そこまでにしとけよ藤村   作:ワラスペ

8 / 9
すみません遅れたどころか凄い遅れました。
遅れてこのクオリティ、許して下さい。ガチャ爆死でも何でもしますから。


そんな士郎が不思議

突然現れた金髪美少女を前にたじたじしていた衛宮士郎。だがランサーのフォローによって何となく彼らの存在を理解した。

 

(聖杯戦争、サーヴァント、殺し合い…俺には未知の領域だ)

 

寒気か恐怖のせいか一瞬ぶるりと身を震わす。

仕方ない事なのだ、彼はまだ大人に成れきれてない高校生。これが普通なのだ。

 

(だが今やるべき事は分かっている…セイバーは女の子だ。戦わせる訳には行かない。なら俺が…)

 

自身の経験を元に作りだした”それ”を両手で抱え持ちランサー、セイバーの元へ歩き出す。

 

「すまないランサー、セイバー…」

「気にするな坊主。お前が言い出したんならオレは従うぜ」

「……。」

 

ランサーは気を奮い立ち、セイバーはとりあえず黙っていた。

士郎の手から滲み出る熱さは緊張のせいか。それとも…

 

「分かった…行くぞ二人共」

「……。」

「上等だぜ坊主」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「胃袋の貯蔵は不十分か‼︎」

「「YEAH!」」

 

鍋のせいなのか…いや鍋のせいだった。

 

「とりあえず腹ごしらえだな。俺が本気だしたら多分勝てるし」

「く〜〜最高だぜ!魔力供給は半端ないわ飯は美味いわ!最高にホワイトだなおい!」

「SHIROU!You are awesome!」

「だから日本語頼むセイバー」

「Sorry, SHIROU. あ!それは私の育てた肉ですランサー!」

「⁉︎」

 

 

場所が変わってここは夜の校庭。

そこでは英雄王と贋作者と他2名による死闘が続いていた。

 

「ポンだ贋作者」

「くっ白だ。くれてやる」

「あと少しで国士。…愉悦だ」

「やば神父さんきてる」

 

そう、これは聖牌戦争。負けた者は点棒と誇りを失いコンビニまでパシられるという屈辱を味わうはめになる。

 

「(ここは負けるわけにはいかない)…投影開始」

 

アーチャーは不要な牌を握り潰し、新たに必要な牌を投影する。勿論他の三人にはバレないように。

反則オブ反則だが、それがどうした?と言わんばかりのポーカーフェイスでやり過ごすアーチャー。

金ピカ武装の上半分を脱ぎ捨てた幸運Aのギルガメッシュ。

地味に頑張る言峰。

そんな言峰の配牌をチラ見する幸運EXの藤村。

そう、聖牌戦争は始まったばかりなのだ。

 

 

 

「えっと凛さん。これからどこに行くんですか?」

「取り敢えず走って!」

 

遠坂凛は夜道を走る。なぜなら聖杯戦争にて起こりえる最後のマスター、それは彼しか思い浮かばなかった。

 

(聖杯戦争始まる前に聖杯を持っていた衛宮君。敵になる前に何とかしなきゃ)

 

彼女は今回の聖杯戦争を軽く諦めていた。

誤解しないで欲しいが彼女の才能は悪くない。それどころ優雅親父を超える程である。だが彼女の引いたサーヴァントはセイバーでは無くクラスもよく分からん少女、うっかりの所為でセイバーもアーチャーも引けず絶望のあまりコンビニでiTunesカードを買おうとした。だが彼女は閃いた。

 

他のマスターと組めば良いのではないか?と。

 

まず思い浮かべたのは血の繋がった妹である桜。しかし高校生となった今の桜とは壁を感じ同盟を組もうとは思えない。本当の事を言えば学校で会う度に胸をチラ見し鼻で笑う態度が気に入らないのだ。

となれば後は一人しかいない。そう聖杯を持ち投影魔術はおてのもの、封印指定間違い無しの衛宮士郎だ。

 

(衛宮君なら間違い無くセイバーを引いているはず!)

 

そうしている内に衛宮邸の門を潜り抜け玄関から堂々と侵入する。

 

「サーバントの気配が二体⁉︎」

 

二体いるという事は戦闘中。それに乗じて士郎を助け恩を着せつつ同盟を組む。士郎の命は気にする必要は無い、何故なら白昼堂々と学校で神造兵器からカンニングペーパーまで投影しまくってるのを何度も目撃しているからである。

 

「(さぁ全ての算段は整った!後は実行有るのみ!)衛宮君‼︎大丈夫⁉︎」

 

ガラッと扉をスライドさせると、そこには

 

「おー遠坂!お前も鍋食うか?」

「だからセイバー!それは俺が入れた豆腐だ!」

「もきゅもきゅ(これが豆腐?正にideal white)」

 

三騎士の二人と仲良く鍋をした衛宮士郎がいた。




凛さんが優雅じゃなくて本当にすみせん。次からは優雅にします。
次回はバーサーカー戦、多分すぐ終わります。
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