初霜さんと   作:琵琶醐醒醍

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突然の投稿。
上陸作戦ネタをだそうかなぁと思ってたので
予告代わりに。非常に雑。



初霜「いろいろ核心突いている気がする、というよりいつもの作者の暴走ね」


『密談』

「どう?初霜ちゃんの様子⋯」

もう夕方にまで時間が過ぎた。

「何とか回復はしたものの、精神面で心配なところがある」

「予備役⋯回してみる?」

「それもいいかもしれんな」

即答されたせいか間を置く。

「あ、そう。⋯で、本題」

「求めるのが早いもんだ。そんな風に教えたつもりはないがなァ」

「それは失礼、お師匠殿」

今は別の眼だ。古式の長ではない、別の眼。

「へぇ、⋯ここいらの深海棲艦とやらの情報でね。幾つか興味のある物をまとめた」

「観測、だっけ?」

「そう。アレの副産物ではあるが⋯相変わらずむごいモノばかりが出るね」

アレとは

『表裏両世界の分離のメカニズムと昨今の急速接近に関する観測データ及び推察と警鐘』

の事だ。

アレの判明にはいくつものデータが要る。だったらすぐにでも役立つものが良い。

「じゃあ見せてもらいますか、ますかぁ⋯」

ポンと置いた資料を眺めはじめる。

「あんまり関係無い物もあるが。宇宙空間に異常を引き起こす存在はココには無い」

おかげで今も人類の反攻作戦は一定の効果を得ている。

「⋯これ、面白そうね」

「うぉいおい、肝心の中身すっぽかしてオマケ見るか?普通⋯」

「どっちみち今の私たちには『やっつける』しか選択肢は無いんだよ?」

「ま、そうがな⋯」

「『艦娘の形態について』、簡潔なまとめ方が私には見やすいと思う」

「さっすが、シンプルイズベスト上級大将殿」

「名前じゃないです」

まァ、斬り返すとは思った。さっきより真剣に読んでいる。

「ふむふむ、人ならざる者、人造人間、果ては機械化!夢が広がるねぇ~」

これらは全て、そう、██の定義の事だ。

「良い物を見つけてね。仮説(ほぼ真説)にもとづいてやってみたら図星だった、て訳よ」

「この方式もいいね。?片方の、何でこんな名前?」

██の██方式、片方はその名の通りだ。こいつが言っているのは⋯。

「分からん。一応、観測範囲は広げてみるが。『A―コード』の由来と同じみたいだが⋯」

「確証は出てない。でもそれっぽい」

「そんな感じだ」

「ふーん⋯やってみる?これ」

何をいきなり。

「流石に無理がある。⋯今度散歩に行くからその時にデータでも取ってみるか」

「どうせなら葛城さんのをもらえばいいんじゃない?」

「デカすぎる。吹雪、一応初霜のを取ってみよう」

「ほう?して?」

「第二次改装、とやらが終わっている。安定した数値が取れるはずだ」

「そしてぽいぽいは、はしゃぐだろう、と」

「時雨にやってもポイポイレーダーは伊達じゃないからな」

「おっかぬぇ~!」

あの二人の縁は断ち切れない。

「まァまずは回収が先、そして解析、バリさん(夕張)に任せれば安泰安泰!」

内容は言わない。ブラックボックスだからだ。

「ロボットにならない事を祈るよ」

紅茶のカップは宙に浮き、そして受け皿の元へ還る。眼も戻る。

「そうそう、上陸作戦があるらしいのよ、コレ」

見ればマル秘の印が弩デカく押された用紙がある。俺が持ってきたモノとは比べ物にならないほど『薄い』。

「うちには八九式がいるけど、やっぱりタブーなの?コレ」

「ココじゃそうだろ。去年の白熱っぷりったらもう。怒りのフォースは有り余っとる」

文科省も大変である。

「道理で公表され無いワケだ」

「ある意味世界を敵に回すからな」

「茶華田元帥もやらかしかけたよね。ねぇ、海軍って、マゾ、なの?」

「あんたのその眼に喜ぶ事は無い、と信じたい」

「あっ、そう⋯」

「もしもの時はアレを出すがな」

「えぇ~!?幾ら火力不足でも問題ないと思うよ?」

「練度の問題の方だよ。ご法度で本隊の妖精達はまともに運転できるかどうか」

現に訓練が進まない、と元帥も嘆いている。

「こっちのは気晴らしに動かしてはいるからマシ、と」

「そ、それ」

一方俗世から隔離されたかのようなこの土地ではそこまで心配にはならない。

訓練場が足りないのが玉に瑕だが。

「死ぬよ、多分」

「艦娘由来の奴を張ってる。民生とは比べられん」

「ボロボロにはしたくないなぁ~。抗議も来るだろうし」

「『私物である以上は問題なし』、だろ?」

「『本隊の了承』、が必要そうね」

「地獄耳⋯」

「聞こえてますよ?」

「おっと!」

「火力は十二分、はっちゃんも喜ぶかも、ね」

そう 8 だ。




初霜「8月15日に加筆したそうよ。セリフが一つくらい」

設定集

he112 b-2

中佐が気に入っている単発単座レシプロポンコツの一つ。
航続距離に不安がある。
ついでに最高速度も不安。
でもドイツ製なので問題は無かろう(丸投げ)。
分かりやすい逆ガル翼・液冷エンジン・引込脚 の三拍子を揃えている。
割とどうでもいいが、同じ特徴を持つ機体がイタリアにあるらしい。
が、コックピットがビミョーだった為、こちらが採用された。

もう一つの『212』

正体不明の鬼のようなディーゼル車。
でもこの世界じゃ皆知ってる。形式に関しては。
どういう訳か戦闘機『など』の格納庫に放置されている。
もう一つ、となれば他にも212が居るという事。
なお本文に出ているのは『213』、ややこしい。
Ps245-3、と落書きされている。
後、F国(S国?)の三色迷彩。
割とどうでもいいが、コレの所有者の片方がカンテレを持っている、訳ではない。
もう片方はピアノに秀でる、と言われている。
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