亡霊さんが歩む超能力な世界   作:メガネ愛好者

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どうも、メガネ愛好者です!

今回るゐさんを虐めます
いや悪意があるわけじゃないよ?ただ物語上必要なことであって…
いろいろと誰っ!?って感じのキャラが出てきますが…身バレはしません

後は…本編で

それではCALL34、どうぞ!


CALL34 「君に問うは君自身の矛盾」

…………………………………………………………

 

私は今、何やら変な空間にいます

辺りは一面真っ黒…何もないです

体が宙に浮いてるような感じ…このまま安眠できそう、っといけないいけない

これは一体どういう状況なんだろう

私はさっきまで何をしてたっけ?

確か…確か………あれ?

何してましたっけか?あれ?

そもそも…私は………

 

しばらく考えていると、目の前に光が見えてきます

暗い場所でいきなり発光とかやめてくれませんかね?目に悪いです

そしてその光に…私は吸い込まれるようにして体が流されていきます

てか今気づいたけどなんか体動かないんですけど!?なにこれ!?金縛りというやつですか!?

そもそも展開が唐突過ぎるでしょうが!読者置いてけぼりですよこれ!?

私は体が動かせる場所が無いかいろんな場所を動かそうと試してみます

結果、見る聞く話すぐらいしかできそうにないや\(^o^)/オワタ

私はどんどん光に吸い寄せられ……接触

瞬間、私の目の前が「富竹フラッシュ!!!」しました

そのまま光に包まれる私。最早何が何だかわからへん

私は考えるのをやめたのであった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ようこそ、我がベルべッ「言わせねぇよ!?」…無粋だねぇ』

 

例え辺り一面が青一色でそれっぽい内装だったとしても言わせねぇから!!!

光が止み、辺りに広がったのはまさしくそんな感じの部屋だった

私はいつの間にかに目の前のソファーに腰掛ける何か(・・)に対面していた

因みにまだ動けません。宙に浮かされてるような感じです

一応喋れるのが唯一の救いかな?

 

『あながち間違ってはいないんだよ。夢と現実、精神と物質の狭間の場所…だったかな?ようはそんな所なんだから』

 

「いやいや、だからと言って唐突過ぎるでしょーよ…」

 

『はっはっは、気にするな』

 

目の前にいる何か(・・)は愉快そうな笑い声を上げながら私を窘めてきた。これ私のせい?

 

『さて…まずいろいろと聞きたいことがあるだろうけど…とりあえず一つ。やっと僕の声が届いたね』

 

「…はい?」

 

なんかいきなり電波みたいなこと言いだしましたよコイツ…

因みに相手の姿だが…輪郭しかない

例えるなら手をパーン!ってやって地面触るとバチバチ!って鳴って物の形を変えるどこぞの錬金術師で出てきた心理の扉の前にいる奴。まさしくあれ

………てことは

 

「弟を返せえええ!!!」

 

『なら君の右腕を頂こう』

 

「ちょ!?タンマ!マジでタンマ!!!冗談ですから持っていかないでえええ!!!」

 

『ならば君自身を頂こう』

 

「なんかそれ卑猥です」

 

『そう考える君の頭が卑猥だよ、脳味噌桃色娘』

 

「なにその不名誉なあだ名!?絶対に呼ばれたくないんですけど!?」

 

『淫ら「やめええええええい!!!」はっはっは』

 

くそぅ…口で勝てねぇ…

ホント何なんコイツ!?私ボケキャラのはずなのに!ツッコミばっかり最近やらせられるのはなんでだあああ!!!

(そういう運命なのです)

 

『さて、話を戻そう。残念ながらここからはシリアス込だ』

 

「うへぇ…マジですか…」

 

『では改めて、僕の名はイゴ「だから言わせねぇよ!?しかも全然見た目ちげーから!!!シリアス言ったそばからネタ入れてくんなし!!!」はっはっは』

 

『まぁ冗談だ。正式には…僕に名前は無い。それが結論だ』

 

「は?ここまで引っ張っておいてそれはないでしょ」

 

『そもそもな話、僕は君と話すのは所見ではないんだけどね』

 

「え?」

 

どういうことだってばよ

少なくとも私はこんななりの人と話したことなんてないぞ?こんな特徴無いのにはっきりと目立つような知り合いはいないし

 

『悲しいことを言うねぇ。以前はよく話していたのにさ?その夢幻(ファンタズム)を介して』

 

「は?」

 

私の幻視(ヴィジョンズ)を通して?それはどういうことさね

 

『鈍いなぁ…仕方ないのかな?君に取って他人は頭に残るような存在ではないもんね』

 

「………」

 

『フフッ…じゃあ正解発表だ。………僕は以前に君に話しかけられた幽霊さ』

 

「…は?」

 

『正確にはその集合体の一人、てところかな?君が話したことのある幽霊は大抵君の近くにいるんだよ』

 

「いきなりの集団ストーカー発言に我氏困惑。…っていやいやいやいや!何で!?何でそうなったし!?」

 

『皆が言うには君の傍は心地良いみたいなんだよね。そういう僕もその一人だし』

 

「いやだからって私のプライベート何覗いてるのさ!?モラルもてやこらー!!!」

 

『幽霊にモラルって何さ』

 

「…わかんね」

 

もう何が何だかわかんなくなってきた…

私が昔話しかけた幽霊?しかもこいつだけじゃなくて複数?話したほとんどが私の近くにいる?ナニソレコワイ

てかその話を聞くと前々からだよね?何で今更になって暴露してんのコイツ?

 

『それは君に問題があったんだよね』

 

「さっきから自然に心読む無し」

 

『別に構わないじゃないか、君のことは皆なんでも知ってるよ?』

 

「っ…凄まじい寒気と鳥肌が…今すぐやめてもらえないでしょうかねぇ?」

 

『それは皆の気分しだいさ。少なくとも今は無いだろうね』

 

「なんでさ。こちとら気づかなかったから気にしなかったけど言われたからにはそのままにしとくとか無理なんですけど?気になって眠れず睡眠不足になる未来が見えるんですが?」

 

『はっきり言って、自分が何者か見失ってる君を放っては置けないってところだ』

 

…………………………………

 

「……余計なお世話だし」

 

『素直に甘えればいいのに。今だって名前、覚えてないんでしょ(・・・・・・・・・・)?』

 

「……………」

 

『少なくともここにいる間は君の考えはまるっとお見通しだよ』

 

図星だった

この奇妙な空間に…いや、暗闇にいた時から私がなんなのかがよく分からないでいた

友人のことは覚えてる、どんな人間かもわかってる

でも…

 

『自分が誰かが分からない…そんなところかな』

 

「……………」

 

『答えなくていいよ、あんまり時間もないしね。ここからはずっと僕のターンだ』

 

こいつが答えなくていいと言った瞬間、口がきけなくなった。私は口が動かせないためこいつの話を聞くしかない状況なわけで…

正直…聞きたくない

何かが壊れそうな…そんな嫌な予感を感じるから…

 

『君、矛盾に気づいてる?』

 

 

『君は身内、友人や家族には結構親しみを込めて接していたね。友人たちから信頼されるのが好きみたいだし』

 

『その逆に他人には見向きもしないって言うか…ドライだよね。だから相手の気分を害さない程度に接してる』

 

確かにそうだ、私はそういう風に接している

所詮人は大切なものを優先して、そこまで必要性が無いものは切り捨てている

宝は内に、ごみは外…ってね

これからも私はそういう風に割り切っていこうと思ってる

思ってるんだ

 

だから

 

『でもさ…よく考えて見てよ。それで気づいてみて?今の君は矛盾してるってさ』

 

それ以上は

 

『皆から信頼されるのが好き、自分を満たしてくれるから心地が良い…だから身内に依存している』

 

その先は

 

『でもだからってそんなに依存する程じゃないよね?それにその感情って他人の人からも貰えるよね?』

 

お願い

 

『身内が自分から離れていかないように過保護になるのってさ?他人が自分に害をなさないように遠ざけるのってさ?』

 

やめ

 

『結局君は誰一人信用してないってことだよね』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………ビキッ………………………

 

 

「ああぁっ!!!!!」

 

私は飛び起きた

辺りを見まわす………私の部屋だ。今の時刻は17時程…

どうやらあの後…そうだ、雨宮さんの言葉にショックで逃げ帰ってきた後、まっすぐ私は家に帰ってそのままベットで寝ちゃったんだった…

呼吸が荒い、冷や汗が止まらない、頭がくらくらする…

今のはなんだったのか…幽霊?それって私が昔、適当に会った幽霊と会話してた時のあいつらってこと?

でもあんな曖昧な姿じゃなかった…はず…………あれ?

どんな幽霊と会ったことが…あるんだっけ?

アリシアしか思い出せない…それ以外の幽霊たちを思い出せない………あれ?

そもそも、話したことなんてあったっけ?

あれ?あれ?あれ?

いや話したことはあるはずだ!だってあの時も………あの時っていつのことを指したの?

なにこれ…なんなのこれ……なんで何も覚えてないの!?

確かに話したことはあるはずなんだ!でも!内容が!…中身が無い…!

そもそも私は?私は誰?…いやそれは覚えてる

私は藤堂るゐ、るゐなんだよ………なのになんで

 

あの時、名前を思い出せなかったんだ?

 

 

 

 

 

 

 

るゐじゃないから?

 

『アナタは………本当にるゐなの?』

 

「ああぁ…あぁぁ…ぁぁぁああああ!!!!!」

 

不意に雨宮さんの言葉が頭をよぎる

私はもう…気が気じゃなかった

頭が割れそう、痛くて痛くて我慢できない

あまりの痛さにベッドから転げ落ち、床に叩きつけられる

床に落ちた時の衝撃なんて気にできない

とにかく痛い

体が私の意思を拒絶するかのように…

私は徐々に強まっていく頭痛に、とうとう意識が落ちてしまうのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???side

 

 

『あんな感じでよかったかな?』

 

「やりすぎ、壊れたらどうすんのさ」

 

『そんなに軟弱者なのかい?』

 

「心は弱いからね、いろいろと圧に負けて押しつぶされちゃうのよ」

 

『そっかそっか』

 

「な~んか楽しそうね?そんなに面白かった?」

 

『そりゃあもう、僕の彼女にしたいぐらいさ』

 

「肉体ないくせに何言ってるのさ」

 

『はっはっは。そこはアレさ。手頃な肉体掻っ攫って…ね☆』

 

「やめなさいよ?もしやるんだったら私、容赦できないかも?」

 

『おーこわ、流石は世界を一度滅ぼした(・・・・・・・・・)だけのことはあるってことかな?』

 

「…まぁね」

 

『…期待はできそうかい?』

 

「するしかないさ。もう後には引けないし」

 

『そっか………僕達も協力はするさ、一人で抱え込まないでよー?』

 

「考えとく」

 

『まぁそこまで難しく考えなくてもいいんじゃない?あの方も手伝ってくれるみたいだし』

 

「……ま、今はとりあえずこの調子で刺激していって。あまりやりすぎちゃダメよ?」

 

『おーきーどーきー』

 

「ホントにわかってるのかしらねぇ…」

 

『わからず屋って点では君に負けるかなー』

 

「うっせ。………頼んだよ」

 

『お任せあれ』

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が覚める

私は………あぁ、ベッドから落ちたのか

どうやらそこまで経ってなかったのかな?さっき起きた時から数十分ぐらいしか経ってない

頭痛も止んで思考がクリアになってくる

そこで私は、あの夢だか現実だかわからない内容を思い出すのであった

あの時は急にきたから心構えができていなかったが、今なら多少は冷静に考えられる

そこで思い出されるのが…最後の言葉

 

『結局君は誰一人信用してないってことだよね』

 

………………私は、誰も信じてなかったのかな?

私ってそこまで…酷かったけかなぁ……

……………ゆっくり考えよう。これはすぐにまとまりそうにない

とりあえずシャワー浴びよ…さっき汗かいたし気分が悪いし…

私はまだ不安定な足取りで風呂場に行くのであった

 

シャワーを浴びながら考えるのは…さっきの雨宮さんの言葉だ

るゐはそんな目をしない…か

意識してたわけじゃない。だから私の素だったのだろう…その時の目は

つまりそれは、私の本性の一つで…雨宮さんが否定したくなるほどのものだったと…

一体私はどんな顔してたんだろうね、その時。自分じゃわからないからなぁ…後で聞くってのも気まずいし…どうしたもんかな

八雲さんにも突っかかりすぎちゃったかなぁ…あそこまで拒むつもりは―

 

…そっか、本当に信じてないんだな。私は

 

結局夜科にも雨宮さんにも私の虚ろなる亡霊(ホロウ・ファントム)を話していないし…そういうことなんだろうな

私としては、あまり人に知れ渡らせたくないからって言うのが大きいんだよね

彼方側、敵さんの方には脳を調べて情報を得る方法があったはずだからね…私の知らない所で情報が漏れるのは好ましくない

タツオ君に関しても今だ不安に思ってる当たり、私は人を信用してないんだろうなぁ

はぁ…知りたくなかった現実を見せつけられた気分、しかも無意識でのことだったから余計につらい

何せ知らずにそう言った場面が他にもありそうだからね…

…これから意識はしよう。ただすぐには無理だから少しずつ…変えていこう

まぁ…他人にはまだ無理だろうけど…

私は人通り整理をつけて風呂場を後にする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………はずだった

 

「え…」

 

「ん?」

 

風呂場の扉を開けた先で声が聞こえる

顔を下に向けてた私はその声のした方に顔を向けると………何か杉田君がいた

あれ?この時間帯って杉田君来るんだったっけか…

 

「杉田君ってこの時間帯にお風呂使ったっけか?」

 

「え、う、あ、いや、く、訓練で土まみれにな、なったから」

 

「あーそっか。ごめんね、気が利かなかったね」

 

「……………」

 

「杉田君?どうし―」

 

何やら杉田君がどもりながら言葉にした後顔を背けてしまう

どうしたんだろって聞こうとしたとき…気付いた

今の状態を思い出せ藤堂るゐ

ここは風呂場

杉田君が顔を真っ赤にして背けている(たまにチラチラこっちに目線がきてる)

そして私は………風呂上がり………

 

私、生まれたままの姿じゃん

 

「―…っ!!!?あ、ご、ごめん!!!すぐ着替えるから!!!」

 

「い、いや!オレもごめん!!!オレの配慮が足りなかった!!!」

 

ヤバい。熱い、スッゲー熱い

風呂上がりだからじゃない、そういう熱いじゃない

だって…今すごく顔が熱いもん…

体が沸騰してるかと思えるほどに熱くて…恥ずかしい…

うぅ…心拍数やべぇ…次から油断しないようにしよう…

 

杉田君が私に謝った後即座に風呂場から出ていき、私もすぐさま着替えて風呂場を後にするのであった

最早さっきまでの悩みが吹き飛んじゃったじゃないか………うぅ




るゐさん、一時的発狂です
が、誰もいないのであまり意味はなかったの巻

謎の二人組(一人幽霊)が登場
果たして何を企てているやら…みたいな感じで

そしてとうとう主人公が誰しも持つかと思われるラッキースケベを発動した杉田君
もう主人公杉田君でよくね?って思ったのは私だけ?

それではここまで読んでくれた皆様に感謝を!
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