亡霊さんが歩む超能力な世界   作:メガネ愛好者

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どうも、メガネ愛好者です!

メインタイトルを変えました
前のより分かりやすくなったはずですが…前の方がよかったですかね?

今回は杉田君が頑張る回
これが修行結果ダァー!

それではCALL23、どうぞ!


CALL23 「そ~らを自由に~跳~びた~いな」

「数十メートル級ワームを三体確認しました隊長!少しカッコイイと思ってしまったであります!」

 

「藤堂さん、流石にあれ見て軽口叩けるの藤堂さんだけだから。皆ついていけてないから」

 

「ノゾミ、るゐはいつだってこんな感じだから気にしたら負けだよ?」

 

「気にしてはないけど言っておかないとダメな気がした」

 

「ツッコミ魂ってやつだね杉田君。君はいい芸人になるよ」

 

「そんな収入が期待できなさそうな不安定な職に就きたくないっす」

 

「うわ、すごい現実的なツッコミが来たわ」

 

「確かに売れなかったら生活安定しないだろうね」

 

「一発屋にでもなったらと思うと…やっぱ安定した職場の方がいいです」

 

「そこの三人!現実逃避しない!」

 

「「「サーセン」」」

 

はい、少しふざけすぎました

現在三匹の巨大ワームが人間を踊り食いしています。口から噴き出す血がグロイです

人は確かに多いですがサイズがサイズですからねぇ…一人二人じゃ満足してなさそうですわ

逃げ惑う人達を追いかけガブリンチョ!日朝の獣電○隊も真っ青の光景ですわ。今は何やってるんですかね?忍者でしたっけ?

え?ニンジャ?私ニンジャじゃないし!

 

こほん、とりあえず生存者がいないか探ってます

ワームが音に反応してるのに気づき、雨宮さんがテレパスで逃げまどっている人達に高台に逃げるよう促しているものの…中途半端の高さ、その上砂上だと余裕で食らいつくワーム達…これ生存者いるの?

そう思っていると…いた

絶賛こちらに全力ダッシュしている男性…望月さんがまだ生きていた

ただ、その走る音に反応し迫りくるワーム3兄弟

これ心が弱い人だとトラウマもんの光景だぞ?すごい勢いで荒れ狂いながら迫ってくる蟲三匹とか…

 

「藤堂さん」

 

私がその光景を見て考えていると杉田君が声をかけてきた

もしかして…

 

「助けに行く気?」

 

「…あぁ」

 

「…まだ完全にPSIを覚えたわけじゃないのにあの中に突っ込むと?死ぬ気?」

 

「死ぬつもりは全くない。だけど見捨てる気もないんだ」

 

…はぁ、夜科みたいな考えなのね杉田君も…

まぁ彼に死んでもらっては今後困るから修行したんだしね、その成果を見る機会でもあるかな?

 

「…絶対に死なない。それが守れるんだったら…行ってきていいよ」

 

「…約束するさ。オレはもう死ぬ気はない、すぐ戻ってくる」

 

そう言って望月君の方に駆け出していく杉田君、ずいぶんとカッコつけちゃってまぁ…

少しカッコイイなんて思ったりしなかったり

そう思っていると杉田君が駆けだしたことに周りが気付き、夜科も後に続いていった

そんな中雨宮さんは私の方にきて

 

「るゐ?杉田君は大丈夫なの?」

 

「まぁ下手しなければ大丈夫なはず…」

 

「そう…彼はどういった力を?」

 

「簡単に言えば…逃げることに関しては初心者組の中で断トツ一位だと思う」

 

「え?」

 

私の答えに少し呆気にとられる雨宮さん。多分どんなバーストだったのか聞いてきたんだろうけど…

しょうがないんだよ雨宮さん…だって

 

「この一週間で私は…回避方法しか教えてないもん」

 

「!?じゃあ彼は何の攻撃手段もないの!?」

 

「そういうこと、私はライズしか教えてないしね」

 

「それじゃあ彼は…」

 

「ライズの強化しか現在は使えないよ。ただ少し技術は仕込んだけどね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

杉田side

 

どうもみなさん、杉田です

現在自分は…でっかいミミズ…いやあれは胴の長い魚?ウツボ?とりあえず三匹に直進してます

いや決して自殺願望があるわけじゃないですよ?ただ蟲達の前を走ってる人を助けようと思ってのことで…

近づいてくる俺に対して驚愕の顔を見せる望月さん、その横を並走するように方向転換して話しかける

 

「ちわっす俳優さん。まだしゃべれる余裕ある?」

 

「君は…何故こっちに…来たんだ…!」

 

息が途切れ途切れだけどなんとか話せる余裕はあるっぽい

まぁそんなん関係ないんだけどさ

 

「今からあんた助けるんで口をしっかり閉じてくださいよ?舌噛むんで」

 

「何を‐」

 

先ほどまでオレ達がいた崖側を見る

夜科がこちらに来て声をかけているが…今はそこじゃない

 

「夜科ぁ!危ないからそこから下がってろ!」

 

「君は一体何をする気だ!?」

 

夜科がなんだかわかってないような顔をしていたがすぐに下がってくれた

望月さんも困惑しているがそれどころじゃないんです。蟲がもうすぐ後ろまで来てるんです

しかもそのうちの一体が前に回り込んできたし

だから

 

「跳ぶ、以上。ライズ」

 

オレは並走中の望月さんを走りながら無理やり担ぐという器用なことをやってのける

そして…地を蹴る

だが砂場なのであまり踏み込めなかった…その上人一人分の重さもあったので少ししか跳べなかった

後ろには口を大きく開けたワームが迫る。って、それ以前に目の前のワームの方が近いぃ!?

そんな中オレは

 

 

空を蹴った(・・・・・)

 

 

目の前のワームがオレ達をとらえたと思って勢いよく口を閉じるが…空を切る

何故食われなかったか…簡単だ

オレは今目の前のワームの頭上を駆け上るようにして走っているからな

これが俺の修行成果、空を蹴ることで誰しもが一度は憧れるであろう二段ジャンプを可能にしたのだ!!!…え?しょぼい?いやいやこれ見た目はそうでもすっげぇ実用性高いから、スマブラとかでも二段ジャンプは必須だろ?

しかも全力を出せば空を走れるんだぜ?海面を走ることができる藤堂さんが「空走れたら楽そうだよね」って言ったのがきっかけで半強制で覚えさせられたんだぜ!…今思い出すと理不尽この上ないな

藤堂さんやアリシアさんの猛攻から逃げるには地面のみを逃げ回るには限界があったから丁度よかったといえばそうなんだけど…どっかの海賊のコックみたいだよなこれ?あっちはカマから逃げてたけど

とりあえずオレは何とかその出鱈目歩法を実現させたのだった

まぁまだ不完全なんだけどな?たまに足を踏み外して落下とかざらにあるし。ここは要訓練だな

今はちょうど目の前にワームが来てくれて助かった。壁走りならぬ蟲走りってか?実現するとは思わなかったよ

現在俺はそのまま背中を走りきり跳躍…夜科がさっきいた付近に見事着地するのであった

 

「10点?」

 

「いや今そんなこと言ってる場合じゃねぇから!後ろ来てるから!」

 

後ろ?でもここ崖だよな?砂場からはこれなさそうだったけど…あ

胴体長いから届いてんじゃん…後ろを振り返れば一体の蟲が目の前に………

 

「油断したぁ!!!」

 

「いいから伏せろ杉田!ああああああっ!!!」

 

夜科に言われたのでオレは望月さんを安全なビルの前まで放り投げダイナミック回避(全力で前に飛び伏せる)を実施

射線があいたからか全力で叫ぶ夜科が…目の前のワームの右目?辺りを何かやって吹き飛ばし傷を負わせた

うおおおお!?何今の!?マジこえぇ!?回避してなかったらオレも巻き添えくらってたじゃん!?

痛みに吠えるワーム、周りのワーム達はそれを見て動くのを躊躇っているのかこちらの様子をジッと見ている

怒り狂ったかのように再びこちらに襲い掛かる隻眼のワーム(とりあえずはこれで)

夜科は今の攻撃で脳に効いたのか苦しそうな顔をして横たわってしまう

オレは急いで夜科を回収し、逃げようとするも足に力を入れるにはもう遅い距離までワームは迫ってた

流石にこれはやばいと思った瞬間、雨宮さんの持っていた鎖鎌の鎖がオレと夜科に巻き付き…って、え?

そのまま魚でも釣り上げられるようにして引っ張られた。うぇ…腹が苦しい…

 

 

 

あの後何とか逃げ果せたオレ達、望月さんがオレ達が使ったPSIに驚いていたりキレ目のちゃらんぽらんは話についていけないでいる

そんな中オレは…

 

「…………………………」

 

「…………………………」

 

仁王立ちしてこちらを見ている藤堂さんに正座させられています

いやまぁ…悪いのは確かにオレですけどね?行くときあんな大見得張ってた割に最後結構危なかったしねオレ…

アリシアさんも少し不満げな表情でオレを見てるあたり余計な心配させてしまいました…

 

「………すいません」

 

「……………………はぁ」

 

一度目を閉じ数秒後にため息をつく藤堂さん。呆れられた気がします。はぁ…

 

「…杉田君?」

 

「は、はい」

 

「…もうしないでよ?」

 

「…保証は…できません」

 

「なんで?」

 

「やっぱりオレ…困ってる人は助けたいから…例え偽善でも、オレは助けられるなら助けたい」

 

「……………」

 

「…ダメですかね?」

 

「………自分の命を優先してよ?例え助けても杉田君が死んだら助けられた人は罪悪感にさいなまれるから」

 

「…了解です」

 

「…………それに、あんまり心配させないで。私もアリシアも杉田君死んだら嫌だからね?」

 

「………はい」

 

それを最後に話を終えてオレから離れていく藤堂さん

離れる時に「…偽善…か…」って呟いてたけど…偽善って言葉に何かあるのかな?なんとなく口から出てたけど今思えばなんかカッコつけてるみたいでハズい

アリシアさんにも一言謝る、すんなり許してくれたけど…何か藤堂さんの反応が気になるのか少し離れている藤堂さんの後姿を心配そうに見つめている

やっぱり何かあったみたいだけど…くそ、知らないってのがもどかしい…

あちらではPSIのことで少し話あった後、何とか崩れたビルの上に避難して生き延びている参加者に皆が気づいて助けに行こうとする

 

だが…そこでそいつは現れた

 

 

ズガァアアアン!!!

 

 

光が生存者のいる場所に向かって弾け、爆発した

一体何が起きたのか飛来してきた方を見ると…そこには何やら銃を持ったマスク男がいた

あいつが撃ったのか?何てことしやがる…

俺がそう思っているとドラゴン…朝河さんが呟いた

 

「……まさか………タツオ…なの…か……!?」

 

知り合いですか朝河さん?敵意ビンビン感じるんですが…

 

 




杉田君はきっとこれから強くなるよ!
バーストは補助特化で工夫次第で攻撃にもなるような能力を予定しています
なお…残念ながら杉田君には今のところノヴァは使えない予定です
トランス壊滅的ですからね…

なんか最近もうるゐさんがヒロインになりかけてる気がする…
え?当初の予定?…ネタキャラ一直線ゴハァ!!?

[作者は何者かに襲われブラックアウトしました]
[それではここまで読んでくれた皆様に感謝を!です]
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