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遠征部隊との戦いから一夜明けて、幸太はレイジさんの作った朝食をのんびり一人で食べていた。因みに、林藤支部長は速攻で食べ終わると仮眠を取るのか、自室へと引き上げていった。
「ふぁ~、朝早くに起きるのはやっぱりキツいな.....。俺も食べ終わったら寝てこよっと。」
「幸太やめとけ。どうせお前が今寝たら明日の朝に起きかねん。」
「いやいや、俺でもそこまでの事は......「十分あり得るだろ。」
どうやらレイジさんの中では「幸太=睡眠に弱い」という方程式が成り立っているらしい。解せぬ。
「ハア、ここは朝が弱い奴が多すぎる。」
この支部では京介やレイジさんは朝は早い方だが、小南や宇佐美は平均よりも断起きるのは然遅いのである。と言っても、迅や幸太よりはましなのだが。
「ははは、俺が毎日遅刻しないのはレイジさんのお陰ですよ。ありがとうございます。」
そう俺が言うと、
「礼を言う暇があるならもっと朝早く起きるようにしてくれ.....。」
レイジさんは顔をしかめながらそう言った。
「ははは、多分無理ですけど頑張ります...。」
「はぁ、お前はともかく迅は寝る時間をもっと早くしたらできると思うんだがな。」
「そうですね。でも、まあ無理じゃないですか?あいつが暗躍やめるとは思えないし...。」
「はぁ、そうだな.......。」
レイジはそうなることが容易に予想出来たのか頭を抱えながらため息をついた。
「そう言えば、昨日迅とお前が一緒に出ていくとこをみたが何かあったのか?」
「ええ、ちょっと色々ありまして...。」
そして、幸太は昨日の顛末をレイジに話した。
「全くお前らは.....。何でそう、いつもいつも自分一人で抱え込むんだ。もっと他人を頼れ。」
「ははは、それは迅に言ってくださいよ。俺は迅に頼まれただけですよ。と言っても、頼まれて無くても行きましたけどね♪。」
「まあ、お前らが後悔してないならいいか。でも、次同じ事があったら俺たちを頼れよ。」
「了解です。」
とレイジさんと話していると、廊下から階段を降りる音が聞こえた。どうやらみんな起きてきたらしい。
「みんな起きてきたみたいですね。」
「ああ、そうだな。俺は朝食を作ってくる。」
そう言ってレイジさんは起きてきた人の朝食を作るためにキッチンに向かう。それと同時にリビングの扉が開かれる。
「おはよう。えっ!!幸太くんがもう起きてる!!」
と宇佐美が入るなり俺を見て驚愕する。その後ろには後輩3にんのすがたをも見える。て言うか、おれが早起きすんのってそんなに珍しいかな......。
「幸太先輩、おはようございます。」
「おはよう幸太先輩。」
「おはようございます。」
と修、遊真、千佳の三人が俺に挨拶してくる。
「ああ、おはよう三人とも。」
「珍しいね幸太くんが早起きするなんて。」
「いや、俺でも早く起きれるからな。」
「いやいや、私より早く起きた日数えるくらいしか無かったよ!?今日は雪が降るよ。」
と宇佐美が俺に反論する。て言うか、俺が早起きした日は多分もっとあると思うぞ。多分.....。
と俺と宇佐美が話していると
「幸太先輩が早起きすると雪が降るのか!?」
と遊真が驚きの声をあげる。
「遊真違う違う。言葉の綾だよ。日本では雪が降ることは珍しいからな、それほど珍しいってことだ。」
「フムフム、成る程日本語は難しいな。」
「そうだな。日本語には普段俺らが使わないような言葉や慣用句が一杯あるからな。中々奥が深いぞ。」
とたわいもない事を話していると、キッチンからレイジさんが声を上げる。
「朝食出来たから取りに来てくれ。」
「あっ、分かりましたレイジさん。」
と、レイジさんの声を聞き宇佐美と修たちがキッチンに向かう。
そして、朝食を食べながらてレイジさんを含めた6人で話をしていると廊下からズシズシという廊下を踏みしめる音が聞こえた。
「幸太いる!?」
小南は扉を開けるやいなやそう叫んだ。
小南はレイジさんに朝食を要らないことを言うと、俺のところまで来た。
「小南どうしたんだ急に?」
「幸太あんたケーキバイキングにつれていくって約束忘れてないでしょうね!」
ケーキバイキング??いったい何の事だ?うん。あっ、小南のどら焼勝手に使った時のあれか!?そう言えば、あの時小南にケーキバイキングをおごるって約束したなぁ。
「ああ、覚えてるよ。」
「何時連れてってくれるのよ!?」
「また何時か?」
「そう言って先のばしにするつもりでしょ!!」
「そんなことないって。ちゃんと奢るからさぁ。」
「じゃあ、今日いくわよ。どうせ幸太今日は暇でしょ。」
「えっ!?今から行くのか!?流石に今からは俺朝食食べたあとだしキツいぞ。」
「じゃあ、今日の午後ね。午前中は遊真と模擬戦してるわ。」
「ハイハイ、了解了解。」
と小南と約束をして皆の方に視線を向けると皆の俺と小南のことを生優しい目で見ていた。
レイジさんは見守る様に、修と千佳は頑張ってくださいと言うかのように、遊真は面白いものを見ているかのようにニヤニヤしている、宇佐美は「コナミンよくがんばった」???意味がわからん。おごるのは俺だろ?なんかあったのか??
「遊真早く食べて模擬戦するわよ。」
と小南もこの場に居ずらくなったのか、遊真を急かしてそのまま訓練室へ連れて行ってしまった。
「よし、雨取。俺たちも訓練をしにいくぞ。」
「はい、木崎さん。」
とレイジさんも千佳ちゃんを連れて訓練室へ向かう。
「悪いな修。京介バイトで忙しくてな。俺も教えてやりたいんだが、俺は完全なアタッカーだからな。ガンナーのことは全くわからん。」
と俺は残った修に向かって言う。
「いえ、大丈夫です。烏丸先輩も訓練メニューを考えてくれてますし。」
「そうか、じゃあ頑張れ。」
「はいっ!!」
そう言うと修も京介の訓練メニューをこなすべく訓練室へ向かう。
「さて、俺は銀行行ってから小南と遊真の様子を見に行くかね。」
そう呟いて幸太は小南のご機嫌取りに行くためのお金お下ろすために銀行へと向かうのであった。
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次回デート回です。
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