英雄に武器を託されて子供を守るのは間違ってるだろうか 作:こじこじこじこじこじこk
文章力please!!
では、どうぞ
私は、いつも“貰う”立場だった
私はギリシャ神話に出てくるゴルゴンの三姉妹の次女。元々はオリュンポスの神々より古い土着の神で、大地に関係の深い神性。地母神だった
だけど色々有って妹がクソ女神の不興を買って「形なき島」に追放されたので、それにに付き合い姉妹だけで島で暮らすようにした。
そこで私は「
私は、そんな男達に無理難題…………ゴホン、試練を与えて、ジタバタ慌てふためく…………ゴホン、知恵を絞って挑むのが好きだった
「形なき島」を訪れた男たちを歓迎し、癒し、新たな冒険に送り出す。…………な~んて伝説があるがそんなことしたことがない
まぁ大概の男は途中で諦めて帰るか、襲ってきたのを返り討ちにして石にしたけど。
まぁ、そんな感じで私はいつも貰う側だった
それは、
私が召喚され、暫くすると…………思い出すと虫酸が走る、最悪のオタク海賊に狙われて私は逃げ回った。
あんなのが世界で一番悪名が高い海賊だなんて…………
私は全力で逃げて逃げて逃げて逃げて、疲労困憊で私が逃げ着いた島には…………彼がいた。
どこか妹に似ている…………彼に私は出会った
彼は私に沢山の事をしてくれた
彼の住みかに匿ってくれたり。
あの大きな背中に乗せてくれたり。
私の言うことを嫌な顔をせずに聞いてくれたり。
敵に拐われた時も、真っ先に助けに来てくれたり。
私は沢山、本当に沢山のモノを“貰って”いた
私は何時しか、彼にナニかを“贈りたい”と思っていた
だけどそれに気づいた時には、彼はあの海の底に逝ってしまった…………
私は生まれて始めて、後悔した
なぜ、私は彼ともっと話さなかったのか
なぜ、私は彼と一緒に居なかったのか
なぜ!!私は彼に何も返さなかったのか!!
あぁ、悔やんでももう遅い
私もこの海から退場しなくてはいけない体
もう、何も出来ない…………
だが、もし、もし次に召喚された時
もし、彼に会う機会がまた有るのなら
その時はきっと――――――――――――
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大海魔
冬木の聖杯戦争でに制御を度外視して召喚した大海魔は、クトゥルーの神を模した百メートル以上ある巨大な怪物で、ジル自身と融合している。
その巨体に加えて驚異になるのは
空を駆ける戦闘機を捕獲するほどの俊敏な触手
体の半分を吹き飛ばされても即座に復元できる再生能力
その怪物は征服王の「軍勢」すら圧倒した
最後は騎士王の「聖剣」の一撃で塵となったが。
もしその規模の攻撃が出来ない場合
その進撃を止めるすべ無し―――――
「か、がぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
触腕が真横から襲ってくる
それに対してアステリオスは真っ向から斧槍で向かえ打つ
ドグゴォォン!!
トラック同士が正面衝突したような音と共に触腕が真下に叩きつけられる
今の所、あの大海魔の攻撃をアステリオスは迎撃することに成功しているが
「ッ! ハーハーハー!」
身の丈程ある触腕の衝撃を真っ正面から受け止め続けている為に体力の消耗は莫大になっているが
如何に驚異的な筋力と耐性があろうと全長100M以上の怪物の攻撃を受け止めるのは無理があったのだろう
だったらかわせば良いと言う案も出ると思う
実際、聖杯戦争で大海魔と戦った三人はヒット&アウェイを繰り返して攻撃をしていたらしい
だが、
一人は敏捷がA+の自害系美男子ランサー
一人は敏捷Aとブースター付き元祖ビームセイバー
一人は空駆ける戦車に乗るアララライダー
ハッキリ言って歴戦の高機動(笑)メンバーである。
対してアステリオスは筋力と耐久はA++だが敏捷C
それに加え迷宮に閉じ込められていた為に戦闘経験皆無
そんな奴に縦横無尽に襲いかかってくる触腕をかわすと言うのは、ドラ○もんに四次元ポケット無しで映画に出演して来いと言うほど無理ゲーである
今の所触腕そのまま打ち落とすなり、仏陀切ることが出来ているがこのままではアステリオスの体力は直ぐに底を尽きるだろう
アステリオスもそれは分かっているのか、先程から本体に近づこうと奮闘しているがなかなか近づけないでいる
「ふーふー」
アステリオスは考える
このまま戦っていても自分は負ける
自分が負けた後は更に強くなったジルはそのままノッブに襲いかかる
恐らくノッブは勝てない
こいつに勝つには一撃で倒さないと勝てない
だけど昨日見た感じノッブにはその手段は無い
そしてノッブが負けた場合、果たしてあの変態はそれだけで終わらせるか?
否、アイツはノッブを芸術品にするとか言っていた
意味は分からないが、あの時の表情を思い出すとろくでもないことだろう
そんな目にノッブにあわせる
そんなこと…………
「…………ゆるせない」
アステリオスが覚悟を決めると、それを感じ取ったのか大海魔も複数の触腕を1つに束ね、振りかざしている
『イキノコッテミロ』
そう言われた気がした
「―――じょうとう!」
アステリオスは2つ持っていた斧槍を1つに持ち替え。全身の筋肉を引き絞り、斧槍を振り上げる体制で、待ち構えた
一瞬の静寂
極限の集中により永遠の時間に感じていたが
その時は訪れる
「GAAAaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!」
「おぉぉォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
2つの怪物は渾身の一撃を叩き込む
果たして―――――――
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ふむ、静かになりましたか…………」
ジルは大海魔の中でひとりごちる
この大海魔と、実はジルは全く制御していない
このクラスの魔物になると制御するだけで膨大な魔力が必要になる
そうするとこの巨体の維持に回す魔力が無くなる為、ジルは全く制御をせず。自分は安全に魔力供給をするために大海魔と融合し胎内に籠城したのだ
「随分かかりましたねぇ、まさか30分もかかるとは思いませんでした。」
しかし、これでお仕舞い
後はアナウンスが流れるのを待って近くに居るであろうあの少女に戦いを挑めばいい
「ククク、楽しみです。あの化物じゃなく私が出てきた時にどんな反応をするのか…………本当に楽しみですねぇ~」
一人、肉壁が蠢く空間で笑っていると
「―――ょぇ」
「ん?」
声が聞こえた
「――――さまよえ」
ブン
今度は声だけで無く、
その紅線は一瞬で空間を縦横無尽に走り抜ける
「なんです?」
ジルは内側からしか見えないから分からない
もし外側が見えていたら同じ様に紅線が大海魔の周辺を走っていることが
更にその紅線が
分からないから困惑することしか出来ない
「しね!!」
紅い線が輝く、耀く、かがやく。
暗く、不気味な輝きで周囲を照らし出している
その輝きはあの化物の眼光のよう―――
――ヤバイ!!
ジルは逃げなくてはいけないと思いながらもナニもすることが出来ない
何故なら大海魔の魔力供給で自分の宝具は余裕が無い!!
そして、キャスターでありながら自分は魔術が使えない!!
どうすればどうすればドウスレバドウスレバ!?
思考の渦に囚われている間にその宝具の名を告げられる
それは、ある怪物が生涯閉じ込められた場所
それは、世界中の人々が知っている逸話
それは、二度とは出られぬと言われた檻の名前
その名は
『
ズズ!
瞬間、その大迷宮は顕現する
大海魔を
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「GYaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!?」
それは、奇っ怪なオブジェのようだった
体の内側から壁、天井、床、通路に次々と突き破られる。しかも止まること無くどんどん複雑に生成され、大海魔の体を更に食い破っていく
この迷宮は取り込まれた者のこの迷宮に対する知識によって道筋が作られていく
なので迷宮の「め」の字も知らないとただ一本道だけの迷宮になるだろう
しかし、聖杯戦争や今回の戦いではある程度の逸話や英雄に関する知識が補完される
そう、
そのせいで大海魔の体内に複雑怪奇に折れ曲がった迷宮が作られ、現在進行形で苦しめられている
さて、胎内にいたジルはと言うと
「ハァーハァー驚かせてくれますね!!!」
無傷であった。
相手を捕らえ、衰弱させることが目的の宝具なのでしょうがないが
「まぁ、これは最後の悪足掻きでしょうねぇ、だがワタシの海魔はこの程度では死なない!!」
その言葉を証明するように段々、海魔の回復力に押されてきてるのか迷路の生成が押され始めてきた
このまま待っていれば体内に出来た通路を回復した肉体で押し潰すことも可能だろう
あぁさすがは神を模した大怪獣、ちょっとやそっとじゃ崩れない
ジルは安心して息を整えていると
ザリ
通路の向こうから
ザリ、ザリ、ザリ
ナニかの足音が…………
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この迷宮を作った主の目的は大海魔を迷宮で食い破ることではない
その目的は…………
大海魔の中に居るであろう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヌゥっと
通路の奥から満身創痍の
「な、あ!?」
―――ヤバイ
今、ジルは迷宮の通路によって強制的に海魔から引き離され、通路の真ん中に放り出された形で床に手を付き息を整えている
つまり無防備
新たに海魔を作る出すには大海魔への魔力供給を止めなくていけない
かといって大海魔を消した場合は自分の切り札を無くしてしまう
そして、今のアステリオスとの距離は50m程
この距離ならあの満身創痍の化物から走って追いかけられれば逃げられるかも知れないが、アステリオスは走る気は無いらしく右手に持った斧槍を槍投げの構えで持ち
ギリ……ギリ…………
筋肉を弓の弦の用に引き絞り、狙いを定めている
このままなにもしなければ目の前の化物に貫かれ死ぬ
だったら…………!!
「なぁめるなぁ!!この匹夫めがぁぁぁ!!!」
叫び、自ら宝具を暴走させる!!
直後、膨大な魔力が吹き荒れ
「Gyaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!」
大海魔の再生が加速し始め、迷宮全体を揺らし始めた!
みし、みしぃ
迷宮全体が軋みを上げ、立っていることも困難な程揺れている
「う、ヌゥ!!」
ましてや大海魔との戦闘でボロボロのアステリオスは片膝を付き、マトモにジルを狙えない。
「くははは!!惜しかったですねぇ!!そこまで怪我を負っていなければ私を串刺しに出来たでしょうに!!このまま通路ごと押し潰して上げますよ!!」
しかし、ジルもそこまで余裕が有るわけでは無い。この宝具の暴走は自分の魔力や血を贄にして無理矢理起こして居るので、ジルの方も疲弊している。
それに加えこの迷宮の効果『入った者の衰弱』のデバフ効果によりジルはソコから一歩も動けない程に疲弊している。
なので、アステリオスは斧槍を命中させることが出来れば勝てるのだが…………この揺れた迷宮だとかなり難しい。
それでもアステリオスは勝利の為、一か八か渾身の力を込めて
「う、ウォォォォォォ!!」
投げようと…………
『ダメよ、アステリオス。』
そっと、アステリオスは後ろから抱きすくめられた
場が静寂に包まれる
アステリオスは懐かしい声に驚き
ジルは、アステリオスの後ろの輝きに驚き
両雄の時は止まっていた
『そんなやけっぱちに投げても当たらないわよ!どうせなら当てるように投げなさいよ!!』
それに構わず光輝くその少女はあの海で会った時のように勝ち気でどこか高慢な声でアステリオスを叱る
『しかも、この世界でも無茶ばっかり!!貴方はそこまで頑張ることは無かったのにこんなに傷だらけになって!!もっと自分を大事にしなさいよね。』
それでも声にはハッキリとアステリオスを慈しむ色があり、大事に思っていることが窺える。
『フン、仕方ないから、私が神様っぽく加護をあげるわよ。今はサーヴァントじゃなくて神霊としてここにいるからね。感謝しなさい!!私が加護をあげたのは貴方が初なんだから!!』
そう言って少女が斧槍に手を伸ばすと、斧槍に力が流れ込み、輝き出す。
それは暖かな、どこか優しい光だった
『さぁ、いきなさい、
そう言って少女は静かに離れていく
アステリオスは振り返らずただ感謝する
「ありがとう、
それを見ていたジルは、驚愕に眼を見開き…………やがて隠しようの無い憤怒を表した
「ふ、ふざけるなふざけるなふざけるなぁ!!なぜだ!なぜそのような化物を助ける!!その化物は数多の生け贄を食らってきた罪人だぞ!!魂まで穢れた怪物!!生きている価値など無いでしょう!!なのになぜ助ける!!」
もはや、男は怒り狂い血涙を流しながら問い詰める
何故ならその光は、あの方の祈りの際に見た、神の――――
「認めない認めない認めないィィィ!!認めてたまるものかぁ!!!!」
アステリオスは、神の不在を証明しようとした男の叫びを無視し、静かに斧槍を振り上げ
その槍に込められた
―――その視線は、全てを射貫く―――
「
そうして渾身の力を込めて斧槍を投げると、まるで意志があるかのようにジルに向かって突き進む!
「その化物を助けるなら―――」
ジルは自分に向かってくる槍を無視して吠える
「なぜ、ジャンヌを助けなかったのだぁ!!神よぉ――!!」
スガァァァア!!
瞬間ジルに斧槍が突き刺さり、そのまま通路の突き当たるまで吹き飛んで行き。
ズズゥーン!!
壁に磔にされ、事切れた。
その顔は、ある一人の少女・自分と共に駆け抜けた聖女を見捨てた神への怒りで、この世の者とは思えぬ顔だった…………
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
≪決闘は終了しました、勝者アステリオス・敗者ジル・ド・レェになります≫
≪敗者は消滅、勝者に特典の譲渡が有りますのでお待ちください≫
≪これより、決闘前の状態に戻させていただきます≫
その声が聞こえた瞬間、アステリオスはぶっ倒れ
そのまま迷宮を消してしまった
するとジルのいた場所は地上から離れた場所だったので…………
ヒューーーーー
フリーダイブを敢行することになる
『ちょ、アステリオス!』
エウリャアレは加護を与えたことによって何も出来ない亡霊状態になっているため見ていることしか出来ない
そのまま地面にぶつかるかと思われたが
「「くぎゅう!!」」
チビのぶ達が彼の下に現れ受け止めようとしたが…………あまりにも重くてチビのぶ達が更に小さくなってしまった。
「あ、だいじょ「心配させるでないわこのボケ~」グハ!!」
下のチビのぶ達を心配していると真横から
「こんのバカもんが~戦闘経験が無いくせにあんな不気味なカエル君に戦いを挑むんじゃない!!しかもお主、何故カエル君が召喚を止めている隙にボコボコせんのじゃ!!あんな風に話しかけてくるとか『今から私、企みますぅ!』って言ってるもんじゃろうが!まずぶっ殺してから話を聞かんかい!」
「ころしたら、むりじゃ、な、いかな?」
「あぁん?」
「すいません」
ノッブの眼光を見てアステリオスは抵抗を諦めた
そのまま暫くノッブの説教が続いていたが
『ちょっと!そんなにアステリオスをせめるんじゃないわよ!!このロリババァ!!』
「誰がロリババァじゃぁ!!…………お宅どなた?」
一瞬怒りでノッブが燃え上がったが、今エウリュアレに気づいたノッブはキョトンと聞いていた…………さっきから輝いていたのに何故気づかないのか?
『~っ私はエウリュアレよ!!それよりも私のアステリオスをそんなにせめるんじゃないわよ!あんたはなにもしてないじゃない!!』
エウリュアレはノッブが本当に気づいてなかったのに怒り。ウガーとノッブに食ってかかったが…………ノッブは違うところに食いついた
「私の…………のぅ」
そう言うとエウリュアレのことを頭から爪先迄ジロジロ見て
ニヤニヤと笑い始めた
『な、何よ!?何か言いたいわけ!?』
「イヤイヤ、べつに~何でもないんじゃよ~
んじゃ!アステリオス、ワシは邪魔みたいじゃからちょっとアッチのガチャの方に居るからの!好き合ってる者同志宜しくやってて良いぞ!!」
『んな!!ちょっとそんなんじゃ…………』
「じゃあの~」
ピュ~ンと
ノッブは場をハリケーンの如く荒らすだけ荒らして離れていった
その場には真っ赤な顔で手を伸ばした状態で固まっているエウリュアレとよくわかってないアステリオスだけが残っていた。
『あいつ…………いつか地獄に落ちるわね』
「まおう、だから」
アステリオスは地獄に落ちることは否定せずにエウリュアレと会話する
お陰でさっき迄の殺伐とした戦いの空気が無くなったが
さすが魔王、空気の壊しかたが凄まじい
『…………まぁ、別れの時に変な空気にならなくて良かったけど』
居なくなったら直ぐに空気が変わったが
「…………え、いなくなっ、ちゃうの?」
『えぇ、今の私はここの大規模で大雑把な魔方陣のお陰で魂だけこの世界に召喚された存在。貴方みたいにサーヴァントとして現界して無いの。』
そう、今喋っている間も、彼女の輝きは薄くなり段々ボヤけて来ている
『今、私がここにいれるのは私の未練を果たして無いから…………ふふ、女神なのに亡霊みたいね』
クスクスと、楽しそうに笑う女神
その笑顔を見てアステリオスは焦ったように言う
「だったら!みれんをはらさらければ」
『ダメ、アステリオス。これだけは私がやりたいことだから、やらないとダメ。もう、あんな風に後悔したく無いもの。』
そう、そうなのだ。
私は、ここに来て加護を与えることは出来たけどもう1つ、やりたいことがあった
私は今までで一番の笑顔作り言う
それは
『ありがとう、アステリオス』
お礼を、まだ、言って無かった
「エウリュアレ…………」
『あの時、ひとりぼっちだった私を匿ってくれてありがとう
いつも、私のわがままを聞いてくれてありがとう
拐われた時、助けに来てくれてありがとう
最後の時、体を張って守ってくれてありがとう
貴方が居なければ私は生贄にされて、あの世界を焼却していたわ。貴方のお陰で私は今、笑っていられる。』
だから、ありがとう
そう、言い終わると私の纏っていた光が拡散していきどんどん体の輪郭が薄くなってきた。
これで私の未練は無くなった
あとはこのまま消えていくだけ
「ちが、ちがうよ!!エウリュアレ。おれ、いをいうの、はぼくのほうだよ!!」
そう、思っているとアステリオスがたどたどしくも一生懸命伝えようと、私に話しかけてくる
「きみが、いなければ、ぼくはずっとあの、くらい、めいきゅうで、ひと、りで、とじこもって、いるだけだった、
きみが、ぼくの、ほんとのナマエ、を、よんで、くれらければ、ぼくは、まだミノタウロスのまま、だった。
きみ、がてをひいてくれたから、ぼくはいま、こうして、ひかり、のしたをあるけて、いけるんだよ。」
一生懸命、アステリオスは泣きながら自分の心をさらけ出している。
「まだ、ぼくは、かんしゃのことばを、つたえ、きれて、ないから、だから。ぼくは、きみをしょうかんするよ、いつになるか、わからない、けど、ぼくは、まだエウリュアレとはなしたいことがいっぱいあるから、だから」
泣きながらも笑顔で、彼は言う
「またね、エウリュアレ。また、あおうね!!」
再会の約束を。
あぁダメだ。
泣かないと考えていたのに、自然と涙が出てくる
アステリオスが、あんなに迷惑をかけた私に『またね』って言ってくれただけで嬉しくて涙が止まらない。
それでも、消える前に、私も言わないと
『うん、また会いましょう!!アステリオス!!』
そう言って、私はこの世界から消え――――
「いざ、召喚じゃー!!」
ビガーー!!!
っと魔方陣が輝き、視界が白く染まる
「うぉぉぉぉ!!めが、めがー!!」
アステリオスは光を直視してしまったためゴロゴロ転げ回っている
そして光をが収まった時、そこには…………
アーチャークラスで召喚されたエウリュアレの呆然とした姿が
?!!???!!!!!?!???!!???!!!!!?!???!!???!!!!!?!???!!???!!!!!?!???!!???!!!!!?!??
もう頭真っ白状態に陥って居たエウリュアレだが
「うむ!!成功じゃァ!!」
後ろで騒ぎだした。
「イヤ~ワシって天才じゃの!!呼符の召喚で『この場に居る魂』って書いて召喚すればお主を100%召喚出来ると思っての~。
良かったの!!これで何かどっかのドラマとかでよく視るお別れをせずに、お互い好きなだけ感謝の言葉を言い合えるゾイ!!
ん?どうじゃ嬉しかろう?どうせならさっき見たいに感動的な再会をしてくれても…………」
この日、神生で始めてエウリュアレは真っ赤な顔で泣きながら人に飛びかかった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スキル〈
勝者:アステリオス
敗者:ジル・ド・レェ
ジル・ド・レェからアステリオスへ賞品をお送りします
少々お待ちください
御待たせ致しました
賞品一覧
「陣地作成」
「精神汚染」
「芸術審美」
「
以上の4点になります
一部、賞品をジル・ド・レェの魂を使い進化・及びアジャスト致します
完了
「精神汚染」は「精神聖浄」に進化
「陣地作成」を「迷宮作成」に進化
「芸術審美」は「かんてい」に進化
「
以上
続けて処理を行います
挑戦者:織田信長
対戦者:エウリュアレ
勝利数:1回
織田信長の賞品の指定が有りました
少々お待ちください
御待たせ致しました
賞品一覧
「女神の神核」
一部、賞品を挑戦者に合わせてアジャスト致します
完了
「女神の神核」は「魔神の神核」に変化しました。
以上
ご利用ありがとうございました
魔王は空気を破壊する!!
(次いでに特典もゲットする)
感想戴ければ嬉しいです