ソードアート・オンライン 導きの剣   作:零ちゃん

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最近になってISにはまってしまった零ちゃんです。
ラウラ可愛いよラウラ

今回は会話が多いと思います!読み辛いかもしれません…


第4話 動き出す計画

「先に着いてたのか。早いな。」

「まぁ、特にこれといった用事も無かったからな。それで、何か分かったんだろ?」

「あぁ。」

 

俺はキリトと○△□公園で待ち合わせをしていた。俺が着いた頃には先にキリトが来ていた。

 

「取り敢えず情報を集めた結果なんだが、OSでのSAOボスにやられると、SAO生還者の記憶だけが消えていっている。これはいいな?消えていっていると言ったが、消えたのではなく"抜き取られた"の方が正しいかも知れない。」

「抜き取られた?部分的な記憶をか?」

「そうだ。普通だと無理だと思う。大量の記憶の中から一部の記憶を取り出すなんてな。だが、SAOボスによってやられた際、SAOでの死が脳裏に浮かんだとする。それだ。それによってSAOでの出来事という一部の記憶を特定し抜き取ったんだ。」

「だが、抜き取った瞬間の記憶はどこに行くんだ?」

「それが分からない。情報として何処かへ送信しているのか…抜き取った記憶を情報化し、暗号を掛けオーグマーに保存されているか。後者だと何処かにファイリングされていると思うが、それが見当たらないから必然的に前者になる。」

「情報化させて送信し、一箇所に集める…記憶なんかを集めて何をする気なんだ…?」

「……………人の蘇生。」

「なっ!?ど、どういう事だ!?」

「いや、決まった訳じゃないぞ?あり得るとすると人の蘇生なんだよ。今のAIなどの技術はどんどん進歩しているんだ。例えば空っぽのAIに色んな人のSAOでの出来事の記憶をかき集め、さらにその中から情報を厳選、特定の死ぬ前のプレイヤーの性格や口調、見た目を集め、SAOで死んでしまったプレイヤーをAIとして作り直す。性格、見た目、口調は同じな為、ほぼ本人という訳だ。」

「そ、そんなことが……」

「そして、エイジというプレイヤー。あいつは俺達から記憶を抜き取る為にOSで擬似的にプレイヤーキル(PK)に似た行為をしている。そのPKの際にSAOボスモンスターでプレイヤーを倒し、記憶を取り出す事が必要となる。よって、エイジはSAOボスを任意で呼び出せるし、操る事が可能という結論に至る。」

「つまり、奴は確定で黒か…だが、あいつ一人じゃ…」

「オーグマーの製作者を忘れていないか?」

「…まさか!?」

「そのまさかだ。重村教授が本当の黒幕だ。攻め込んでも良いんだが、相手は絶対にシラを切る。証拠がない時点で抑える事はまず不可能だ。エイジに吐かせて一気に追い詰めるか、菊岡さんに協力して貰って少しずつ情報を集めて、重村教授を追い詰めるか。どちらにせよまだ時間が必要だ。エイジと戦うにしては俺達のランクが低すぎる。」

 

俺のランクは937位、キリトは5061位。キリトはあまり乗り気じゃなかった分低い。こんなランクで挑もうものなら途端に返り討ちにされてGAMEOVERだ。まずは少しずつOSでのランクを上げてエイジと互角近くになるまでは上げなきゃならない。それをしつつ片手間に情報収集だ。これが正攻法だと思う。

 

「取り敢えず、キリト、ARはあまり乗り気じゃ無いだろうが、やるしか無い。アスナの為だろう?」

「…そうだな。全力でやるぞ。」

「その意気だ。」

 

キリトはアスナの為に、俺はフィリアの為に。俺達は大切な人の為に戦う。勿論、その他のSAO生還者の為にも戦う。

 

「そういえば、ユナって二人居るのか?」

「二人?バカな事言うなよ。幻覚でもみたんじゃ無いのか?」

「ほ、本当なん…だ……!?お、おい、レイ!あれ!」

「あ?……あれは…ユナ…?!」

 

俺はキリトに言われるがままに振り向くと、そこにはいつもの歌って居る時とは違う白い格好のユナが居た。

 

「キリトさんにレイさん…ですね?」

「あ、あぁ。」

「そ、そうだけど…そっちはユナ…で良いのか?」

「…はい」

 

ユナで間違いは無かったが、何故格好が違うのだろうか。あとで聞くとするか。

 

「……その…お父さんを止めて欲しいんです。」

「お父さん?」

「……もしかして、重村教授…の事か…?」

「はい。お父さんは、SAO生還者からSAOでの記憶を抜き取って、私に関する情報を引き出しているんです。」

「……君を蘇らせる為にか。つまり、ユナ、君はSAOで…」

 

俺はそこまで言うと、ユナが首を縦に振った。

 

「……お願いします…!お父さんは来週の"もう一人の私"のライブで、記憶を一斉に抜き取るつもりなんです!そんな事をすれば、記憶が抜き取られる際に脳に膨大な負荷が掛かって、人が死んでしまうかもしれないんです!」

「なっ!?」

「来週…情報を集めたりする猶予は全く無い…くそっ!上手い事計画を進めていたのか…!」

 

どう頑張ってもランクを上げる事も、情報を集める事もしっかり出来る余裕なんてない。気づくのが遅かったとしかいえない。出来る事からやるしかないんだ、ユナにも気になった情報を聞いてみないと。

 

「…………ところで、ユナ。さっき"もう一人の私"って言ったよな?あっちの黒い格好のユナは何の為にいるんだ?何か理由があるだろう?」

「…あれは記憶を回収するためのAIです。」

「……成る程な…ありがとう。きっと止めて見せるさ。さぁ、猶予は無いんだ。やるぞ、キリト。」

「おう。」

 

これからが俺達の戦いの始まりだ。




前話でキリトとレイの記憶が抜き取られたふうに書いて居ましたが、変更いたしました。
書いててゴリ押し感になってしまったので無理だと判断w
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