亡霊さんが歩む超能力な世界   作:メガネ愛好者

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どうも、メガネ愛好者です!

いきなりですがカガミガミ最終巻読みました!
いろいろ言いたいものがありますが、下手すればネタバレしてたりするかもなのでただ一言を

岩代先生!とても面白かったです!次回作も頑張ってください!応援しています!!!


さて、今回は少し短いですが…見どころはあるかと思います

それではCALL43、どうぞ!


CALL43 「正体不明の解剖士るゐ」

はいどーもー、るゐさんですよ~

前回は杉田君視点のお話だったけどどうだった?杉田君真面目だからあんまりボケは期待できないけどアリシアもいるだろうしツッコミが冴えてそうだ

因みに何でそんなことが分かるのかっていうのは探知(ソナー)を使ってるからに他ならないね

最早気づかれてるんだしやりたい放題なのですよ!まぁそんなこと気にするような性格じゃないんだけどね?

むしろ探知(ソナー)は釣り竿みたいなもんさ。引っかかったのは魚じゃなくて虫だったけどさ

海で釣りをしているとき、全然釣れないからと一度戻したら餌が無くなっててその代わりと言わんばかりにフナムシがひっついていた時は何とも言えない気分になったもんだわ…

 

…え?敵はどうしたって?敵ならもう灰にしちゃったけど?

 

はっはっは!前々回あれだけ戦闘する感じに持ってきておきながらこの始末さ!

戦闘描写なんて作者に求めちゃいかんざき、グダグダになりそうならやらんでいいんじゃないか?と投げやりになった作者の暴挙だった。…作者、言いたいことは?

(許してヒヤシンス☆)

よし、許そう

(マジで!?今のでいいんですかるゐさん!?)

私がそんな真面目に戦闘をする気なんて元からないし、そもそも私は許しても読者がどうかは知ないけどね

(本当に申し訳ない…)

てか普通に会話に入ってきてるけどいいのけ?

(今更じゃないか)

それもそっか

 

まぁ流石になんの説明もないのは問題だからね、どんな感じだったかの簡単な説明をさせていただきます

そうだな…あれは数分前のことだ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―数分前―

 

「なんで当たらねぇんだよぉぉおお!!!」

 

クソヘル(ジャギ)は自身のPSIを使って私に拳を振りかざしてくる

駄菓子菓子!…その攻撃も私に一切当たることはなかった

だって虚ろなる亡霊(ホロウ・ファントム)で透過中ですからね、姿は見えてても当たらない状態なのですよ

え?前にあんまり頼りすぎないようにするって言ったのはどうしたんだって?別に使わないわけじゃないですしお寿司食べたい

病気の件も、ようは私が透過を解かなければすり抜け続けますからね。現代に帰るときだけ透過を解除すれば問題ないわけですよ

幽霊化が進むよ!やったねるゐさん!!ついでに影も薄くなるよ!!!って喧しいわ!!!

 

因みに透過の状態なら夜科の暴王の月(メルゼズ・ドア)に感知されないんですよ

PSIの反応を感知されないように透過すればいい話だし、そもそも透過は幽体化と違ってPSIの念の集合体ってわけじゃないからね、余裕ですり抜けてました

実は夜科が八雲さんとPSIのコントロールをしようと訓練していた時にいろいろ試してみてたんだよね

その結果、透過なら対処できたわ

どんなPSIも喰らい尽くすと言っても、そこに存在しない(・・・・・・・・)PSIをどうやって喰らうんだって話だ

それでも検証にはかなりの危険が伴ったんだよね。まぁそこは同一なる分体(ドッペルゲンガー)で試したから本体()は大丈夫だったんだけどね

犠牲になった分体(ドッペル)達よ、貴方達の犠牲は無駄にしない…!!犠牲になった原因私だけどね

一応分体(ドッペル)達にも意思はあるんだよね、だから検証するときに誰しもが嫌だって言ったんだった…我ながら酷いことをやったもんだ

 

まぁそんなわけで、相手がどんな物も粉々にするとか言ってたけど私からしたら『相性が悪かったな馬鹿め』って感じ

今もPSIを発動しているであろうクソヘルの拳や蹴りが私をすり抜け空を切っているのであった

最初の余裕は何のその、今ではもうヤケクソ気味に腕を振るっている

 

「私もやることあるし、もういいかな?」

 

「うるせええええ!!!変なPSI使ってねえで拳で語りやがれぇ!!!」

 

「いや私女だしそんな暑苦しい展開に向いた性格じゃないし。それにアンタに肉弾戦挑むとか能力知った後にやる馬鹿はそうそういないでしょ」

 

PSIの名前はカッコいいんだけどなぁ…使ってるやつに難ありってところか

さて、それじゃ

 

「惨めたらしく無意味にクタバレ☆」

 

クソヘルが拳を振りかぶって胴体に隙が出来る瞬間を見計らい、私は腰から軍用ナイフを逆手持ちで抜刀する

ナイフは空を切る。まぁナイフも透過させてるからね。全身凶器の脳筋に当ててわざわざ駄目にする意味がない

一見無意味な行動だろう……でもちゃんと意味を成した行動さ

私は切ったからね、クソヘルの目の前の空間を(・・・・・・・・・・・・)

その直後にクソヘルの動きは硬直し、体が固まったかのように動かなくなるのだった

 

さて、新技の紹介といこうか

昔、イギリスではある殺人鬼が人々に恐怖を与えていたのは知っているだろうか?

まぁ有名な奴だからね、名前ぐらいは聞いたことがあるのではないだろうか?

 

切り裂きジャック

 

いや、ジャック・ザ・リッパーの方が分かりやすいかな?

今回の新技はそれに由来する

そもそもジャックという人物は存在したかどうかすら怪しいところだ

結局未解決事件として闇に葬られ、犯人は未だ捕まっていないのだから

まるで幽霊のように姿を現さなかったジャック、このジャックという名前でさえただの通称にしか過ぎない

様々な説が唱えられるジャックだが、それはつまり人によって姿形が変わる不特定的な人物に他ならない

その存在、まさに正体不明

そしてその手口は、相手の喉を掻き切られ、内臓を摘出されるなどして相手を無残な姿に変えたと言われる

 

そんないたかどうかもわからない亡霊(ファントム)のような人物の所業を、私は力に変えた

 

これは相手の真正面でやることで効果を発揮する

相手の前の空間に相手の体の中を模した空間を一時的に作り出す

この時に対象となった者は一時的に金縛りにあうおまけつきだ。力が強いものはすぐに抜けられるが…こいつはそうでもないようだ

そしてその状態になったら準備完了

私は、空間に浮かび上がったクソヘルのイルミナ七個を瞬時に回収し、取り出した

イルミナを確認した私はクソヘルから距離を離す

これはいわば空間操作(ゾーン)系のバーストに判別されるが、相手の体に干渉するためにトランスを含んだため私独自の進化が行われた

通称肉体干渉(コネクト)系トランス。名を

 

正体不明の解剖士(アンノウン・ディセクター)

 

「なぁあ!?」

 

ジャックの正体不明という特性が、幽体の特性と合致したために使えたPSI

相手の体にトランスで干渉しバーストで模擬体内を作り出す…そこから中身を引きずり出すPSIだ。ぶっちゃけグロイ

今回はイルミナにやったけど、やろうと思えば臓器もいけたりするし、この前アリシアが魚の小骨が喉に刺さって取れなくなった時とかに使える。てか使った。重宝した

それが初めての使用だった辺り、なんかこのPSIが可哀想に思えてくる私です

ここまでの話でよくわからなかったらあれを想像してください

あれです。某サイボーグが使った斬奪です

うん、分かりやすいね。あれも切り裂きジャック由来のキャラだし使ってて全然違和感なかったね

そんなわけであのサイボーグさんみたく、イルミナを握りつぶす私でした

 

「馬鹿なぁ!俺様は第六星将のジャギ様だぞ!!こんな辺鄙な場所で呆気なくやられるような器じゃ―」

 

「そもそも器自体持ってないでしょうが。あったとしてもそれは泥で作ったお椀あたりさ」

 

「ちくしょう…死にたくねぇ…死にたくねぇよぉ…」

 

ほんと運が悪かったの一言に尽きるね

私とクソヘルじゃ相性が悪かったこと

私を甘く見ていて最初から本気で来なかったこと

なにより

 

「私が苛立ってたことがあんたの敗因ってやつだね。来世ではもう少し慎重に行動することだ」

 

私は灰になっていくクソヘルを見つつ、葉巻を取り出し吸い始めるのであった。…うん、仕事終わりの一服はいいもんだね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、そんなことがあったわけです。楽勝ダターネ!

つまり現在も透過中で、今は姿も消して周りを確認しています

探知(ソナー)で辺りを探ってみると……なんだ、もうバイザーさんしかいないじゃん

案外すんなり終わったせいかワイズとやらも拍子抜けだなぁ…まぁ第三星将辺りからは強くなってくるんじゃないかな?

できれば戦いたくない連中だけどね。そもそも戦いたいわけじゃないし、戦いに向いたPSIでもないしであんまり気乗りしないのです

さて、それじゃあ葉巻吸いながら皆の元に向かうとしようかね。久々にゆっくり吸いたい気分だし、戦況が不味くならない限りはゆっくりと向かいますか

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで到着、場所はある程度離れた高台です

幽体化を使えば浮いてることもできるんだけど…いつ夜科がPSIを使うかわからないからね。邪魔しちゃ悪い

私は遠目で目の前で起きてる状況を観察する

気持ち悪い鳥に乗ったバイザーさんが時折下を爆撃しているのが見える。あの辺りに夜科達がいるのかな?

探知(ソナー)の反応からして夜科と霧﨑君なのだが…うまい具合に避け続けている

私は夢幻(ファンタズム)を使用し、バイザーさんのPSIの流れを見ているのだが、流れ始める前には霧﨑君が夜科を誘導している

ふむ、私の夢幻(ファンタズム)より霧﨑君の脅威(メナス)の方が予測が早いみたいだ

まぁアレは未来を見ているのに近いからね、私が見てるのは現在だし把握速度はあっちが上か

そうこう考えていると、夜科達の方にも動きが見える

夜科が先行して霧﨑君が殿を務める形だが…これは…

もしうまく行ったんだとしたら、この短時間で夜科と霧﨑君はお互いを信じられる程には気を許したってことだろうか?

 

『結局君は誰一人信用していないってことだよね』

 

…不意に、あんにゃろーの言葉を思い出す私

夜科、霧﨑君。君達の言動、最後まで見させてもらうね?

私は完全に傍観の姿勢に入り、夜科達の行動を見ることにする

これを見れば…ある程度は信用ってのを知ることが出来るかもね

最早私に一から信用という気持ちを立たせることはできないと思う

だから…教えて

夜科のその他人の為に動ける原動力を教えてね

そうすれば…私も考え直すかもだから

だから頑張ってね。バイザーさんぐらい倒しちゃいなさい

 

私は高台から夜科達の動きを観察しつつ、改めて作り立てようとする感情を秘め、夜科達を見守るのだった




ジャギさんと無眠は明らかなやられキャラだった…無念
よくよく考えるとどっちも破壊特化型だったなぁ…まぁまだ序盤みたいなものだしこんなもんですかね?

さて、るゐさんの忠告通り、悪役っぽい技になってしまいました
ナイフを何かに活用したいなーって考えてた末に生まれたものです
これからもイルミナつけてる奴等に対してどんどん斬奪る予定かな?

次回、原作主人公のカッコイイシーン!

それではここまで読んでくれた皆様に感謝を!



PS.活動報告を更新しました。暇があれば呼んでもらえるとありがたいです
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