ボーダー最強の隊員   作:ワートリLove

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すいません。幸太くんが強くなりすぎてブラックトリガー争奪戦では幸太のブラックトリガー出ないかもしれません。



第七話

 迅と分断された嵐山隊と幸太は三輪隊の三輪と米屋、太刀川隊の出水と対峙していた。

 

「嵐山隊なぜ玉狛と手を組んだ?玉狛は何をたくらんでる?」

 と三輪が嵐山さんを問い詰める。

 

「玉狛の狙いは正直よく知らないな。迅か幸太にでも聞いてくれ。」

 

「え、嫌々俺に振らないでくださいよ嵐山さん。大体、俺は玉狛の後輩を守ってるだけで、何もたくらんではいませんって。迅は何かたくらんでるかもしれませんけど。」

 

 嵐山さんと幸太はそう三輪にそう返した。そして、嵐山さんはさらにこう続けた。

「ネイバーをボーダーに入れるなんて普通はあり得ない、よっぽどの理由があるんだろう。迅は無意味なことはしない男だ。」

 

「そんな曖昧な理由でネイバーを庇うのか!?ネイバーの排除がボーダーの責務だぞ!」

 嵐山さんの発言に三輪が激昂する。

 

 しかし、

「お前がネイバーを恨む理由は知っている。恨みを捨てろとか言う気もない。ただ、お前とは違うやり方で戦っている人間もいるってことだ、納得いかないなら迅に代わって俺たちが気のすむまで相手になるぞ!!」

 嵐山さんは堂々とそう返した。

 すると、出水が話を切るように喋りだした。

 

「やるならさっさと始めようぜ!早くこっちを片付けて太刀川さんに加勢しなきゃなんないからな。」

 と出水は攻撃体勢に入る。

 

「おい、出水。俺にそんな嘘効かないぞ。佐鳥撃つなよ、フルガードで防がれるぞ。」

 

「何でわかるんすか幸太先輩?」

 佐鳥は俺の言葉を不思議そうに無線から聞いてきた。

 

「俺のサイドエフェクトだよ。」

 幸太のトリオン感知体質は近距離の相手のみ相手のトリオンの動きから相手がどのトリガーを使おうとしているのかまで感知することができるのである。

 

「おいおいお前のサイドエフェクト、チート過ぎるだろ。」

 そう、出水は言うと今度は本当に攻撃体勢に入る。それを見た幸太が、

 

「お前もやる気だな。じゃあ、俺もそろそろギアをあげるか....。」

 と言った。

 相手は幸太の言葉に警戒するが、

「安心しろよ。まだブラックトリガーは使わないよ。けど、.....

 

お前らならこれで十分かもな。」

 そう言うと幸太は右手の弧月を大きく振り込んだ。

 

「よけろ!?」

 三輪はそうさけび、回避しようとする。 

 

 

「«旋空弧月»」

 

 

 瞬間辺りは瓦礫の山とかした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃迅はと言うと。

風間隊と太刀川の計4人と切りあっていた。

 

太刀川が迅に切りかかる。それを風刃でガードすると、そこを風間が狙う。

それを何とか止めると、風間は左手のスコーピオンを右腕から発生させる。

 

「うおっと!」

 だが、迅はこれも避ける。

 ここで、狙撃。2発の弾丸が迅めがけて襲いかかる。

 普通の相手ならこれで終わる。しかし、相手は予知のサイドエフェクトを持つ迅である。

 

「ほいっと!」

 迅は2発の銃弾をなんなく避けた。

 

「奈良坂さん当たんないです!」

 迅に弾を避けられるのを見た三輪隊スナイパー古寺が焦ったように無線で言う。

 

「いいから黙って撃て。迅さんには予知のサイドエフェクトがある。かわされるのは仕方がない、当てるんじゃなくて動きを制限するつもりで撃て。迅さんの対処能力を攻撃の密度で上回るんだ。」

 と落ち着かせるように言う。すると、

 

「ふい~」

 無線から落ち着いたような音が聞こえた。

 

「当真さんあんたも少しは撃ったらどうだ?」

 奈良坂は音の相手をいさめるように言う。

 

「ああ~?外れる弾なんて撃てるかよ!スナイパーとしてのプライドが許さね~。「かわされるのは仕方ない」?。だからいつまでたってもNo.2なんだよお前は。」

 しかし、相手にそう言い返され奈良坂は何も言うことができなかった。

 

「そんなわけで、俺は三輪たちの方行くぜ。迅さんはお前らに任せた。」

 

「・・・なんだと!?」

 奈良坂は当真の言葉に苛立ちを隠せない様子で答えた。

 

「おい、当真さん。幸太もスナイパーにとっては天敵なんだぞ。」

 そう言い返すが、

 

「やること予知される迅さんよりは当てやすいだろ。感知しても避けられなければいいんだよ。」

 そう言われる。言い争いになる手前で太刀川が二人を止める。

 

「いや、それでいい奈良坂。確かに当真はその方が活きる駒だ。でも、お前らまでいなくなられたら困るぞ。」

 

「・・・・はい。」

 太刀川の言葉に奈良坂は渋々納得した。

 

「そんじゃ、いってくるわ。あとよろしく。」

 そう言うと、当真は三輪たちの方に援軍として向かっていった。

 

 

 

 

 

「おいおい、何回見てもあいつの本気の«旋空弧月»はやべえな」

 そう出水が言いながら見る先は瓦礫の山とかしていた。

 

「あれは高威力だが、溜めの時間が長いのと、撃った後隙ができるという弱点がある。そこをつくぞ。」

 

「了解じゃん。じゃあ、俺陽動やるからその間に秀次か弾バカが仕留めるってことで。」

 

「了解。あと、誰が弾バカだ!」

 

「よし、それでいくぞ。」

 

そうして、三輪たち3人は幸太の方へと走っていった。

 

 

 

 

 

 

 誰も出てこないな?どんな風に出てくるかな? 

 そんなことを思いながら幸太は構えていると、前方から米屋が突っ込んできた。

 

「«旋空弧月»」

 幸太は米屋をまっぷたつにしようと、右手で弧月を振るう。

 米屋はギリギリ避けたのか右腕を切られただけで済んでいたが、足が止まってしまう。

 幸太は落ちろそう思いながら弧月を振るおうとするが、自分のサイドエフェクトが反応し回避行動をとる。

 

「«アステロイド»」

 左から出水と三輪が突っ込んでくる。米屋は陽動だったか....、でも

 

「それはもう読んでる。」

 

 ババババババババババッ

 三輪と出水が嵐山隊の銃撃を受けた。

「ぐっ、陽動を読んで予め嵐山隊を配置していたか。」

 

「こりゃキツいなぁ~~~~~~~~。なーんちゃって。«メテオラ»」

 そう言って出水はメテオラを地面に爆発させる。

 土煙が立ち上ぼり嵐山隊の視界が一瞬遮られる。

 

「三輪行け!!」

 俺が気付くと、三輪が俺の前に弧月を振りかぶりながらおどりでてきた。

 そして、弧月を俺めがけて振り下ろす。防げない、入った。

 

 

 

 はずだった....。

「悪いな。」

 次の瞬間、俺の「左」の弧月から放たれた斬撃が三輪の左腕を切り裂いた。

 

 

 

 

 

 

 当真が三輪たちの援軍に来てみると、そこはひどい有り様であった。

「おいおい、めちゃくちゃやられてるじゃん。」

 三輪は左腕、米屋は右腕がなく出水も銃撃を受けたのか至るところに傷がありトリオンがどんどん漏れている。

 

「いや、だってあいつ強すぎですよ当真さん。あいつのサイドエフェクトのせいで遠距離狙撃はほとんど効かないし、中距離は右の大斬撃で建物ごと真っ二つだし、やっとのことで近距離入ったとしても左のピンポイント斬撃でぶったぎられるんですよ。あれで、ブラックトリガーもあるとか本当勘弁してほしいですよ。」

 そう出水は言う。

 

「さっきは必死になってあいつの間合いから逃げ出せたけど次は無理だぞ秀次?どうすんだ?」

 そう米屋が三輪に向かって尋ねた。

 

「当真さん向こうはどうなってる?」

 

「迅がゆっくり引きながら戦ってる。まだしばらく終わらないぜありゃぁ。」

 そう当真が答えるのを聞くと、

 

「やはり、佐伯を落とすしかない」

 そう三輪は結論を出した。

 

「はぁ?なにいってんだ?さっきもあんなボロボロになってやっと引いてこれたんだぞ!?」

 

「そうだぞ秀次、何でわざわざ幸太を落としに行くんだ?」

 そう言う出水と米屋にたいして、

 

「このままじゃじり貧だ。いずれ、落とされる。それまでに、迅のところが終わればいいが多分話を聞いていると終わらないだろう。この状況を変えるにはやはり佐伯を落とす必要がある。それに、佐伯が落ちれば残るは嵐山隊だけだ。それだけならこのメンバーでも足止めは可能だ。」

 と三輪は言った。それを聞き米屋と出水は納得した。

 

「でも、どうやって落とす?何か策がないと無理だぜこりゃ。」

 

「そうだな、弾バカの言う通りどうにかして左右の斬撃を止めないと近距離に入っても意味ねえぞ。」

 三輪は少しの間考え口を開いた。

「こっちに当真さんが来てるのを、佐伯はまだ知らない。そこを利用する。」

 

「当真さんでも幸太に弾を当てるのは至難の技だぜ!」

 

「ああ、わかっている。その為には相手がわかっていても避けられないくらいに追い詰める必要がある。だから、その為の策を積めるぞ。」

 そう言って三輪たちは幸太を倒す溜めの策を練り始めた。

 

 

 

 

 

 

「ふぁ~。なかなか出てこないなぁ。」

 幸太はのんびりあくびをしながら言った。その言葉に木虎が呆れながら言う。

 

「あんなの見せられたら、普通出てこれませんよ。ていうか、どうやったらあんな斬撃出せるんですか?」

 

「ん、ああ。弧月の先にトリオンを集中させるんだよ。と言っても、だいぶ繊細なトリオンコントロールが必要だから誰でも出来るって訳じゃ無いんだけどね。実際、慶も師匠もこれはできなかったし。」

 その言葉に皆は驚いた。

 

「忍田本部長もできなかったんですか?」

 

「うん。でも、これ溜め時間長いし、隙も多いから使いどころが限られてくるのが難点なんだけど。さっきもあっさり避けられただろ。」

 そう言っていると、

 

「お、動いてきた。米屋だけか....。」

 と幸太のサイドエフェクトが反応した。

 

「幸太どうする?このままの布陣でいくか?」

 そう嵐山さんが聞いてくる。

 

「そうですね。これが一番安定してますし。あ、佐鳥にはちょっと頼みがあるんだ。」

 

「俺にっすか?」

 そう佐鳥は驚いたように言う。

 

「そう佐鳥に頼みたいことがあるんだ。実は........。」

 そう言いながら三輪たちを倒すために幸太も策をうっておくのであった。

 

 

 




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