ちょっと立て込んでいたのと、今話の区切りがなかなかつかなくて遅くなってしまいました……。なのでなんか自分でもよくわからなくなってるかもしれないので、感想などで「ここどゆこと?」みたいに送って下さると、とても助かります!
それではどうぞ!
帝国暦482年(宇宙暦791年)
7月3日
銀河帝国・ベルクヴァイン侯爵領
惑星ヴィントシュティレ
-side エーレンフリート-
あれから五年の歳月が流れた。
この間、俺はミューゼルをラインハルトと呼ぶようになった。キルヒアイスは姓呼びのままだが、これは一度二人に疑問を呈したことが起因していた。
『なぜキルヒアイスを名前で呼んだりしないんだ?“ジークフリード”なんて格好いい名じゃないか。“ジーク”と略せば、呼びやすくもあるし』
そう問うと、ラインハルトが懐かしむような口調で語り始めた。
『キルヒアイスと初めて会った時に、『俗な名』だとおれは思ったんだ。ただキルヒアイスという姓は詩的に感じたから、おれは姓で呼び続けているまでだ。エレンーーエーレンフリートの略称ーーがどう呼ぶかはエレン次第だ』
なぁ、キルヒアイス?と話を振られた赤毛の本人は、なんとなく困ったような、それでいて切なそうな複雑な表情を隠して、無理やり笑ませようとする顔だった。
その後もなし崩し的に姓で呼んでいたが、皇帝フリードリヒ四世陛下の許諾を得て三人でラインハルトの姉で皇帝の寵姫であるアンネローゼ・フォン・ミューゼルことグリューネワルト伯爵夫人に会いに行った際、伯爵夫人を見るキルヒアイスの目は憧憬の人を見る者の目だった。それを見て察した俺は改めて、“キルヒアイス”と呼ぶようにした。
幼年学校を先月卒業した俺たちはそれまでは、帝国を変えるための方策をラインハルトたちと考察することに明け暮れていた。もちろん学業を疎かにすることはなく、むしろ一層努力した。その成果もあってか、卒業時の席次は次席だった。首席は無論ラインハルトで、俺の下にはキルヒアイスが続いていた。ラインハルトは幼年学校に入学してから常に首席を維持しており、キルヒアイスも一桁台に必ず名前があった。
この五年間の学校生活において、俺はラインハルトやキルヒアイスと過度の接触は避けていた。これは後々の布石のためだが、簡単にいえば、今この時点でつながりがあると悟られるのは好ましくないということである。ラインハルトとキルヒアイスは僻地へと飛ばされると俺は読んでいた。それは両名が門閥貴族の子弟らに嫌われているため、貴族全体からの評判が悪いという事実に基づいての推論だった。これに白兵戦技能において平均より少しだけ上くらいの成績の俺が加わってしまうと、ただただ足手まといになってしまう。
俺の戦場は艦隊戦を行う宙域でも、ましてどこぞの惑星上でもない。政務を行う執務室であり、謀略を張り巡らせる銀河全体なのだ。
これをラインハルトとキルヒアイスは了承してくれた。この五年で俺の白兵戦技能の限界を知ったこともあるだろうが、
『適材適所という言葉のとおりだ。おれはキルヒアイスと肩を並べて敵と相対し、戦うおれたちの背をお前に預けたい』
そう、ラインハルトは言ってくれた。ならばその期待に応えることこそ、彼に対する友情と忠誠の証にせねばならないのだ。
さて、そう意気込んでいた俺だったが、早速苦悩していた。それはラインハルトとキルヒアイスの両名が卒業後に赴任した先にあった。俺の予想どおり、僻地ではあった。
惑星カプチェランカ。
銀河帝国の要衝であるイゼルローン要塞から、叛乱軍である自由惑星同盟方面へ八・六光年を進入した宙点に位置している。
そう、最前線なのだ。同盟軍との小競り合いが日常的に発生するこの惑星に送り込まれたということは、新無憂宮《ノイエ・サンスーシ》内にいる権力者の誰かが、目障りなグリューネワルト伯爵夫人の弟であるラインハルトを意図的に消そうとしているということだった。二人が出発する直前、俺は二人に
『あちらでは同盟軍だけじゃなく、味方である帝国軍からも命を狙われると思ったほうがいい。でなきゃあんな最前線に、幼年学校の卒業者を送り込むわけがない』
そう忠告した。二人が出発してからも三日三晩心配で眠れず、食事も喉に通らなかったが、
(二人は死地に向かったというのに、見送った俺がこんな体たらくでいいはずがあるものか)
と、奮起してラインハルトたちの帰還を信じ、俺は同志集めに奔走することにした。
幼年学校を卒業して、なおかつ士官学校へ進学しなかった俺は本来であれば、准尉での任官となるはずーーラインハルトは特例によって少尉で任官しているーーだが、侯爵家嫡子という貴族特権によって中佐と同等の軍事的権限を持つことになった。控えめに言っても幹部待遇であるが、俺には軍内部での階級よりも“侯爵家嫡子”という門閥貴族として帝国全体に及ぶ立場があればいいため、中佐階級はあくまでおまけにしか感じない。この貴族を利用して、将来ラインハルトの手足となる人物を見つけ出すことも俺の役目である。
かくして俺は、ラインハルトたちを見送った後、ベルクヴァイン侯爵領へと戻り、まずは基盤づくりを始めた。領内は“政務顧問”の父によってこれ以上なく見事に治められている。たまにくる陳情などもすぐに解決できるようなものばかりである。奴隷も少なく、いても自ら奴隷であることを選ぶような者ばかりで、贔屓目を除いても間違いなく帝国領内で最も豊かで穏やかな領土であった。
俺はまず、ここへゴールデンバウム王朝から冷遇されている識者や軍人を集めることにした。無論、ただ集めるだけでは怪しまれる可能性があるため、軍務省や内務省にあらかじめ断りを入れたり、識者には「これからの帝国をさらに豊かにするため」という名目で、ゴールデンバウム王朝に厚遇されている者も含めて、多くの識者に呼びかけることにした。軍人には、「海賊の被害軽減のために有能な指揮官を求む」という呼びかけを行った。老練な指揮官は望めずとも、若い指揮官であれば実戦経験を積む機会を得られると集まるのではないか、と考えたのだ。これらは独自に呼びかけるだけでなく、軍務省、内務省からも紹介してもらうことにした。
下準備を行い、その後受け入れ態勢を整えた。父には、
『俺一人ではどうにもならずとも、多くの者に支えられればいずれ父を抜くこともできましょう』
とやや頼りない啖呵を切ると、
『まあやってみなさい』
と啖呵を躱されつつも軽く了承をもらえ、さらに準備を進めていき、三日後にはほとんどの準備を終えた。
◇ ◇ ◇
帝国暦482年(宇宙暦791年)
7月20日
銀河帝国・ベルクヴァイン侯爵領
惑星ヴィントシュティレ
-side ファーレンハイト-
「やっと来れたか」
俺はベルクヴァイン侯爵領内で最も栄えている惑星ヴィントシュティレの地に降り立った。招待状に書かれている空港入り口へ向かうと、送迎に使うと思われる高級地上車があった。その手前にはご丁寧に壮年の運転手が立っている。薄くなった白髪を揺らしながら、小難しそうな顔で手元の写真と道行く人を交互に見てはモノクルを掛け直している。どうやら写真の人物を探しているようだ。もしやと思い、運転手に近づいてみるとしかめ面だった顔が、ぱっと明るくなった。
「アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト中佐でお間違いないですか?」
「たしかに、ファーレンハイトは私ですが」
「お待ちしておりました。私はベルクヴァイン侯爵家で執事長を勤めております、フォルトナーと申します。ベルクヴァイン侯爵邸への案内を務めさせていただきます」
後部座席の扉を開けて「どうぞ」と手を座席に向ける。促されるまま、それに乗るとやはりと言うべきか、シートの質感などが心地よい。前を見れば運転席と助手席の間にワインとシャンパンが三本ずつ入ったワインセラーとシャンパンクーラーがあった。それぞれあともう二本ずつ入りそうで、上部に埋まっている取っ手を使うことで、持ち運びもできるようだ。
「ベルクヴァイン侯爵邸までは三〇分ほどの往路でございます。ヴィントシュティレ産のワインとシャンパンをご用意させていただきましたので、そちらをお楽しみくださいませ」
「はい、感謝します」
なるべく平静を保って返答したが、ヴィントシュティレ産のワインやシャンパンをはじめとした酒類はすこぶる質がいいと評判だった。最高級品ともなると新無憂宮に納められ、皇帝陛下の口に入るという。ここにあるのは流石にそれほどのものではないだろうが、下級貴族の俺ではなかなか手が伸ばせない逸品だろう。
早速ワインのコルクを外し、備えつけのグラスを手に取り注ぐ。月並みだが芳醇な香りとはこのことだと、それは教えてくれる。香りからしてこれが今までに飲んだ中で別格であることがわかると、それを僅かに、ゆっくりと口に含む。
「……ほう」
「いかがでございますか?」
「ああ、流石はヴィントシュティレ産。今まで飲んだワインがただのブドウジュースと思えるほどです」
「ほっほっ、それはようございました。そのワインとシャンパンを作られた方は、大の貴族嫌いの平民でございましてな。侯爵家当主であるクラウディウスが、是非とも飲みたいと頭を下げられてようやく売っていただいた幻の品でございますので、当主のクラウディウスもさぞ喜んでくれるかと」
その言葉に、俺の中の時が止まった。つまり今飲んでいるワインは、侯爵が平民に頭を下げてでも飲みたかった品であるということだ。それを俺のような下級貴族の軍人に振る舞った。
「……なぜここまでしていただけるのか、理解できないのですが?」
「それは侯爵家嫡子であるエーレンフリートが説明することになっていますので、それまでお待ち下さいませ」
「嫡子……?失礼ですが、今回の件で主催をお務めになるのは御当主であるベルクヴァイン侯爵なのでは?」
「いえ。当主クラウディウスはこの度の催しになんら関わってはおりません。主催は嫡子、エーレンフリートが取り仕切っております」
俺は目を丸くして「ほう」と運転手の言葉を受けた。別に当主でなく嫡子が取り仕切っているから驚いたのではなく、嫡子はまだ一五歳であると記憶の片隅にあったからである。一五歳にして、このような大それた催しを行えるその大器というべきか、物好きというべきか。いずれにせよ退屈はしなさそうだ、と俺はそれ以上はなにも語らなかった。
◇ ◇ ◇
同日
惑星ヴィントシュティレ
ベルクヴァイン侯爵邸
ワインを一本の半分ほど飲んだところで、地上車は侯爵邸へと到着した。侯爵ともなるとかくも大きな屋敷が必要になるのか、と考えさせられるほどに大きな門扉とその先にある屋敷になおのこと楽しみになってきていた。室内は豪華絢爛とは言わないが、落ち着ける空間となっていた。アンティークが多いものの、煌びやかなものはあまりなく、目に優しい造りであった。通された部屋もこのような部屋に住めたら、と思わせる造りでそうなると家賃はどれほどになるか、と考える自分に一人苦笑した。
「他の参加者は既に来ているのですか?」
「はい。それぞれお部屋にご案内して、お待ちいただいております。今回の会の前に、お一人お一人に一対一で話をしたいとエーレンフリートが申しておりましたので、一度部屋に案内させていただきました。それでは主催のエーレンフリートを呼んで参ります。しばらくお待ちくださいませ」
執事長はそう言って部屋を辞した。わざわざ主催自ら挨拶に来るのか、と門閥貴族らしからぬという評価を内心で下す。窓際から見える風景は、侯爵邸が小高い丘の上に建てられていることもあって街並みや、その先にある田園までもが一望できた。そのどれもが平穏そのものである。余生はこのような場所に住みたいと思うものか、と未だ二五歳の俺はまたも苦笑を禁じえなかった。
「よい風景だろう」
後ろからかけられた声に振り返ると、一人の少年が立っていた。初対面であるが、俺はこの少年を知っている。
「はい、流石はベルクヴァイン侯爵です。見事な領土経営をなされますな」
「はっはっ。ありがとう、父上が聞けば喜ぶだろう」
そう言う割に、自分のことのように喜んでいるのは目の前の少年ーーエーレンフリート・フォン・ベルクヴァインの方だった。 ベルクヴァイン侯爵家嫡子は門閥貴族ならではとも言うべき尊大さがあったが、不思議と嫌な気にはならなかった。どうたとえればいいかは思い浮かばないが、人好きしそうな屈託のない笑みと柔和な表情が門閥貴族と思わせない要因なのかもしれない。
「自己紹介が遅れたな。俺はベルクヴァイン侯爵家嫡子、エーレンフリートだ。今回の催し主催を務めている」
「私はアーダルベルト・フォン・ファーレンハイト中佐です」
「さてファーレンハイト中佐。卿を始めとした軍人方をお呼びしたのは他でもない。このところ海賊の活動が活発化し始めていてな。吾が侯爵家にも私設された艦隊はあるが、正規艦隊と比べると練度があまりに低い。そこで軍事の専門家を呼び、教導官を勤めてもらった上で副司令官なり参謀長なり、分艦隊司令官なりに任命すれば、少しはましな艦隊運動ができるのではないかと思い、今回の催しとなったわけだ」
エーレンフリートはご丁寧にも説明してくれたが、この辺りの事情は招待状にも書かれてあった。
だが彼が次に続けた言葉に、俺はこの日二度目の驚愕を味わうことになった。
「ーーと、ここまでがあらかじめ言っておいた建前だ」
「……建前ですと?」
「そう。腐りきった軍務省と内務省の双方を騙すための方便だ。俺の目的はそれだけじゃない」
一五の言葉とは思えないような重圧のようなものを感じた。先ほどまでの屈託のない笑みは、若さ故の猛々しさと恐れのなさ、そしてそれとは別にあるなにかを感じさせた。おそらくこれも、先ほどの少年らしさと同様、エーレンフリートの一面なのかもしれない。
「“腐りきった”とは滅多なことを仰る。門閥貴族の中でも高位あられるベルクヴァイン侯爵家の嫡子殿の御言葉とは思えませんな」
「そうかな?俺はそうは思わない。吾ら門閥貴族とは、そもそもなんの為に存在するかを考えれば妥当な考えとしか思えんのだ」
「ほう、妥当……」
うむ、とエーレンフリートは頷く。俺もだんだんと楽しくなってきており、気持ち的に前のめりになって話をしていた。
「吾ら門閥貴族は有事の際に、“銀河帝国の藩屏”としての役割を果たす為に存在しているのであって、“ゴールデンバウム王朝の腐敗、或いは臣民への搾取”などの為に存在しているわけではない。軍務省も内務省も、本来私腹を肥やすために存在しているわけではないのだ。このままでは帝国は、叛乱軍である自由惑星同盟と戦う前に、内部崩壊によって滅びかねない」
「ではその為にゴールデンバウム王朝を相手に叛乱を起こすということになりますな」
「そういうことになるな」
叛意を否定するどころかむしろ認めた彼に俺は面食らった。だが実際、俺も今の帝国内の状況には思うところがあった。門閥貴族によって虐げられる平民や農奴。不正や賄賂が横行するのが当然の政府組織。ここでは全くと言っていいほど見当たらないが、大半の貴族領はそうではない。権力を笠に着た貴族連中の専横ぶりは目に余るものがある。そしてそれに気づいているであろう皇帝も見てみぬ振りである。ベルクヴァイン侯爵領は正真正銘、平民や農奴たちの楽園なのだ。
そんな場所で生まれ育ったエーレンフリートからすれば、そんな連中に憤りを感じているのも不思議ではない。彼は帝国内の中でも、門閥貴族としての正しい誇りと責任感を持ち合わせているごく少数の部類の人間だ。
「その為に練度の高い艦隊が必要というわけですか。ですが解せませぬな。何故その目的を私などに教えたのです?なにも言わずに教導させるだけでもよかったはず」
「それは卿をこの艦隊の参謀長にしたいと思ったからだ。と言っても、俺に艦隊指揮の力量などないから、事実上の艦隊司令官に就いてもらいたいのだが」
「……艦隊司令官職を、私に?」
馬鹿な、俺は咄嗟にそう思った。未だ二五の俺が、未だ一介の中佐でしかない俺が、なにを馬鹿なことを。そう思った。
だが。
「ああ。父上に話して、まずは参謀長とする為に大佐に昇格させよう」
なに、出世払いで構わないさ、と後につけるとくすりと笑う。俺もなんだかおかしくなってきた。話し始めてから、目の前にいる少年には幾度も俺の想像を上回っていた。これほど面白いと感じる人間は初めてだ。
「一つ、聞いてもよろしいですか?」
「ああ、なんだ」
「何故私だったのですか?他に人はいくらでもいたでしょう?」
「元々複数人ほど選ぶつもりだったが、卿を選んだのはその“眼”だな」
「“眼”、ですか?」
「卿の“眼”には野心がある。それは“食うために軍人になった”というには矛盾が生じるような“眼”だ。卿の心にある、“強い敵と正面から戦い、実力で勝利したい”という野心がその“眼”に宿っているように見えた。そうでありながら、卿はとても理性的な人間でもある。おそらく攻勢に強く、守勢に弱いが、守勢に回ることがないように冷静な指揮ができる司令官だと俺は見た。だからだな」
まるで俺の心中を覗かれたような心地だった。全てにおいて当てはまっており、エーレンフリートという少年の人物観察眼において凄まじい才覚の持ち主であることを理解した。
俺は面白くなった。そう、面白いと感じた。エーレンフリートと共に行けば、一体なにが見られるのか、心の底から楽しみになった。
「それで、俺と共に来てくれるか?」
「もちろんです」
「そうか!来てくれるか!」
俺は気づけば即答しており、少年は飛び上がらんほどに喜んでいた。即答したことに驚くことはなく、ただ嬉しげな顔でにこにこしている少年が一体どのように帝国を導いていくのか。その一点に己の好奇心を刺激された。
「もう一つ聞いてもよろしいですか?」
「なんだ……っとその前に、敬語はいい。この話を受けるのであれば、俺と卿は同志だ。そこに上下はない。俺のことも“エレン”でいい。エーレンフリートは呼びにくいからな」
「……わかった。ではエレン、改めて聞くが、俺の他に誰を同志に選ぶつもりなんだ?」
「それがなぁ、決まってない」
「決まって、ない?」
「ああ。誘いたい者はいるんだが、話したところでどのような反応をするかわからなくてな。皆、卿のように面白がって話を受けてくれればいいんだが」
面白がって、という部分に些か物申したいところだったが、あながち、いやほとんど間違いではない為、なにも言えなかった。
「他に同志となる者がいれば、この後の催しが終わった後で伝える。
これからよろしく頼む」
ではまた後で。
エーレンフリートーーエレンが部屋を出ると、俺は椅子に座った。臨時収入があればと思い、来たこの惑星で、俺は己の人生を賭すに値する者に会えたのかもしれない。
「エーレンフリート・フォン・ベルクヴァイン……エレンか」
俺しかいない部屋で俺は笑った。
いかがでしたか?
UAが10,000超え、お気に入りも200超え、日刊ランキングも30位(2月4日付)もいただきました!
皆様の温かい応援、ありがとうございます!
え、今回は動揺してないかって?心臓発作で新しい副官、もとい作者になったからヘーキヘーキ(白目)
さて本作を新たに評価して下さった
きじむにぃさん、arrowcodeさん、ゴンさん
評価していただき、ありがとうございます!
これからも本作の応援、そして感想と感想(大事なことなのでry)をよろしくお願いします!
次の投稿も少しできるかわかりませんが、1週間以内(2月18日木曜まで)を目指しますので、お楽しみに!
次回、第七話 帝国再建の道
友よ、憶えているか、あの戦いの日々を。