英雄に武器を託されて子供を守るのは間違ってるだろうか 作:こじこじこじこじこじこk
「う~ん」
僕が目を覚ますと、目の前には犬耳があった
「・・・・・・」
僕は周囲を確認してみると、とりあえず外にいる事がわかった
犬耳
どうやら僕は誰かに背負われているらしい、周囲には沢山の人がいる
犬耳
周囲の人たちの雰囲気からして相当強いと言うことは直ぐに分かる
犬耳?
その人達は皆が疲れている感じだったが、目的の場所があるらしく歩きに迷いがない
犬耳!!
さて僕はどうするべきかな?この人達がどんな人達か分からないし、迷い処だね。
Dog ear!!
「うん、とりあえず掴むか!!」
「あぁ、起きたのかあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!」
その後、男の絶叫が響き渡った!!
僕は・満足するまで・モフるのを・止めない!!
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その後周囲の人に僕は犬耳から離されてしまった。
あぁ、犬耳・・・
「てめえ!!いきなり何しやがる!!」
僕がちょっと悲しんでいると離れた所で犬耳の下が怒鳴ってきた。
何をしやがるって
「目の前に犬耳が有ったからモフったんだよ、悪い?」
「何で悪びれねぇーんだよ!!普通に悪いに決まってんだろ!!」
なんだ、と?
「お前こそ、ふざけんなよ、目の前に犬耳様が有ったんだぞ、モフって下さいと!!そんなのモフらないと失礼に当たるだろ!!それを悪いだと?ふざけんな!!謝れ!!全国のケモナーに謝れ!!」
「わ、ワリィ・・・ん?」
僕は犬耳の下を言い負かしたので満足した
まぁ僕はケモナーではないけど、勢いってあるよね
周囲の人達は固まっているけどなんでだろう?
「あはは、ベートが言い負かされてる~」
「レベル5相手に喧嘩を吹っ掛けるなんて、度胸あるじゃないアンタ。」
僕が周囲の確認をしていると、褐色肌の露出が多い・・・双子?がやって来た
「え~と、どちら様?」
「私?私はティオナ!宜しくね!」
「私はこいつと姉妹のティオネよ、宜しく。」
うん、ティオナの方が元気娘でティオネの方がクール娘かな、それで恐らく
「ティオネの方が姉で、ティオナの方が妹かな?」
「うん!!そうだよ~でも何でわかったの?」
「勘だよ。べいべー」
うん、本当は胸で当てました。
ティオネの方がバインバインで肉体的なのに対して、ティオナはよく言えばスレンダー悪く言えば熟練ロッククライマー御用達の絶壁だね。
「あ、アイズ~、アイズが拾ってきた子が目を覚ましたよ~」
僕が少し格差社会について考えていると、ティオナが誰か人を読び、人垣を割ってまた少女がやって来た。
その少女はキレイな金髪碧眼の、美しい少女であった
少女はこっちに・・・何だろう?ちょっとおっかなビックリ?みたいにちょっとずつ近づいてきて
「・・・・大丈夫?」
「・・・・大丈夫です。」
「・・・・そう、良かったね」
「・・・・はい」
「うん!!良かった良かった!!アイズはね、君が血まみれで倒れてるのを発見して自分が持っていたエリクサーで治したんだよ!!」
エリクサーか、ゲームとかだと上位の回復薬だね。
いくらぐらいするか分からないがかなり高そうだ。
・・・その話題は触れないようにしよ、無一文だし
「そうなんだ、ありがとうございます!!それでアイズに質問何だけど・・・」
「・・・うん、なに?」
「・・・どうしてそんなに離れて話してるの?」
そう、さっきからアイズは僕と5m以上離れた場所から話しかけているのだ。
何か僕が怖がられることでもしたのかとさっきから考えていたがどう考えても気絶する前に事故現場を目撃されたぐらいしか思い付かないな~
アイズはその質問にちょっと悩むしぐさをすると意を決したのか、こっちを見て
「・・・・君は、私が近づいても逃げない?」
・・・・・・・・?
うん?僕が怖がられてるわけじゃなさそうだけど・・・
大概こういう風に距離を取られる時は僕が怖がられることが多かったから僕が原因って前提で考えてたよ
うん、そんなわけないよね、いくら僕が『犯罪予備王』とか呼ばれていても、いきなりこんなにも警戒されないよね!!
親友からは「ユウくんのその薄ら笑いは正直女の子は引くよ?明らかに怪しいもん。」とか言われたけど。そんなに怪しくないよね?
っと取り敢えず返事を待っているアイズを安心させるためにいつもの笑みを浮かべて
「イヤイヤ、助けてもらったのに逃げるなんてしないよ?助けて逃げられることがあるんならそいつはよっぽど怖い悪鬼羅刹だね!!」
「悪鬼・・・羅刹!」
あれ?何か落ち込んじゃったけど、どうしたんだろう。
そして落ち込んだアイズをフォローするためか。凹凸姉妹が俺に話しかけてきた
「そ、そういえばどうして君はあの階層で死にかけてたの?すんごい傷だったらしいよ。」
「そうね、アイズが迷わずエリクサーを使うぐらいだからね」
「あ~あれは五階層にいたらミノタウロスがいたんだけど。」
「え!!」
ん?今聞いてた奴等がびくってなったな?
「もしかして、そのミノタウロスに・・・・」
「うん?あーそうそうやられちゃってさ~裏拳一発であそこまでヤられるとは思わなかったよ。あれのせいで余計な時間を、くっ、て・・・あーーーーーーーーー!!!」
僕の当然の大声で周りの人達はもう一回びくってなってたけどそんなことより僕は空を見た
も、もう夕方じゃん!!昼に潜ったので少なく見積もって三時間は潜ったことになる。
あのロリを三時間も放置してしまったのか?この僕が?どうしよう今頃不安になって町を歩きまわって迷子になってそんな迷子に優しく道を教えてあげる風に装って誘拐されて“ピーー”とか“ピーー”をされて更に“ピーー”になっちゃったりしたら!!
「ちょっと、どうしたの「助けてもらいありがとう!!このお礼は必ずいつかきっと返すから!!」よ・・・」
僕はそういうと、一気に気を練り上げ皆の足元を抜くように脱出した。
「ちょ、まちって早!?」
視界から外れた所で僕は気配を消しロリの待つ店に向かった
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数分後、僕は待ち合わせ場所の宿?に着くと息を整え、宿?突入した。
「すいませ~ん、ここに怪しい燕尾服を着ている子供が・・・!」
僕はそこで言葉を失った
なぜなら・・・・・・
「あ、いらっしゃいませ~」
何故か飲食店の制服を着たロリが居たからだ!!
うおぉぉぉぉぉおおおぉぉぉぉおおおえぉぉぉぉ!!!
めっちゃ可愛いんですけどぉぉぉぉ!!
「あ、お兄さん遅いですよ~心配しちゃったじゃないですか~」
僕はロリの言葉を掛ける事が出来なくなっていた。
もうね、感動がデカすぎて全身に電撃が走ったみたいになって全然動けねぇ!!
ロリはそんな僕に首をかしげていたが。あ、と一声漏らすと、
その場でくるん、と回り
「えへへ、似合ってます?」
と上目使いに見てきちゃったよコレ!!
「ブフォウ!!」
「キャアアアアア!!?おにいさぁぁぁぁぁん!?」
そうして僕は、盛大に鼻血を噴出し、自分の血の海に沈むのだった。
主人公、笑って逝く。