英雄に武器を託されて子供を守るのは間違ってるだろうか   作:こじこじこじこじこじこk

18 / 35
取り敢えず次話をあげるときにタイトル変更しようと思いますので宜しくお願いします。


ではどうぞ




冒険者とは?

ギルドに着いた

 

ギルドの中は前世の銀行みたいな感じで受付が並んでいて、建物の横の方にはファンタジー定番のクエスト掲示板みたいな物もあり、ちょうど掲示板に紙を張り付けている職員もいるね

 

今は早朝だからか、冒険者達の姿はそんなには多くなく。受付も空いているのでそんなには時間は掛かんなそうだね。

 

ボクは取り敢えず受付の前…………を見渡せる場所に立つ

 

 

受付嬢達はボクを不思議そうに見ている

 

 

ソコでボクは気迫を発しながら一番右側の受付を指でズビシ!!

 

ナゼかその場所にいる受付嬢が「ヒィ!!」と悲鳴をあげているが無視する

 

ボクが無駄に気を発しながらユックリ指を隣りに動かすと、隣りの受付嬢は顔を青くしてガクブルしだしたが、どうしてだろうね

 

 

 

そうしてボクは口を開く

 

 

 

「…………ど~れ~に~し~よ~か~」

 

 

受付嬢達が一斉にズッコケタ。

 

すごいな!全くズレが無く一斉に同じ動きをしたよ。今時のコント集団でも無理じゃね?

 

感心しながらも、誰も窓口から見えなくなった受付でボクは『どれにしようかな』を続けていたら

 

「お客様?本日は当ギルドにどのようなご用件で?」

 

後ろから話しかけられた。

 

ボクが振り替えると、掲示板の前で仕事をしていた職員の人が受付の方を不思議そうに見ながら話しかけてくれていた

 

一応、前方にしか気配を流してなかったから後ろで仕事をしていたこの子は受付の惨劇は意味は分からないか。

 

話しかけて来た娘の容姿を見てみる。

 

尖った耳に澄んだエメラルドの瞳、セミロングのブラウンの髪は綺麗に輝いて見える。柔らかい、どこか角の取れた容貌で取っつきやすさはあるエルフ?の女性。細い体はギルドの制服なのかな?黒いスーツとパンツを綺麗に着こなしている。

歳は~多分18位かな?ハッキリ行って美人である

 

もうちょっと幼い頃に会っていたらボクの保護対象(ストライクゾーン)だったのに・・・残念!!

 

まぁ、話しかけられたから丁度良いね

 

 

「うん、冒険者になりたいから登録したいだけど、登録してもらえる?」

 

「冒険者登録ですね。わかりました、では此方へどうぞ。」

 

そう言い、職員の女の人は適当な受付に入って行った

 

 

…………あれ?、そこには違う受付嬢がズッコケてたよね?

 

「?、どうしました、此方へどうぞ。」

 

「あ~うん、その場所に違う人が居たと思ったけど?」

 

「いえ?誰も居ませんでしたよ?確かに常に誰か居るようにしているんですが、今日は誰も居なくて不思議でした。」

 

そう言って首を傾げる女性…………ボクは気配を探ると確かにさっき迄座ってた受付嬢は皆バラバラになって何処かに行ってしまっている。

 

…………ちょっと脅かし過ぎたかな?

 

ボクは反省しながらも、待ってもらっている受付に進み、席に着き

 

「はい、では貴方の冒険者登録をさせていただくエイナ・チュールと申します。宜しくお願いしますね。」

 

 

そうして、これからなんだかんだと世話になるエイナさんに初めて会ったのだった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「はい、それではこれにてユウジさんの登録を終了させていただきます。」

 

ボクはあのあと名前や所属ファミリアや等の必要事項などを書類に書いて貰いながら幾つかの簡単な質問を受けて終わった

 

…………書類書こうと見てみたら全く見たこと無い文字たったから全然書けなかったのはちょっと恥ずかしかった…………

 

「最後になりますが、ユウジさんは迷宮探索アドバイザーはお付けになりますか?」

 

「アドバイザー?」

 

「はい、ギルドの方から冒険者の方々を全面バックアップする担当官を一人お付けするサービスです。此方はご任意ですね。」

 

「ふーん、ボクは要らないかな。」

 

もし付けちゃったら色々冒険について横から言われそうだし

 

「そうですか、残念です。では最後に私から一言、冒険者になる貴方にアドバイスを一つ。」

 

そう言ってエイナさんは真剣な表情でその言葉を発した

 

 

 

「冒険者は、冒険をしないで下さい」

 

 

 

「…………」

 

「この言葉は矛盾していますが、冒険者が一番死にやすいのは最初の駆け出しの時です。」

 

「…………」

 

「最初の階層でゴブリンやコボルト等の恩恵を与えられべば、子供でも倒せるモンスター達で勘違いしドンドン到達階層を下げていき、強敵に殺されてしまうからです。」

 

「…………」

 

「冒険者は英雄潭に出てくる、華々しい英雄達に無条件になれる職業ではありません。最初は皆レベル1からコツコツと積み重ねて行き、生計を立てて生きていく職業です。」

 

「…………」

 

「だから私は『常に保険をかけて安全を第一に』と言う意味で、この言葉を私が担当した冒険者に送っているんです」

 

 

 

『冒険者は、冒険してはいけない』

 

 

 

常に命を賭けずに安全第一に行動しよう

 

 

うん、確かにそっちの方が生き残れるだろうね。

 

 

「どうか、自分の命を大事にしてください。お願いします。」

 

 

ボクは…………

 

 

 

「うん、断る!!」

 

 

 

笑顔で否定した

 

「え?」

 

ここまで強く否定されたことは無いんだろう、ポカンとした顔をさらしていた。

 

美人の呆けた顔も絵になるね~

 

 

そんなエイナさんにボクはボクの持論を言う

 

 

「確かに生きていくだけならエイナさんの言葉道理に冒険しないでヌクヌクヌクヌクぬるま湯に使った生き方をしていれば良いと思うよ。そっちの方が堅実的だからねぇ」

 

 

でも…………そんな生き方じゃ

 

 

「そんな生き方をしている奴はいざ自分の前に壁が立ちふさがった時、何も成さずに、ただ見ていることしか出来ず、最後は泣き叫ぶことしかしない。そんな笑えない道化になるだろう。」

 

 

 

そう、昔のボクみたいに。

 

もうボクはただ見ているだけの存在にはなりたくないから

 

 

だから

 

 

「ボクは、どんな壁にも負けないようになる為、この命を使い潰そうがナニをしようがボクは強くなろう。強くなるためにダンジョンでモンスターを倒すのが手っ取り早いなら、ボクは全て倒していく

 

ボクの前に敵が来れば殺害しよう

 

ボクの前に敵の集団で来れば鏖殺しよう

 

ボクの前に勝てないような敵が来ても謀殺しよう

 

例えナニがボクの前に立ち塞がろうがコロス・ころす・絶対殺す!!

 

だからボクは貴女の言う緩い生き方なんて糞くらえだ!!」

 

 

 

そう言ってエイナさんを見てみるとボクのことを何か違う生き物を見るような目で見てきていた。

 

おっと、ちょっとヒートアップしすぎたかな。

 

ボクがちょっと熱くなると大概こんな目で見られる。

 

ボクは笑顔に戻り

 

「まぁ、貴女のその優しい言葉は間違ってはないと思うからボク以外の人達に言ってあげてよ」

 

そう言ってボクが席から立ち上がった。

 

 

 

 

すると

 

「わ、私は!!」

 

エイナさんはボクの言葉に気負わされても

 

「貴方がどんな人生を歩んできたかは知りません、そんな私には言う資格はないかも知れませんが。

 

それでも私は、貴方にも無事に帰って来て欲しいから無茶をして欲しくありません。」

 

ボクの目を見て、ハッキリ言ってきた

 

 

 

――――――あんまり、無茶しちゃダメだよ?

 

 

 

あぁ、ダメだなぁ―――

 

この世界でも、こんな壊れたボクを気にかけてくれる、優しい人がいるなんて。

 

懐かしくて、哭きたくなる

 

だからじゃないが、真剣な目で見てくるエイナさんにちょっと譲歩しようかな

 

 

「大丈夫だよ、暫くは白兎を育てるから無茶はしないから。安心してよ」

 

「え!?白兎って…………」

 

そう言ってボクはエイナさんに背を向け

 

「そう、僕には白兎フルボッコ育成計画が有ったのでこれで失礼!」

 

「ゆ、ユウジさん待っ・って早!!」

 

走り出したのだった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

さて、ギルドの外まで走って来たのは言いがどうしようかな~

 

「だから!!本当だって!!」

 

ボクが悩んでいると、ギルドの近くで冒険者が複数人集まって何か話していた。

ボクがナニかなと思って、盗み聞いてみると

 

「だから、ダンジョンで変な生き物がモンスターをボコボコにしてたんだよ!!」

 

 

 

 

 

 

「『ノッブ~』とか鳴きながら!!」

 

 

 

 

 

 

ちょっと聞き捨てならないことを喋っていた

 

 




主人公、ノブの進出に気づく
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。