俺はボンゴレ10代目の家でニートになりたい(切実) 作:素羅威夢
その薄暗い部屋にあるのはテレビ、ゲーム、パソコン、ダンボール、大量のお菓子それと、その部屋の住人のみ。
「ポテチはやっぱりうすしおだよなぁー、けどコンソメも捨てがたい…むー悩むな」
その部屋の住人の名は、
小学校5年の時からこの部屋に引きこもっており、引きニートである。
「にしてもアニメもそろそろ今季終わるなぁ、来季のアニメのチェックしなきゃな」
暗い部屋で寝転び、尻を掻きながら気だるげにポテチを食べていると、突然手に取ったポテチが輝き出した。
「こ、これは都市伝説と言われた輝く極上ポテチ!これを1度食べると他のポテチを食えなくなるとかならないとか……だが!食わずして男を名乗れるか!否!頂きます!」
その光り輝くポテチを食べた彼は、忽然とその部屋から、この世界から、消えた。
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一方同時刻、先程の世界とは別の世界では、
並盛中のグラウンドで、ボンゴレ10代目を決めるバトルが繰り広げられていた。
その10代目候補の沢田綱吉とXANXUSが最後の決着をつけようと死ぬ気の炎と、憤怒の炎をぶつけ合っていた。
そして、死ぬ気の炎と憤怒の炎がぶつかり合い眩い光が放たれた。その場にいた全員が目を瞑った。
「な、何だ!」
「10代目ーーー!!」
「ツナ!」
それぞれが自分達のボスである綱吉とXANXUSの安否を確認しようとした。
その2人の間に1人の白色のおしゃぶりを持った銀髪蒼眼の赤ん坊が浮いていた。
「……何処ここ?」
「は?」
「え?」
ボサボサの銀髪を掻きながら困った顔をしている赤ん坊をその場にいる全員が見ていた。
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さぁ、ネットの住人の同士諸君!!今の状況を報告するぜ!
・何か俺宙に浮いてる。
・スゲェー怖い顔してるおっさん?も宙に浮いてる。
・デコとか手とかが燃えてる少年がいる。
・全員が俺を見てる。
・体が小さくなってる。
・首に白色のおしゃぶりがある。
・服がパジャマからコートに変わってる。
…………ハハッ、何このカオスな空間、一応挨拶しとくか?
「こんばんは」
「あ、こんばんは」
引火してる少年が挨拶を返してくれた。引火少年ありがとう。取り敢えず落ち着け俺!落ち着くには……ポテチだ!
俺はポテチを懐から取り出すと袋を開けた。
え?何でそんな所にあるかって?お菓子は常時装備って知ってた?知らないよねぇ、俺のルール。
俺がボリボリポテチを食べていると怖い顔のおっさん?がスゲェー睨んできた。
「ポテチいる?」
あ、地上の何人かがコケた。
「雑魚は死ねぇぇぇぇ!!」
え?銃をコッチに向けてきたよ?何?玩具?てかどうやって浮いてんの?俺含めて。
銃を向けられてキョドってたら銃口から炎が飛び出てきた。
「へ?」
俺は死を覚悟して目を閉じた。