亡霊さんが歩む超能力な世界   作:メガネ愛好者

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どうも、メガネ愛好者です!

はい、タイトル通りアリシア回です!
初の別視点ですが…思ったよりも書きやすかった…かも?

アリシアさんのキャラ崩壊が全力疾走してるかも
何故こんなことに…でも後悔はしていません

今回はアリシアについていろいろわかる回かと思います


それではCALL13、どうぞ!


CALL13 「アリシア回だよ!全員集合!」

ハローハロー!私の名前はアリシア・テスタロッサ15歳!現役女子高生だよー!(まだ入学してないけどね)

今回は初の別視点!そしてそれを任せられるはこの私!このSSのヒロインさ!

え?テンション高い?でも嬉しいじゃん?初めてが私ってのは

 

初めてが私…初めてが…私…るゐの…初めても…私…グヘヘ………おっと、鼻血が

 

…ちょっと脱線しちゃったね。うん、もう大丈夫

んじゃお話に戻ろっか

 

 

あの後るゐ達と別れた後、私と桜子は近くに身を潜ませていたよ

桜子は戦えないだろうしまだ私がPSIを使うのは早いだろうしね

ライズぐらいならいいけど…ちょっと意識を怠っちゃうと紫電を纏っちゃうんだ。気を付けなきゃだ

速く、もっと速くって考えちゃうと自然と紫電纏っちゃってるんだよねぇ…これはもう癖かな?あんまり隠し事って私得意じゃないし…顔に出ちゃうときだってある、図星をつかれるともう漁りまくっちゃうからね

それに比べてるゐはすごいなぁ…全く顔に出さないどころか表情作るのが巧妙すぎて逆に表情で相手に勘違いさせて騙す程に詐欺師だ。ホントニンジャに向いてるよ…それを言うと怒るけどさ?

 

っと、話がそれたね。その後なんだけど、しばらくしたら大きな男の人がきた。確かるゐが言ってた朝河君って人だ

桜子と同じ主要人物って言う大事な人らしいから私の護衛対象の仲間入り~なんて。だってもうすでにボロボロだもん、戦えそうな気もするけど無理はさせたくないしね

 

どうやらあちらで話し合った結果、私たちが先にゴールに向かうことになったらしい。安全経路も私が書いた地図にあるからそこを通って行くことに

…まぁしょうがないか。るゐなら大丈夫だろうけどさ…

 

 

「…雨宮…ってのはアンタで会ってるな?」

 

「?ええ、そうだけど」

 

「………本来こういうこと言うのは柄じゃねぇんだが…まぁいい」

 

「…何か言いたいことでもあるの?」

 

「……お前のせいじゃねぇ」

 

「………え?」

 

「お前のせいじゃねぇ。俺たちが勝手に行動して今の結果を生んだんだ。確かにアンタらは情報を隠し持ってたんだろうが…アンタらだって生き残るのに必死だったんだ。俺は運よく生きて、他はあらかた死んだ…だがそれは、お前のせいじゃねぇ。何抱えてっかは聞かねぇが…少なくともあいつらが死んだことを抱えるようなことはすんな。俺らで起こした自業自得でお前に責任なんてこれっぽっちもねぇんだからよ。…もう一度言う。あいつらが死んだのは、お前のせいじゃねぇんだ」

 

「―――」

 

 

桜子はそれを黙って聞いていた。…いや、あれは言葉が出てこなかったって感じに見える

唖然とした桜子の顔、その瞳からは一筋の涙が流れ落ちた…

 

その後、気が緩んだのか少ししたら桜子は眠ってしまった。…とても安心したような柔らかい表情を見せている

気まずくなったのか、その表情を見て照れてしまったのか、朝河って人は顔を背けてしまった

 

とりあえずヒリュー(自己紹介した)に桜子を背負って貰い移動することに。私のSTRじゃ運ぶのは無理です。貧弱貧弱ゥ!私は貧弱ゥ!!!…グス

後、移動中に気になったのでヒリューに聞いてみた

 

 

「ねーねーヒリュー」

 

「ん?どうした」

 

「なんで急に桜子にあんなこと言ったの?」

 

「あぁ…藤堂ってやつに言われてな」

 

「るゐが?」

 

「(藤堂るゐ…それに夜科に雨宮桜子…やっぱり…)あぁ。…夜科ってやつに頭に血が上ってたせいで酷く当たっちまってな…お前が殺したって言っちまったんだ」

 

「うへぇ…それはキツイわ…」

 

「熱が冷めた時、同じこと思ったよ。だから訂正した。誤ったんだが…まぁ伝わっただろ。そん時に藤堂に言われたんだ、雨宮にも同じこと言ってやってくれってよ」

 

「そっか…」

 

 

流石るゐだね。桜子の黒い感情を全てとは言わないながらも晴らしちゃったんだから

…多分自分のことと重ねちゃったんだろうなぁ…

 

以前るゐに聞いた前世のトラウマ。あれを話していた時のるゐを私は一瞬るゐだと思えなかった。私でも身の毛がよだつほどの負の感情が漏れ出ていたんだから

 

るゐが負った傷は…深い。身内以外への人間不信。それが祟って他人と関わろうとしない依然に他人を見ていない。自分の身内だけで世界は完結している

元はそんなんじゃなかった…それほどまでにその時の経験はるゐを狂わせた

身内には気づかれないように…それでも普通以上に関係を保とうとする依存体質。他人には悟られないように普通に接しながらも他人を全く見ていないほどに無関心だった…

 

るゐは普通の人か?平凡な人なのか?…って言うとそれはないだろう。身内依存の狂愛者なんだから

 

だからこそ、身内との関わりが切れるのを最も恐れている

だからるゐは身内を守る。身内だけを守る

それだけいればるゐは普通を装っていられる…

 

それでもその本質は隠せていない。るゐが気づかないぐらいに感情の奥底に押し込めている…その感情を

 

本来のるゐは…優しいんだ

誰にでも優しく、誰にでも手を差し伸べるほどに心優しい少女。時代が時代なら聖女と言われてもいいぐらいに慈愛に満ち溢れた心を持っている

それが…人の悪意で歪められた。その結果るゐは狂い、自分が傷つかないようにその心を奥深くに閉じ込めた

転生して、PSIを覚えたおかげで深くに閉じ込められてた慈愛の心は浮き彫りになっていったんだろうけど…私が原因でまた奥底に押し込められてしまった

プルートさんもその心が浮き彫りになっていたことに気付いていたから何も言わずにこのままいい結果になることを待っていたようなんだけど…私のせいで振出しに戻ってしまった…

 

私は…るゐには笑っていてほしい

今のるゐを否定する気はない。でも心に枷を持ったままではいてほしくない

いずれは気づくから…矛盾に

その時るゐが今以上に狂わないように…自分の心に気付いてほしい

あのとき言った本心が…自分の心を隠すための仮初の本心なんだって…

 

るゐには幸せになってほしい

るゐが倒れて…起きた後に聞いたあの慟哭で私のやりたいことは決まったんだ

 

私はるゐに救われた

数十年ただただ彷徨ってた私に、光をくれた

だから今度は、私がるゐを救う番だ

 

るゐがまた眠りについた後、プルートさんに頼み時間操作と空間作成で場を貰い、私は力と技術を身に着けた

PSIの力を、アイテム製作を、戦うための技術をみっちりと

何年、何十年、何百年かかったかは覚えていない…それでもやっと到達できた

 

るゐは私を天才だという…でもほんとは私はるゐ以上に才能なんかなかったんだよ?

一週間でものにしたなんて嘘…ほんとは数えきれないぐらいの時間を努力した

アイテム製作は何とかいった。でもPSIや戦いについてはド素人。元々そういうのに向いていなかったのを無理やりこなした。壁を超えるまで

PSIはノヴァまでたどり着くのに何百年、私が一生をかけてもできない程に険しい道だった

戦闘技術も運動自体苦手だった私が血反吐を吐きながら同じく何百年続けて到達した

 

それでもやっとるゐに追いつく程度しか成長できなかった…

 

悔しい、自分の才能が恨めしい…それでも、諦めることができなかった

途中途中るゐ成分を摂取してなかったら挫けていただろう(るゐ成分とは何ぞや)

まさに、心が折れそうだ…だ

それでも諦めなかったからこそ今私は自信を持ってるゐのそばにいる

…今思えば私も重傷なんだなって思う。るゐに依存してるようなもんだもん

 

それでも私は救いたい。るゐの心を救いたい

それが私の恩返しなんだから…

私はるゐを…絶対に一人にしないから…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある程度歩いて行くと目的のビルが見つかった

 

 

「おお!第二廃ビルさん発見!」

 

「何言ってんだ?」

 

「気にしないで。こういう子なの」

 

「乗り悪いよ二人とも~!」

 

 

途中桜子が起きて背負われている現状に抗議していたが、桜子が歩く速度に合わせてる暇はないとのことで却下された。やっぱり背負われるのって恥ずかしいのかな?

私は残念ながらお母さんに抱っこされたことしかないからわかんないや。おんぶだと私の顔が見えないからってずっとおんぶだったのです

あ、後はさっきるゐに担がれたぐらいかな。あんな担がれ方されるとは思わなかったけどなかなかに楽ちんでした。まぁ身長とかの問題で足は引きずってたため少し靴が汚れちゃったけどね

そう、初めての担がれ方だった…初めての…私の初めて上げちゃった?…うへへへ…

 

 

「…何身をよじらせているんだあいつは…?」

 

「気にしないで。こういう子なの」

 

「それさっきも聞いた」

 

 

なんか二人から変なものを見るような視線を送られる

おっといけない、またトリップしてたよ

 

そうこうしてたら何か私の索敵レーダーに引っかかった

 

 

「っ!下がって!!!」

 

「ッ!?」

 

 

急に叫んだ私に驚きながらも本能的に従うヒリューは軽く後ろに跳んだ

その直後、ヒリューがいた場所を通り過ぎるかのように矢が過ぎ去った

私は矢が飛んできた方に視線を向けるとそこには…

 

 

「コックさん!!!」

 

「は?なんだそれは」

 

「前回のお話でるゐがつけたあだ名だよ?」

 

「いやそれ知ってたら不味いだろうが!知らないことにしとけ!!」

 

「私がるゐのことで知らないことなんかないもん!!!」

 

「それはそれでコエ―よ!!!」

 

「無駄話してないでさっさと逃げなさい!来るわよ!!!」

 

 

崖の上から(鉈とか持ってたら似合いそうな)コックさんがクロスボウで狙撃した矢だったようだ

私たちはコックさんが降りてくる前にビルの中に身をひそめることにした

 

正直に言って私は近接戦闘には向かない。遠距離から紫電を打ち込むウィザードタイプなのだ

避けたりなんかはできるけどSTRの低さ故に攻撃は勿論、受け流しなんかもできないので避けるしかできない

バーストを使ってもいいなら楽勝なんだけど…今見せていいのかよくわからない現状でむやみに紫電を放ちたくない

だから今はライズぐらいしかできないんだよね、一番目立たないから。でもそのライズがスピードを上げるのと思考能力上昇、感覚を上げることとまさしく逃走用。それに比べてあっちは話によればヒリュー君を遠くまで投げ飛ばす程のパワーファイターのようだ。コックさん!そのたくましいSTRを私に分けてくれー!!!

 

しょうがないので私は気配探知をしながらヒリューと逃げる。雨宮さんもこっちが分が悪いのを悟って何も言わないでいるようだ

怪我人一人、動けない人が一人、役立たず一人とこちらのパーティー構成が絶望的すぎる件について

そもそも戦うための編成じゃなかったのでやばい感じだ。最悪PSIの使用も目途に入れなくては…

 

ある程度離れた辺りで一度一息つく。雨宮さんも下ろしてもらい、ここからは自分の力で歩くようだ。少しライズを使ってるため安定している当たり、あの時るゐが雨宮さんを回復させてたのが吉と出た

それでもあまり回数は続かないため、戦闘は無理だろう。雨宮さんも私と似たようなライズのようだしね

ヒリューも道中で拾った鉄パイプを持っているが…もはや瀕死直前、まともに立ち回るのは難しそうだ。エリクサー持っておけばよかったと後悔した(サイレンに来るとき持っていたエリクサーはるゐに渡した一つだけなんです)

 

警戒していると反応が徐々に近づいてくる…これは…!

 

 

ドガァ!

 

 

「アグロ……」

 

頭だけ壁にはやしたコックさん。頭突きで壁貫いてきた!?

そしてその頭を―

 

 

「らああああああアアアアアアアアッッッッ!!!!!」

 

ゴガゴガゴガゴガゴガゴガゴガゴガ…!!!!!

 

「コックさあああああん!!!」

 

 

ヒリューが鉄パイプでタコ殴り始めた

哀れコックさん。何もできずに頭に殴打を浴び続けることに…

ヒリューに遠慮はない。何十回もの殴打を与え続けている

この絵面、もうどっちが悪役か分からないよぅ…

 

殴られ続けたコックさんはぐったりとしている。…死んじゃった?

頭部が変形し、砕け、機械的な頭が一部割れている。中には何やら筋肉筋のようなものが見えて…まるで皮をはがした人間のような…っ!

 

 

「まだ終わってない!!!」

 

「っ!くそっ…!?」

 

 

私と同時に気付いた桜子が動かないコックさんに安堵しかけているヒリューに叫ぶ

ヒリューもすぐに気づき、悪態をつきながらもコックさんから離れ、コックさんの不意打ちをかわした

まさかうなだれた状態で両拳で壁を破壊しそのまま振りかぶってくるとは…コックさんもなかなか頭がまわる

 

もうそこからはコックさんのターンだった

腕の一振りで壁を壊す程の怪力をもちいて暴れる。唯一の救いはスピードがそれほどでもないということか…それでも私たちに対抗する手段は現時点でない

これは不味い。激ヤバだよ!何でこんな難易度高いのさ!ルナティックで縛りプレイとか現実でやるもんじゃないでしょうが!

 

そうこう考えていると…ヒリューが吹き飛ばされてしまった

どうやら攻撃を受け流してカウンターを入れるつもりが手を添えただけで吹き飛ばされるという…

何それ!?私がやったら速攻ミンチじゃん!マジ無理ゲーすぎんでしょ!?

 

私はヒリューに駆け寄り安否を確認する。辛うじて生きてはいるが…不味い、見るからにもうノックダウンだよ!意識がまだあるのが奇跡と言っても過言じゃないほどに

その駆け寄ったのが悪かったのか…コックさんの視界に入った私は次のターゲットにされたっぽい

ちょ!?マジですか!?なんかコックさんの真ん丸一つ目が私を見つめているんですが!?さっきから残像を残すようにヴォンヴォン鳴ってるし!?何それ?ザ〇ですか?〇クなんですか!?え?シ〇ア専用ザ〇だって?やかましいわ!!!

 

 

「アリシア…朝河君を連れて逃げて…」

 

「桜子!?」

 

「何考えてんだ!?死にたいのか!?早く逃げろーっ!!」

 

 

どうするか考えていると…桜子が私とコックさんの間に入るようにして立ちふさがった。私とヒリューが呼びかけるも、桜子は退く気配はなく…

コックさんは殴る必要もないと思ったのかクロスボウを構えて放った

 

 

「ライズ」

 

 

力の宿る言葉で呟いた桜子は…飛来する矢を掴み取った

こうして見るとすっげーな、やっぱ。ヒリューも信じられないかのように驚愕している…がそれどころじゃない!

 

 

「桜子!!」

 

「はぁ…はぁ……アリシア…早く、あんまり長く持たない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや無理だから!私の貧弱STRじゃヒリューに乗ってる瓦礫退かせないって!?どかせてもヒリューと私のSIZの差じゃ対抗ロールが自動失敗だから!!!」

 

「………………詰んだ」

 

「やめてその言葉を言わないでえええ!!!確かに詰んでるけどそれを言ったらお終いだからああああああ!!!」

 

「てめぇも言ってんじゃねえか!!!…っ!?避けろ!!!」

 

 

私の言葉に桜子が項垂れてしまった。しまったあああああ!!!絶対余計なこと言ったよ私!かろうじて使ってたライズも見た感じ解けちゃってるし!?

そんなことをしていたら、次の矢が…桜子に向いた

あ、やばい。このままじゃ桜子が死んじゃう。思いっきり脳天ど真ん中コースを通ってる。桜子も諦めたように見える当たり…掴むのも避ける様子もない

やばい、るゐが言う原作ヒロインがこんな序盤で脱落の危機…これは非常にやばい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうPSI使っちゃおう、やっぱり私に縛りプレイとか無理だわ。人の命には代えられないよ

 

 

バチィィィ…ッ!!!

 

 

紫電が走る

ライズを全開にして使ったため体は少し帯電し、紫の閃光が走る

瞬時に桜子の前に移動し矢を掴み取る。その光景を見たヒリューは再び驚愕し、桜子は信じられないものを見るかのように驚きを隠せないでいる

 

 

「アリシア、貴方PSIを…!?」

 

「……ッ!バイオレット・バイオレンスッ!!!」

 

 

私は桜子の言葉を無視して右手に持つ矢に力を込める

 

 

 

バイオレット・バイオレンス

別名、「紫の暴力」(安直ですいません)

 

簡単に言えば、科学理論とかそう言った常識をぶっ壊し、どこでも、どんな時でも紫電を生み出し操る能力

故にゴムなどの絶縁体からも紫電を放出させたり、電気が発生しない場所からも余裕で放電するといった科学に喧嘩売ってんのか?と言わんばかりの暴論を突きつけた能力

最早それは電気なのか?と言われても仕方がないぐらいの性能を誇る

そもそもアリシアは元々頭はよくない、いや悪かった。それをそこそこできるところまで勉強したから今のアリシアがあるが、当初はダメダメだった

そんなダメダメな頭と、母親の放っていた紫電を見て生まれた能力である。ようは

 

「えと…電子?電荷?…えと………あー!もう!!!適当にどうにかなれえええ!!!」

 

テレレレッテッテッテー!

アリシア ハ PSI ヲ オボエタ !

 

と根性と気合で何とかした(後、るゐへの愛)

 

真面目にPSIを覚えようとしてる人に謝りなさい

しかも大体同じ流れでノヴァも覚えた

この事実に流石の夜科のお父さんも人知れず涙を流したという…

 

 

 

力を込めた右手は紫に帯電し、アリシアはその帯電した紫電を矢に流す

それを…ぶん投げた

 

―閃光―

 

 

………ォォォォォォオオオオオオオンッ!!!!

 

 

音を置き去りにしたその矢は紫電を纏いて一筋の閃光を放つ

それはまさに全てを破壊する暴力的な衝撃

超電磁砲。アリシアは意識せずしてそれを再現した

 

そんな攻撃を真正面にいたコックさんはというと………後ろの壁と共に消えていましたとさ!

 

 

………やりすぎちゃったZE☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「このおバカ」

 

「あぅ!?」

 

 

現在少しした後に壊れた壁から何があったのかとるゐ達が入ってきた

どうやらすぐそこまで来ていたようで、勢いよく吹き飛んだ壁(と一緒にいたコックさんは消えてった)を目撃し駆け寄ってきたようだ

因みに放たれた矢は壁を貫通し、その奥の崖をも崩壊させたようで見晴らしがよくなっていた

 

そんな超パワーを発揮した私はるゐに説教を受けています。殴られた…えへへ

 

 

「そこ、喜ぶな」

 

「う…だってしょうがないじゃん…桜子やられそうだったんだもん…死んじゃうのやだもん…」

 

「PSIを使ったことに怒ってるんじゃないの。加減しなかったことに怒ってるの。今回はよかったけど廃ビルなんだからいつ崩れてもおかしくないんだよ?公衆電話が巻き込まれてたらどうするのさ…私ら帰れなくなるところだったんだから」

 

「…ごめんなさい」

 

「…それに、崩落にアリシアたちが巻き込まれてたらどうするつもりだったのさ?」

 

「それは…」

 

「いらない怪我を負うとかやめてよ?全く…心配かけないでよ」

 

「………うん…ごめんなさい」

 

 

るゐの言葉が身に染みる

確かに後先考えないでやりすぎちゃったかも…いや、かもじゃないねこれ

心配かけちゃった…るゐは多分、私が本気を出さないといけない程の敵が現れたのかと思ったんだと思う。だからあんな血相を変えて駆け寄ってきたんだ…

あの時のるゐの顔が頭から離れない…何かを失う、そう思ったかのように…焦りと恐怖に満ちた表情をしていた…

心が痛む。あんな顔させるために力を付けたんじゃない。笑っていてほしかったから…幸せに過ごしてほしかったから身につけた力だったのに…私は…あんな顔をさせて…

 

 

「ごめんなさい……ヒック…ごめんなさ…うぅ………」

 

「………はぁ」

 

 

呆れられたかな…失望されちゃったかな…嫌だ、嫌われたくない。嫌われたくないよぉ…

私が自分の失態に後悔していると…不意に、頭に何かが触れる

るゐの手だ…るゐはそのまま私の頭を撫で始めた

 

 

「そんな後悔してますって感じの暗~い表情してんじゃないの、全く…何泣いてんのさ?最近泣き過ぎじゃない?」

 

「だって………だってぇ……」

 

「…別に怒ってないよ。大丈夫だからゆっくり休んどきなさいな。後は私がやっとくから…」

 

「…うぅ……グスッ…うん……」

 

 

るゐは私の頭をあやすように撫でる。子供扱いみたいでやめてほしいよ。…だけど…心地いいから…このままでいいかな

…この手、お母さんに似てるなぁ

…やっぱり…るゐってお母さんに似てるや…

 

 

私はその心地よさに甘え、PSIを使った反動でそのまま眠りについてしまった

 

…おやすみなさい…ママ…




これはアリシア…なのだろうか?
私の中ではこんな感じのイメージです
思ってたんと違う!って思った人はオリキャラって考えていただければと…

修行に何百年…つまり精神年齢は…?
もはや31歳設定はなかったんやと言わんばかりに設定ブレイクを見た

アリシアのPSIの名前…もはや私のセンスの無さが顕著に表れた結果のように感じます…

能力に関しては
アリシアさんは能力さえもシリアスブレイクしてきました
…ってところです。魔改造な気が…

まぁ別に弱いよりは強い方がいいよね!よね!


次回、現実に帰還するかと…ただその前に…?


それではここまで読んでくれた皆様に感謝を!
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