亡霊さんが歩む超能力な世界   作:メガネ愛好者

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どうも、メガネ愛好者です!

………6時か、ぎりぎり間に合った………
何とか書けたので投稿します
とりあえずはまだ毎日投稿していく予定にしました
本当にきつかったら、二日に一回の投稿にすると前もって連絡させていただきますのでそれまでは毎日投稿していきます

今回と次回はエルモア回かな?とりあえずそんな予定です

それではCALL38、どうぞ!


CALL38 「ポンポコポンポコ狸さん」

「全く!!PSIを感情的に扱うなといつも言っとるじゃろ!!罰としてフレデリカはケーキ抜き!!カイルは紅茶に砂糖抜き!!」

 

「イッイヤアアアアア!!!」

 

「苦ええええエエエ」

 

あの後天元突破した関西弁モードのフーちゃんがPSIを暴走させたりしてしまった

何とかこの子達が使うバースト・ストリームによって自力で力を抑えたが…バルコニーは惨憺たる姿になってしまった

そのせいで罰としてフーちゃんとカイル君が罰を受けることになってしまいます。可哀想に

フーちゃんがあの惨状を作ってしまったとはいえ、元はといえばこちらの馬鹿も原因の一つを担ってるって言うのに…

 

よって

 

「罰として簀巻き吊るしで鼻から紅茶飲ませます」

 

「ちょ!?やめっ悪かった!!悪かったからやめ―うごごごごおお!!!」

 

夜科を簀巻きにしてテレキネシスで逆さ吊りにした後、これまたテレキネシスでカップの中身のアツアツの紅茶を鼻に流し込んでいきます

これ結構苦しいの知ってます?プールとかで逆さになったときに鼻に水が入ったことのある人ならわかる苦しみのはず…私も昔あったのでよくわかります。あれは痛い

それをアツアツの紅茶で体現中です。一応言っておきますが口から漏れ出ないように直接胃に届けて上げてますよ?ありがたく貰ったものを口から出してはいけませんからね

下手すれば火傷待った無しのこの状況ですがここには優秀なCURE(キュア)使いが二人もいるから大丈夫です

何よりギャグ補正で片付きます

 

「すいません。うちの馬鹿が…」

 

「いやいや、それを言うならこっちの子達も迷惑かけたのぅ」

 

「いえいえそんなことはありませんよ?子供はやんちゃなぐらいが丁度良いのです。それが今後のために必要な行動力にも繋がりますし、何より自分の意思で動ける強い大人にもなっていくでしょう」

 

「ほう?お前さん育児の経験でもあるのかい?随分と詳しいじゃないか」

 

「経験が無い…とは言えませんが、純粋に今のは私の思ったことですよ」

 

私は苦しんでる夜科を他所にエレモアさんと会話を弾ませます。正直夜科にやってる罰は片手間でも十分に可能なんで、私は出されたケーキや紅茶を上品に頂きます

なんか雨宮さんや望月さんが「…誰?」って感じの表情をしています。まぁ今の私は猫かぶりモードですからね、いつもの私を見ている人からしてみれば違和感Maxでしょう

何故急に猫被ったか?なんとなくですよ

あ、育児の主な理由はリナですね。あの子を迎え入れてからそういう知識や感情を持ちました

因みにフーちゃんとカイル君は流しきって死に体の夜科を恨みがましく睨んでいます。だが夜科にそれを気にする余裕はなさそうです

吊るして罰を与えるのはフブキさんの専売特許ですが、こういう地味に苦しい系は夜科も初めての経験でしょうね。あ、夜科のケーキや紅茶は雨宮さんが頂きました

私が猫かぶりモードでエルモアさんと会話中は周りも出されたケーキや紅茶を頂きながら各々がこの時間を有意義に過ごします

途中マリーちゃんが望月君にテレキネシスを使って紅茶を注いでいたりなんかもしていましたね

それに対して望月君は勿論、雨宮さんも称賛の声が飛びました

褒められ慣れてないのかマリーちゃんは慌てたように否定していました

 

「私、フーちゃんや他のみんなみたいにすごい力無いし…ドジばっかりするし…」

 

「あら!!マリーがほめられてるなんて珍しいもん見たわ!!」

 

「マリーをからかうんじゃないよフレデリカ!!」

 

マリーちゃんをからかったフーちゃんに叱咤が飛ぶ

フーちゃんも余計なこと言わなきゃ怒られることもないのにねぇ……性格上そうもいかなさそうだ

マリーちゃんはマリーちゃんであまり謙虚なのもいけないよなぁ…謙虚すぎるのは自分の力を伸ばす妨げにもなりかねないし…

 

 

 

 

 

 

そんなわけで今回はそろそろおいとましようとしていた私達

だったのだが……

 

「天樹院フレデリカさん、マリーさん。どうかオレを弟子にして下さい」

 

9歳児に土下座する馬鹿が現れた

何でこうなったかって言うのは…一言で言えばフーちゃんが使ったバースト・ストリームだろう

バーストストリームとは、ようはPSIを制御する力場を自分の周囲に展開させるものだ

これはPSIを自分の周囲に循環させ、維持する事で脳の負担を軽減する事ができる…周囲に張り巡らせたバーストエネルギーによって物理的なPSIの波動を外に逃がすことができ、暴走の原因になっている脳の負荷を減らすことが可能なのだ

ようは制御困難の暴王の月(メルゼズ・ドア)を制御するため、夜科はこのバースト・ストリームに目をつけたってことだ

これによって夜科も一歩進むことができるだろう…だが流石に急すぎるでしょうよ。見てみなよ雨宮さんのあの顔、明らかに不機嫌だから。自分が教えていたのに他の人に頼ろうとするのが気にくわないんだろうね

だが夜科も譲る気が無いのはわかる、自分の力を制御する術が目の前に提示されていて簡単には引き下がれないのだ

まぁエルモアさんは別に止めることに反対ではないっぽい。客人としては止まらせる気は無いみたいだけど…

ようは授業料として働けって言ったところか…ふむ

 

「あ、じゃあ私も泊まろうかな。特にやることないし、この馬鹿の監視も含めて」

 

「「「はぁ!?」」」

 

私の言葉に夜科と雨宮さん、そして夜科の宿泊に反対していたフーちゃんまで反感の声を上げる。なんでさ

 

「勿論雑用はやらせてもらいますよ。これでも家事は得意な方なので」

 

「まぁええじゃろ。最低限のことをしてくれれば問題はない」

 

「ちょっとババ様!?こんないかにも馬鹿そうなサルもイヤだけどそこの食えないタヌキ女はもっとイヤよ!絶対イヤー!!!」

 

「そんなこと言わないでほしいポンポコ。仲良くしてほしいポンポコ」

 

「ポンポコポンポコうっさいのよ!!そういうからかってくるとこが嫌いなのよ!!」

 

「ポンポコは不評だったか…」

 

「いやそこじゃねーだろ。…てか監視ってどういうことだよ!?オレが何かするとでも思ってんのか!?」

 

「私達は満場一致だと思うけど?」

 

フーちゃんをからかいつつ夜科の不満に言い返します

私の意見に雨宮さんと望月も頷き、何も言い返せないで悔しそうに口ごもる夜科でした

アンタすぐに何も考えずに子供達にちょっかいかけそうだしね、さっきだってマリーちゃんがケーキや紅茶に使っていた食器をテレキネシスで片づけているところに問答無用で乱入し、怯えてるマリーちゃんに詰め寄ってたりしてたからね

「ていうか君脳みそ何個!?」って人に、ましてや子供に言う事じゃないから……そう考えると流石に夜科1人を置いてはいけないと思いまして

私は別にやることもないからね。杉田君の方も問題無い程度には強くなってるし、後は杉田君が自分自身のイメージを作り上げるだけだからね……とりあえず杉田君にはイメージするのは常に最強の自分だってどこかの私と同じ幸運Eの方の名言を言っておいたから大丈夫でしょう

雨宮さんは八雲さんとの連絡があるし、望月君は仕事がある…なら私が残るのが最良かと思ったわけですよ

何よりもう少しこの子達と遊びたいなーなんて思っちゃったり

それらの旨を雨宮さんと望月君に話します

望月君は難なく了承してくれました。ついでにフブキさんにも望月さんの方で伝えてもらうよう言っておいたので帰った後も夜科への説教はある程度緩和するかと…

これには夜科に感謝された。現金だなおい

だが雨宮さんがまだ納得しきれていなかったんだよね。やっぱり夜科といたいのかね?まぁ納得はしなかったけど了承は得られました。すごい不機嫌になってたから後が怖いけどね

 

「そんなわけでよろしくポンポコ」

 

「帰れ————!!!」

 

結局最後までフーちゃんに不評だったポンポコでした

…え?私自身が嫌い?そんなわけないですって!…ないですよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

「つーか広っっすぎだろ!!!これじゃ芝刈りで一日終わっちまうだろーが!!!」

 

敷地内の芝を芝刈り機で刈っていた夜科が叫んでいる様子をテラスで眺めながら洗濯物を干している私です

まぁ私もやっていいんだけどね、そこはあちらは男でこちらは女と役割分担したんですよ

そもそもあの脳筋が家事できるとは思えないからね、掃除ぐらいしかできないんじゃないかな?

ってことで肉体労働はあっちに任せてこっちは夜科ができなさそうな洗濯やらをさせてもらってます

因みに今日の朝食はエルモアさんに頼んで私が作ってみました。腕によりをかけて作らせてもらったので出来栄えはバッチリ!エルモアさんにも味見してもらい合格点がもらえたので子供達の反応が見たいからと私が作ったのを内緒で朝食に出してみたりしました

すると…

 

「あら?いつもより美味しいわコレ。ババ様今日はどうしたのこれ?」

 

と、フーちゃんが最初に褒めてくれました。やったね!

そこからマリーちゃん、カイル君と続いて好評の声を貰いました。何も言いませんでしたがシャオ君も黙々と食べてくれたので…不満ではないと思いたいです

え?ヴァン君?速攻で完食してくれました。良い食べっぷりだったけどもう少し落ち着いて食べようね?口の周りにご飯やらなにやらついてますよ?

そして、そんなフーちゃんの疑問にエルモアさんが答えました

 

「それはそこの藤堂が作ったものじゃ」

 

「…は?」

 

「いえーい。フーちゃんが最初に美味しいって言ってくれるとはねぇ…お姉さん嬉しいです」

 

「藤堂さんて料理お上手なんですね!」

 

「姉ちゃんおかわり!!!」

 

「なんならマリーちゃんに教えてあげようか?カイル君は好きなだけ食べていいよ。食べ過ぎには注意ね?」

 

「「わーい!!!」」

 

マリーちゃんにはこれからの将来にも役立ちそうだし料理の腕を仕込んであげますか

カイル君は席から立ちおかわりのために食堂へ向かっていく。1人で向かわせるのもって思ったけどシャオ君とヴァン君もついて行ったから大丈夫かな?みんな食器を持って行ったあたりお代わり希望だろうか?そうだったら嬉しいな

そんな対応をしている中、エレモアさんと私の発言で固まってたフーちゃんに動きが見える

 

「は、はは…面白いジョークだわ…そこのタヌキが作ったなんて…」

 

「フーちゃん」

 

「な、何よ!アンタの料理なんかっ!」

 

「褒めてくれてありがとね。素直に嬉しかったよ」

 

私は笑顔でフーちゃんに感謝を述べる

いや結構嬉しかったんだよね。杉田君達もそうだったけど美味しいって言ってくれるのは作った人からすればこの上なく嬉しいからね

食レポとかでこれこれこういった~とか、ここがこうで~とか美味しい点を紹介してるけど、私としては純粋に一言「美味しい」って言ってくれた方が嬉しいんだよね

だから今のフーちゃんの称賛は個人的に満たされるものがあったわけで、素直に感謝してしまったわけです

そんな私の純粋な感謝の言葉を受けたフーちゃんは

 

「う……べ、別にこれは使ってる食材が美味しいだけよ!アンタの料理の腕とかじゃないんだから!!!」

 

「ん、それでいいよ。ただ美味しかったら遠慮なく食べてね?」

 

「……………おかわり」

 

「うん、了解です」

 

顔を赤く染めながらツンとした表情でお代わりを要求するフーちゃん可愛いです

今回は別にからかうつもりもないし、私はフーちゃんの容器を持って未だ食堂にいるであろうカイル君達の様子見も兼ねてよそいに行くことに

ついでに私もおかわりしようかと思い自分の食器を持つと、マリーちゃんもお代わりを要求してきたのでその分も持っていくことにしました。両手では持ちきれないしテレキネシス使っちゃおうかな?って思ってたその時

 

「…自分で取りに行くわよ。言っとくけどこれはアンタが変なの入れないか未然に防ぐためなんだからね!!変に勘違いするんじゃないわよ!!」

 

なんとフーちゃんが自分から取りに行くことにしたみたいです

流石に一人だけ待っているのも嫌だったのかな?フーちゃんは自分の食器を持つとそそくさに食堂へ向かっていっちゃいました。マリーちゃんもその後を追っかける形で向かいます

全く…小学生は最高だぜ!まぁ小学校に通っては無いんですけどね?物の例えです

とにかくみんないい子達ばかりですねー。そんなことを思っているとエレモアさん私に話しかけてきました

 

「随分と手慣れたような手際じゃの。あの気難しいフレデリカにあんな表情をさせるとは…」

 

「子供は誰だって最初はみんな素直です。それが間違った方に歪められなければみんなあのままいい子に育つと思いますよ?私達見守る側はただみんなのことを思って接すればいいんです。下手に自分等の意思を押し付けちゃダメですし、だからといって何も教えないのも間違ってるからね…私はただ後押しするだけです。後は勝手に育っていきますからね、自分の意思で」

 

「しょーかしょーか」

 

「まぁこんなまだまだガキな私の言葉じゃ重みは無いか!はっはっは」

 

精神年齢は30超えてますがね

まぁこれは私の今までの経験の上での意見だから他の人は違うかもだけどさ

ただエルモアさんはにこやかに顔を緩め、私の意見を聞いてくれました

その後はおかわりをよそって来た子達が食べ終わるのを眺めつつ、朝食を済ませるのでした………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え?夜科?まだ寝てたので朝食は取り逃したよ。だって起きる気配無かったんだもん

そのことを伝えた時の夜科の阿保面は正直笑えたね。しょうがないからおにぎり作って渡したけどさ?

でもそのおにぎりもカイル君に食べられたときはホント笑っちゃったわ

 

「藤堂!もう一つ作ってくれ!!!」

 

「もうご飯が無いポンポコ」

 

そんなわけで空きっ腹の状態で草刈りをやる夜科のお腹からは時折空腹に訴える音が鳴り響くポンポコ

意外と気に入ったでポンポコ、あなたもポンポコ




ポンポコポンポコ!ポンポコポンポコ!!
…なんか書いてるうちに洗脳された気分になってしまいました
ふと思ったんですが、タヌキの鳴き声ってどんなのなんですかね?可愛いといいなぁ
因みに作者はタヌキ好きです。キツネやイタチも好きです。
犬や猫も好きではあるんですけど……なんか恨まれてるのかな?エンカウントするたびに吠えられたり噛まれたり引っ掻かれたりと碌な思い出ないんですよねぇ…
近所のもう何年も会ってる犬猫も私に懐いてくれないし…体質なんですかね?悲しいです

何やらフーちゃんばかり優遇させちゃってる気がする…
いいんです!カイル君やマリーちゃんは夜科に懐いてるんだからフーちゃんに懐いてもらいたいんです!

因みに帰ってこないるゐさんにまだかまだかと落ち着かない紫電娘がいたとかいないとか………

それではここまで読んでくれた皆様に感謝を!
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