「あんた絶対殺す!死んで罪を償え!」
「姉様、助けるために防具を外しただけです。インナーを着ていたでじゃないですか。」
「うっさい!セリスには私の気持ちが分からないでしょ!」
「見られて恥ずかしい所なんてないでしょうに....」
「ぬぁんですってぇ!!!」
沼地での一戦が終わり、皆でトールド村に帰っている所である。シンシアを治療するためにトウジが防具を外した事にシンシアが激怒。そして今トウジの首を絞めているのだ。
「モテモテねトウジ君。」
「笑ってないで助け....ぐっ!?」
「やっぱりあんたなんか認めないわ!ここで死ねぇ!」
「....(僕....ここで死ぬの....?)」
「そろそろ離してあげてください姉様。そ、それと....お話があります....そのトウジさんに....」
「?なに?セリスどうしたのこんな変態男と離しちゃダメよ....ってその顔はまさか!」
トウジから手を離し不自然なセリスの姿になにかに気付くシンシア。そして
「な、何かな....セリスさん。」
「そ、そのさん付けをやめてもらえると嬉しいです....///」
「う、うん....で何かな?」
「まっ、待ちなさいセリ....」
怪しむトウジ。そしてセリスを止めようとするシンシア。だがしかし
「お、お兄ちゃんって呼んでいいですか!!」
「へっ?」
「ギルティ!!あんたはやっぱりここで死ねぇ!」
「あらあら....仲良しなチームねぇ。」
色々あったが無事村に戻ってくることが出来た。そして入口前で布団にくるまって寝ているライザがいた。
「ただいま....ライザ」
トウジがライザの頭を撫でるとライザがゆっくりと目を覚ました。
「ごめん起こしちゃった?僕は無事に帰ってきたよ。」
「....おかえり。トウジ。寂しかったんだから....」
そう言って抱き合う2人を
「アツアツね。私のライザを取られたら困るから今度きついお灸をすえてあげようかしら....」
「ふん!変態ね!」
「何故でしょう....胸の奥がチクチクします....」
1人は嫉妬しながら1人は蔑みながらそして1人は自分の湧き上がる感情に困惑しながらトウジとライザを見ていた。勿論ツンデレであるライザは....
「!?トウジのアホー!!!」ガスッ!!
「ナデゲホッ!」
J(飛んで)J大K(キックの)236P(どうした!)華麗なコンボでトウジはKOである。
「狩りを無事に終えたことを祝って!」
「「「「「「カンパーイ(ニャー)!()」」」」」」
トウジの家で狩りを無事に終えたことを祝福し豪勢な料理(トマトサラダとカレー)をライザとミスラが作り、ちょっとしたパーティとなっている。
「あ、僕の好きなトマトが入ってるじゃん!ありがとうライザ、ミスラ」
「べ、別にトウジのためじゃないわよ。トマトが多かったからよ....」
「あれ?そうだったかニャー?」
「黙ってなさいミスラァ!」
「ご、ごめんなさいニャ!ゆ、許してくださいニャ!」
いつものように一言の多いミスラと沸点の低いライザが喧嘩を始める。
「あはは仲良しだねぇ二人共。」
「「仲良しじゃない(ニャ)!」」
「ふ、ふーんトマトが好きなんだ....別に私には関係ないけどね....」
「お兄ちゃんはトマトが好き....メモ取って置かなきゃ」
面白おかしくパーティは進んでいった。そして途中
「あ、あのお兄ちゃん!」
「な、何かな?セリスちゃん....」
「あ、あ〜ん....///」
「「ちょっと待ったぁ!」」
ライザとシンシアが2人を止める。そしてまずライザからトウジに疑問をぶつける。
「ねぇトウジ?あんたロリコンだったの?」
「ちっ、違う!セリスちゃんがお兄ちゃんって呼びたいって言ったからそう呼ばせてるだけでその」
「あと!そのちゃんって何?」
「いやこれはセリスちゃんがさんだと嫌だからちゃんにしてただけでその....他意はないよ!」
「ふーん....変態!」
「何で!」
一応ではあるがトウジとライザの話は一件落着。そして次はシンシアとセリスの話であるが
「あ、あ、あ、あんた何しようとしてるの?あの変態にあ〜んって!あ〜んって!」
「う、うるさいですね姉様は....べ、別にいいではないですか....そのえっと....うぅ....///」
「恥ずかしがってるじゃない!いい!あいつはあたしを裸に剥いた変態よ!?何でそんなあいつに肩入れするの!?」
「だ〜か〜ら〜!別にいいじゃないですか!お姉ちゃんのバカ!」
照れているのか悪口に迫力がない。そしてそれを見ながら笑っている1人と1匹。
「こんな感じで狩りをしていたんですかニャ?」
「いえ?最初はトウジ君も認めてもらうために必死でこんな感じじゃなかったわよ。でも終わったらこんなふうになるなんていい事だとは思わない?」
「それもそうニャ〜....あんな楽しそうな旦那様久しぶりにみますニャ。」
楽しそうに2人が話している中
「あ、シンシアちゃんドレッシング取ってくれる?」
「ちゃん付けするな!」
「ご、ごめんセリスさん....」
「それもキモいからセリスでいいわよ!」
「その、セリスちゃんでしたっけ....仲良くしましょうね?」
「え、いやあのは、はい....(なんだろう....この人あまり好きになれない....)」
シンシアが嫌々ながらもトウジを認め、ライザとセリスが仲良く(ライザから一方的であるが)している姿にファリスが一言。
「これからが楽しみねぇ」
トウジは自分の部屋で悩んでいた。自分はあの2人に認められたかである。
「また女の子を傷付けちゃった....男である自分が頑張らないといけないのに....」
「どうかしましたかニャ?旦那様?」
「あ、ミスラ....いや自分の狩りが人を傷つけてるんじゃないかって思って....それに今回の狩りであの2人に認めて貰えたのかなって」
悩みをミスラに打ち明ける。するとミスラは笑いながらこう言った。
「旦那様なら大丈夫ニャ。今回も傷を負ったりしたとは聞いたけど、みんな無事に帰ってきたし、それにあんなにはしゃいでいたじゃないかニャ?それに悩んでるなら本人に聞いた方がいいニャ。まあ風呂にでも入ってスッキリすれば大丈夫ニャ!」
ライザとファリスは一緒にお風呂に入っている。シンシアとセリスは既にお風呂に入っており、各自の部屋にいる。ミスラの自分を信頼する言葉にトウジは感謝する。
「ありがとうミスラ。助かったよ。流石僕のオトモだね。」
「ありがとうニャ!そうニャ、明日アッシュさんの畑を手伝いに行かないといけないのニャ、旦那様もついてくるニャ?」
「うん!発掘作業進んでるかなぁ....」
「そんな早く進みはしないニャ。まあ今日はゆっくり休むニャ〜。それじゃ僕は戻るニャ。」
そう言ってミスラは居間へと戻っていった。
「そうだよな....認められてるかとか本人に聞けばいいよね....よし!お風呂入ったら聞きに行こうっと!」
そしてトウジは着替えを持ち風呂場へ向かうため居間を通る。ミスラはチクチクと縫い物をしている。
「ミスラ、僕風呂入るからねー!」
「はいニャー.... 」
ミスラは縫い物をしているため上の空で返事をしている。しかし少しした後
「あれ?なにか重要な事を忘れているようニャ?まっいいかニャ〜」
「あれ?光がついてるなぁ....消して行ってないなライザ....全く。よし」
そう言いながら服を脱ぐ。そして風呂のドアを開けるとそこには....
「キャッ!お姉ちゃんやったわねぇ!それっ!」ピュッ
「キャア!さすが私の妹!やるわね!私も負けないわよ」ピュッ
美しい少女2人が水鉄砲で遊んでいた。ライザは小ぶりながら形の整った胸を揺らし楽しそうに笑顔で水鉄砲を姉にかけている。ファリスはたわわに実った水密桃を揺らし、すっとくびれた腰桃のようなお尻を惜しげもなく晒し(風呂なのだから当然だが)妹と同じように笑顔で水鉄砲合戦をしあっている。
「おっと!逃がさないわよお姉ちゃ....」
そしてライザがトウジに気付きそれを不思議に感じたファリスが後ろを振り向くと....
「....」
トウジは勿論呆然としていた。そして
「キャー!」
「「ご、ごめんなさいぃ!!!」」
トウジが被害者のように悲鳴を上げ、姉妹は焦り、何故か分からず謝りドアを閉めた。被害者ぶることは出来たが風呂から上がった2人に、悪いのはトウジではないかと叱られファリスに足蹴にされた。風呂に入れた時はミスラが縫い物を終わらせていた。
「はぁ〜やっちゃったよぉ....もう....あの2人にも認めてもらえたか確かめようとしたのに....」
トウジは1人布団の上で身悶えている。もう夜も遅いが目を瞑る度にライザの成長が期待される体やファリスの美しく整っている体を思い出してしまい眠れないトウジである。そして部屋のドアがノックされる。
「誰だろ....どうぞ〜」
するとゆっくりとドアが開かれた。そしてセリスとシンシアが部屋に入ってきた。
「セリス、やっぱりやめましょう?」
「それなら1人戻ればいいじゃないですか....」
「なにかな?二人共?」
「あたし達ここの村のハンターになるわ。だからこれからここに住むからよろしく。」
「え!それじゃあ僕認めてもらえたの!?やった!」
「単純ねぇ....そ、それに私が認めた訳じゃないわよ!セリスがここにいたいって言うから仕方なくよ!」
しかし聞いていないのかトウジは浮かれている。そこへセリスが
「お、お兄ちゃん!」
「え?何?それとお兄ちゃんってやめて欲しいなぁ....まっいいかー!あはは」
「一緒に寝ていいですか!」
「はぁ....」
「うん!いいよー!....ってへ?」
「ありがとうございます!じゃあもう夜も遅いし早く寝ましょうお兄ちゃん!」
トウジは急なことに呆然としている。そんなトウジの腕を掴みベッドへ運ぶセリス。
「あのセリスちゃん!ちょっと....それは」
「ダメ....ですか?」
「うっ....(こんなの断れないよ....)」
セリスに可愛くせがまれそして流されやすいトウジは
「す、好きにしてくださいもう....」
受け入れてしまうのだった。
「わ、私はあんたがセリスに変な事しないか見張るために来たのよ!勘違いしないでね!」
と言いシンシアも布団に入る。すると女の子特有のいい匂いがベッドを包み更にトウジは目が覚め、更にはセリスが抱き着き大きな胸と柔らかい太ももの感触でより眠気が吹き飛び、眠れるようになったのは日が登って来た頃であった。勿論朝起こしに来たライザと抱きつかれている事でシンシアにも怒られたのは言うまでもない。
渓流の木が刀で切られたように傷口が入り、木が沢山倒れている。そして倒れた木の近くでは鋭く刃のような尻尾を持った竜の瞳が怪しく闇を照らし出していた。
今回はウフフな要素が多めでしたね!次回の狩りはXをやっている人ならば大体予想出来るでしょう!期待してお待ちください!それではまた今度
ミスラ「今回していた縫い物はセーターニャ!本編の季節は秋頃だからもしかしたら着るシーンが出るかもニャ....」
トウジ「誰と話してるの?ミスラ?」
ミスラ「なな、なんでもないニャ!(内緒にしてて欲しいニャ。それじゃまた次回ニャ〜)」