ソードアート・オンライン 導きの剣   作:零ちゃん

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皆さんすみません
投稿が少し遅れました( ´・ω・`)
今回は第8話、後編です!
どうぞ!


第8話 黒の剣士と紅の剣士 後編

47層 思い出の丘

 

「ここが思い出の丘か…綺麗な所だな」

 

俺達は思い出の丘に着いた

辺りには花が一面に咲いている

とてもダンジョンとは思えない

 

「さて、最奥地目指して頑張るか…」

「いつに無くやる気だな、レイ」

「当然、ピナがどんな奴か見てみたいしな」

「レイさんには懐かないような…」

「…さらっと毒を吐くよな、お前」

「早くしろ〜!置いてくぞ〜!!」

 

キリトは大分先に進んでいた

 

「はーい!!」

 

シリカはすぐに後を追った

 

「お、置いてくなよー!!!」

 

俺も後を追った

 

 

 

 

 

 

 

「結構奥まで来たな…どれだけあるんだよ…」

「ですね…」

「もう弱音か?レイらしくないな」

「人間誰でも弱音は吐くもんだ」

 

俺達は駄弁りながら道なりに進んだ

辺りの景色は絶景とも言うべき景色だった

モンスターが出なければ、良い場所だ

モンスターが出なければな

 

「もうすぐ最奥地だろう」

「やっとか!?長かった気がする…」

「やっと着くんですね…」

 

俺とシリカはホッとしていた

だが

 

「ここでモンスターですか…」

「こんな所で出てくるなんて、門番的なモンスターだな」

「まぁ、さっさと倒すだけだがな!!」

 

俺は背中に掛けている両手剣を抜き、モンスターに向かって走り出した

モンスターは触手のような物で攻撃してくるが、全て避ける

モンスターの真下まで来ると、剣を突き刺し、そのまま上に飛び、斬り上げる

俺が着地して後もまだモンスターは怯んでいた

俺は両手剣を肩に担ぎ、両手剣を片手で持つ

 

「さぁ、俺の実験台になってもらうぜッ!!!」

 

刀身が真っ赤に染まる

俺はそのままモンスターに向かって走る

丁度モンスターも動きだし、触手で攻撃してくる

 

「そんなショボい攻撃じゃ、俺は倒せない…ぜッ!!」

 

俺はモンスターの真下に来ると、肩に担いでいた剣を片手のまま勢い良く振る

右上から左下、左上から右下、右下から左上、左下から右上

×が二回になるように、剣を振った

 

「トドメだ!!」

 

俺は振り上げた剣を、しっかりと両手で持ち、思い切り振り下ろした

その最後の一撃により、モンスターのHPは0となり、ポリゴン片となって消えた

 

「ふう〜…まぁ、上々って所か…」

 

俺は剣を仕舞う

 

「さーて、もうすぐ最奥地だー!」

「そ、そうだな…」

「早く行きましょう!」

 

俺とシリカは先に歩き出した

キリトは何が考え事をしていたようだった

 

「今さっきの…両手剣を片手で…そんなソードスキルあったか…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「お?あそこで行き止まりみたいだな…」

「って事はゴール!?」

「おら、行ってこい、ピナの為にな」

 

俺はシリカの背中を押した

シリカは振り返った

 

「はいッ!」

 

シリカは奥にある、祭壇みたいな所に走って行った

俺とキリトはゆっくり歩いて行った

 

「これが…蘇生用アイテムの花…」

「手に取ってごらん」

 

キリトが言うと、シリカは頷き、祭壇に咲いている花の茎を持った

持った部分より下は崩れ去ったが、花花を綺麗に咲いたままだった

アイテム名はプネウマの花だそうだ

 

「ここで生き返らせて、また死んだら洒落にならないし、街に戻ってからにするか」

「そうですね…待っててね、ピナ…」

「それじゃ帰るか…」

「だな…」

 

俺達は来た道を戻って行った

帰りは比較的モンスターが出なかった

ただの運かもしれないな

 

 

 

 

 

 

 

 

俺達は街の前にある橋辺りまで帰ってきた

シリカは心底嬉しそうだった

そりゃ、ピナが、大事な友達が生き返るんだ

嬉しくない筈がない

 

「………」

「キリト…?」

 

俺はさっきから黙っているキリトに話しかけた

キリトは何も言わなかったが、右手で俺達を制した

 

「そこで待ち伏せてる奴、出てこい」

「待ち伏せ…?」

 

キリトが木の陰を睨んでいると、昨日、シリカにちょっかいをかけて来た赤髪の女性だった

 

「ろ、ロザリアさん…!?」

 

名はロザリアと言うらしい

まぁ、どうでも良いけどな

 

「中々高い索敵スキルねぇ、剣士さん」

 

やっぱりコイツは警戒しておいて正解だったな

だけど、まだ何か隠してる筈だ

 

「その様子だと、首尾よくプネウマの花を手に入れられたのね、おめでとう」

 

あの笑顔、めっちゃくちゃ腹立つ

殴り飛ばしてぇ

 

「じゃあ、早速花を渡してもらうわ」

 

それが目当てか

使い魔の主が来た時にしか咲かない花

そりゃレア度はかなり高い

売れば高額の金も手に入るだろう

 

「そういう訳には行かないな、ロザリアさん」

 

 

「いや、オレンジギルド、タイタンズハンドのリーダーと言うべきか」

「オレンジギルド…犯罪者の集まりか…」

「へぇ〜…知ってたのね」

 

しかし、ロザリアのカーソルは緑

まぁ、手口的には簡単だな

グリーンが相手を繕い、オレンジの居るポイントまで誘い込む

そして、オレンジが相手を脅し、アイテムやら何やらを奪っていく

酷ければ相手を殺すと言ったところか

このゲームではあるまじき行為だ

許される筈がない

 

「アンタ、10日前にシルバーフラグスというギルドを襲ったな…4人の死者も出た」

「あ〜、あの貧乏なギルドね」

「あそこのリーダーは、朝から晩まで転移門前で必死に仇討ちをしてくれるやつを探していた…あの人はお前達を殺してくれとは頼んでいない、捕まえてくれと頼んでいた…アンタにあの人の気持ちが分かるか…?」

「分からないわ、第一、このゲームで死んでも、現実では本当に死んだかどうか分からないじゃない…人の心配より、自分達の心配をしたらどう?」

 

ロザリアが指を鳴らすと、木の陰からゾロゾロとオレンジプレイヤーが現れた

 

「シリカ、転移結晶の準備を」

「は、はい!」

「キリト、俺がやる…こいつらは俺が相手をする…」

 

俺はキリトを制し、前に歩き出した

 

「お、おい!」

 

キリトは止めようとする為に声をかけたみたいだが、俺は聞いてなかった

何せ、怒ってたからな

こんなにムカついたのは初めてだ

俺は両手剣を抜き、引き摺りながら歩く

 

「アイツ…完全にキレてる…!よせ!レイ!」

 

「レイだと…?紅い軽装の防具に両手剣…ロザリアさん、こいつ、最前線を後ろのキリトって奴と2人で挑んでる攻略組っすよ!」

「攻略組がここに居るわけ無いじゃない!!さっさと身包み剝いじゃいな!」

「かかって来いよ…薄汚ねえクソ野郎共!」

 

オレンジプレイヤー7人が俺に向かって斬りかかってくる

 

「そんな攻撃で俺を殺そうってか?もっと強くなってから出直せ、雑魚が」

 

俺は剣を両手で持つ

刀身はオレンジ色に染まる

 

「やめろ!!!レイ!!」

「正直者が馬鹿を見る世界になる理由はな…お前達の様な奴が居るからなんだよッ!!!」

 

俺は剣を横薙ぎに振る

オレンジプレイヤー6人はHPが0となり、消えた

1人だけ残っていた

 

「ちっ…殺し損ねたか…」

「ひ、ひぃ!!こ、殺さないでくれ!!死ぬくらいなら牢屋に入れられた方がマシだ!」

「そうか…じゃあ捕まる事だ…」

 

俺はロザリアを見る

 

「こ、このッ!」

 

ロザリアは槍を振り上げた

 

「遅いんだよ…もっと強くなってから来いと言ったろ…?死にたいのか?死にたいなら殺してやるぞ…?」

 

俺は一瞬で距離を詰め、ロザリアの喉元に刃を当てた

 

「………っ…」

 

ロザリアは槍を落とし、へたり込んだ

 

「諦めてくれて助かるよ…お前を攻撃して、オレンジになりたくないんでな」

 

俺は剣を仕舞った

 

「………こいつらを牢獄に入れてくる、キリト達は先に戻っててくれ…」

「……レイ……なんで…なんで殺した!!?」

「…なんでかって…?こいつらは一度怖い体験をしないと分からないんだよ…自分達のやってきた事がどれだけ恐ろしい事なのか…俺はこういう奴らが大っ嫌いだ…弱い奴を脅してアイテムを奪う…人を殺して楽しんでる…俺はそんな奴らが大っ嫌いなんだよ!!!!」

「………嫌いだから殺したのか…?自分の理由で、人を殺したのか!!?」

「じゃあどうしろと!?こういう奴らは牢獄に入った所で反省なんてする筈が無いんだよ!…俺だって分かってるさ…!人を殺した事くらい分かってんだよ!どんな事をしてしまったのか…知ってるんだよ…!」

 

人を殺す

それは犯罪だ

だけどこのゲームに警察なんて居ない、裁判官だって居ない

人なんて殺したい放題だ

だけど、俺だって好きで殺した訳じゃない

俺は、どうすべきだったんだ?

大人しく捕まえていれば良かったのか?

キリトに任せておけば良かったのか?

 

簡単に済むような問題じゃない

この世界で、このデスゲームで人を殺すという事は




意味深な終わり方でしたねすみません
この後の主人公とキリトとの関係などは全部後にします!
すみませんw
読みにくいなど、ここはこうした方がいいという感想などがあればどんどん書いて下さい!よろしくお願いします!
では今回はこの辺で!
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