亡霊さんが歩む超能力な世界   作:メガネ愛好者

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どうも、メガネ愛好者です…

最近、気落ちすることを聞きました…

カガミガミ、打ち切りって本当ですか?

うぅ…すごく楽しみにしてたのに…これからどんどん面白くなってくると思ってたのに…
打ち切りなんて認めてなるものかあああああ!!!

…すいません、こんな場所で

それではCALL25、どうぞ!


CALL25 「過ちは唐突に」

人は間違いを起こす生き物だ

誰しもが失敗を経験するから成長する…故に人は間違いを起こすのを義務づけられてるのかもしれない

完璧な人間なんてそうそういない、間違いを起こさない人だっていないだろうと思う

 

「…………」

 

私は辺りを見まわす

そこに広がる光景を見て私は…後悔の念しかわかない

なんで…こうなってしまったんだろう…

それはきっと…あの作戦を簡単に了承してしまった私のせいだろう………

 

 

 

 

 

 

 

 

―数分前―

 

 

二人の発症者を寝かせ、これからどうするか考える私達

もうそろそろタツオ君はリロードが終わるだろう…残された時間は短い

そんな中…意外な人物が作戦を立てた

 

「あの男の人が誰か調べれる人いる?トランスなんかで心を読んでさ?」

 

アリシアである

普段頭で考えずにその時のノリで動くあのアリシアがである

もう一度言う、あのアリシアがである

 

「酷くない!?」

 

「前々から思ってたけど…アリシア、確かトランス苦手だったよね?なんで心読んでるのさ」

 

「るゐの知らないことなんて私には無いからねっ!」

 

「…今、身の危険を感じた…」

 

アリシアがとてもいい笑顔で宣言してくる

そんなアリシアと私に周りの皆も杉田君以外微妙な顔をしている

杉田君は慣れてるみたいだからいいけど…少しは心配してくれてもいいんですよ?

 

「藤堂さん心配する程強くないんで」

 

「君トランス関連の才能一切なかったよね?なんで君まで心読むかなぁ…」

 

「顔に出てました」

 

「私これでも表情作るの得意なんだけどなぁ…」

 

「冗談ですから、ただの勘ですから」

 

私の身近な人達に読心使う人が多すぎる件

 

 

 

 

 

アリシアの作戦はこうだ

夜科と朝河君が発症者たちの護衛

杉田君がタツオ君の注意を引き、その隙に雨宮さんがトランスでタツオ君から情報を奪う

そして

 

「私とるゐがワームの殲滅っと」

 

「異議ありぃ!!!」

 

私とアリシアができる限りワームを減らす、最低一人一体は倒すとのこと

 

「待てこらアリシア、なんでわざわざワームを相手にせんといかん。しかも私戦闘要員じゃないんですけど」

 

「「「「るゐ(藤堂)なら大丈夫だろう」」」」」

 

「まさかの杉田君以外満場一致!?うわーん杉田くーん!皆がいじめる~」

 

「すいません、オレもそこまで心配はしてないっす」

 

「私に味方はいなかったちくしょー!」

 

そんなこんなで結局ワーム討伐体に配属することに…めんどくさいです

え?めんどくさいですむのかって?そりゃあ…

 

あんなただデカいだけの蟲に負ける気ないし

 

王蟲持ってこいって話だ。森へお帰り!…あ、この辺りに森なんかもう無いか

 

そんなわけで作戦実行

タツオ君に気づかれないように私が夜科達の前で透過能力(インビジブル)と偽って虚ろなる亡霊(ホロウ・ファントム)を発動し、アリシアと姿だけを消す

初見の彼らは案の驚いたらしく、驚愕の表情を浮かべているけど…

 

「これがステルスニンジャ―の本気か…流石ニン―ふげっ!?」

 

私は透明化した状態で馬鹿なことを言ってる阿保の後頭部に蹴りを入れる

あ、安心してね?ライズは使ってないから

まぁそれでも前のめりに吹き飛んだけどね

 

「じゃあ行ってくるよ。杉田君と雨宮さんは気を付けてね?多分一番危険だから」

 

「ええ、アンタたちも気を付けて。一応」

 

「最後の一言はいらなかったなー…じゃ」

 

そして私はアリシアを担いで外に…出た瞬間幽体化する

ぶっちゃけこっちの方が安全だし楽だからね、夜科達にはまだ透明化できるってことだけを知っててもらいたいし

それに音を出さずに移動するなら幽体化するのが手っ取り早い

あの程度の奴等なら幽体時のPSIの反応に気づかないだろうしね

私達はビルとタツオ君から十分離れた場所まで幽体化で移動し、近くの電柱の上にそれぞれ足を降ろす

 

「久しぶりに幽霊になったけどやっぱり体が軽くて楽ちんだったなぁ~」

 

「そういえば肉体を得てからそこそこ経つけど…何か不具合とかある?」

 

「背が低い」

 

「問題なさそうだね」

 

アリシアと無駄話をしてタイミングを見計らっていると…遠くの方でタツオ君がリロードを終えたのが確認できた

 

「アリシア、始めるよ。出てきたとこよろしく」

 

「りょーかいっ!」

 

私は透明化して砂上に降り、適当に駆け足で走る

透明化はただ姿が見えなくなるだけで接触が可能だからこうして足音だってでるのですよね

しばらくすると足元に振動が近づいてくる…透視を使い足元の砂中を見ると、三体中二体がこっちに来るのを確認する

すぐ足元だったから私はタイミングを計らって幽体化する

幽体化のタイミングで二体が砂中から出現、一体は私の真下から口を開けて飛び出た

確実に食べたとでも思ったんだろう、口にあるはずの触感が感じられず少しの間咀嚼する動きを見せるがしばらくすると何もないことに気付き周囲を探す素振りをする

もう一体も突然消えた音が何処に行ったのかときょろきょろしてる

視力はなさそうだ、それか結構マヌケなのかな?

今にも…私が音を透過させて聞こえなくはなっているが、アリシアの頭上で大きく膨れ上がった紫電がその姿を見せてるって言うのにね

 

紫の暴力(バイオレット・バイオレンス)!!!」

 

溜まりに溜まって直径数メートルほどに膨れ上がった紫電は、アリシアの号令と共に一体のワームに降り注いだ

いきなりの衝撃にそのワーム…ワームAとしよう、それは悲痛な叫びのような鳴き声を出している

アリシアはとにかく一体のワームに集中するらしく、未だに放電し続けている

 

「光に…なあああああれえええええ!!!」

 

「どこの勇者王!?確かに焼け消えて後に残るのはアリシアの紫電の光だけかもしんないけどさ!?紫電と共に光になったようにも見えるけどさ!?」

 

まさかそのネタを今になって出してくるとは…プルートさんはなんか喜びそうなセリフだけどね

そして流石に仲間(?)のワームが攻撃を受けていることに気付いたワームBは、私がもういいかと解いて聞こえるようになった電撃の発生源に近づいていく

まぁそれは私が相手しますがね?

私は走行中…砂中を泳いでるような感じだから走行とは言わないか?…まぁいいや、そんなワームBの頭上辺りに移動して幽体化を解く

解いて自由落下を始めた私はライズで身体強化を施し、空を蹴って急降下…そのまま移動中のワームの頭上にスタンプを放つ。勿論掛け声は

 

「ひゅーーーるるるるるずどーん!!!」

 

夜科が「パクるんじゃねぇ!」とか言ってそうだけどこういうのってやってみたいじゃん?

私のスタンプをくらって地面に叩きつけられるワームB、短い悲鳴と共に砂のためそこまでではないが叩きつけられた衝撃に苦悶の鳴き声を発する

アリシアの方はワームAが動く暇を与えない程に紫電を浴びせ続け、その重圧でワームも動けないでいる…哀れ

私もわたしてこっちをどうにかしよう。とりあえずそこら辺から引っこ抜いた[電柱]でワームの頭に振り下ろし続ける

因みに電柱はテレキネシスで持ち上げて振り下ろしている、強度の方もテレキネシスで強化してるので全然砕け散る気配はない。マジでテレキネシス万能

そうこうして痛め続けていると、私のソナーにPSI反応が…

そちらを見てみると…どうやらドンパチやりすぎたのかタツオ君がこちらにも気づき、バースト弾を放ったようだ

それは最後の一発だったらしく、その隙に雨宮さんがトランスを発動した

雨宮さんのトランスの一つ、W・M・J(ワイヤード・マインド・ジャック)でタツオ君の脳に侵入した

タツオ君も抵抗してたけど…やっぱり初心者みたい、ただ手を突き出して雨宮さんのPSIを止めようとした

でもトランスは生身では防げない、精神などに作用する効果のものばかりだからバーストで対抗しないといけないんだよね…PSI使いの基本中の基本だ

バーストはライズで打倒し、ライズにはトランスで惑わす…これがPSIの基本だ。みごとに三すくみの図…簡単に言うとじゃんけんが出来上がる

まぁ能力がズルすぎるとそれも関係無しになってくるんだけどね?夜科のバーストとか

とりあえずあちらはうまくいってるようで何よりです

 

こちらに来たバースト弾はアリシアを狙っていた

まぁ今のアリシアは動くことができないからね。あれだけの出力となるとかなりの集中力が必要だ

結構本気になってるのかな?でも気づいてるであろうバースト弾をアリシアは避けるそぶりを見せない

私が何とかするみたいな目配りしてるんだよねぇ…ここまで信じてくれてると私もうれしいです。少し頑張ろうかな?

そんな気持ちでやったのがいけなかったんだろうと、後の私は思うのであった…

 

ワームBを電柱で殴りながら(もう頭の形が変わって凹んでいる)飛来するバースト弾に近づきテレキネシスで捕まえる

せっかくだしこれをリサイクルしようと思うわけで…私はタツミ君のバースト弾に私のバーストを加えて威力を高めてみる

バースト弾の輝きが強まり内包している力も上がったみたい、さっそくこれをワームBに向かってラストシュート!ってね

なんか放つ瞬間アリシアがPSIを解いて全力疾走してたように見えたけどなんだろ?

そして私のバーストが加わったバースト弾がワームに着弾

 

 

 

 

 

その瞬間、私は光に飲み込まれた

 

 

………え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果、私は自分が放ったバースト弾に巻き込まれました。流石に予想外すぎて幽体化も透過もすることを忘れて衝撃を受けてしまった

とっさにライズで身体強化したからよかったものの、下手すればあの世行きでしたわ…

私はかろうじて壊れなかったエリクサーを飲んである程度回復、ただ服装が悲惨のことになっていた…

どこを見てもボロボロ、かろうじて残っているのもほとんど布切れと言っても過言ではない…どこぞのおっぱいニンジャみたいな感じになっている。まぁ私はそこまで胸がないから色気があるかって言うと微妙だろうけどね

そして…お気に入りの眼鏡も綺麗に大破した…ショックだ…

あちこちから動くたびに痛みが伝わってくる…それを堪えて私は状況を把握するために立ち上がる

立ち上がった拍子に足が砂の中に沈んでいこうとしたので幽体化して脱出

空に浮き、少し高度を上げて辺りを見てみると…

 

「うわぁ…」

 

ワームBがいたであろう場所を中心に直径数十mのクレーターが出来上がっていた

…………ここまで威力上げたつもりないんだけど

何とか杉田君や雨宮さんの方まで範囲はなかったみたいだけど、衝撃はあっちにいったみたいで電柱とか信号機が薙ぎ倒されていた

私達が相手にしていたワーム二体はもはや跡形もない

そして、冒頭に戻る

 

「ホントに光になっちゃったね」

 

「………」

 

「あー…るゐの反応を見てなんとなく察するけど…あの時るゐが力を込めた時、かなりのPSIを込めてたからね?なんか笑顔になりながら」

 

アリシアが私の近くまで戻ってきてそう告げた

あの時…多分信頼されてることに嬉しく思って無意識に力を入れすぎちゃってたんだなぁ…

ほんと……なんでこうなってしまったんだろう…

私はもう遠い目で爆心地を見つめるしかできなかった…

 

 

 

 

 

 

 

 

「るゐ、あまり気にしないでね?眼鏡も帰ったら作ってあげるから(ハァハァ…ッ!!!るゐのあられもない姿ヒャッハー!!!ミ・ナ・ギ・ッ・テ・キ・タァァアアア!!!)」

 

「…うん(何か邪念を感じる…)」




るゐさん自爆の巻
杉田君達やタツオ君でさえあまりの爆発に数秒硬直していましたとさ
多分得したのはアリシアだけかな?うん、アリシアはどんどん悪化してきています

次回は夜科と朝河君出陣回です
また、るゐさんは今回の影響で次回からあまり動くことができなくなるでしょう
あ、今回のサイレンではってことでです。次回呼ばれたときまでには元気になってるでしょ

少しお知らせです
活動報告を更新しました
これからの投稿に変化が起きることだと思いますので、気になった方はご覧ください

それではここまで読んでくれた皆様に感謝を!
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