英雄に武器を託されて子供を守るのは間違ってるだろうか 作:こじこじこじこじこじこk
ではどうぞ
「アステリオスは、ワシらがどうやって召還されるか知っておるか?」
ここは夢の世界。ワシの城、の隠し部屋にある地下深くへと続く階段をアステリオスと下っている。
「ううん、呪文がきこ、えたとおもったらいつのまにかいたから」
「うむ、そうであろうな、ワシもそうじゃった」
ワシもワープ侍と浴衣ジャンパ~とアイスを食っていたらいきなり召還されたからの~
あの抹茶アイスは旨かった…………今度作るかの!!
「まぁ、聖杯に呼ばれた時と同じ様に〈
「うん、とりあえず、あとユウジと戦えって、いわれた」
そう、ワシらは召還された時に知識と共に「戦え」と命令される
まぁこの命令が無くてもワシの場合は「面白そう」と思い
アステリオスの場合は「遊びたい」と思ったから戦ったと云うのは有るがの
まぁワシらは求めなかったが勝った時の
「ワシは召還された時に周囲を確認して直ぐにアステリオスとユウジを見つけたからちびノブに挨拶させたのじゃが…………ワシはその時にナニかが足りないと感じたんじゃ」
「?、たりない?」
「うむ、聖杯戦争の時も、カルデアの人理修復の時も有った物じゃ、逆にそれがないと召還され無いの。」
「???」
アステリオスは分からないらしく首を傾げている
まぁそんなにパッとは浮かばないかの
「なに、簡単じゃよワシら英霊を召還するのに必要な物で、足りなかった物は」
「魔方陣じゃよ」
説明しながらワシらは階段を下がっていく
「確かに、聖杯が英霊を早く召還したかったりイレギェラーが介入した場合は必要は無いじゃろう。しかし、このスキルは定期的に安定して召還する物じゃから絶対に詠唱・聖杯の補助・魔方陣が必要になる」
そう、詠唱は召還される前に頭の中に流れ、聖杯の代わりに神からの特別なスキルによる補助はあったが、座標を固定させるための魔方陣は何処にもなかった。
「ワシは疑問に思ったら確認しないと落ち着かないタチでの!ユウジが居なくなって夢の中で好きな物を作ったり、形を替えることが出来ると分かってからワシは
ワシらは一番下…………ある扉の前に着いた
「こんなもんが、ワシらの足元にあったんじゃ!」
そう言ってワシはその扉を開けると
そこには…………
「これ、は?」
東京ドームが1個丸ごと入るぐらいの馬鹿デカイ魔方陣が、輝いていた。
「真ん中にはワシらを呼び出す、消去の中に退去、退去の陣を四つ刻んで召喚の陣で囲んだものじゃが。周囲を物凄く精緻で細か~く無駄にでかく書いてある図式は…………」
「ず、しきは?」
「全くわからん!!ワシは魔術師じゃないしね!!」
ずて、とアステリオスは隣でずっこけた
「だが、ワシは全容は分からなくても!これが召喚に使われた魔方陣じゃと考えて色々調べてみた!!あれを見い!!」
ズビシっと指を指した先には…………台座があった
その台座は、レバーがついた透明な四角いケースで、中には丸いカプセル・・・ではなく刺々した石が二つ入っている。
貨幣を投じレバーをひねる場所はあるが、中の物が本来出てくる場所にはコードが伸びており魔方陣に繋がっている機械。
――そこにあったのは所謂ガチャBOXであった。
「・・・」
アステリオスはなんとも言えない顔でそれを見ている
「このガチャの仕組みは、この透明なケースの中に入っている刺々石が四つ貯まると一回、回せるようになるんじゃよ!!
そしてこの石は時間経過で一つずつ勝手に入るらしいのじゃが、夢の世界でも探せば何個か見つかるのじゃ!そしてワシがさっき見つけた二つの石を上からいれて、ツマミを回すと」
そう言って、ワシは石をガチャに入れて回してみると
ブゥンと魔方陣が輝きだし
「お、おォォ」
「こんな感じで召喚出来るのじゃ!!」
カッ!!っと閃光が瞬き、地下空間を明るく照らした
ワシは閃光で見えなくなっていたが、魔方陣の中央に何かが現れた
ソコには…………
「フム、カスじゃな」
金色の石が落ちていた
「ワシらみたいに英霊が出てくれば良いのじゃが、10回位石で回して見たが、意味分かんない石やカードしか出てこないのじゃ。多分ガチャの倍率が極端に低いんじゃな」
そう言ってワシはちびノブを召喚して中央まで走らせて、石を回収した
「…………どうして、ここにきたの?」
そうアステリオスが問うと、ワシは笑いながらズボンのポケットをアサリだした
「なに、ワシがやりたいことは大量の魔力が必要になるんじゃよ、だがワシらの魔力じゃと足りないから新たに同士を召喚しようとここに来たんじゃ。」
「でも、うんしだいなん、でしょ?」
そうじゃな、普通なら刺々石を夢の世界で探してガチャで目当ての鯖が出るまで永遠に回さないといけないの。
だが、ワシにはあのマンションでグダ男からパクったこれがある!!
ワシはズボンから光り輝く札を取り出した
「テッテレテ~呼符10枚セット~」
背後でちびノブ達がワ~ヒューヒューと盛り上がっている
「こ、ふ?」
「そう!!これ一枚でガチャを一回、回せるのじゃがこの呼符には裏技があっての。この余白部分に…………」
ワシはペンを取り出して
「来てほしい鯖の特徴を書けばぴったりの鯖がくる…………はずじゃ!!」
ワシは試したことはないしの!!
そう言って、余白部分に〈キャスター〉〈魔力沢山〉〈子供好き〉と書いた
「…………なんで、こどもずき?」
「ユウジに紹介する時、子供好きの方が良いじゃろ?」
そう言って、ガチャのお金を入れる場所―――札を入れられるようになっている―――に呼符を入れて
「こい!!子供好き英霊!!」
ガチャを勢いよく回した!!
するとさっきより魔方陣が光って召喚を始めた
「…………この、においは…………」
魔方陣の中央にナニかが立っており、鯖の召喚には成功した、が
―――その男は魔術師と言うより奇術師の様な姿だった。
―――その男の手には一冊の禍々しい本があった
―――その男はインスマウス顔、つまり―――
「お招きに授かり参上致しました。不精このジル・ドレェお側に侍らせて頂きます。」
―――ギョロ目でカエル顔の男だった。
「…………」
「…………」
「おやァ?この場に私のマスターはいないらしいですねぇ、貴方達は同じく召喚された方々ですか?それなら宜しくお願いしますヨ、何分召喚されてまだ良く分かってないですからねぇ」
相手…………ジル・ド・レェはこちらににこやかに話し掛けてきたが
ワシら二人は共に警戒して1歩距離を取った
「?どうしました?我らは同じマスターに召喚された、言わば同士!!手を取り合って一緒に頑張りましょう!!」
「…………そうじゃノ~確かに同士になるかもしれんのう、じゃがその前に一つ聞かせてくれんかの」
「なんでしょうか?」
変わらずにこやかに…………不気味な笑みで聞いてくるジルにワシは核心を持って聞く
「お主の狙いは…………ワシらがマスターと
そう聞くとジル・ド・レェはキョトンとした顔で
「当たり前でしょう!!何せ対戦者に勝てば
そう、ワシらが決闘で勝った場合にはユウジの魂を食い、ユウジの体を乗っ取り現世にユウジとして生活出来るようになる
だが、存在を賭けると言うことはワシらも負けた場合はこの世界から強制退場させられ、二度とこの世界には召喚され無くなるのでワシらにもリスクがある。だからこの世界が気に入ってる英霊なら普通は賭けない
だがこの…………
「あァ~今から楽しみですよぉ、少年達の泣き顔!少女達の苦しみ悶える顔!!子供達の絶望に落とされた時の顔が!!!!私を待っているのですよぉ!!」
その情景を思い浮かべているのか、恍惚な顔で喋っている男
「…………」
ワシは考える
コイツとユウジが戦った場合、十中八九ユウジが勝つと思う。何かザコ臭がするし
だが、あのロリコンはコイツの子供に対する価値観等を聞いたら怒りで冷静さを失い、負ける可能性もあるのじゃ
だからなるべく会わせたくは無いの
そしてなにより、ワシは―――
―――ダメだ、コイツと一緒の空間に居たくない、排除しよう
と思ってます、ハイ
ワシはまだ恍惚な表情を浮かべてナニかを喋っている男を無視し、例の青い板を空中に出してジル・ド・レェに対戦を申込もうと
ガシッ
「…………なんじゃアステリオス?お主、ワシの邪魔をするのか?」
ふるふると首を振りアステリオスはワシの腕を掴んだまま、
「ぼくが、たたかうよ」
青い板を自分の前に出していた。
「な!!バカ、お主何を考えておる!!ワシら英霊同士がこの世界で相手を消したい場合は、存在を賭けて戦うしかないのじゃ!!すなわち負けたら消えるんじゃぞ!!しかもお主、迷宮に閉じ込められていて戦闘経験はそこまで無いじゃろうが!!
ここは百戦錬磨のワシに任せておけい!!」
怒鳴ってワシは、腕を振りほどこうと腕に力を込めるが
ま、全く動かん!?
「…………あいつのにおい、こどもたちのちのにおいだった」
ワシが暴れていると、アステリオスは静かに語りだした
「それもひとり、ふたりじゃない、ひゃくにんいじょうのかえりちをあびないとあのにおいはしないよ」
「それがどうしたんじゃ!!そんなことワシでも分かったわ!!何百人の血を浴びた臭いがあのローブからプンプンするのは!!」
「うん、そうだね、ノブもそこまではわかってたよね」
ワシは要領を得ないアステリオスにマジ切れ寸前になり、一発火縄銃で牽制しようと
「でも、
ワシはピタリと、その言葉で動きを止めてしまった
「ぼくはわかったよ、あのめいきゅうでたくさんかいできたから、まよいこんできた、いけにえのこたち、をたべていたから、わかっちゃったよ。」
「アステリオス…………」
アステリオスは寂しげな目でワシを見ていた
「ぼくは、カイブツだから。あいつみたいにカイブツだから、どうせあいてをするなら、ぼくのほうがいいよ」
「違!?お主はあんな、」
「だからノブははなれてみてて、」
そう言ってアステリオスはワシを掴んだてを振りかぶり、
「待つのじゃ、アステリオス!!主は怪物じゃ」
「じゃあね!!」
ブオン!!っとボールのようにぶん投げた!!
「アステリオス――――――!?」
そうしてワシは強制的に戦いから遠ざけられた
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ノブを遥か遠くに投げたアステリオスは、その方角を暫く見ていたが、不意に拍手の音が聞こえてきたのでそちらの敵に向き直った
「いやはや、ちょっとした余興をありがとうございます、私、涙が出そうになっちゃいましたよ。それであなたが私と戦うつもりですか?残念ですよぉ私は貴殿方とは仲良くなりたかったんですが」
「…………うそつけ、こんなまわりにものをしくんどいて」
そう言ってアステリオスは魔方陣で光っている場所を指差すと、見えづらいが確かにソコには先刻まで無かった別の、小さな魔方陣が輝いていた
「おや、気づいておりましたか!?さっきの少女は気づいていませんでしたが、
そう考えると惜しかった、あの少女と戦うことになっていたら周囲に配置した魔方陣から一斉に海魔が襲っている手はずでしたのに!ぁぁ実に惜しかった!!上手く行けばあの少女で素晴らしい芸術品が作れたのに!!」
ジル・ド・レェは大仰で持って回った言い回しをして嘆いていたが
「まあ、お前を直ぐに倒して迎いに行けばいいですかねぇ」
ギョロリと、手にもった本を開いて此方を睨んできた
「そんなこと、させない!!」
アステリオスはそう言って目ね前の青い板を勢い良く叩いた
すると頭の中でアナウンスが流れ出す
『承認しました、只今より英霊アステリオスVS英霊ジル・ド・レェの決闘を開始いたします。ご健闘をお祈りします』
ドバァン!!
アナウンスが終わると、アステリオスの周囲の魔方陣から一斉にタコの様な怪物、海魔が何十匹と現れた
「さぁ、いきますよ怪物よ!!数の暴力に溺れるがいい!!」
「だまれ、カイブツ、おしつぶしてやる!!」
こうして、夢の世界の地下深くで
怪物は、戦いに挑む
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プロフィール
真名:ジル・ド・レェ
身長:196cm / 体重:70kg
出典:史実
地域:フランス
属性:混沌・悪
性別:男性
ステータス
筋力 :D
耐久:E
敏捷:D
魔力:C
幸運:E
宝具:A+
保有スキル
陣地作成:B
精神汚染:A
芸術審美:E-
宝具
ランク:A+
種別:対軍宝具
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