網元の長女と許嫁(仮)みたいなんだが!?   作:次郎鉄拳

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それは未来に在るかもしれない形

「坊ちゃま、頼まれていた通りの材料、及び湯銭などの機材の準備も整えました」

「ありがとう神居さん、朝早くから悪いね」

「いえいえ、私も毎年坊ちゃまの特製スイーツを楽しみにしておりますので」

「よーしやる気出てきた、頑張るぞ!」

 

 

 

時は早朝。白岡家当主となった黒澤角人は使用人の神居とともに、黒澤家のキッチンに立っていた。

燕尾服にエプロン姿の神居と、本職さながらのコック服に身を包んだ角人の組み合わせはシュール以外何者でもない。

目的は毎年恒例となりつつある角人のホワイトデースイーツ作りである。

――とはいっても角人がスイーツを作る姿自体は珍しくとも何ともないものだが。

 

 

 

「坊ちゃま、私も何かお手伝いしますか?」

「あー、そうだな。じゃあ神居さんはこれとこれとこれでかきまぜてくれると嬉しいかな」

「かしこまりました。そういえば未だに聞いておりませんでしたが、今年は何をお作りするご予定ですか?」

 

 

 

神居の問いに、ニッと笑いながらただ一言角人は答える。

それは彼の伴侶が大好きな物、彼と彼女の思い出の一つ。

 

 

 

「――とりあえず、プリンさ!」

 

 

 

 

***

 

 

 

 

黒澤角人の周りには意外にも女性が多い。

正妻であるダイヤ、義妹であり愛人である黒澤ルビィ、友人で愛人の国木田花丸などから毎年彼はバレンタインの贈り物を受け取っている。

彼は律儀なために受け取った相手全員に何かしらをお返ししようと努めているのも毎年の光景。

しかし今年のホワイトデーは少し勝手が違った。

 

 

角人とダイヤが結婚してから初めて訪れたホワイトデー。

バレンタインの際は料理が苦手だったダイヤが、ルビィや花丸たちの助けを受けながら苦心して作ったクッキーを渡した。

その御返しのホワイトデーに、角人は今ダイヤの好物であるプリンを作っているのだ。

 

 

 

「……さて、これであとは冷やすだけだな」

「お疲れ様です坊ちゃま。コーヒーを入れておきましたよ」

「ありがとう神居さん、舌がもう甘くてたまんないぜ」

 

 

 

あいも変わらず神居の気遣いは見事なもので、暖かくそれでいて舌が熱さによる痛みを感じない程度の絶妙な温度のコーヒーを角人の前に差し出す。

それをすすりながら、彼は先ほど冷蔵庫に入れたスイーツを取り出すまでのタイマーを複数個セットする。

タイマーにはそれぞれ『クッキー種』、『プリン』などといったラベルが貼っている。

普段から愛用しているタイマーだと前に彼はダイヤに説明をしていたことがあった。

 

 

 

「神居さん、今何時?」

「ただいま午前の八時でございます。そろそろ休日とはいえ奥様も起床するころかと」

「そうか、ついでに朝飯も作んなきゃなぁ……」

「ご安心を、既に支度を終え、後は熱を通すだけです」

 

 

 

神居の言葉に安心したらしい角人はてきぱきと流し台に置いた器具を洗い始める。

その間に神居は支度を終えていたらしい味噌汁や魚などを何処からか取り出し、コンロや魚焼きグリルなどにセットしてゆく。

角人が洗い物と、テーブルのセッティングを終えた頃、神居も朝食の調理をほぼ終えていた。

 

 

 

「お疲れ様です坊ちゃま」

「いつもありがとう神居さん、ついでで悪いんだけどさ、ダイヤたちを起こしてもらってもいいかな?」

「ふむ……お言葉ですが坊ちゃま、たまにはご自身で起こしに向かってはいかがでしょうか?」

「俺が……起こしに?」

 

 

 

神居の言葉に目を丸くする角人。

それもそうか、彼は黒澤家で暮らしてから一度たりとも誰かを起こした経験がない。

あるのは寧ろ起こされた経験のみ、それも大体は神居からで、それはダイヤと結婚した今でも変わることが無い。

淳や英司が家に泊まりに来ることもあるが、彼らはよくできた生活をするためにやっぱり角人のほうが起こされることになっている。

 

 

 

「あー……うん、そうだよな、神居さんに任せてばかりなのもよくないよなぁ」

「それでは坊ちゃま、頑張ってくださいませ」

「あー、うん、頑張るよ」

 

 

 

神居に見送られ、まずは花丸の寝室に向かった角人。

なぜ最初に彼女かと言うと、それは彼女寝起きが他の面々と比べ一番良いからである。

そんな義妹ルビィの親友でもある彼女の部屋は、角人とダイヤが結婚した今でも変わらず彼の避難所と化している。

その主な原因はいまだに角人のデリカシーのなさという点も変わっておらず、花丸は今でも彼のそんな部分に呆れを隠せない。

 

 

 

「マルちゃーん、入るよー」

 

 

 

数度ドアをノックして返事がないことを確認した角人は、勝手知ったる相手故にずかずかと花丸の部屋に入る。

たくさんの本がそろえられた大きな本棚と、部屋を飾るぬいぐるみの数々、そんな部屋にある一人で寝るにはやや大きいベッドにて部屋の主である少女は布団に丸まって寝ていた。

その姿は布団の花柄も相まってお花畑で眠る妖精のようである。

 

 

そんな少女の布団の端をもち、腰を落として身体を構えた角人は深く息を吸い込む。

――直後、『ふっ!』と息を吹くことに合わせて彼は花丸の布団を勢いよく引っ張る。

花丸が黒澤家の離れ屋に角人達と同棲するようになってから、たまに彼によって行われる悪戯のような行為。

あっさりと布団は彼女の下から離れ、まだ三月とは言え冬を離れ切っていない寒さが花丸を襲った。

 

 

 

「ヒャッ――なっ……何が起こったずらぁ……?」

「おっはよーマルちゃん、朝ごはんの時間だからそろそろ起きようかー」

「……マルは、こんな時間に角人さんが起きてるってことを夢だと思うんだけど……」

「ひっどい。俺だって早起き位するさ!」

 

 

 

久々に行われた悪戯に対し半目で彼を睨む花丸と、彼女の言葉に擬音がつきそうな雰囲気で不満をあらわにした角人。

ベッドから花丸が起きあがったのに合わせ、角人は彼女に近寄り頬へ軽い口づけを贈る。

 

 

ダイヤと結婚し、ルビィたちを囲ってからはこうやって愛する者一人一人へとキスを贈るようになった角人。

彼がこのような生活を送るために教本として使用したのが、花丸が所有する少女漫画だったりと少々方向性を間違えている気もしなくはないが、当人たちは満足しているので気にするだけ野暮というものかもしれない。

 

 

 

「改めて、おはようマルちゃん」

「お……おはようございます……」

「朝ごはんは用意できているからね、リビングで待ってて」

 

 

 

そういい残すと角人は残り二人、ダイヤとルビィをそれぞれ起こすために、花丸の部屋を出るのであった。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

「いつも神居さんの料理はおいしいわね」

「ありがとうございます、奥様。ああ坊ちゃま、少々瞼が閉じておりますよ、顔でも洗ってきてはいかがですか?」

「おう……そうするよ……」

「角人さん今日は珍しく早起きだったけど、何時に起きていたずら……?」

 

 

 

時は九時過ぎ。あの後角人が偶然ダイヤの着替えに出くわしたことでひと悶着起きたがそれもどうにか収まり、ルビィも起きて四人で朝食を済ませたころ。

普段がもともと遅く起きるタイプである角人は今日のような早起きに大変苦しんでいた。

行うこともすべて終わり、ゆったりする家族の時間になると早起きによる眠気が彼を襲うのだ。

 

 

 

「そうですね……私が自宅からこちらに来た六時ごろにはすでに準備を終えておりました」

「角人お兄ちゃんは……夜中も起きていたよ?」

「あー……そういえばルビィちゃんは課題手伝ってもらっていたんだよね?」

「うん、ルビィが寝たのはね、多分二時か三時だったかなって……」

「……角人ったら、もしかしたら寝ていないのかもしれないわ」

 

 

 

ダイヤの言葉に一同が納得したようにうなずく。

それもそうだ、角人はこの四人の中で一番寝付きが悪く、寝起きも大変よろしくない。

ルビィが寝る二時、三時ほどから寝て、神居が訪れる六時前にはすでに起きているなどと彼のこれまでの生活から見てあり得るものではない。

 

 

そんな生活リズムも、浦の星女学院教師時代は多少まともであったのだが、正式にダイヤと結婚し、花丸とルビィが高校卒業する時期に合わせ彼も退職。

黒澤家白岡家の両家当主としての務めを果たすようになったことで、またしても大学生時代と同じようなリズムに逆戻りしてしまったのだ。

つまり、早く起きる必要がなくなったゆえに早起きに慣れないだけのこと。

自業自得だが、ならば寝なければいいじゃないかとあきれる発想を実行に移したのが、現在の角人なのだ。

 

 

 

「まったく……ルビィもルビィで、そんな時間に寝るだなんていうことが問題なのだけれど」

「ご、ごめんなさい……でも、お化けとか調べるのが怖くて……」

「お化け?」

「ルビィ様は大学でただいま日本史関係を履修しております。恐らく菅原道真や平将門などの怨霊についての課題なのでしょう、ある教師が必修として受け持っている教化でございますので」

「あら……必修ということは花丸も受けているのではないの?」

 

 

 

ダイヤに話題を振られ、花丸は焦る。

それもそうか、ルビィに対しそのような課題を与えられていることを、彼女は知らないのだから。

同じ授業を受け、教師の特色を自身が知る限りでは特定の生徒だけに課題を与えるという行為もしない故に、花丸は返答に戸惑う。

 

 

――なぜなら今のルビィの言葉は、そのような事情を知る花丸から聞けば、ダイヤには内密に角人と夜を共にしました。と白状することと同義。

ダイヤが正妻である以上、そういう話はダイヤに通すべきなのだろうが、当の彼女が何も知らないということは角人がルビィを誘っていないということ。

花丸も彼に囲われる女性故に、愛する彼のそういった方向での真面目なところはよくわかっている。

 

 

だが、これに関してははっきり言えば確証もない。

もともと角人は教師時代に日本史を教えていたことがあるので、純粋にルビィが彼に課題の予習など含め教わっていた可能性もあるのだ。

たまたま昨日は自身が日付の変わる頃には寝ていたのもあり、ルビィはそれを確認して角人の下へ質問に行ったのかもしれない。

 

 

――花丸は必死に頭を巡らせる。一つ返答を間違えればまたしても角人とダイヤのキャットファイトが展開され、角人が幾度目かの屋外追放に会うのだから、仲裁役にまわる彼女にすべてがかかっているといっても過言ではないのだ。

 

 

 

「……花丸、どうかしたの?」

「いっいえ、マルはそういう授業が得意な方だから角人さんに相談してなかっただけだとおもう……です」

「……そうね、花丸はお寺の娘。こういう授業は角人に教わるまでもなかったわね」

「それに……オラ、早く寝ちゃってたから……たぶんルビィちゃんは起きてる角人さんに聞きに行ったのかも……しれないです」

「まったく……ルビィ、角人の夜更かしに貢献するのもほどほどにしておきなさい?」

「はっはい……ごめんなさい」

 

 

 

――助かった。

花丸は内心胸をなでおろす。

直後、顔を洗い終わったらしい角人が首をコキリと鳴らしながらリビングに戻ってくる。

寝ていない影響なのか、やっぱりどこか眠たそうな彼のことを、いつの間にか床のカーペットに正座したダイヤが手招きする。

 

 

 

「角人、こっちへ来なさい」

「んぁ、おう……フアァ……」

「あなた寝てないのでしょう、膝貸してあげるから少し寝る?」

「ん、そうする……」

 

 

 

ダイヤの膝枕に頭を横たえ、その直後あっさりと眠る角人。

日の暖かさもあって満足げな顔で眠るの髪を手で梳きながら、ダイヤは苦笑する。

 

 

 

「出かける予定だったけど、この調子だと無理そうね」

「おそらく昼頃には起きるかと思われます、どこかに散歩でも行きますか?」

「そうね……海を見るにはまだ早すぎるし、どこかの公園でも行こうかしら? ちょっと遠いけど千本浜とかどう?」

 

 

 

昼頃からの予定を、眠る角人をよそに決めてゆく一同。

海沿いにある大きな公園へ行き先を決めたところで、ルビィはあることをやらなければいけないことに気付く。

 

 

 

「あっ、じゃあお弁当とか用意しなきゃ……」

「ご安心を、既に支度は整えてございます」

「流石は神居さん……マルたちが知らないうちに全部済ませてるなんて……」

「当然でございます、執事の嗜みですから」

 

 

 

神居の手際に安心し、再びダイヤは角人の髪を梳いてゆく。

髪を梳かれるたびにくすぐったそうに、それでいて頬が緩んでいく彼の顔をニコニコと観察しながら、三人は彼が起きるその時までおしゃべりを続けていた。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

角人が起き、その後の昼のお出かけを終え、夕方ごろに無事何事もなく帰ってきた三人。

角人からプレゼント――早朝から作っていたお菓子があると彼から聞き、ダイヤ、花丸、ルビィの三人は、潮風の汚れを落とすために早めの入浴を済ませた。

そして――

 

 

 

「ほれ、マルちゃん……あーん――どう?」

「あ……あーん――おっ、おいしい、です」

「お兄ちゃん……ルビィも、欲しい」

「あっ……つっ次は、わたくしの番よ!」

「落ち着け落ち着け。俺は逃げたりしねぇから慌てんなって」

 

 

 

――角人のプリンを、ダイヤをはじめとした三人は彼の『あーん』で味わっていた。

数種類のプリンを一つずつ掬って一人ずつの口に運んでいる姿は、想い合う者同士の行いというよりも、親が子に食べさせるように見えるもので――

 

 

 

「角人、次はそっちのプリンを寄越しなさいな!」

「はいはい、わかったから急かすな。気にいってくれてるようで何よりだが」

「当然よ。わたくしは貴方の物以外はプリンを食べられなくなっているのだから」

「お姉ちゃん、それはちょっと大げさだよ……」

「ダイヤさんもすっかり素直になりましたねぇ」

 

 

 

彼ら二人の最初の喧嘩からは全く予想もできなかった今の生活は、どんなにケンカをしたとしても、どんなに憎まれ口をたたき合っても笑顔が絶えないもので。

そんな生活を共に過ごす二人の少女も彼に囲われることは幸せである。

 

 

 

「二人ともうるさいわよ――ねぇ、角人早く……おねがぁい!」

「わ……わかった、そんなわけだ。わりぃなルビィ」

「じゃあルビィは、お姉ちゃんの次で、いいです」

 

 

 

いつも通りながら、貴重な時間をいつまでも、彼らはたのしんでいるのであった――

 

 

 

 

***

 

 

 

 

「……ぁぇ……夢……?」

 

 

 

――黒澤ルビィは夢から目覚めた。

思い出すのは直前まで見ていた光景、ダイヤと角人が甘い新婚生活を送っている風景。

そこに自分と、大好きな友達である花丸が混ざっている光景。

 

 

 

「そっか……夢……なんだぁ」

 

 

 

ルビィは落ち込む。

それもそうか、先ほどまで見ていた夢は自身が最も望む姿――姉のダイヤ、義兄の角人、そして親友の花丸と、ついでに角人の使用人である神居と共に暮らす姿なのだから。

 

 

ルビィは名家黒澤家の娘である、いつかはどこかの見知らぬ相手と見合いをさせられ、嫁に出されるときが来る。

それを彼女はわかっているからこそ、それでも知らない男性と結ばれるのは嫌だと考えるからこそ、義兄と結ばれる夢を見たのだろう。

自身の姉が優先だけれども、それでも自分だって幸せになりたい……未だ両親である翡翠やメノウには伝えられていない想い。

怖くて勇気が出なくて言い出せない、秘めざるを得ない想い。

 

 

 

「ルビィも……角人お兄ちゃんと一緒にいられたらいいのになぁ……」

 

 

 

こんな夢を見るほど好きだといったら彼は受け入れてくれるだろうか、もしかしたら優しい彼の事だ、夢通りに自分を囲ってくれるかもしれない。

しかし、彼には姉がいる。姉に気を使って、姉を優先して自分を遠ざけようと考えてしまうのではないだろうか。

考えれば考えるほど、少女の想いは迷宮へと誘われてゆく。

 

 

 

「『愛してるよルビィ』――なん、て……そうなってくれたらいいのにな……」

 

 

 

それでも、その想いを持ち続けるのはその期待が強いからに他ならない。

そして少女はベッドから降りる。

時計を確認するとホワイトデーの朝六時――夢で見た時と同じで休日。

もしかすると夢みたいに角人がスイーツを作っているのかもしれない。

すごく、唐突に彼に甘えたくなってきた彼女は、せかせかと着替え彼がいるだろうと思われるキッチンまで走るのであった。

 





・夢オチ
バレンタインに引き続き二度目の夢オチ。
冒頭の部分で何か感じた読者の方も多いのではないだろうか?
寧ろ二度目なので気付いた方も多いに違いない。


・千本浜
某雑誌で千歌がスポーツ服で汗をかいていたイラストの浜辺――が近くにある公園。
市民館や文学碑があるなどと意外と広い公園なので休日なら親子の姿も見ることが多い。
ただ海沿いなので潮風に注意。


・角人
夢の中ではハーレム野郎な当主人公。
現実では今でも変わらずデリカシーの足りない主人公。
ルビィの夢の内容を知ったら卒倒間違いなしである。
夢の中の彼は高校教師をやめて事業当主のような立場に置かれている。


・ダイヤ
夢の中でも完全勝利正妻UC。
正座がお家柄きれいにできるだろう故に、彼女にされる膝枕はきっと最高の寝心地を与えてくれるに違いない。
「おねがぁい!」を言わせたいだけで最後一個前のシーンを書いた事情がある。
夢の中の彼女は角人の出身大学に進学、角人の所属していたゼミを履修している。


・花丸
夢の中でも結局不憫枠待ったなしな子。
そしてやっぱり角人にどこか辛辣な子。
夢の内容を知ったら顔を真っ赤にして否定するだろうが、実はまんざらでもない顔をする。
夢の中の彼女はルビィと二人で角人の出身大学に入学、サークルはダイヤと同じく無所属である。


・ルビィ
今話の実質的メインヒロイン。
お家柄やその他もろもろを独自解釈した結果、色々と複雑なものを抱えたキャラへとジョブチェンジしてしまった義妹ちゃん。
恐らく男性の好きなタイプは、角人に似た人と答えるであろう。
実は割とわかりやすいので翡翠やメノウにはそれなりに感づかれている。
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