亡霊さんが歩む超能力な世界   作:メガネ愛好者

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どうも、メガネ愛好者です

遅くなってしまってすいません!
リリなのの方でいろいろと手間取っていたせいで返信が遅れてしまいました!!
とりあえずこっちの返信ペースも上げていくつもりです。一応これがメインですし、何としてでも完結まで向かいたい作品でもあるので

というか…リリなのと比べてこっちの筆の進み具合が天と地の差がある件について
やはり私はPSYRENが好きみたいです。もう筆が進むは進むは…

今回から原作離れしていくかもです。…え?今更?
一体影虎さんと組んだのは誰なのか…!?…タイトルでバレてますね
も一つネタバレしてますが…察しのいい人はなんとなく予想ついてますかね?

それではCALL49、どうぞ!


CALL49 「紫電の雷神と蒼き雷刃の邂逅」

あの忌まわしき事件から数日後…私は黒塗りの車の中で目覚めた…

知らない天井だ…いや、知らない車内だ

どうやら私は誘拐され

 

「いや何言ってんだよオマエ」

 

「その場の雰囲気で語ってみました」

 

はい、冗談でした

 

現在私と夜科はエルモアさんの使いの車に乗って、エルモアウッドに向かっていました

少しフーちゃん達に会いたくなったのでエルモアさんに連絡したところ、どうやら私が連絡する前に夜科がエルモアさんに連絡を取っていたみたいで…

その結果私と夜科はエルモアさんが用意した車に同乗することになりました

 

「なんでお前まで来るかなぁ…」

 

「フーちゃん達に会いたかったからね、それ以外の理由など無い!!」

 

「そうかよ…」

 

「何さ?私がついて来たら何か問題でも?」

 

「………」

 

「はぁ………『夜科』」

 

「っ」

 

私は不満げな夜科にテレパスで話すことにする

多分夜科がやりたいのは…あのビデオのことを何とかエルモアさん達に伝えたいんだと思う

このまま何もしなかったらフーちゃん達は死んでしまう、エルモアウッドの皆が殺されてしまうんだ

夜科は何としてでもその未来を変えたいだろう…そりゃ私だってそうだ、あんな未来は認めないさ

でもまだ話せる状況じゃない、私はともかく夜科が話してしまえば…

 

『一応言っておくけど…あの事話したら間違いなく奴が来るよ?今はまだ話すのはやめておいた方がいいと思うんだけど…』

 

「…わかってる。ただ話せるところまでは話したいんだ…それに、奴が来るなら来るで好都合だ。アイツには聞きたいことがある」

 

『いや聞きたいことって…アイツ話せないでしょ?それに話せたとしても聞く耳持たなさそうなんですが…』

 

「そこは自分で判断する。無理はしないさ」

 

無理する筆頭が何を言ってんですかね?全く…

一応ブレーキ役として付いて行くことにはするけど…ネメシスQにキュッとしてドクンッ!!される未来しか見えないのは私だけかな?

少なくとも夜科が不味い未来しか予想できないんだけど…どうしようかなぁ…

 

とりあえず

 

「…何さっきから一人で呟いてん?」

 

「!?」

 

私はテレパスで話すのを止め、傍から見れば一人で語っている夜科をからかうのであった

運転手の人もバックミラー越しに夜科を奇妙なものを見る目で見てたししょうがないね!!

え?私が悪い?知らない子ですね

 

そういえば…雹堂さんのサイキッカー狩りについて行くことになったアリシア(・・・・)はどうしてるかな?

………あらかじめ言っておこうかな

 

今回の相手の皆さん、ご冥福をお祈りいたします……いや割とマジで

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

アリシアside

 

 

 

こっからずっと私のタァーン!!!

 

はい!そんなわけでこのSSのメインヒロイン…だった私の出番だよ!

いや~なんか最近杉田君が現れてからというものるゐがオリ主からヒロイン化して来て私の立場が心友ポジになってきてるんだよね~

え?メタイ?気にするな!そんなことで個性を保てるとでも思っているのか!!

 

そんな私は今、影虎おじさんと必殺お仕事人をしています

あのプールの時に影虎さんがサイキッカー狩りにアゲハ達を誘ってたんだけど…アゲハはその頼みを断ってしまう。めっさうずうずしてたり二度も深く断りを入れてたけどね

まぁしょうがないか。アゲハ喧嘩好きだし、ああいう手の依頼は大好物だったと思うもん

桜子なんかは危険だからと誘った影虎おじさんを怒ってたけど…それでも用事が無ければホイホイついて行ってただろうね~

 

ノゾミも誘われてたけど…まだ自分の力に自身が無いからか、今頃一人で修行中だと思う

それなりに力はついたとは思うんだけどねぇ~。まだまだ納得のいく程力はついてないみたい

だから今回は断って、いつか納得のいく力を付けたら…その時に手伝うって言ってたね

何と言うか…生真面目だなぁホント

 

それはさておき、そんなサイキッカー狩りに唯一参加したのがこの私!アリシア・テスタロッサ16歳です!!

以前15歳て言っちゃったけど、よくよく考えれば16歳だったんだよね。後で作者さんは謝っておきなさい

(こればかりは本当に申し訳ないです…読者の皆さんすいませんでした)

いや今言う必要はないじゃん!?何で出てきたし!?

(メタ発言する人の相手は作者と相場が決まってると思うんです)

もしや…このためにわざと間違えた!?

(そんなわけないじゃないですかヤダー)

ですよねー

 

「(はっはっはっはっはっ♪)」

 

「準備はいいかい?アリシア嬢ちゃん」

 

「あ、はーい!」

 

おっと、お仕事の時間だ。んじゃまたね?

(頑張ってくださいねアリシアさん。一応これから数話はアリシアさんがメインなんですから)

マジですか!!よっしゃー!みなぎってきたぁぁぁああああ!!!

 

「影虎おじさん、あの人が尾行相手?」

 

「そうだぞアリシア嬢ちゃん。…できればおじさんはやめてほしいけどな」

 

「あ、ごめんなさい。じゃあ影虎さんって呼びます」

 

私と影虎さんは今現在一人の男性を尾行してる

一部にメッシュがかかってる髪形をしている眼鏡かけた成人男性かな?まだまだ若い感じ、二十代前半かな?

そんな人を尾行してるんだけど…

 

「気づかれてるよねこれ?あの電話もお仲間さんに連絡してるんだろうし…」

 

「ま、そう簡単にはいかないさ。敵さんも馬鹿じゃねぇんだ」

 

今回の相手は連続現金消失事件の主犯達みたいです

ヤミ金業者から多額の現金を金庫から持ち去ってるみたいで、それも連続しているのに糸口がつかめないとか…ようは

 

「移動系のPSIなのかな?それも現場を荒らさないなら転移系のPSIとか」

 

「なるほどな、確かにそれなら現場に踏み込まなくても現金だけを移動すれば問題無いわけだ」

 

それか…るゐみたいな完全ステルススニーキング特化のPSIかな?全部すり抜けて現金掻っ攫っていくことだってできるしね

そんな感じに私と影虎さんが話し合っていると…相手に動きに変化が現れる

 

「っ!」

 

「逃げちゃったけど…追うの?」

 

「おう!ついて来れるか!?」

 

「もち!」

 

人影が無くなってきた辺りで全力で逃走を始めたメガネの人

ライズを使って民家の屋根に飛びあがり、屋根伝いに逃走を図る

影虎さんからゴーサイン貰ったし…よし

 

「んじゃ先に行ってるね影虎さん!デュワッ!!」

 

「ちょ!?嬢ちゃん!?てか速ッ!?」

 

「!?」

 

流石に力では勝てる気しないけど、速さだけなら誰にも負ける気はしないね

そんなわけで私がライズを使って逃走する眼鏡の人を追うんだけど…

 

「君、もしかしてライズ苦手?戦闘系じゃないなら君が現金を奪ったPSI持ってる人?」

 

「ッ!?クソッ!!」

 

すぐに追いついちゃった…まさかここまであっさりだとは

とりあえず様子見ということで一定の距離で追走してる。後ろから影虎さんも追いついてきたし…そろそろ手を出そうな?

そう思っていると、眼鏡の人は屋根から飛び降りて近くの廃ビルに逃げ込んでいく

 

「んー…」

 

「焦って逃げ込んだか、罠かのどっちかだろうが…罠だろうな」

 

「だろうねぇ…まぁいいか。ちょっと入る前に少し力使うけどいいですか?」

 

「なにするんだ?」

 

「ちょっとした探知だよ~。少し下がってて?」

 

私と影虎さんは話し合いながら廃ビルの目の前まで足を進める

私は廃ビルの前に立ち、PSIを使う

 

「暴雷神圏展開。モードチェイサー」

 

瞬間、私を中心に廃ビルを覆うように電磁波を飛ばす

傍から見ればただ私が唱えただけに見えただろうね、案の定影虎さんが問い掛けてきた

 

「…嬢ちゃん、今何かやったのか?」

 

「何か感じた?」

 

「こう…少しくすぐったさがあったが…」

 

電磁波を肌で感じ取るとか…なんかもう流石って感じだね

 

私は影虎さんに説明ついでに相手の動きを読み取っておく

この暴雷神圏は、私の力の効果範囲、絶対領域ってやつかな?…ここでの絶対領域はスカートとニーソの間の場所じゃないからね?

この範囲はぶっちゃけると私の紫の暴力(バイオレット・バイオレンス)が発動できる範囲だね

どこからでも発動可能と言っても範囲を決めないと頭の容量がパンクしてお陀仏になっちゃうから、あらかじめ範囲を決めておいて脳の負担を軽くするのがこの支配圏だったりする

この範囲内でしか私はやんちゃできないのです。そうでもしないとむちゃくちゃな使い方で気ないしね

逆に言えば…この範囲だったら私に常識は通用しないね

いわば『その常識をぶち殺す!!』状態である。常識殺し(リアルブレイカー)ってところかな?辺りがカオスになること待った無しだねっ!!

 

因みに最大範囲は約10kmである。正直広げ過ぎた感は否めない

まぁ便利だからいいよね?問題あるのは敵さんぐらいだもん!

 

そんで、この暴雷神圏には効果範囲だけではなく、様々な特性を付加することも可能なのです!!

今回は追跡、人から出る微弱な電磁波を探知して相手の場所や動きを感知することが出来るのだ!!

以前コックさんを感知するときにも使ってたね。みんなは覚えてるかな?コックさん。もし次があるならずた袋に肉断ち包丁を装備して来てね?サイン拾ってあげるから!!

 

そんな感じに影虎さんに説明したら苦笑いされてしまった

まぁ私でもやりすぎ感は感じるよ?しかもこれ、かなりわかりにくいんだよね

それこそ幻視(ヴィジョンズ)持ちじゃないと滅多に感じ取れないんだけど…自称ライズ最強は伊達じゃないね。肌で感じ取るとか流石としか言いようがないよ

 

「それで?中の様子はどうだ?」

 

「んー…ごめん、もう少しかかりそう『とりあえず近くに三人いるね、一人がそこの入り口の通路で待ってるから…十中八九罠だね。そこの二階の隅に二人隠れてるし』」

 

「…そうか、まぁ未だに逃げるような気配を感じないから下手に突っ込むよりはこの場で待機の方がいいか」

 

私は口から出まかせを話しながら、それとは別にテレパスで本当のことを話す

影虎さんもわかってくれたのか表情を変えずに話にのっかかってきてくれた。よかったよかった

相手の方も動きはまだ無いが、上の二人は落ち着かないのかそわそわしている。餅つけ

そして

 

『それとは別に、ビルの中に人がいるみたい。この仕草は……縛られてる?』

 

ビルの中に、腕と足を縛られて横たわっている様な反応と、その前に佇む反応の二つを感じ取った

もしかして誘拐?身代金目当てとか考えられる。その人?も抜け出そうとしているのか、腕を拘束している何かを振りほどこうと身じろぎしてるみたいだし…

ただその動きもゆっくりとしたもので、動きが鈍い。まるで痛む体に鞭を撃ってでも行動しようとしているような感じ…

その旨を影虎さんにテレパスで伝えると

 

「まだか?一応早目に対処したいんだが」

 

「…あーもう!何かうまくいかない!!まだ未完成だからかなぁ…うまくいくと思ったんだけど…」

 

「おいおい。…はぁ、仕方ねぇ。オレは前から行くから嬢ちゃんは後ろから対応してくれ(・・・・・・)

 

「うい!了解です!『つまり私は状況を見てその人の救助ってことですね?確保したらそのまま逃げた方がいいですか?』」

 

「オウ、じゃあ頑張ってくれ。無理はすんなよ?」

 

私と影虎さんは迫真の演技(主に私)で、相手に悟られずして行動に移すことにした

るゐから演技指導受けててよかった…前の私なら棒読みも辞さなかったね!

 

さて…と、なら急ごうかな

今もその縛られている人は、その前に佇む人に何やら暴行をされてる感じだからね

その現場を見ては無いからまだ確定ではないけど…正直言って、胸糞悪い

もしも無抵抗の相手に酷いことしてるんだったら………私の紫電を味わいたまへ

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

???side

 

 

「いい加減吐かねぇかゴラッ!」

 

「あぐッ!?ゲホッゴホッ!!…」

 

痛い

体中が痛い

なんで…

なんで僕が…こんな目に合ってるんだろう…

 

 

 

 

 

僕は間違ったことが嫌いだ

ズルをする人が嫌いだし、人に迷惑をかける人も嫌いだ

そんな僕は、皆が笑ってるのが好きだった

楽しそうに笑ってる皆が好きだった

その幸せそうな顔を見るのが好きだった

だから僕は皆が幸せになるよう、無い知恵を振り絞って今まで頑張ってきた

 

そんな日々を送っていた僕は…今…

 

「いつまでだんまり続けてんだテメェ…テメェが金を隠したのはわかってんだよ、さっさと言いやがれガキが!!」

 

「知らない…よ……僕は…何も知らないって…」

 

「見え透いた嘘ついてんじゃねぇ!!テメェ意外に他に誰がやれるってんだよ!!」

 

「あうっ!い、痛い!!引っ張らないで!!もうやめてよぉ…!!」

 

目の前にいるであろう人に髪を引っ張られて起こされる

この人は、どうやら今世間を騒がせている現金消失事件の犯人みたいなんだけど…なんでかわからないけど、その奪ったお金が急に無くなったみたい

それに慌てたこの人達は、誰の仕業かと周囲を探していたところに目をつけたのが……用事で遅くなって普段使わない道を走って帰っていた僕だった

僕が急いでその人達から離れるような感じで走っていたのが怪しまれたみたい…。僕からしてみれば早く帰りたかったからただ走ってただけなのに…

そんな僕の事情はお構いなしに…僕は捕まった

訳が分からず、僕は抵抗したんだけど…そんな僕にその人達は変な力を使ってきて取り押さえられた

急に目の前の景色が変わったり、体に電気が流れるような痛みが走ったり、挙句の果てには何か得体の知れないものに殴られたり蹴られたりされて、僕は痛みで立っていられなかった

これでも運動には自信があって、クラスの皆で一番の力持ちなんだけど…そんなものは相手にとっては無力も同然だった

その時の痛みで気を失った僕が次に目が覚めたのは…真っ暗の視界の中、現金はどこだという質問と暴力だった

多分目隠しをされてるんだと思う。周りの状況はわからないし、手と足は縄で縛られてるみたいだから動けない

そんな僕に何のことかわからない質問を投げかけられ、素直にわからないと言ってるのに帰ってくるのは拷問のような暴力だった

殴られ、蹴られ、踏みつけられる

体中に覚えさせるかのように至る所を痛め続けられた

 

捕まってどのぐらいの時間が立ったんだろう?

もう僕に抵抗できる程の気力は無いし、もし相手が知りたいことを知ってたら今すぐにでも話して解放してもらいたい…

この人達は悪いことをやっていて、それに僕は許せない気持ちはあるけど…それ以上にこの痛みから逃れたくて仕方がなかった

だって今までこんなに痛い思いをすることなんてなかったんだ、僕は所詮一般人でしかない

早く帰ってお父さんに会いたいし、クラスの皆にも会いたい

僕はもうこんな痛いだけの時間が嫌だった…早くどうにかなってほしかった…

 

でも…そんな願いはかなわない

僕は何も知らない。反論するしかないんだ

知らないことを知ってると言ってしまえば、僕にはもうそこからどうすることもできない

場所なんてわからないもん…話しようがない

それなのに知ってるなんて話してしまえば?それこそ解放してくれはしないと思う

場所を知るまで暴力は終わらない。多分早く聞き出そうと余計暴力が増すと思う

そんな僕に対して乱暴するのを止めてくれた人もいたけど、それでも他の人に言いくるめられて結局はその時少し暴力を振るわれるのが止んだ程度だった

その人が諦めずに周りの人を説得しようとしてくれるといいんだけど…なんとなく耳を貸さない人ばかりみたいだから期待できなかった

…もう身も心もボロボロだ…痛いことしか考えられなくなってきてる

こんなこといつまで続くんだろう……僕………殺されちゃうのかな?

何でこんな目に合ってるんだろう…僕何か悪いことした?僕は何もした覚えはないよ?

 

……………もう…限界かも…

 

………誰か

 

 

 

 

 

…誰か…助けて…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…何やってんのさ」

 

そんな僕の願いが届いたのか、今までに聞いたことのない声が僕の耳に入った

その声は女の子の声で、どことなく聞いたことのあるような声だけど…誰の声だか思い出せない

ただそこには…純粋な怒りがこもっていた

 

「…あ?誰だテメェ…こいつの連れか?」

 

「いいから何やってるのか聞いてるんだけど?三秒以内に答えてくんないと容赦しないよ?」

 

「んなこたどうだっていいんだよ!!このガキの連れなら隠した金の―」

 

「三秒」

 

 

 

ドゴオオオオオオンッ!!!

 

 

 

静かに話す女の子の声と、僕を痛め続けていた人の怒声が聞こえる中、その轟音は響き渡った

何かが走るような…それでいて、あらゆるものを飲み込むかのような轟音

鳴り響くよりも早く地響きが起きる中、その音に僕は体を縮こまらせてしまう。…本能的に恐怖を感じたから

今までの暴力はただただ痛いだけだった。それ以外に思ったのは早く帰りたいっていう願望と、痛みによる悲しさだけだった

そこに恐怖は無い、その恐怖を…今感じてる

 

轟音と地響きが鳴り響き、辺りに石なんかが崩れるような音が微かに聞こえる

僕に問い詰めていた声は聞こえなくなり、代わりに響き渡るのは…優しさに包まれるような錯覚を覚える程の穏やかな声だった

 

「大丈夫?もう安心して、怖い人達はもういないから」

 

「あ…ぅ……」

 

「とりあえずこれ飲んで?体の痛みが無くなるから」

 

僕の腕と足に縛られていた縄を解き、体を起こしてくれる女の子(だと思う)

その言葉から口元に、何か運ばれるのを感じた…

まともな食事をしていなかった僕は、貪るようにしてその飲み物飲み干す

その飲み物を飲んだ途端、体の痛みが引いていった。数秒後には暴力が振るわれていたのかもわからない程に復活している…何を飲んだんだろう?

そんな僕の行動に彼女は思い至る

 

「ありゃ?もしかしてお腹空いてる?…んー…今は何も持ってないなぁ…ごめんね?」

 

「あ…だ、大丈夫、だよ。……助けてくれてありがとう」

 

「どういたしまして。……っと、目隠しされたままだったのか、今取るね?」

 

「う、うん」

 

その声と同時に、視界に光が戻ってくる

久しぶりの光は眩しくて、少し目がくらんでしまった…

目が光になれ、周りの状況がわかってきた辺りで…女の子を視界に捉える

 

天井に風穴が開いて、そこから差し込む太陽の光に照らされた…その綺麗な金髪を輝かせている少女

 

「あ、自己紹介しておくね?私の名前はアリシア・テスタロッサ、君は?」

 

「………」

 

「…?どしたの?」

 

「…っ!ぼ、僕の名前はレヴィ(・・・)です!!よろしゅくっ……っ!!」

 

そんな彼女…アリシアに見惚れてしまっていた僕は慌ててしまったせいで盛大に舌を勘でしまった

うぅ、情けない……

 

 

 

これが僕、レヴィ・ラッセルにそっくりな顔つきの少女、アリシア・テスタロッサとの初めての出会いだった

 

 

 




強くて凄くてカッコイイ!レヴィ・ラッセルここで登場!!

はい、そういうわけで紫天一家のムードメイカー事、レヴィちゃんも参戦です!!
フフフフフ………これでまた話の構成を考えなおさなくてはいけなくなった…!!

だが後悔していないです!だってレヴィちゃん可愛いから!!

余談ですが、私のリリなのの好きなキャラランキングの上位を紫天一家とギアーズが独占しています
GODからリリなのを知ったと言うのも含め、皆の性格や見た目が完全に私にストライクしたのがきっかけですかね?
innocentとマテリアル娘で加速させたのは言うまでもないです

そんなわけで、紫天一家並びにギアーズは優遇されてしまう節があります
だからといってそれ以外を蔑ろにするわけではないんですがね?そこは安心してください
基本アンチ系は好まないタイプの人なんです。たまに思考が過激になっていくとその比ではありませんが…

そして話のためとは言え酷い目に合わせてしまって本当にごめんなさいレヴィちゃん!

次回はアリシアとレヴィがコンビ結成?

それではここまで読んでくれた皆様に感謝を!
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