2人は狩りを終え村に帰っているのだが、トウジがファリスを背負っているのだ
「もう少ししっかりおぶってもらえない?不安定よ下僕。」
「いや、 そのベリオ装備って露出多いからその触れちゃうと言いますか....というか下僕ってまた下に見てますね?怒りますよ?」
「そうね....私達『仲間』よね。別に触られても大丈夫よ。じゃあしっかり村まで送ってね少し眠るわ....(背中温かい....)」
なぜこのような事になっているかと言うと、ファリスが先のアオアシラにつけられた背中の傷で歩けないというのだ。復讐でアオアシラに矢を何発も突き立てていたのにである。そしてファリスは有無を言わさずトウジにのしかかりそのままこのようになったのである。
「全く、足の傷で歩けないなら分かるけど背中の傷で歩けないって....はぁ....」
「....(今だけは私のもの....勝負よライザ!)」
この状態を流れで受け入れてしまう男と何かを決めた女が2人地上の星に輝いていた。
村長に狩りを終えたことを報告した後トウジがファリスに問いかける。
「あの、ファリスさんちょっとついてきて欲しいところがあるんですけど」
「もう夜も遅いし、傷も痛いし断りたいけどいいわよ。何かしら?」
「すいません!ありがとうございます!こっちですついてきてください」
そういい畑へ向かう道へ進む。夜が遅いというのにアッシュが畑の管理をしていた。
「おっ?トウジ終わったのか!お疲れ様!アオアシラ2頭とはなかなか辛かっただろう!」
「ありがとうございます!でもファリスさんが支えてくれましたから大丈夫でした。」
「そこの綺麗なお嬢さんか。はじめまして」
「は、はじめまして。ファリスと申します以後お見知りおきを....」
少し緊張しているのかファリスは素っ気なく言う。そしてトウジがアッシュに目的のことについて話す。
「アッシュさん。例の場所にファリスさんを連れていってもいいですか?」
「ああ!いいぜついてきな!」
そしてアッシュに連れられながらあの発掘場所へ向かう。
「何かしらここ?す、少し寒いわね。」
「初めての人とあのアイルーはそういうな。慣れれば楽だぜ」
「が、我慢してください。もう少しですから....ほら見えてきた!」
「えっ....これは....」
「古代の竜ですよ!氷漬けにされて今まで見つかってなかったみたいなんです。元は鉄の発掘場所だったんですけどこれが見つかってからはめっきりこっちの発掘ですよ!ってファリスさん考え事ですか?」
「い、いや何でもないわ....でも凄いわね。私がいない間こんなものが見つかっていたなんて....」
「....ん?まあいいか。どうだこれを我がトールド村の観光名所にしたいと思うんだ!」
鼻息荒く、アッシュとトウジはこの古代の竜について話をしている。だがファリスは難しい顔をしながら氷漬けにされた竜を見つめていた....トウジはこの竜がなんなのか知る由もなく浮かれながら話をしている。
ここはトウジの家で無事狩りが終わったことを祝いライザも混ざり料理を食べた後である。ミスラは食器を洗っており、トウジは今お風呂に入っているのだが....
「どうだったお姉ちゃん。トウジ頑張ったそうじゃない。最初トウジのことあまり信じてなかったでしょ?どう今になってみてトウジは信じられる男かしら?」
「ええ....貴女が信じるのも分かるわ....モドリ玉で私が傷ついた時に助ける優しさ。いざと言う時に頼りになるわ。1人で戦ってくれてたなんて....」
「あれこの前モドリ玉が足りないって言ってたような?てかモドリ玉って何?」
「まさか....フフフあの子流石ね。」
1人で納得しているファリスに不満なのかライザがファリスをからかうように言う
「ふーん。お姉ちゃんもしかしてトウジに惚れた?顔赤いよ?」
「....っ!あら?お姉ちゃんをからかうとは....妹失格ね?そう言えば背....大きくなったわね....ライザ」
「うんお姉ちゃんが旅に出たのは10年前だもの、おっきくなったのは当たり前よ!時々お姉ちゃんが帰ってきてた時あったけどそんな話せなかったしね。お姉ちゃんも大人の色気があって....ってひゃあ!?なにしてるのお姉ちゃん?」
「身体検査よどこまで育ったのかをね....」ムニュ
そういいライザの胸を揉むファリス。その顔はいじめっ子の顔だった。
「お、お姉ちゃん!ちょっ、うひゃっ!やめっ....んんっ....」
「我が妹ながら、いい声を出すじゃない....少し大きくなった?」
「やっやめてぇぇ~!」
「ふー....お風呂上がったよ〜....ってええ!?」
「「あっ!....」」
トウジの見たものは姉妹がぐんずほぐれつ抱き合っているのである。そしてトウジは....
「2人はそういう....ご、ごめんなさい!自分の部屋に行くから続けて!邪魔しないから!」
「「ちっ、違う(わ)のぉ~!!!勘違いよ!」」
「今日は色々あったな....ファリスさんが怪我した時は焦っちゃったよ....まだまだハンターとしては未熟だな」
自分がもっとしっかりしていればファリスが傷を負わなかったかもしれない。その事に責任を感じていたのである。
「怪我した時は頭が真っ白になって、ファリスさんをすぐ背負ってベースキャンプに行ったんだよね....モドリ玉と嘘ついちゃったけどまあ大丈夫だよね。」
一人呟いていると扉が叩かれる。
「は、はいどうぞ〜....」
「起こしちゃったかしら....今日はありがとう。助かったわトウジ君。」
「大丈夫です。あ、それに気にしないでください。」
優しくはにかむトウジ。そしてファリスはこう言った。
「私このままこの村のハンターになるわ。よろしくね。(笑顔可愛いじゃない....)」
「本当ですか!?助かります!これからよろしくお願いします!」
嬉しそうにトウジが笑っているのに釣られてファリスも笑う。
「じゃあ親睦を深める意味で一緒に寝ましょう。トウジ君。」
「はい!....え?ええ!?」
突然の提案にトウジは困惑する。
「いや、む、無理ですよ!そんなの無理です!」
「なぜかしら?そんなに私が魅力がないのかしら....」
「いやそういう訳じゃなくてですね....その少年的には嬉しいけど理性的には苦しい訳でしてその....」
「ああ、そういう事ね。別にトウジ君のヘナチョコな体に迫られてもすぐさま眉間に打ち込むから大丈夫よ。」
「なにを!?てかなんで一緒に寝ようなんて!?」
驚くトウジの手を掴みベットに向かう。
「もう夜も遅いし諦めなさい....私決めたの。あなたをモノにしてみせるって」
ファリスは決意しトウジと一緒にベットの中に入る。
「今度は物扱いか....もう好きにしてください!じゃ、じゃあ寝ますからね!」
「フフフ....おやすみなさい」
流されて受け入れてしまうトウジの性格を上手く扱っている。勿論朝ライザにトウジが怒られたことは言うまでもない。
次の日ドントルマのギルドにて....
「間違いなくあの竜でした。あの村はもしかしたらいつか危険がくるかもしれません。」
「そうか....見張っていてくれ。お主ならば安心だとギルドの総意じゃ。時が来ればハンター達を送る。」
「了解。ギルドマスター。お任せ下さい。」
ファリスとギルドマスターが深刻な顔をし、話を終える....
「まさかあいつの息子がトールド村のハンターとはな....これも運命ということか....しっかり守れよファリス。そして伝説の息子よ....」
ドントルマの酒場にて....
「あの『白銀の閃光』がド田舎のハンターになるですって!?」
「ギルドマネージャーが言ってましたから確かですよ姉様。それに『狩りに生きる』でも大々的に発表されてますしまず間違いないかと。それと顔が近いです。うざいです。」
2人のハンターが話し合っている。1人は空の王者と呼ばれる飛竜の防具を付けている。もう1人は陸の女王と呼ばれる飛竜の防具を付けている。
「行きましょう。セリス。そのなんだっけ?そのド田舎村」
「トールド村ですよ姉様。さすが姉様鳥頭。」
「うっさいバカ。じゃあ行くわよ....トールド村!待っててくださいね。ファリス様....今助けに行きます!」
トールド村にまた新たな風が吹く....
さあレウスレイア装備の2人のハンターとはどんな物語を『絆』を見せてくれるんでしょうか!次回をご期待ください!それでは!またご会いいたしましょう!
私事なのですが、次のプリキュアが好きになれそうにありません....あとこの物語は10話そこそこで1章を終わらせたいと思います。その後少しこちらの物語はお休みを取りオリジナルの作品を作りたいと思います。(*´∇`)ノ ではでは~
???「でトールド村って何処にあるの?」
???「ホント馬鹿ですね....姉様は....この道を真っ直ぐ進めば明日の昼頃には着きますよ。」