とうとう三回目のサイレンですね
ここからバトルもヒートアップしていくでしょう
ただ…私の戦闘描写スキルがなぁ…うまく書ければいいのですが…
まぁ今回はまだ戦闘にはならないので期待していた方ごめんなさい
それにしてももうCALL40か…よくここまで書けたなぁと少し遠い目をしている私です
それではCALL40、どうぞ!
CALL40 「私の幸運Eは厄日をもたらす」
リリリリリン!リリリリリン!
「第三回サイレンへ殴り込み前準備会を開催しまーす!!!」
「「イエーイ!!!」」
「イイネみんな!ノリがよくてるゐさん嬉しいです!!」
現在自宅、サイレン招集のコールを聞きつつ最終確認をしています
いや~それにしてもアリシアはともかくとして杉田君がこのノリについて来てくれるとは思ってなかったから驚いたね
「
………修行させすぎたかな?最早別人に…どこの世紀末ですか
アリシアに聞いてみたところ、私がエルモアウッドに行ってた時も自主的に修行を重ねてたみたいなんだよね
ノンストップで
そのため二回目のサイレンから戻ってきた時と比べてかなり強くなったみたいです
あのアリシアの高速機動(ノヴァ無し)にも対応できるようになったと聞かされたときは驚いたね
どうやったかを聞いてみたところ………うん、アレだ。アリシアの苦手なタイプの戦術だったよ
まぁゴリ押しでぶっ飛ばしたみたいだけどね。ホントアリシアのPSIは常識が通じません
しかも新しい戦法も作ったとか。これだから天才ってやつぁ…
とりあえず杉田君を正気に戻しますか。藤堂選手!右腕を振りかぶってぇ~
「ヤッフー」
ゴスッ!
「マソップ!?………あれ?」
「ノゾミー大丈夫ー?」
「アリシアさん?オレ何してたんだっけ…?」
「世紀末ポテトになってたよ」
「どゆこと!?てか藤堂さん何その格好!?それでサイレン行く気か!?」
「ダメかな?」
正気に戻ってすぐにツッコミを入れてくる杉田君。うん、戻ったみたいだね
因みに今の私の服装は…さっき言った言葉で察してるかもだけど…はい、マ〇オです
ただし!今回はただのマ〇オではないのですよ!!!
「いいじゃん。その名も配管工フォーム、モードテイルです!どうかな?似合ってる?」
「ようはしっぽマ〇オだね。似合ってるんだけどさ…何故そのチョイス?」
「ポンポコになりたかったから」
「なら普通にたぬきマ〇オでよかったんじゃないですか?」
「デザインがなぁ…それに私はこっちの方が好きだし、あの着ぐるみは私の好みじゃないのです」
はい、マ〇オ3のしっぽマ〇オをイメージして着飾ってみました
タヌキ女とか言われちゃったからね、ならこの際とことんタヌキになってやろうかと思ったわけですよ
詳細は前回の赤いマリンキャップに茶色の獣耳をつけ、青いオーバーオールの腰の辺りに狸の物に模した等身大サイズの尻尾を付けました
後は追加として茶色の鉄板入り安全靴を履いて付け髭を付けてみます
気分は国民的スターです!!!だがおっさんのコスプレって言われたら何も言えないわ
私は新たにつけたした耳や尻尾なんかを見せつつ、感想を聞くのでした
「前回よりも完成度は上がっているのだよワトソン君」
「付け髭付けたからか?アンタ探偵じゃないからな」
「それはそうと早く行かない?めっさうるさくなってるからさー」
「それもそうだね。二人とも
「オッケーだよ!」
「問題ないぞ。いつでも行ける」
「んじゃ行きますか!」
「「(本気でその格好で行くんだ(のか)…)」」
何とも言えない表情をする二人を気づかぬようにしつつ、私達は携帯を耳にかざし未来の世界に飛ぶのでした…
着いた場所は前回の砂漠から少し離れた崩れ沈んだビル群の一室でした
杉田君やアリシアもすぐ近くにいるので一安心です。丁度目の前に公衆電話があったのはラッキーだね
「るゐ!アリシアと杉田君も無事にこれたのね!(何あの格好…)」
「お、サッチーおひさ。そっちこそ無事でよかった…夜科達はまだ外かな?」
「もしかしてまた
「さっさと集まるに限るからね、約一名以外はすぐ近くにいるみたいだから早いとこ呼んじゃおうか」
「…約一名以外?」
雨宮さんと早々にエンカウントし、他のみんなともそれほどかからないうちに集合できました
ほんと、約一名以外なんだけどね
ある程度集まり、鳴り響く公衆電話の周りに集まりますが、そこで夜科達が違和感に気づいたみたいだ
「………もしかして、オレ達しかいないのか?」
そう、今ここにいるのは前回生存者組しかいないのだ。それに対し私以外は?が頭に浮かび上がっている
私はあらかじめナナちゃんに聞いてたからね、前回で選別を終えるって
つまりは前回のあの大人数が最後のエントリー者だったということだ
ほとんどの人はワームに食べられ脱落し、本当の意味でサイレンドリフトは私達だけになったということだ
そこで朝河君が人数が足りないことに気づく
「霧﨑カブト……ヤツはどうした…?アイツもこの世界に来てるハズだろ…?……まさか…あのバカ……」
「誰かに話そうとして…灰になった…?」
朝河君の言葉に続き望月君も霧﨑君の安否を気にし始める
……まぁ
「大丈夫。…ってか来てるから問題ないでしょ。今も何か目指してる感じに一直線に歩いてるみたいだし」
「藤堂、お前わかんのか?」
「あれから少し精度を上げてねぇ…私の
「…ホントアンタはそう簡単に事をこなして…」
「オレ達にできない事を平然とやってのけるッ」
「そこにシビれる!あこがれるゥ!!!」
夜科の問いに普通のことみたいに言ったら雨宮さんが片手で顔を覆い呆れられました
杉田君、アリシアはどこかの有名なセリフを持ってきてるけどそこまで大したことじゃないからね?
「なんだったら雨宮さんにも教えてあげる?」
「機会があったらね…とりあえずは電話に出ましょう」
それでは電話の件をキンクリしてこれからの方針を話し合います
まぁ簡単にまとめるとですね、霧﨑君を回収後は速やかに
途中朝河君がタツオ君の安否が知りたいので雨宮さんにテレパスで呼びかけて見てくれって言っていました
だけどそれはこの周辺にいる者全てに聞こえてしまうからと雨宮さんが断ってしまう
そりゃそうか…味方だけに聞こえるような都合のいいものなんかはそうそうないもんね、敵に気づかれやしないか心配なのである
だけどね…雨宮さん
「それなんだけど……私の
「「「「「「…………」」」」」」
既に後の祭り状態でした!
……ごめんね?謝るから睨まないでください…ポンポコは悪意のある視線は嫌いなのです…
「ならせめて付け髭はやめなさい」
「ういっす」
とりあえず霧﨑君捕獲に向かう私達、みんなライズを覚えてるのでかなりのペースで霧﨑君との距離を縮めていきました
「はっはっは!こりゃ爽快だぜ!!!」
「お!夜科早いじゃねぇか!何なら俺とどっちが先に捕まえるか勝負するか!?」
「面白そうじゃねーか!その勝負買ったっ!!!」
「んじゃ先に言ってるぜ!悔しかったら空飛んでくるんだな!!!」
「あっ!!!杉田テメーずりぃぞ!!!」
「はっはー!!!知らねぇなぁ!!!」
後ろでは夜科と珍しくはっちゃけてる杉田君がどちらが先に霧﨑君を捕まえるかと楽し気に談笑しながらライズで跳んでいました
やっぱり相当鬱憤溜まってたのかなぁ…普段見られないテンションの杉田君に新鮮味を感じる私でした
「まぁそれでも私達に追いつけてないんだけどね~」
「アリシア、そういうのは事実でも言わないでおいてあげるのが優しさだよ?」
「アンタのその物言いも十分に刺さるから。後ろ見て見なさい」
私、アリシア、雨宮さんで戦闘を独走しながらそんなことを話していました
雨宮さんに言われて後ろを振り返ると、今のが聞こえたのか明らかに落ち込んでいる二人が見えました。ドンマイ
そうこうしているうちに霧﨑君の姿を確認。せっかくなので私は
「ホッ」
「ふぎゃっ!?」
あまり威力が出ないように霧﨑君を真上からスタンプして確保する。その光景はまさに配管工おじさんが栗の坊やを踏みつぶす光景その者である。…おじさんが坊やを踏み潰すってかなり最低な絵面だわ…ゲームだから許される奴ってことかな?
皆さんも安易に栗の坊やを踏み潰してはいけませんよ?彼らだって生きているのです、踏まなくても問題無いのであれば踏んではいけません。縛りプレイの一貫としてどうぞ
私は霧﨑君から退き、すぐに来た雨宮さん達が霧﨑君の単独行動をした理由を問いただします
すると、観念した杉田君からまさかの言葉が
「オッオジキの家だ…!!みッ、未来の情報だよッ…!!競馬でも宝くじでも何でも…!!オレは大金持ちの勝ち組になるんだよ!!」
こんなところで未来の情報を得る機会が訪れるとは…
話に聞くと、霧﨑君もPSIの訓練をただただサボっていたわけではなかったっぽい
なんでも前回の帰り間際にここ、目の前の家が霧﨑君のおじさんの家に酷似していたらしく、確認のためにおじさんの家に向かっていたみたいです
そしてなんと、そのおじさんは用事の際ために
『この国が安全だなんて一体誰が決めた』か…あらかじめどんな状況に立たされても対応できるように備えて置く、痛い思いを経験した人間は臆病になると同時に、これまでにない慎重さを得ることができる…ってところかな
そのおじさん、私共感できるかもね
だけど現実は
「………!!…何だよこりゃ…!?」
核戦争を想定して作ったみたいだけど…流石にこんな環境そのものが激変するとは考えてなかったんだろう、おそらく自身によって中の設備が壊れてしまったんだね
室内は荒れ果て風化が始まっていた…この世界特有の急速な風化現象がこの部屋でも起きていたのだ
だがそれも最低限に抑えられていたのか、形が残っている新聞なんかもちらほら見える辺り、このシェルターも無駄にはならなかったようで何よりだ。これならいくらか情報を得られるだろう
すると、夜科が偶然に自分の元に飛んできた一枚の新聞記事の切れ端を読み始めた
「隕石…!?……[2009年10月29日深夜2時10分…北海道
…え?
夜科は読める限りの文面を読み続ける
内容としては、1m程の隕石が落下するが落下地点に隕石は見当たらず、同時刻に不審なトラックが現場から走り去ったってところだ
霧﨑君なんかはそんなんで世界滅んだのかとか言って夜科を笑っていたりしているが………私としてはそれどころじゃない
「………杉田君、今の聞いた?」
「夜科の読んだ記事のことか?確かになんか変な感じはしますけど「そこじゃないんだよ」え?」
「そこじゃ…ないんだよ…」
私はその言葉を言い終えると、地面に跪いてしまった
いきなりの行動に周りがどうしたのかって慌て出したけど…私はそれどころじゃないんだ
「ど、どうしたのるゐ!?」
「もしも…もしもだよ?その隕石がこのサイレンの何らかの要因になってたとするとだよ?それって………
私の来年の誕生日が厄日って事じゃないですかヤダアアアアアアア!!!!!」
「「「「「「「………」」」」」」」
私は心の底から叫ぶ、もう叫びたくて仕方がなかった
だってこのタイミングでこれって絶対なんかあるでしょ!?絶対無関係じゃないよこれ!!私の勘にかなり引っかかってるんですもん!!
何?ここで最大の幸運E効果発動ってか?笑えねぇよこんちくしょーがあああああ!!!
私は自然と涙を流していた。もうホント来年の誕生日を迎えたくないよホント…絶対なんかありますもん
私の本気の号泣を目の当たりにしたみんなは、何も言えずに泣いている私を見ていることしかできなかったという…
「「「「「「「(格好のせいで全然可哀想に思えない…)」」」」」」」
いや、ただただ呆れてただけかこれ?配管ポンポコ舐めんじゃねーよこんにゃろー
私は気を持ち直し、改めてみんなで情報収集に取り掛かる。何事もなかったように作業を始める皆を見てまたもや涙が流れそうになるも、杉田君が慰めてくれたので今回は泣かずにすみました。ありがとうございます杉田君
途中夜科がさっきの爆笑も含め、いまだふざけた態度で取り組む霧﨑君に注意するも、帰ってきたのは霧﨑君らしからぬ返答だった
「ハッ、フザケてなきゃ頭がオカシくなりそうなんだよ!!これが現実なんて!!オレにはまだ全然思えねぇんだよ!!大金稼ぐゲームぐらいに思わなきゃやってらんねェんだ」
「……霧﨑…」
「お前にとっては…もうここはちゃんとした現実なのかよ…?」
いつもふざけた態度をとっていた霧﨑君にしてはまともな返答に夜科も黙ってしまった
そもそもな話、霧﨑君にとってはふざけることで心にゆとりを持っていたのかもしれない。…人間誰しも心が強いわけじゃない、霧﨑君は霧﨑君流に心を紛らわすための行動をとっていたんだろう
夜科も霧﨑君の言葉に何か感じたのか、それからは何か言い正そうとすることはなかった…
そんなことがあった現在、私達はシェルター内を物色しています
なかはやはり風化が進んでいて記事を手に取るだけでもボロボロに崩れ落ちてしまう。それでも形を保ってる分救いはあるね
私は雨宮さん、望月君と一緒に情報を探していたのだが…そこで望月君があることに気付く
「雨宮さん、藤堂さん、僕の気のせいだったらいいんだけど…
「……そんな……!!」
「つまりは…2010年以降にはもうこの状態だったってこと?」
「………まだ確証はないわ。もう少し詳しく調べてみましょう」
望月君の言葉はかなりヒントになっていると思う
何せそれ以降の新聞が無いってことは…それ以降に新聞を取らなかったか、もしくは
もしこのまま見つからないんだったら…私達の未来、再来年には地球はこの荒廃した世界になるってことだ
…流石にこれはシャレにならないかな。もしかして災厄が何か関わっていたりするのか?…それは無いと思いたい
またしばらく探していると、不意にシェルター内に光が灯る。朝河君達が探していてくれた予備電源が復旧したのかな?これで視界が良くなったね
その直後、またもや望月君が手柄を上げた
望月君はある一か所に同じビラがあるのに気づいたのだ。その内容が
「地球…転生の日…?」
「……!!
私達はそれぞれビラを取って内容を読む
[2009.10.29。我々はとうとう神との交信に成功し、約束の涙を手に入れた…!
我らは神に選ばれし者『
我らは今ここに世界再生計画の発動を宣言する…!!
全人民に告ぐ…!『
…最早トチ狂ってるとしか言えないような内容だ
だが…現に未来は荒廃している。これが彼らが望んだ姿かどうかはわからないが、間違いなく何かしらは起こすのだろう
それにしても…
「ここでも10月29日か…ほんと厄日だわ。なんか私恨まれるようなことしたかなぁ…」
「…ご愁傷様」
「きっと何かいいことあるよ」
「その慰めが逆につらたん。それにしても…この文面とさっきの夜科の記事…なんか繋がってるように感じるのは私の気のせいかな?」
「確かに…ここに書いてある約束の涙を手に入れてって言葉、さっきアゲハ君が言った不審なトラック…」
「この約束の涙ってものが…さっきの隕石だったってこと?」
「可能性はあるね。そもそも飛来したのが隕石ってのも怪しいところだよ。現に誰も落ちた物を見てないんだから」
「…まだ推測の域を出ない。とりあえず一旦みんなと集合しましょ、もしかしたら何か―「うわあああ!!!」」
私達がこのビラのことで話し合っていると、不意に霧﨑君の悲鳴が聞こえた
その声に釣られ、私達は一旦話し合うのを止め霧﨑君の元に向かうことにするのだった
その中で私は、とにかく祈るのであった
…再来年の誕生日、どうか無事にすごせますように…
「「無理でしょうね(だろうね)」」
「少しは希望を持たせてください…」
これが書きたかった
るゐさんの誕生日をトラブルの起きる日にしようと前々から考えていたんですよね
まぁ原作既読の方はキャラ紹介でうすうす気づいてたかもですが…
誕生日にトラブルが起きるとか幸運Eは伊達じゃないね!
最初は宣戦の儀にしようかって迷ってましたがこっちにしました
まぁそれでも今のところ少し考えてることがあるのですがね?
とうとう服装までポンポコを意識してきたるゐさんだったが今回の誕生日ハプニングで見事に影が薄くなってしまいましたね
まぁこれからもポンポコは推していきますが
気に入ってしまったんですよポンポコ。その勢いのままにタグに追加しちゃうぐらいには
次回は敵さん登場するかな?
それではここまで読んでくれた皆様に感謝を!