ってから聞くよ」

 

俺はキリトが喋ろうとしたのを制し、二階層へと向かった

 




いやー、今日はミスりましたw
書いてたやつが全部消えるという事態が起こったので、発狂してましたw
いやー、辛かったw
と言うわけで第3話如何だったでしょうか?
キリト君が被害を被る?
そんな事はさせないぜ!!
そんな回です!では今回はこのくらいにして
次回をお楽しみに〜!
楽しみにしてくれる人が居ると嬉しいけど…
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