ボーダー最強の隊員   作:ワートリLove

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祝4000語越え
めちゃくちゃ疲れます。
若干、キャラ崩壊してるかな?
最後に少し付け足しました。


第四話

 玉狛支部に新人が入ることになった翌朝、幸太は眠れなかったために朝5時に起きてしまった。

「ふぇー、まだ5時かぁ。でも、二度寝したら起きれないだろうしなぁ・・・。しょうがないみんなが起きるまで待つか。」

 

幸太は目覚まし時計で時間を確認しながらそうつぶやくと、誰もいないであろうリビングへと降りていった。

 

 

 

 幸太がリビングに下りると、なぜか迅がソファーに寝そべりながら起きていた。

「お早う幸太。珍しく早いなぁ。」

 迅に声をかけられた。

 

「うるさいたまたま眠れなかったんだ。」

 俺はこんな早い時間に俺までとは行かないが支部で2番目に朝が弱い

 迅が起きていることが信じられなかったので、

「て言うか、迅お前なんでこんな早い時間に起きてるんだよ?お前も寝れなかったのか?」

 そう聞くと迅は、

「いや、俺でも早く起きることはあるよ。おれに眼鏡君たちの前に寝坊で登場も嫌だったからね。でもまあ、一番は幸太と二人っきりで話したかったからかな。」

 

「俺と?て言うか、俺が早くに起きなかったらどうするつもりだったんだよ・・・。」

 

「いや、俺のサイドエフェクトが幸太は早く起きるって言ってたから大丈夫。」

 どうやら迅は俺と二人で話すために予知のサイドエフェクトまで使って早く起きたらしい。

 

「迅・・・。二人でしゃべれる時間なんてすぐ作れるだろ。それにこんなに早く起きれるなら、いつももっと早く起きろよ。俺が言えることじゃないけどさぁ・・・。」

 

「まあまあ、話したいことは真面目な事だしさぁ。」

 

「はぁー。で、話したいことって何だ?もしかして遊真の事か?。」

 

「ああ、そうだ。」

 

「やっぱり、ブラックトリガーもちのネイバーを城戸さんは認めないか。ましてや、そいつが自分の派閥と仲の悪い玉狛に入るとなればなおさらか。」

 

「それに、うちにブラックトリガーが加われば拮抗しているボーダーのパワーバランスが一気に崩れるからなぁ。」

 現在ボーダーには3つの派閥がある。

 

 1つ目はネイバーは排除しようとする城戸指令の派閥。ボーダー内に3分の2の隊員とS級隊員1名が所属している。最大派閥のうちのひとつである。

 

 2つ目は街を守るのが一番の俺の師匠忍田本部長の派閥。ボーダー内3分の1の隊員が所属していて、ボーダーでノーマルトリガー最強と歌われる師匠もいるためそれなりの勢力を持っている。俺でも師匠にはノーマルトリガーでは勝てないし・・・。

 

3つ目はネイバーのやつでもいいやつがいれば仲良くしようの玉狛支部である。A級部隊1つとS級隊員2名が所属している。そして、城戸派閥からは思想の違いからとても嫌われている。

 

「奪いに来るとしたら、いきなり天羽かな?」

 

「いや、三日後に遠征部隊が帰ってくる。たぶんそれとA級部隊の三輪隊とで来ると思う。」

 

「で、それを俺と迅で迎え撃つわけだな。」

 

「それと、忍田さん派と手を組むつもりだから嵐山隊もこっちに付くぞ。」

 

「おいおい、それ俺要らないんじゃないか?嵐山隊と迅だけで十分じゃないか?」

 

「いや、一応来てくれ。万が一ってこともあるし、お前がいたら後始末が楽になるからなぁ。」

 

「はいはい、了解。じゃあ、俺慶とやればいいの?」

 

「いや、それなんだけど幸太嵐山隊のカバーに入ってほしいんだけど。」

 

「え、何で?俺が慶とやれば迅も嵐山隊も楽になるだろ?」

 

「太刀川さんとは3年前から戦ってないし、久しぶりに本気でやりあいたいんだ。頼むよ幸太。」

 と迅は幸太に頼んだが、幸太はその態度に違和感を覚えた。

 

「おい、迅いったい何をたくらんでる?」

 

「えっ。何もたくらんでないよ。」

 

「嘘付け、万が一とか言って慎重になってるやつが、わざわざ博打みたいな対戦をしようとするはずがないだろ。お前の事だ、また自分ひとりで抱え込んで自分で解決しようとしてるんだろ。」

 そう幸太が言うと、

 

「はぁー、幸太は勘がよすぎるよ。」

 そう言って、迅はあきらめたような表情をして始めた。

「俺、本部に遊真の入隊と取引で風刃を渡そうと思ってる。」

 

「は、何で?」

 

「本部と戦争するわけにはいかんだろ。しかも、風刃を渡せばボーダー内のパワーバランスが崩れる事もない。」

 

「じゃあ、何で慶とやり合おうとするんだ?まったく関係なくないか?」

 

「いや、まだ風刃で交渉するには風刃のインパクトが足りないと思うよ。根付さんや鬼怒田さんが反対するかもしれないしね。」

 

「なるほど、だからA級部隊を派手に追い払う事で風刃に泊をつけるのか・・・。」

 

「そういうこと。」

 

「でもこれでいいのか?」

 

「え、プランはこれでいいと思うけど。」

 

「これの事じゃないよ、迅の事だよ。風刃派お前の師匠の形見だろ?争奪戦のときあんなに執着したものをこんな形で手放してもよかったのか?」

 

「いやいや、形見を手放したくらいで最上さんは怒らないよ。むしろボーダー同士の喧嘩を止めたことをほめられると思うよ。」

 

 と、急に迅派いつもの飄々とした表情から真面目な表情になり。

「それに、俺は遊真に楽しい時間を作ってあげたいんだ。俺は太刀川さんらとバチバチにやりあってたころが楽しかった。だから、遊真にも同じ楽しい時間を作ってやりたい、そのためなら風刃を手放しても大丈夫さ。」

 

 しばらく幸太は黙っていたが、あきらめた様子になり。

「陣がそういうなら、俺は何も言わないよ。」

 と答えた。

 

「じゃあ、3日後はよろしく。」

 という、迅のいつもの飄々とした口調で迅と幸太の話し合いは終わったのであった。

 

 

 

 

 迅との話し合いを終えた幸太はその後朝食を作っていた。その間、宇佐美と迅、修たち3人の計5名で作戦会議をリビングでしていた。

 先ほどまで、ランク戦の説明をしていたが、今はポジションを決めている。どうやら、千佳ちゃんはスナイパーになるらしい。

 

(ほほう、まああの子のトリオン量だと戦闘員になったほうがいいな。て言うか、俺ボーダー内であんなトリオンの人見た事ないからマジでボーダー1位のトリオン量じゃないの?)

 と心の中で思いながら聞いていると、廊下からズシズシという音が聞こえてきた。

 

「あ、来たか小南」

 そうつぶやいた俺は料理している手を止めてリビングに向かう。

 すると、次の瞬間勢いよく扉が開かれた。

 

「あたしのどら焼きがない。誰が食べたの?」

 そう小南が叫ぶ。そして、目の前の陽太郎を見つけると、彼が食べたのだと思い込み問い詰めた。

 

「さてはまたお前か。お前が食べたのか。」

「むにゃむにゃむにゃ。・・・たしかなまんぞく。」

「お前だなぁ。」

 寝言をつぶやく陽太郎を小南が激しく揺さぶる。

 このままでは陽太郎がかわいそうだと思った幸太はごまかしにかかった。

「おい、小南なに言ってんだ?どら焼きおとといお前が食ってたじゃないか。」

「え、幸太いたの?て言うか、私食べてないわよ。」

「いや、食ってただろ」

「そうだっけ?」

「そうだよ。」

「あ、そういえばそうだ。陽太郎ごめん。」

 だまされるまで5秒チョロ過ぎる。

 でも、さすがにかわいそうだと思ったのか、宇佐美が本当のことを話す。

 

「小南それ嘘だよ。本当は昨日お客さん用の菓子に使っちゃった」

 そういうと、小南は顔を真っ赤にして怒り始めた。

 

「幸太あんたまただましたわね。」

「悪い悪い、またなんか買ってくるから許してくれよ。」

「私は今食べたいの。しかもあんたは何回も何回もごまかそうとする。」

「いや、ホント悪かったってすねるなよ。」

「すねてないわよ。」

 そうして二人は言い争いをし始めた。

 

 

 その二人を見ている修たちは

「宇佐美先輩二人とも、とめなくていいんですか?」

「ははは、いいのいつものことだから。」

「あの二人って仲悪いんですか?」

「いやいや、あの二人は幼馴染で支部の中では仲が一番長いんだよ。あれは二人の仲ではスキンシップの取り合い見たいな感じなんだよ。」

「ふむふむ、喧嘩するほど仲がいいって言う事だな。」

「うん、そうだね。小南はもっと素直になればいいのに。でも肝心の幸太君があれだからなぁ。」

 

 

 そうこうしてるうちに、言い争いは幸太が小南をケーキバイキングに連れて行く事で収まった。

 

「幸太絶対だからね」「二人きりだからね?」

と何回も確認した後。小南は軽くほほを赤く染めながら上機嫌になった。

 

 と、そこにレイジさんと京介が入ってきた。

「何かあったのか小南?顔がにやけてるぞ。」

「ほんとっすね。なんかいいことありました?」

 小南は「違うわよ」といって言い訳していたが、顔がにやけたままである。

 

 すると、京介が修たち3人に気付いた。

「この3人迅さんが言ってた新人すか?」

 

 話を何も聞かされていなかった小南が混乱し始めた。

「新人・・・?どおいうこと?私何も聞いてないわよ。説明しなさい、迅。」

 と、迅を問い詰めると

 迅は

「まだ言ってなかったけど子の3人俺の妹と弟なんだ・・・。」

 といい始めた。

 

 迅いくらなんでもそんな嘘に引っかかる人いないだろ・・・

「えっ、そうなの。?」

 いや、一人だけいたか。

 

 すぐに小南はぱっと京介のほうに振り向いた。

「迅に兄弟なんていたんだ・・・。とりまるあんた知ってた?」

 

「もちろんですよ。小南先輩知らなかったんですか?」

 面白好きな京介は迅の意図に乗りさらりと返答した。

 

 小南は遊真の事をじっと見つめながら、

「言われてみれば迅ににてるような?レイジさんも知ってたの?」

「ああ、よく知ってるよ。迅が一人っ子だという事を・・・。」

 

 レイジさんの言葉に困惑する小南。

 そして、宇佐美が紹介を始める。

「このすぐだまされちゃう子が小南桐絵17歳」

 

 宇佐美の言葉で自分がやっとだまされているとわかった小南。

「騙したのーー」

 (はぁ、この騙され癖をどうにかしてほしい)

 

そう思いながらも宇佐美の紹介は続く。

「こっちの、もさもさした男前が烏丸京介16歳。」

「どうも、もさもさした男前です。」

「こっちの落ち着いた筋肉が木崎レイジ21歳」

「落ち着いた筋肉?それ人間か??」

 

「さーぁて、全員集まったところで本題だ」

 そう、迅が切り出した。

 

「こっちの三人はわけあってA級を目指してる。これから厳しい実力派の世界に身を投じるわけだが…今日から正式入隊日までの約三週間。この時間を使って新人三人を鍛えようと思う。具体的には、レイジさん達三人にはそれぞれメガネくんたちの師匠になって、マンツーマンで指導してもらう!」

 

「なるほどそれはいい考えだな。」

 これで修たち3人はA級のレベルを肌で感じられ、かつ濃度の濃い特訓をする事ができる。

 

 しかし、やはり一人だけ異議を唱えたものがいた。

「はあ!?あたしはまだこの子たちの入隊認めたわけじゃないんだから、勝手に…」

 

 すると迅がこう言い出した。

「小南、これは支部長ボスの命令でもある」

「支部長の?」

 おお、支部長命令だと小南でも逆らえないか。

 

 そういわれて、小南は嫌そうにしばらく考えてから、遊真の肩を掴んで引き寄せ

「分かったわ、やればいいんでしょ。だけど、一番強そうなこいつは貰うわよ。あたし弱いやつは嫌いだから」

 といった。

 

 その後、スナイパーの千佳ちゃんはスナイパーの経験のあるレイジさん、残った修は京介が師匠になる事になった。

 

 

 そしてこれから、修ら3人は正式入隊日までこの師匠たちの下訓練にいそしむのであった。

 

 

 

 

その三日後.....。

 

「門発生、門発生。遠征艇が着艇します。付近の隊員は注意してください。」

 

 ついにボーダーのトップチームが帰還した。

 

 

 

 

 

 




次回はブラックトリガー争奪戦の予定。
誤字脱字ありましたら、指摘お願いします。
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