今回は祭先生とのオハナシ回かな?
…物騒なことはないですよ?
後はるゐさんのPSIの現状ですかね
また、今回からルビを使ってみました
多分大丈夫だとは思いますけど…
それではCALL20、どうぞ!
「私はお前達よりずっと以前にあの世界と現代を行き来していた元サイレンドリフト…ネメシスQのゲームをクリアした人間だ」
仕切り直しての説明会が始まる。皆が八雲さんの言葉に驚いたりしてる中私は…
『まぁゲームでいうところのノーマルendだがな』
『いや流石に無理ゲーすぎるから。説明もろくにしない…ようはヒントやフラグがないのにトゥルーendに行こうとか無理だから』
ナナちゃんとテレパスで話しています。あ、私これでもトランス系得意な方だから多分勘づかれるようなヘマはしないはず…ナナちゃんの補助もあるしね
まぁそれでも目をつけられてるっぽいから適当に相槌は取りますがね
ナナちゃん曰く、八雲さんは卓越した戦闘センスで戦場を自分の独壇場にするタイプのPSI使いだと言っていた
なんでそこまでわかるのか聞いてみたけど…一度サイレンドリフターになった者の才能やら力やらは見ればわかるらしい。何そのハック能力
そんなこんなで会話は進む。以下この通り
・Pカードの度数とゲーム初回クリアによる情報開示
・そのPカードに書かれている未来の世界という真実
・未来の崩壊、それを解明するために協力する旨
八雲さんから明かされた事実に激怒する夜科と朝河君…
『これ、私が正体明かしたら絶交されるんじゃないかな…』
『…こういうときはこう言うのだったか?ザマァと』
『絶対わかって言ってますよねこんにゃろー』
いやマジで絶交されそうで怖い…
何故
場所は移動して屋上、ここでも皆が気になるものの説明を八雲さんが説明する
禁人種、タブーが何処から来たのか…どこの誰がタブーを生み出したのか…疑問は尽きず、今回はここまでの説明で終わった
後は質問コーナー、朝河君が感染とは何か?と聞いていたが…まぁそこは私が説明したから杉田君はおさらい感覚で聞いていた
そしてその感染により目覚めるPSIの実演を…八雲さんはすぐ横の貯水タンクで見せつけた
軽く小突く程度の拳が当たった貯水タンクは…大穴を開けて潰れたのだ
その光景に夜科と朝河君、そして未だ見慣れていない杉田君が驚愕する。…心構えできてなかったのか小さく「ぅえ!?」なんて声が漏れてた。油断しちゃいかんよ?杉田君
実演も終わり、場所を変えてカフェに来た私達
そこでPSIについて詳しい話をする八雲さん
まとめるなら、PSIとはいわば[思念の力]。人の脳にある
そしてそれを実演して見せる。先ほどのは力での実証。そして今回は技の実証
雨宮さんが用意されたコーヒーにテレキネシスを使って中に入れたクリームで星型を中心にした魔法陣のような紋様を作った。意外とバースト系も得意?雨宮さんや
因みにテレキネシスは私もアリシアも使えます。私は結構使ってるけどアリシアはどっちかって言うとエレクトロキネシス…電気操作ばかりだから使ってるところを見たことない
…え?私のPSIは
いい機会ですしここで改めて私のPSIについて少し補足を
私は主に
先ほど出てきたテレキネシス、これはもちろん使えます。八雲さんほどではないですがね
次に火の粉程度に出せるパイロキネシス、葉巻の着火用です。昨日吸ってたらサツに見つかり追いかけっこしたのは別の話
他にはよく使っているテレパス、テレパシーとも言いますね。これに関しては少し特殊です
これで生き返る前のアリシアとコンタクトを取っていたし、情報収取や世間話なんかで他の幽体とも話していました
そもそもが
故に最初は幽霊を認識することから始まりました
そこから自分の一部を幽体化することによって接触ができるようになり、力を付けていくごとに幽霊の特性、触れられない、見えない、聞こえない、感じられないと言った特性を得ていきました
私の使用する幽体化、透過、透明化、透視や、その他にまだ見せていない力もそうして習得していったのです
その中で私が幽体になれるようになり、自分にだけではなく他者や周囲のものにも効果を与えることができるようになったところが現在の最終地点、ようはノヴァに至る直前の状態ですね
私は早く至ろうとしてるんですがね…一度、誤った使い方をしてしまって大変なことになったんですよ。そっからはゆっくりと力を付けています
それにしても今思い出すだけでもアレは…あの時はアリシアはいなかったからよかったです。もしあそこにアリシアがいたらと思うと…
…考えないことにしよう。プルートさんが何とかしてくれたのでその時はよかったけど、次に発動させてしまったとしたら…私が壊れるまで止まらないでしょうね
その時の記憶を持っているのでわかります。…あれは禁じ手だ、二度と使っちゃいけない…
…話を戻します。と言っても大体こんなところなんですけどね
ライズに関してはまたの機会にしますので、その時になったら説明します
今現在、八雲さんの指示により皆も同じようにコーヒーでPSIのイメージを掴もうとしています
そんな中私は
「お前はやらないのか?」
八雲さんに質問されています
…ボロは出す気ないので心配しないでくださいな
「いいんですかね?私がやればピカソの絵が映りますぜ?私絵心ないし」
「そ、そうか。…使えるには使えるのだな?」
「まぁそうですね~。…そういえばもうすぐ10年になるな…」
「「「「「…は?10年?」」」」」
「…あ」
私が言った年数にコーヒーに集中していた夜科達も流石に驚き固まってしまう
やっべー口が滑ったわ、小さくは漏らしただけだから大丈夫かな?って思ったのに。…まぁわざとだけどさ
こういった衝撃的な話をすれば大抵はそっちに目が言って他のことを気にできなくなるもんさ
八雲さんは雨宮さんに後の指示を任せ、私に問いかけてくる
「藤堂と言ったか。今言ったことは…」
「あー…まぁ本当な話。私は小学生一年の時にPSIに目覚めてるよ」
「…どうやって身につけた?」
「急に目覚めたとしか言えない。そのぐらいいきなりのことだったからね…それに近しい記事を必死になって探して手探りで制御していったよ。ほとんど無理やりで何回頭が破裂しそうになったことやら…今では困らないぐらいには力を難なく使えるようになったけどね」
「………」
明らかに怪しんでますねぇ…どうしよっか
プルートさんはまだサイレンに関わってることを教えたくないんだよなぁ…だからと言ってあの手札を切るには早すぎる
「なんか気になる点でもありました?」
「…フッ、
「………」
「マツリ先生?」
「藤堂…桜子達のこと、頼んでいいか?」
「ほへ?」
「現時点でこの場にいる人間の中で、私に匹敵する力を持つお前にだからこそ頼みたいんだ」
…こりゃ驚いた。少しの時間で私の力量をほぼ正確に掴んできましたよこの方…流石先生と呼ばれるだけのことはあるね
周りの皆も驚いている。一番驚いているのは雨宮さんだね
まさか自分の幼馴染が自分の慕う先生並みと聞かされたんだ。無理もない
杉田君と夜科はそこまで驚いてないのは…私が力を使ってたところを見たからかな?
「私はそんな強くないっすよ?平和主義者なんで」
「だが弱くもないだろう?PSIに関しては勘になるが…お前は強い、だからこそ任せられる」
「…私はトランス関連なんですがねぇ…まぁやれるだけはやるよ、友達は見捨てたくないしね」
「そうか…ありがとう。何かあったら私に相談してくれ、ある程度なら助けにはなれるだろう」
やっぱいい先生です八雲さんは…だからこそ信用できるし安心してバックアップを任せられる
そうして八雲さんと話してるときに、さっきので少し疑問に思ったのか朝河君が質問してきた
「藤堂、俺も一つ聞いていいか?」
「ん?答えられることなら言えるけど…」
「…テスタロッサはどうなんだ?」
そこでアリシアが来るか…まぁあの雷撃を見たことと、私と一緒にいたことで疑問に思ったんだろうね
ここもまぁ隠すことはないかな
「テスタロッサ?確か今日来なかった子か…あの時はそこまで気にかけていなかったが、彼女も?」
「そうだね、アリシアも私と似たような感じだよ。同じ悩みってことでネットで盛り上がってねぇ…いろいろ情報交換してPSIを制御した仲だよ」
「なるほど、そう言った技術提供の場でPSIを制御していったのか」
「そ。因みに私の能力は
「ほう、どちらも応用性があって言い能力だ」
「他にもテレパス…あぁテレパシーね?私達がこう呼び慣れてるだけだから。後はアリシアはあまり使わないけどテレキネシスも使える。杉田君達に見せたのはライズで強化した状態だね。他は…アリシアは使えないけど私が申し訳程度のパイロキネシスを」
「流石は時間をかけて完成させただけはある、と言ったところか?だが申し訳程度のパイロキネシスなんか何に使うんだ」
「葉巻吸うときに使ってる。結構便利」
「おい未成年」
「まぁそれは後でいいでしょ?今回はそうゆっくりしていられなさそうだし」
「まぁ…そうだな」
ある程度嘘を混ぜながらの情報を与え話を切り上げる
今回はこのぐらいかな?
あちらの様子を見ると夜科以外は雨宮さんと同じような紋様を作ることに成功していた
うわ夜科だっさ!…と言いたいところだけど、これは…
ある程度話し、雨宮さんのことを頼んで立ち去っていった八雲さん。この後コンサートがあるっぽい
そしてその流れで雨宮さんが夜科達にPSIを教えるらしくそのまま雨宮さんの部屋に行くらしい
「…るゐはどうする?貴方には必要なさそうだけど…よかったら見ていく?」
「あーパス。もう先客がいるんだよね」
「?」
そう言って私は杉田君の方に指を向ける
杉田君は「マジか…」って顔をしてるけど…
「なにさ杉田君?私には習いたくないと?」
「いや…そういうわけじゃ…」
「るゐが杉田君に教えるの?私はいくら増えてもよかったけど…」
「私の場合はお一人様限定で短期強化可能なタイプの教導なのですよ」
「はあ!?ずりぃぞ杉田!」
「藤堂、俺たちは早く力をつけたいんだ。効率がいい訓練の仕方があるなら教えてくれないか?」
「私も気になるところね、今は時間がないし短期で力をつけられるなら私も教えてほしいわ」
幼馴染達は私の訓練が気になるようだ。まぁ短期で力がつくと言われれば誰だってそっちを選ぶわな
しかし
「…地獄を見ると言われてもか?できれば代わってほしい…」
「一人に対して死んだ方がマシって思わせるぐらいの猛特訓する予定だけど?」
「「「………」」」
私と杉田君の言葉に素直に雨宮さんの訓練の方を選ぶ夜科と朝河君でした
三人が立ち去った後、私と杉田君は未だにカフェに留まっていた。確認したいこと…多分八雲さんも気がついたことだ
因みにいまだリナは寝ています。熟睡しすぎじゃない?まぁ寝る子は育つって言うしいいか
杉田君には話があるって言って留まっていてもらっている
「藤堂さん、話って何ですか?」
「………」
「…藤堂さん?」
黙る私に不信感が募る杉田君、そんな私が黙ってみているのは…夜科のコーヒーだった
「…杉田君、夜科のコーヒー…皿ごとどかしてみて」
「?いいですけど」
私の言ったと売りに杉田君はコーヒーをどかす。そこには
「………」
「…なんだこれ」
…ピンボールサイズのクレーターがテーブルに作られていた
私は杉田君にコーヒーを元の位置に戻してもらって杉田君と共にカフェを後にする
「…藤堂さん、さっきのって…」
「間違いなく夜科の作ったものだよ。…あの時夜科はPSIを使っていたんだ。テレキネシスではなかったけどね」
「じゃあ―」
「…夜科にテレキネシスの才能は無い。その代わりが…アレだよ」
そう、あれが夜科の力、
これに関しては注意が必要だ。…下手すれば………私もアリシアも喰われる
「さて、今は夜科の力なんてどうでもいいんだ。今は…君の力だよ?杉田君」
「…ま、やってやるさ。少し楽しみな部分もあるしな」
「ん、その意気だ」
杉田君もやる気満々だ。これはいい傾向だね…PSIは本人のやる気次第だからこのまま気落ちする前にたっぷりとしごきますかね
「…そういうことで今日から私の家に泊まってね?寝る時間なんてないと思え~」
「は?」
とりあえず杉田君を強制連行し、我が家に帰宅するのであった
るゐさんの能力については書いたとおリです
前説明したのと少し違うと思っても、これが最新の状態だと思っていただければ…
禁じ手とは一体…?
リナちゃんはぐっすりでした
そうじゃないとネメシスQのルールに引っかかっちゃうからね
中身はダメQだけど何もないと不審がられるという感じで
次回は多分修行回
それではここまで読んでくれた皆様に感謝を!