今回はのんびりまたーりなお話になるかと…
最近シリアス成分が強かった気がするからね、私としても日常編とか書きたかったわけでありまして…
後は今回るゐさんの出番は少ないです
それではCALL35、どうぞ!
翌日、学校は休み(という名のサボり)なので私たち四人はのんびりとしていました
杉田君の修行は今日に関してはお休みです。たまには休みを取って気持ちをリフレッシュするのも大事なファクターなのですよ
それに杉田君が雹堂さんに数発攻撃を入れられたご褒美ということにしてます。…泣いて喜んでたなぁ、そこまで嫌か修行
そういえば昨日、アリシアが私に何やら言いたげな表情をしてたのがひっかかる。まぁなんとなく予想はついてるからいいんだけどね
大方あのとき…私が逃げ帰る辺りを見てたんだろうね。アリシアは何かとそういうのを察知するの得意だし
とりあえず大丈夫って言っておいたけど…変に考え込まなけりゃいいけど
それはそうと私も昨日はいろいろと疲れたからね、のんびりしたいのです。今日一日はグータラに過ごすのだ!
そんなわけで朝食後、リビングでのんびりしています
私は溜まっていたラノベを読んでいます
最近はサイレン関係で全然読む暇なかったからねぇ…丁度いい機会なのですよ
因みに横長ソファー全体を使って完全リラックス態勢で読んでます。一気に読む気なのでテーブルに十数冊ほど置いてあったりする
これでも文学少女なんですよ?私。…え?似合わないって?外見だけならそれっぽいかなぁって思ったんだけど…
アリシアは何やら部品?なんかをガチャガチャ弄っています
元々何かしら作るのが好きだったみたいだし、母親も研究者だったみたいで昔からそういった研究を見てたからか自然と自分も興味を持ったとか
たださぁ…魔導士、なんだよね?何故機械なんよ…魔法関係ないやん。あったとしたらもうそれ魔化学ってやつじゃないっすかねぇ?最早魔法じゃない気がして仕方がない
杉田君は暇つぶしの時のためにルービックキューブを持ってきていたみたいで現在それで遊んでます
なんかすっごい早いんだけど…どんだけやり込んでるのさ君は
ときたまボーっとしてたりするのは何か悩みでもあるのかな?少し顔が赤いけど…気のせいかな?
そして今…杉田君はニット帽を外しています。基本家では取ってるんだよね
見事に金髪です。ホント私の周りってなんでこんなに金髪多いのかな?因みに今は亡き父親がアメリカ人とのハーフだったっぽいです。つまりは地毛なんですよ
マジで金髪率が高い件について
後は…いつもは目元辺りまで深めにニットを被ってますが取ってみるとあら不思議、イメージがだいぶ変わりました
いつものが職業遊び人に対し、今は…なんだろ、魔法使いとか?適当だけどそんな感じ
全体的に大人びた感じって言えばわかる?最早ニットいらなくね?
…って思ったけど本体捨てるのはダメだね(いつから本体になったし)
それで最後にリナが………まだ眠いのか、私の対面にあるソファーで船をこいでいた。なにこれカワイイ
私は一旦読むのを止め、リナを呼ぶことにします
「リナー。眠いならこっちおいで~」
リナは私の声に気がつくと眠たげに足を運び、私が横になってるソファーに登って私の上に圧し掛かってきました
正直ここまでするとは思ってなかったのでちょっと苦悶が漏れちゃったりしたが、リナはお構いなしに私の上に乗るように横になると…私の胸の中で眠っちゃいました
小さい寝息を立てて私の上で眠るリナ…………ヤバい、マジでかわいい…
「るゐ、鼻血出てるよ」
「アリシア、ティッシュ取って」
「ほんとリナには甘いよねぇ、るゐって」
「なんかこうしてみると親子って感じですね」
「勿論さ。リナは私の娘です~」
「15の小娘が何を言うのやら…」
「アリシアだって似たようなもんでしょー。………ふぁあ…私も眠くなってきちゃった……」
リナの寝息やら鼓動やらを感じていたためか、私も眠気が増して来ました
正直言ってもうなんか本を読む気もどっかいっちゃったわ……寝よ
「あー…ありしあ、杉田君。私眠くなっちゃったからリナと二度寝してくるわ…」
「りょーかーい(すごい顔緩んじゃってるよ)」
「うっす(眠いだけじゃなさそうだな…)」
二人の返事を聞き、私はリナを起こさないように抱えて寝室に向かうのでした…
あ、今回の私の出番はこれで終わりだよ。ではおやすみ~
杉田side
藤堂さんがリナちゃんを連れて寝室に行き、オレとアリシアさんリビングに残された
アリシアさんは未だ道具作りにはげくんでいる。こうしてみるとプラモデルでも作ってるような感じに見えてしまう
「あ、材料たんない…」
しばらくすると、どうやら何かパーツが足りないのかアリシアさんが周りをキョロキョロしたり材料が入っているであろうダンボール箱の中をゴソゴソと探し始めた
そんな無造作に入れてていいのだろうか?大事なパーツとかはもう少しまとめて保管してもいいんじゃないかアリシアさん?
探した結果、どうやら目当ての物は見つかんなかったみたいで頬を膨らませて拗ね始めた
「む~…ない~…………あ、そうだ!ねぇねぇノゾミ~!」
「はい?なんすか?」
「デートしようぜっ!!!」
………………はい?
そんなわけで現在、アリシアさんに引っ張られて商店街に来ています
まぁ要は付き添いだったわけです。……なんか今ホッとしたんだけどなんでだろ?
それは置いといて、アリシアさんが気分転換も兼ねて外をぶらつこう!って言ったんですけど…
「この時間帯にオレ等が歩いてて大丈夫ですかね?今日だって学校サボってるわけだし」
「そこは大丈夫、御都合主義発動中だし」
「メタイけど便利っすよね、御都合主義」
ようは気にするだけ無駄ってやつですね、わかります
それはともかくとして、現在オレ達が向かってるのは…ジャンクショップです
ようは機械の部品が欲しいようで、今作っているのもそう言った機械仕掛けのものだとか…
何を作ってるかは秘密みたいですが、これから役に立つ物らしく…どうやらオレのために作ってるとか
素直にうれしいんだけど…何故急に?
オレがそのことに疑問を抱き、アリシアさんに聞いてみると…
「私らの中で一番生存率が低いから!」
と満面の笑みで言われました
とても無邪気な笑顔ですね、悪気はないんでしょう……矢が心に刺さった様な気がするけど気にしてはいけない奴だ
そのままアリシアさんと最近のこととかを振り返るように思い出しながら話していると目的地に到着した
案外遠い場所でもなかったみたいで、十分ぐらいで着いてしまった
ついた矢先にアリシアさんにその場待機を指示され店の前で待つことに、どうやら買うものも内緒みたいで…
てかこの店大丈夫か?なんかどっかで見たような機械人形とかのオブジェが飾ってあるんだが……
天空の城とかで出てくるような奴が数十体整列してるんだけど?軽くホラーチックになってるし…今も通りかかる子供が泣きそうな顔で走り去っていってるし…
あぁ……こんな場所にいたらオレが変人扱いされそうで……不安だ
「おや?おやおや?こんな場所で貴方に会えるとは思いもよりませんでしたねぇ」
「え?」
不意に背後から誰かに声をかけられる
オレは声のした方に振り向くと、そこには金髪のポニーテールをした女子がこちらを興味深く見ていた
てかあっちはオレのこと知ってるような感じだけど、オレ全然心当たりないんですけど…
とりあえず下手に誤魔化すよりは普通に話しかけてみよう
「えっと…誰っすか?初対面でしたよね?」
「これはいきなりすいませんでしたね。私の名前は電撃子と申します。以後は撃子とお呼びください」
「あ、どうも、自分は杉田望って言います…」
そう名乗った撃子さんが丁寧に挨拶してくるものだからこっちも釣られて名乗っちゃったよ。いやまぁ悪いことじゃないんだけどさ?
気の強そうなつり目ながらも丁寧に話すあたり自信家なのだろうか?あまりにも堂々としている気がする
まぁそれも人それぞれの個性ってことにしておこう
「いやーそれにしてもまさか貴方にこんな時間帯に会えるとは思いませんでしたねぇ。サボりですね!」
「うぐ、まぁ…そうだけどさ…ってかそれを言うなら撃子さんもなんじゃないですか?みたところ高校生ぐらいですよね?」
「私は正確に許可を取っているので問題はないのですよ。これでも記者ですから!」
「え、汽車?」
「なんでそこ間違えるんですか!?普通に考えて記者でしょそこ!?」
「普通に考えるなら学生で記者ってどうなんだ?」
「そこは触れてはいけません」
「都合いいな」
「御都合主義ですからね!」
「ホント今回それ多発するなぁ」
最早何でもありってことだよな、御都合主義さんよ
「それはそうと!いい機会なので取材させてもらってよろしいですか?」
「え?何でオレなんすか?」
「そりゃあ今、貴方の高校で密かに話題になっている人物ですし」
え、どういうことさ?オレが話題になってる?何故?
オレが疑問に思っていると、撃子さんが疑問を晴らすかのように理由を話してくれた
「今貴方はですね?学校にも行かずに美少女二人を欲望のままに貪ってる悪漢として噂が出回っているのですよ!」
「………はい?」
「何せ女性の家に泊まり込みで何やらやっているみたいですしね。結構見られてますよ?貴方達」
「……………」
最早何も言えなかった
え?マジですか?なんですかそれ?オレ社会的に死んでるじゃないですかヤダー
……………マジで?
「冗談です☆」
ビシッ!
「いたー!?ちょ!?叩くことないじゃないですか!!?」
「流石に笑えねぇから。そういう冗談はよせっての…」
思わず撃子さんの頭にチョップを叩きこんでしまった
心臓に悪い冗談はやめてくれ…ホントどうしようかと思ったよ…
オレは一気に肩から力が抜け項垂れてしまう
「いてて…ですがあながち嘘とは言えないんですよ」
「え?」
「少なくとも今まで貴方が築いてきた友好関係のおかげで風評被害は起きてはいませんが、貴方がるゐさんとアリシアさんと一緒にいる場を目撃した人がそこそこいるんですよ。例えやましいことがなかったとしても今まで真面目だった人が急に学校をサボり続け、女性と一緒にいるというのは何かしら噂が立っても仕方がありません」
「それは…確かに…」
無いとは言い切れない
最近はずっと藤堂さん達と一緒にいるんだ、周りに見られててもおかしくはない
生活に馴染みすぎてその辺りの配慮がかけていた…反省しないと
…それはそうと
「なんでそこまで詳しいんだ?」
「記者ですから!」
「あ、そう………ありがとな。これから注意することにするよ」
「そうしてもらえると助かります。友人たちに酷い目にはあってほしくありませんからねぇ」
「…ん?そういや藤堂さん達のこと知ってるのか?」
「そりゃあクラスメイトですしね。ほとんどこうして町を散策しているのであまり接点はありませんが…クラスの方達はそこそこ心配してるんですよ。何せ藤堂さんを始め、アリシアさん、アゲハさん、桜子さんがほとんど学校に顔を見せなくなってきましたし、来てたとしてもすぐ帰っちゃうしで皆不審がってます」
「……………」
そうか…やっぱり心配は駆けちゃってるんだな…
だけど今はどうしてものんびり学校生活を送っている時間は無いんだ。だから…
「多分、皆も言うと思うけど…必ず戻るから、それまで待っててくれ。訳あって詳しくは言えないけど…必ずまた学校に行くからって言って貰えないかな?」
「…了解しました。一応他の方に接触時に聞いてみますけど、望さんの方はそう伝えておきますね?」
「頼みます」
全てが終わったら…心配かけた分恩返ししよう
オレのことを皆信じて疑わずに気にかけてくれてるんだ、裏切るような真似はしちゃいけないよな?
そうと決まれば明日からまた始まる地獄も乗り切らねぇとな!
え?修行じゃないのかって?あれを修行何ていえねぇから。オレだけだからよかったものの、複数いたら修行という名の殺戮に変貌しますよあれ
「ところで望さん」
「はい?まだ何かありましたっけ?」
「そうですね、ズバリ聞いていいですか?」
「?…まぁ答えられる範囲でなら」
「では。望さんってるゐさんとアリシアさん、どっちが好みのタイプだったりします」
「………は?」
「ぶっちゃけて言うなら、望さんはるゐさんとアリシアさん、どっちが好きですか?」
「ちょ!?何故いきなりそんな話になったんだ!?」
「だって私の情報によると貴方はるゐさんの家で二人と共に同棲中なのでしょう?やはり年頃の男としてはそういった感情が無いわけじゃありませんよね?なのでそこんとこどぉーなんですかね?私、気になります!」
「いやいや!あの二人はオレにとって恩人なわけであってオレがあの人達に好意を抱くとか立場考えろって話なわけで!?それとネタ挟むのやめてもらえないですかね!?ふざけてる様にしか見えないから!」
「あ、どっちもオレのもんだー!ってやつですか?ハーレムってやつですね!」
「今オレが言ってた話聞いてた!?」
なんかさっきの話よりも食いつきよくない!?何この子!?
そこからアリシアさんが戻ってくるまで言い合いは続くのであった………
実は撃子さんの言葉である人のことを頭に思い浮かべたんだよね…
それは…まぁ…そういうことなんだろうなぁって自覚した
………オレって単純みたいだ
久々に撃子さん登場!
いつだそうか迷ってたとこだったんですよね、丁度いいので乱入させてみました
そしてとうとう杉田君が自覚したようです
何を自覚したかはご想像にお任せします
さて、次回も多分日常回かな
それではここまで読んでくれた皆様に感謝を!