亡霊さんが歩む超能力な世界   作:メガネ愛好者

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どうも、メガネ愛好者です!

今回は結構カオスはいるかも…
いろいろと原作ブレイクしていきます
いでよ!ご都合主義よ!って感じ

それではCALL29、どうぞ!


CALL29 「適当にやれば何とかなるさ」

「…もうお嫁に行けない…」

 

「じゃあ私に婿入りして!」

 

「遠慮しときます」

 

私は現在サイレンの空を遠い目で見ています

何があったって?着替えさせられたんですよ、ゴシックに。さっきの発言マジだったよ…

 

「やっぱ似合ってますよねそれ。写メ撮っていいっすか?」

 

「断れば撮っていいってわけじゃ「カシャ」今の流れで撮るか普通!?」

 

「いいじゃないですかいいじゃないですか」

 

「そんなよいではないか~みたいなノリで言ってもアウトだから!いいから消しなさい」

 

「「ちぇー」」

 

「おい待て、アリシアも撮ってたのか今」

 

「いいじゃん」

 

なんかもう疲れた…。何なんだよこの二人は…フリーダムすぎやしないか?なんで私がツッコミに回らなきゃいけないんだよくそぅ

あー気慣れない。私普段からズボンやパンツなんかの動きやすい格好しかしないからこういうひらひらしたのは気慣れないんだよなぁ…特にスカートが落ち着かない

なんか安心できないんだよ…これじゃあ戦うのは無理だわ。もう戦う気ないけどさ

流石にPSIを使いすぎて頭がボーっとするんだよね…戻ったらゆっくり休むことにするよ

 

さて、気を取り直して今の現状を説明しよう

夜科と雨宮さんは少し口論している。よく見ると雨宮さんの瞳に涙が浮かんでいる…みんな生きてて安堵したような感じだ

私と夜科に朝河君はかなり心配かけちゃったからねぇ…ほんと申し訳ないです

そんな雨宮さんに夜科が対応する。なんか運命すら我が手の内にいいい!みたいなこと言ってる、調子のいい奴め

朝河君はかなり落ち着いて、後は目を覚ますのを待つのみ。望月君はそこはかとなく満足したような雰囲気を出してサイレンの空を見ていた

霧﨑君が暇そうに横になっている、周りが異常な力を持っているせいかなんか居心地が悪そうに顔を顰めているが…まぁそのうち君も同じ力を持つから安心しなさいな。危険が伴うけどね

アリシアは何かタツオ君の銃を持って何かしている。珍しいのかね?あちこち見て回している

杉田君もなんかアリシアに話してるみたいだし後で何してたか聞いてみようかな

そして…

 

「…どうしたもんかなぁ…」

 

私は現在、タツオ君の処遇をどうするか考えています

正直に言ってタツオ君に埋め込まれたイルミナ…これ私にはどうにもなんないんだよねぇ…

専門の知識と高位のCURE使いがいなきゃなんともならない問題だったはず…下手に手を出して灰になったりしたらアウトだしなぁ…

んー………………………………!

そういえば………よし、試してみよう

 

「おっきろー」

 

ゴスっ!

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

実は私、さっき自爆した時にふっ跳んでた軍用ナイフを期間中に運よく回収していたのである。私の幸運Eを使い果たした気分…いや、その前に分身だけど足滑らせて貫かれてるいしどっこいどっこいか…

その軍用ナイフのグリップでタツオ君のお腹についてあるイルミナを殴ってみる

その光景に一同驚愕、一部ではとうとう頭がおかしくなったとか呟いて…おい、誰だ言ったの。怒るから出てきなさい

 

「る、るゐ?何やってるの?」

 

「いやさ?流石にこのままじゃ何もできないしさ。様子を見るのにも起きてもらわないと反応に困る。それに…試したいことがあるからさ」

 

さっき一瞬だったが標識がイルミナに当たった時、その宿していた光が少し消えたのを私は確認している。この反応は朝河君がタツオ君を捕まえた時に語りかけた時にあった反応と似てた気がしない気もしないと思う。アバウトである

その後一時的とはいえ正気を取り戻したからイルミナ自体の機能を和らげる、または停止させれば死ぬこともなく正気が戻るのでは?と思った次第で…

イルミナに傷をつけちゃいけない、そしたら灰になっちゃうかもだからね。だから衝撃を与えた時にそういった反応があったから殴ってれば何とかなるかなー

 

「なんて思った次第です。はい」

 

「るゐー…流石にそこまで簡単なもんじゃないと思うんだけど…」

 

「やるだけやってみてから判断する。これ大事!そんなわけで朝河君起こして。その方が成功率上がる気がするし」

 

「えぇ…マジでやるんすか?」

 

「何もしないよりはいいのです」

 

そうして始まったのが「第一回・正気を取り戻せ!イルミナボコ殴りだドン!」

私はとにかくイルミナをナイフのグリップで殴り続ける。途中で起きた朝河君がそんな状況に困惑し、雨宮さんから私の作戦という名の無計画を伝えると…

 

「タツオを助けるためなんだな!わかった!手伝おう!」

 

なんか異様に乗り気な朝河君、一度死にかけて頭の螺子外れたかな?私としては愉快になっていい傾向です!

周りが「また被害者が…」とか「るゐの影響力は何なんだ」とかなんか私を悪者にしようとしてきます。イジメですか?え?日頃の行い?…(´・ω・`)

朝河君がタツオ君に呼びかけます。その間に私は50ッコンボ!って感じで殴り続けるのでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「皆さん、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」

 

結果、大成功

この結果に適当に考えた私が一番ビックリしました。いや半分悪乗りだったから成功するとはほとんど思ってなかった

え?なら何でそんなことしたのかって?叩くたびに点滅するイルミナがなんか面白かったからかな。うん、人がする行いじゃないわ

なんか気持ちって言うか雰囲気かな?タツオ君の光が消えたイルミナから悲壮な雰囲気が…泣いてるのかい?イルミナくん。謝らないですがね

ただ…そんな行いをしていた私は朝河君からは全力でお礼されるし、タツオ君からも自分を助けてくれてありがとうと…

なんだろうねこれ。凄く…気まずいです。後ものすごい罪悪感も湧き上がってますよ…

周りの皆も納得いかねーって感じですが、私の雰囲気を察したのかザマァって感じに見てきやがりますちくしょー

 

「もういい頃合いだし、早く帰りましょう?」

 

「そうだな、早くしないと残ったワームも来そうだしな」

 

結局私の気持ちは置いておくのですね。そんなドライな反応…私、傷つきます!

 

「流石に今回ばかりはいい薬ってところだろ」

 

「言葉が痛いです杉田君。優しさプリーズ」

 

「心配かけるようなことしなければもらえるんじゃね?」

 

「…考えとく」

 

流石に心配かけないでこれから戦うのは無理だわ…

それになんとなくだけど…杉田君も心配かけそうなことをしそうだからブーメランしてないだろうか?

そんなことを考えているとき

 

 

ギィィイイイ!

 

 

一息ついていた私達の元に姿を現す隻眼のワーム…忘れてた

その巨体を見た私達は全員が硬直し、そして…

 

『誰!?今誰がマスク持ってるの!?』

 

『持って来たのはるゐだったでしょ!?どこにやったの!』

 

『その辺りに銃と一緒に置いたからその後は知らないし!それを言うなら雨宮さんが銃持ってたじゃん!?私の頭ぶん殴ってたじゃん!その時見なかったの!?』

 

『知らないわよ!私が行ったときには銃しか置いてなかったわよ!』

 

テレパスで口論を始めた私と雨宮さん

周りはテレパスが全員に聞こえるようになってるので音を立てないで周りを探している人と私達を見て呆れてる人の二つに分かれている

そんな私と雨宮さんの口論の中…マスクを見つけるものが現れた

 

「……………」

 

なんか霧﨑君が持ってるんだけど

 

『なんで霧﨑君もってるの!?ってそれはいいから急いで吹いて!』

 

「いや無理、たまたま足元に落ちてたけど男が咥えてたやつとか無理だし」

 

「なら早くタツオ君に渡しなさい!」

 

最早テレパスで話すのも忘れて叫ぶ雨宮さん。確かにこの状況だと叫びたくはなるけどさ…

ワームがこっちガン見してるんですよ雨宮さん。お静かに、だ。…………あれ?

 

「ね、ねぇ…なんかさ…動く気配が感じられないのは私の気のせい?」

 

「アリシアさん、奇遇だな。オレもだ」

 

杉田君とアリシアがそう話してもワームは動かずにこちらを凝視…いや、これは…

 

 

 

 

 

 

 

 

ワームが仲間になりたそうにこちらを見ている

仲間にしますか?

・はい

・yes

・ja

 

…今回マジどうした作者、展開が最早やりたい放題じゃないか…

 

 

 

 

 

 

 

あれから少したち、私達はゴールに辿り着く

え?ワームどうしたって?危害加えて来なさそうだしとりあえず放置している

私達がゴールに向かい始めると後ろから歩幅を合わせるかのように這いずってくる…

 

「なにこれ、なんか可愛く見えてきた」

 

「何言ってんだ藤堂…って言いたいが言えねー…」

 

「タツオ、よく見るとこいつの頭って龍っぽくねぇか?」

 

「あー確かに。よく見るとカッコよく見えてきました」

 

「ノゾミもこういうのって好きなの?」

 

「確かに襲われてるときはそんなこと考えてられなかったけど…今思うと確かに…カブトムシ辺りのカテゴライズに入るな」

 

急に友好的になったワームに影響されたのか毒され始める御一行

因みに何故ワームがこんなに友好的になったかというと、一言で言うなら野生の本能だ

ワームの本能がこの人達…主にるゐ、アリシア、夜科に逆らっては駄目だと告げていた

異常な身体能力と圧倒的なPSI、不可思議な力を使う上にあの爆発を起こしたるゐ

自身を傷つけ、少し前に起きたあの暴力的な蹂躙を体現した夜科

仲間のワームに爆発がなかったら塵一つ残らなかったであろう雷撃を放つアリシア

この三強に自分は遠く及ばない、下手すれば矛先が自身に来ると危機感を感じての行動だった

夜科に関しては身を持って危険性を理解している、るゐとアリシアに関してはビルで見た瞬間、ワームの危険信号が最大まで跳ね上がった

案の定その信号は正解だった。仲間たちがあの二人の元に行くとき自身は向かわなかった…本能に従って

結果はあの雷撃と大爆発だ。この時点でワームはあの二人に危害を加える気がなくなった

ワームは別の標的に意識を向け、遠くにいた杉田君と雨宮さんを標的にした

そいつらはまだ大した脅威は感じない、そう思い捕食に行ったが…追いかけてる途中でやめた

またもや本能が叫んだからだ…そいつらに何かしたらあいつらが来ると…

よって、その二人も諦めた。だが少しした後、ガンガンとうるさい音を鳴らす雨宮さんに苛立ち襲い掛かってしまう

そこであの夜科の力。ワームは雨宮さんを追いかける自分が標的なのでは?と感じてしまった

実際はPSIに反応する暴王の月(メルゼズ・ドア)が範囲外だからこそ攻撃は来なかったものの、自身の(コア)にプレッシャーを与えていた故にそう感じてしまった

その恐怖に、固まってしまった

怒らせてはいけない者を怒らせてしまった…そう思い、怒り(夜科のPSI)という暴力が来ないことを祈るしかできなかった

しばらくして怒り(夜科のPSI)が収まり、やっと緊張が解けるワーム

…あの者たちに逆らうのはよそう…

最早生き残るためには彼らに従うしかないと感じたワームがとった行動が…今回のそれだったのだ…

 

はっきり言ってただの勘違いやらが混ざって考えすぎちゃったワームさんでした

 

 

 

 

 

 

ゴールにカードをいれ、次々に現代に帰っていく私達

だがそこで留まる者がいた

残ったのは…私、杉田君、アリシア、朝河君、そしてタツオ君だった

何故残ったか?それは…タツオ君の今後についてだ

夜科は途中で気づいたが、その時にはもう転送されていた

その後に続く私らトリオと、朝河君は…あることに気付き、一旦帰るのをやめる

それは…タツオ君が現代に帰れるかに疑問を思ったからだ

 

「タツオ…」

 

「…僕はこの世界で自分のカードを探します。無くしてしまったカードを…」

 

そう、タツオ君が襲われたときにカードを無くしている

カードがなければ現代には帰れない…方法があるとしたらこの時代のナナちゃんに接触する必要があるが、まだその時じゃない

 

「例え見つけられなくてもそれ以外の方法を探します。大丈夫です朝河さん。戦う力はある、それにこいつもいますしね」

 

そう言ってタツオ君は隻眼のワームに触れる。ギィと短い返事を返してくるあたり、ホント私達に懐いたなこの子…

 

「…タツオ」

 

「はい」

 

「…これ持っとけ」

 

朝河君がそう言って取り出したのは…手作りの龍が彫られた木彫りのペンダントだった

それはどうやら二つに分かれるようで、その頭部の方だったペンダントをタツオ君に渡す

 

「こ…れは……」

 

「…オレ達は二人で一匹の龍だ。例え離れてようが常に心は供にある。お前は死なない、信じてるぞ…タツオ」

 

「…っ!はいっ…はいっ!」

 

受け取ったペンダントを見て一時放心するタツオ君。それからすぐに瞳に涙を浮かべ、ペンダントを強く胸に抱きしめる

きっとあのペンダントは二人にとって大切な物なんだろうな…そんな涙を流すタツオ君を朝河君は抱きしめて落ち着かせようとする

きっとこの二人はこれからも共に歩んでいくんだろう。まさにそれは半身と半身、生涯を支え合う相棒と言っても過言ではない絶対的な絆がそこにあった

しばらくして落ち着いたタツオ君がマスクと銃を携え、ワームの頭に乗る

そこから見下ろす形で私たちの方に視線を送るタツオ君

 

「…戻った人にも伝えてください。僕を…助けてくれてありがとうございます。意識が封じ込められていたとはいえ、僕は多くの人を手にかけました。償いきれないほどの罪を犯してきた僕ですが…だからこそこの命を無駄にはできないと思ってます。だから…自分なりの贖罪を見つけ、会いに行きます。他でもない自分の足で…現代にいる皆さんに!」

 

タツオ君の顔に迷いはない。もう自分が歩むべき道を見据えているのだろう…なら心配する必要はないね

こういった人間はみんな強いから

 

「また私達もこっちに来ると思う。だからその時まで一時お別れってところだね。…うん、また会えるさ。皆を死なせるつもりが無い私は君だって死なせるつもりはないからね」

 

「タツオ…でいいか?正直オレはお前をそんな目に遭わせた奴が許せなくてな…今は力が無いが、次来た時までには強くなって戻ってくるさ。だからそん時は…一緒にそいつらぶっ飛ばそうぜ?」

 

「元気でねタツオ!またみんなで会いに行くから!絶対に会いに行くから!だからその時はみんなに言いたいこと言って、みんなで笑おうよ!」

 

「「「だから、またね(な)!」」」

 

私達は言いたいことを言い切った。正直な話、最後はそろえる気はなかったんだけど…まぁこの三人ならそうそう珍しいものでもないね

タツオ君は面食らったような顔をした後、穏やかな表情で私達に告げる

 

「はい、また会いましょう!」

 

そして彼はワームと共に立ち去っていく

私達は…見えなくなるまでその背を見送り続けるのであった…

すると朝河君が私達に言ってくる

 

「…藤堂、テスタロッサ、杉田………ありがとう」

 

朝河君の表情は澄み切った空のように穏やかな表情になっていた

抱えていた後悔が無くなり、これからを進んでいく一人の人間がそこにいた

私達はその言葉を聞き入れ、現代に帰るのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういやさっきPSI禁止って言ったのにテレパス使ってたな」

 

「罰ゲーム追加入りました―!続きは自宅で!」

 

「もうやめて!私のライフはもうZEROよ!」

 

「「オーバーキルが丁度いい」」

 

「デジャブを感じるよこんにゃろー!!!」

 

PSI禁止とかすっかり忘れてたよ…はぁ、帰りたくない…

もう、今回ぐらいは綺麗に終わらせてくれたっていいじゃないか!!!




タツオ君の状況
ほぼ無傷、イルミナから人格は解放されたが機能は停止してません
だからお腹減らないです。PSI強化されてます。老化しません。
その上銃も健在、マスクのおかげか三強のおかげかワームがお供に
…なんだこの魔改造

朝河君もタツオ君に関しての後悔が取り払われ、自分を解放していくでしょう…
キャラ崩壊という名のな!(多分)

次回から新章突入!
まぁ日常回とかのオリジナルが入ってくる予定

それではここまで読んでくれた皆様に感謝を!
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