亡霊さんが歩む超能力な世界   作:メガネ愛好者

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どうも、メガネ愛好者です!

先日は出せなくてすいません。その分今回は長いです
思ったのですが…無理に毎日上げるよりはしっかり書いた方がいいんですかね?
正直投稿に関してブレッブレですが…昨日寝不足でぶっ倒れたんですよね

結果、自分のペースで投稿することにしました
一週間の間に何話かは絶対あげます。ですので私に休みの時間を…

今回は学校でありそうなことを書いてみました

それではCALL47、どうぞ!


CALL47 「出番欲しさに闇落ちするなし」

五時限目、歴史の授業風景

 

 

 

「―さて、フランス国王ルイ十六世の王妃、マリー・アントワネットはこのような所業をしていたわけだが……ここで確認を取るぞ。夜科」

 

「うぇ!?な、なんスカ!?」

 

「余所見をしていたお前に問題だ。マリー・アントワネットにはある有名な言葉があるのだが…それは何か、答えてみろ」

 

「まじでか…あー……えーっと……」

 

「(夜科ザマァ)」

 

「(全く何やってんのよ…)」

 

「……!『お前を殺して私も死んでやる』だ!!」

 

「ハズレだ馬鹿野郎!!何マリー・アントワネット病ませてんだお前は!?どいつだ?どいつに病んだんだマリーは!?ええ!?全く…テスタロッサ、代わりに答えてみろ」

 

「イエッサー!!答えは『パンがなければルイを食べればいいじゃない』!!」

 

「いや確実に近づいたけど食べるものが違う!!なんだ国王を食うって!!どんな意味だ?どんな意味で食べようってんだ!?」

 

「先生違います!!私が食べたいのはるゐで「バシッ!」あうっ!?」

 

「変な勘違い生むようなことを言うんじゃないってのお馬鹿。後アリシアが食べたいのを聞いてるんじゃないから」

 

「るゐに殴られた………うへへ…」

 

「喜ぶんじゃない」

 

『(やっぱり藤堂さんとアリシアさんってそういう関係…?)』

 

「そんな藤堂、答えはわかるだろうな?」

 

「モチロンさ☆」

 

「ド〇ルド意識したな?…まぁいい、答えは?」

 

「『パンがなければ未来型狸型ロボットの好物のジャンルを食べればいいポンポコ』」

 

「言い換えてるだけで間違いではないが普通に答えろ。後あれは狸型じゃなくて猫型だ!!青狸や豆狸と言われていたが元は耳を失った猫だから!!」

 

「先生、さっきからうるさいです」

 

「辛辣すぎるだろ雨宮!?」

 

 

 

 

 

六時限目、体育の授業風景

 

「男子は外でサッカー、女子は体育館でバスケに別れろ~」

 

『はーい』

 

 

体育館にて

 

 

「ちょ!?何あの二人!?」

 

「す、すごい…!」

 

「アリシアパス」

 

「ほい来た!!!必殺の敵陣からスリーシュートー!!!」

 

ガコン!

 

『おおおおお!!!また入ったあああああ!!!』

 

「くそ!諦めるな皆!!現役女子バスケ部の名にかけてせめてもの抵抗を「もいっちょ奪取」あ!?また取られた!?」

 

「マジでさっきから藤堂さんどっから現れてるのよ!?」

 

「これが…幻の六人目(シックスメン)「じゃない!!!」」

 

「くそおおお!!リキ〇ドォォォォォオオオオオ!!!」

 

「ス〇ェェェェェエエエエエクッ!!!…でもないわ阿保があああ!!」

 

ガコン!!

 

『長距離ダンクが決まったあああああ!!!』

 

「(荒れてるわねぇるゐ。…最初の辺りでパスコールを無視され続けてたからなぁ…腹が立ったか)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして放課後を迎える

 

「うぷ…はしゃぎ過ぎた…なんで昼食後に体育あるかなぁ…」

 

「戻さないでよ?せっかく私が作ったものを無駄にしたら今後あげないからね?」

 

「それは勘弁だよ!!てかなんでるゐはそんなにケロッとしてるのさ!?私よりも動いてたよね!?」

 

「鍛え方が違うのだよアリシア君」

 

「ぐぬぬ…納得いかないよぉ!!私の方がライズは適性あるんでしょ!?」

 

「タフネスが及第点だけどね。ようは紙装甲」

 

「グハァッ!!?」

 

あ、アリシアの胸に矢が刺さった

まぁいいや、そんな感じに今日一日は過ごしていました。学業を満喫したってもんだよ!満足満足

…え?授業妨害?私の辞書にそんな言葉はありません

何より周りが楽しんでくれていれば万々歳さ、授業を停滞させてるわけではないからね

多分

 

私とアリシアは帰宅の準備をしています。周りも帰宅するなり部活に行くなりクラスに残って談笑しあったりしています

あ、夜科と雨宮さんが帰るっぽい

 

「夜科、雨宮さん、また明日ね~」

 

「おう。じゃあな藤堂、テスタロッサ」

 

「また明日。るゐ、アリシア」

 

「じゃねー!アゲハに桜子!」

 

言葉を交わし合い、いち早く帰宅する二人を見送る

それにしても雨宮さんも学校で結構笑うようになってきたなぁ…クラスもそんな雨宮さんの変化に多少ビックリしていたみたいだけど、雨宮さんがあまりにも自然体だからすぐ馴染んだみたい

きっと雨宮さんは、いつ死ぬかわからなかったから周りを突き放していたんだろうと思う

もし雨宮さんと仲を深めたとしても…サイレンで死んでしまったら相手が悲しんじゃうから

それに雨宮さんも心残りが出来ちゃったりするし、何よりサイレンでの周りの対応でちょっとした人間不信になってたかもだからね

今じゃ夜科のおかげで治ってきてるみたいだし、夜科にも少しずつ心許してるみたいだしね

何より今帰った二人の後姿が自然な感じでかなり似合っていた。羨ましいですこと

さて、話は区切って帰りますか

 

「ちょっといい?」

 

「んー?」

 

帰ろうとしていた時に後ろから誰かが話しかけてくる

振り返り確認してみると……あぁ、この人か

 

「少し話がしたいんだけど、ちょっとついて来てくれる?」

 

「別にいいよー。あ、私だけ?」

 

「うん」

 

「そっか。じゃあアリシアは先に帰っててよ」

 

「えー。私待ってるよ?そんなに時間かかんないんでしょ?」

 

「そこんとこはどう?倉木さん」

 

私の後ろには倉木さんが立っていた。実に何十話目の再登場か…坂口君やヒロキ君以上に出番ないなこの子

え?メタイ?地の文でぐらい良いじゃんさ

そんなわけで倉木さんから「校舎裏に行こうぜ?久々に…キレちまったよ」的な呼び出しをくらいました。え?違う?

 

「すぐ済むよ。ちょっと協力してほしいことがあるだけだから」

 

「みたいだからアリシア、悪いけど待っててね?飽きたら帰ってていいから」

 

「ういっ!りょーかいですっ!」

 

両目を棒に、口をへの字にして敬礼するアリシア。あらやだカワイイ

 

「ならそのまま抱いて!!」

 

「だが断る」

 

「…いいかな?」

 

「あ、ごめんね倉木さん。んじゃ行ってくるよアリシア」

 

「はーい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで移動する私と倉木さん

少し歩いて着いた場所は…屋上でした。あ、これ体育館裏の次に人気の呼び出しポイントじゃね?

周りにも私と倉木さん以外に何人かいるし…呼び出し確定かな?めんどくせー

女子が二人に男子が三人か…なんか男子の方が明らかヤンキーって感じの風貌なのですが?女子の方も制服着崩したり化粧してたりと…もう少し学生らしい身嗜みをしなさいな、はしたない

そんな連中の中心に倉木さんがいるわけですが…倉木さんってそういう感じの人だったのかな?まぁいいや

 

「これどういう状況?」

 

「それは今はいいから…単刀直入に聞くね?」

 

「ういうい」

 

「藤堂さんはあの女と仲がいいの?」

 

「あの女…?」

 

いつもニコニコ貴方の…ってこれは違う

とりあえず笑顔が絶えなかった倉木さんが途端に不機嫌そうな顔になって言う辺り…おそらく

 

「サッチーの事?」

 

「サ、サッチー…?」

 

「あぁごめんごめん。…雨宮さんのことかな?」

 

「…そうだよ」

 

あらやっぱり的中

しかも私が雨宮さんの名前を言葉に出したら余計不機嫌になったっぽいし…サッチーアンタ何やったんや!?

え?何もやってない?そりゃそうか

 

「はっきり言って…私あの女が気にくわないの」

 

「ありゃ」

 

「入学当時から気にくわなかったんだよね。澄ました顔で周りを見下してるような感じでさ」

 

いやそれは無いっしょ

確かに話しかけられないような雰囲気は出してたけど見下しては無かったと思うんですが?

どちらかといえば無関心で相手に接さなかっただけだし。誰にも迷惑をかけてないと思うのは私だけかな?

 

「だからさ…あの女が笑ってるのがすごくムカつくの。幸せそうに笑ってるあの女が…しかも私が目にかけてた夜科君と仲いいしさ?なんなのアイツ?」

 

「いや別にそれでいいんじゃない?誰がどうしようとか人の勝手だし。倉木さんが雨宮さんを気にいらないのも私としては何も言う気は無いよ?」

 

「…ま、いいや。それで、藤堂さんはあの女の味方?それともただの知り合い?」

 

「えっと…さ。要件簡潔に言ってくれないかな?アリシア待ってるし」

 

…まぁここまでくればなんとなく予想はつくんだけどね?雰囲気的に

ただ一応の確認はしとかなきゃね?

察しが悪いとでも思ってるのか苛立ってくる倉木さん達。何やら女子二人がさりげなく屋上の扉の前に、男性陣は私を囲むように陣取ってる

なかなか喧嘩の強そうな人達でございますなぁ男性陣。ただ卑しい顔をしているのはマイナスかな?下心丸見えでカッコ悪いです

まぁこの後の状況にもよるけど…やりそうなことはゲスそうですがね

そして倉木さんが…言い放つ

 

「藤堂さんがあいつの味方って言うなら…学校に来ないでくれないかな?あの女が笑うようになったの…アンタと夜科君が原因でしょ?」

 

「…夜科はともかく何故に私?」

 

「言っとくけど私達知ってるんだよ?登下校の時に藤堂さんとあの女が楽しそうに話し合ってるの」

 

ありゃ?見られてたのか。気づかなかった

まぁそこまで気を張るようなことしてたわけじゃないからなぁ…別に見られてもよかったってのもあるし

そんなことに構うより雨宮さんと話したかったからね

 

「別にいいじゃん。さっきも言ったけど誰がどうしようが勝手だもん」

 

「ならさ…消えてくれない?あの女の前から」

 

「…」

 

「あの女が笑うきっかけになるものが私許せないんだ。夜科君に関しては私が落せばいいし、問題なのは藤堂さんだけなの。今日まで藤堂さんが休んでたから行動できなかったけど…今日は丁度皆もいたしね、いいタイミングで来てくれてありがとう」

 

その言葉を皮切りにゆっくり私に詰め寄ってくる男性陣

倉木さんや…貴方こんな黒かったっけか?ニコニコフェイスに戻ったはいいけど目が笑ってないっすね

どちらかと言ったら嗤ってるってところか…男性陣も愉快そうにしてるし

 

「…あー…そんで?この後どうなる感じ?」

 

「とりあえずはそこの私の頼りになる友達の相手をしてあげてくれないかな?写真撮影も兼ねてるから気兼ねなく思い出を作ってよ♪」

 

「あ、そうなん?」

 

予想判割的中であります隊長!!

つまりあんなことやこんなことをこの人達とヤッて…てか強制的にそうなって、そこを倉木さん達が激写!!激写!!って感じかな?

無理やりはよくないと思うなぁ…せめて相手の許可を取ってだね?

…そもそも好き好んで許可する物好きはそうそういないか…私も嫌だし

それにしても…なんだこの同人誌みたいな展開?まさか私に来るとは思わなかったわ

あっても雨宮さんやアリシアなんかだと思ってたからなぁ…私が題材にされても誰得って話だ

あ、アリシアなら喜びそう。…それはそれで複雑すぎるわ

 

「…アンタさ、さっきから何余裕かましてるの?」

 

「んあ?何が?」

 

いかんいかん、考え事してて周りの状況忘れてた

とりあえず最後に聞いておこうかな、それで対応を決めるか

 

「とりあえず最後に二つほど聞きたいことがあるけどいいかな?」

 

「…そうだね、最後の学校になるかもなんだし今のうちに言いたいことがあるならいくらでも聞いていいよ?」

 

「そっか、とりあえず一つ………これ初めて?他にやったことがあったりする?」

 

「結構あるよ?中学時代は面白くて何回もやっちゃったぐらいだもん♪ホント…嗤えるんだよ、面白おかしすぎて」

 

「だからこんな慣れた感じに周りも動いてるのな。納得したっすよー。そんじゃ二つ目」

 

これが私が最も気になってたことだったりします

なんとなく想像はつくかな?まぁいいや

 

「雨宮さんと仲良くはできないの?」

 

「むしろなんであの女と仲良くしなきゃいけないの?あんな場違いな雰囲気を出してるような奴、迷惑なんだよ」

 

「私はそう思わないかなぁ…雨宮さんにも事情があるんだし」

 

「そんなの知らないわよ。むしろなんでアンタがあの女の肩をそこまで持つか意味不明よ」

 

「そりゃそうだ。昔からの親友だしね」

 

「…は?」

 

「幼馴染なんだよねぇ…私と雨宮さん、ついでに夜科。最近はとある問題事があって私達に深く関わろうとしなかったみたいだけど…それも雨宮さんの優しさからだからね。私はその気づかいが嬉しかったけど…やっぱり頼ってほしかったからさ?最近その面倒事に自分から関わって助けたりもしてたわけですよ。そのぐらい…私自信を危険に晒してでも雨宮さんを助けてあげたし積極的に私から関わっていった。だって私にとっては大事な人だからね、始めて出来た友達で、初めての親友だから」

 

「…不愉快だわ。アンタムカつく…あの女以上に」

 

「そりゃ光栄だ。私も前から倉木さんは好きじゃなかったからね、雨宮さんに嫌がらせするような人を好きになれるわけがない。…さて、話は終わったみたいだし私は帰るね?アリシアも待ちくたびれてそうだし」

 

「…聞いてなかったの?アンタは今から彼らの相手するんだよ?」

 

「あ、そっかそっか。んじゃさっさと相手にしてあげるよ。とりあえずは…自己防衛ってことで一つ」

 

「はぁ?」

 

不審そうな顔をする倉木さん達を他所に私は、とりあえず右側の男性の服を掴んで…引っ張った

突然のことに油断していた男性(とりあえずBさん、え?Aはどうしたって?英子さんがいるからカウントしなかったよ)は、私の考えていたであろう筋力以上の力も加わって簡単に引っ張られてしまう

私は引き寄せた男性Bを引っ張る力を利用して男性Bの横を通りすれ違う

そのまま入れ違い様に背中に蹴りを入れて加速させ、背後にいた男性Cに衝突させた

 

「…は?」

 

「相手してくれるんでしょ?存分にかかってきなさいな。るゐさんが相手になってあげよー!みたいな?」

 

「…ッ!皆!!」

 

私の行動に状況が追いつけていないのか唖然としている倉木さん含めた女性陣、現状を理解し立て直した倉木さんが男性陣に合図を出してる

男性BとCは結構は出にぶつかったので床に倒れてしまっている。C君を押し倒したB君、C君が若干顔が赤いが…大丈夫かアンタ?目覚めてないよね?

 

「…うほっ」

 

「お、おいどうしたテメェ!?何背中に手を回してんだ!!?」

 

あ、駄目だ目覚めた

ご愁傷様であるB君。私の掴みやすい位置にいたがために不幸な…

でも安心しなよB君。そのC君は見た限りだと女装させたら美人系の顔つきになるよきっと!

あれだよ、男の娘ってやつだ!お幸せにね!

まぁ周りはひいてるけどね。倉木さんなんて腐った生ごみを見るような視線でそれを見てるし

 

そうこう考えていると残りのDさんが私に向かってきた。面倒だなぁ…

私を捕まえるかのように手を広げて迫るDさん、それはクソヘルの抱きつきを思わせるような…何でこんな攻撃ばっかやねん

私は迫ってくるDさんに向かって跳躍。…大きく跳躍したためDさんの頭上まで跳んじゃった

とりあえず飛び越えるようにDさんの肩に両手をつけ前に倒れるように押す。跳び箱みたいな感じだ

私はその勢いで一回転宙返りで着地、Dさんは推されて体勢を崩し、前のめりで床に叩きつけられました

結構派手に頭から突っ込んだみたいで…気を失ってるのか伸びちゃってるわ。結果オーライだね

 

「はい終わり」

 

「な……な……!?」

 

「なーなーななな?」

 

「アンタ一体何者よ!なんでそんな…」

 

「スルーされた…。こほん、まぁ私は荒事に慣れてるからね。極道相手にするよりは楽なもんだよ」

 

この前雹堂さんと格闘訓練やってみたけど…圧巻の一言だったね

なんでPSIを使ってる私の拳をPSI使わずして受け止めるかねぇ…コンクリ破壊することもできるぐらいには力入れた筈なんですが

結論、極道に常識は通じない

 

「ご、極道…!?」

 

「あ、ヤベ…これ他言無用ね?私らが関わってることを知ってるとガチで朝日拝めなくなるよ?」

 

「「「―」」」

 

少しハッタリもかましてみたのだが…効果は抜群のようだわ

想像したのか女性陣は顔を青くしちゃってるし、男性陣は…関係ないか。一人は伸びてるし後の二人は発展場を形成しちゃってるし。マジでB君ごめんね?

普通ならすんなり納得するわけじゃないけど…雨宮さんが怪我して登校したり行方不明疑惑なのが拍車をかけてる感じで案外効果的だった、ナイスだ雨宮さん。褒められるようなことじゃないけど

とりあえず後は忠告しとけば大丈夫そうだね

 

「三度目だけど…誰がどうしようが勝手だからね?倉木さん達がこれ以上私らに関わったり事情を周りにそそのかしたりするのは勝手だから私は止めないよ?その結果どうなろうとも私は知らないしね。だからさ―」

 

それっぽい雰囲気、表情を作って倉木さんに話しつつ近づいて行く

私の迫力に負けてか動けないでいる倉木さん、私は構い無しに近づき…倉木さんのすぐ目の前まで迫る

最後に倉木さんの顔を覗き込みながら…とびっきりの表情を向けて私は言い放つ

 

「死んでも知らんよ?」

 

「ヒッ…!?」

 

私の一言を皮切りに倉木さん達女性陣は逃げ去るように屋上から出て行った

…やりすぎたかな?てか凄い悪役っぽかった気がする私である

ただ楽しかったってのもあるんだけどね?スッキリもしたし、雨宮さんへのちょっかいもこれでなくなるといいなぁ…なんて

さて、結構時間たっちゃったしアリシアのところに早く向かおうかな

私は男性陣なんて最初からいなかったんだと言わんばかりに無視して屋上を立ち去るのだった…

 

「頼む…もうマジでやめてくれ…」

 

「お、大きい…です…」

 

………うん、女性しかいなかったんや………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アリシアお待たせ~」

 

「待ってないから問題ないよ!そんで結局なんだったの?」

 

「極道は怖いよって話」

 

「何それ?…まぁいいや。早く帰ろ?」

 

「そうだね。…って、アリシア?携帯で何やってるの?」

 

「んー?友達にメール送ってた」

 

「そっか、じゃあ帰ろっか」

 

「うん!あ、今日の夕飯何!?」

 

「んー…どうしよっか。カレーにでもしとく?」

 

「それなら辛口キボンヌです!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨宮side

 

プルルルップルルルッ

 

私が夜科と帰宅していると、不意に携帯が鳴った

着信音がすぐに止まったのを見てメールだと分かったのだけど…この時間に一体誰から?

私は携帯を取り出し中身を見てみると…意外な人物からだった

 

「あら?珍しい…アリシアからメールが来た」

 

「珍しいのか?」

 

「普段は電話しかしてこないのよ」

 

「あぁ…なんかわかるわ」

 

「一体何かしら……?」

 

私はメールの内容を見てみる。そこにはこう書かれてあった

 

 

From:アリシア

件名:流石私のるゐだね!!!

 

『これ見て桜子!!るゐのカッコイイシーンが取れたんだ!!桜子も気にいると思うよ!!…あ、そうそうアゲハもいるなら見てもらっても構わないからね~。それじゃ(`・ω・´)ゞ』

 

結構完結気味に書いてあった

何したのよるゐ……あ、添付ファイルが付いてる。これのことかしら?

 

「なんだったんだ?」

 

「どうやらるゐがなんかしたみたい。それをアリシアが撮って送ってきたわ」

 

「お?なんか気になるな…オレも見ていいか?」

 

「えぇ、いいって書いてあるわ。…どうやら動画みたいね」

 

私はその添付ファイルについていた動画を再生することにする。って夜科の顔が近い!?そ、そんなに近寄らないでよ!!

 

「よ、夜科…近いから」

 

「!?わ、わりぃ…」

 

ある程度見る角度を決めて私達はその動画を見始めるのだった

 

 

 

 

そこには、るゐとクラスメイトの倉木さんのやり取りが移されていた

 

『だって私にとっては大事な人だからね、始めて出来た友達で、初めての親友だから』

 

携帯から流れるその言葉に…私は…感謝しきれない程の想いがこみあがってきた

私は…あんなにも冷たくしていたのに…それでもなおるゐはずっと…

動画を見終わる私達。最初に言葉を発したのは…夜科だった

 

「…藤堂は昔からこういうやつだよ。一度人を信じちまえばそいつを無条件で信じ続ける。確かに他の奴等には冷たいかもだけど…オレ達に対しては決して裏切らないってのは…変わらないんだろうな」

 

「…私…」

 

「これが藤堂の本心なんだろ。誰がどうしようが勝手だとか言ってっけど…オレ達にそれは適応しないだろう。友達だから」

 

「…そうだね。るゐは…やっぱり優しいよ…」

 

「あぁ…」

 

私のことを一度たりとも他人とは見ていなかったるゐ

…もう、裏切れないよね?るゐの気持ちを…無下になんかできない。したくない

私はその日、るゐへの感謝の念が尽きることはなかったのだった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それにしてもまどかちゃんがこんなだったなんて…確かにそう思わせるようなことはちらほら見かけたけど…ショックだ」

 

夜科は違う意味で忘れられない日になっていた

何よまどかちゃんって…夜科のくせに




まどかさん腹黒説浮上。そのせいで明らかなゲスキャラに…
ただなんかこんな感じになってそうでもあったからなぁ…初アンチかな?
出番欲しさにこうなってしまったまどかさんでした
多分もう出番ないです。多分ね

次回は原作のプール回かな?

それではここまで読んでくれた皆様に感謝を!
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