艦これ&鋼鉄の咆哮【防空戦艦夜雨】〜夜空の防人と狩人〜   作:妖鵞夜雨

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ドーモ。妖鵞夜雨です。



いやー、稀に良くあるような演習(一方的にフルボッコするぜ→理不尽な攻撃が敵胸糞提督を襲う!)は極力避けたかったので、ここはリクエストのあったゲーム形式を取らせていただきました。


そっちを期待していた方はすいません。本土編までお待ちを……((

前々から告知していた件ですが、もう少しかかりそうです。クビを伸ばしつつ、気長にお待ちください……。



0-5-B 〜電子の海、0と1の世界〜

(眩しい……)

 

 

 

目を閉じているのに世界が光に溢れている。

 

 

 

 

 

頭の中の違和感。椅子に座っているはずなのに、私は立って眠っている。

 

 

 

(え、寝てい…る…?

 

 

 

 

 

 

 

 

……これは不味い)

 

 

 

 

演習に参加出来ないではないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

目を開ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は洋上に自らの二つの足で立っていた。

 

 

波に揺られてかなり気持ち悪い。

 

 

目の前に突然ウインドウが現れる。

 

 

『フォーマット完了、フィッティング12%……』

 

 

フィッティングのパーセンテージが上がるにつれ気持ち悪さが減っていき、視界がクリアになっていく。

 

 

 

 

『フィッティング完了、オンラインに接続中……完了』

 

 

 

 

 

『W E L C O M E  Y o r u a m e . 』

 

 

とりあえずフォーマット、フィッティングは終わったらしい。

 

 

 

 

 

 

『エンジンテレグラフ起動完了。正常作動確認。必要情報計器表示……完了』

 

 

突然の急加速。私は後ろに転倒しそうになる。

 

 

 

慌てて受身をとろうとするがスタビライザーが作動していて転倒することは無かった。

 

 

(多分これを切るとすぐに急速潜行(ダイナミック沈没)しそうですね……)

 

 

『右舷回頭45。左舷回頭45。前進原速……主機動作正常を確認』

 

 

 

私の意思に関係なくグワングワン振り回される。スタビライザーが無ければ今頃海水まみれになっていたに違いない。

 

 

『主砲右舷旋回90。同じぐ左舷旋回90……Error【1番6番旋回せず】』

 

 

1、6番砲はαレーザー砲、つまり別系統の砲なので私は迷わず主砲では無い扱いに設定することにした。

 

 

 

『……設定完了。ワールド生成中……Now loading……』

 

 

『ロード完了。後ろを向いてください』

 

この文字を残して周りの景色が一変する。

 

 

 

辺りを見回す。どこかの海域を模したような所である。

 

 

後ろにまだ見慣れていないが同室の人がいた。

 

 

 

瑞鳳を中心とし、私が最先頭、左右前列に鹿島と春雨、左右後列由良、阿武隈。

 

簡易的な五角形の輪形陣である。

 

 

「航空機は瑞鳳ちゃんが指揮、対潜は春雨ちゃんが、対空、対艦攻撃は夜雨ちゃんね。うふふ」

 

鹿島の声が頭の中に直接響くという初めての体験。

 

結構気持ち悪い感覚だった。

 

「どう?海の上にたってる感覚には慣れた?」

 

 

「え?」

 

自分の足元を見る。戦闘用艤装を纏った私は確かに海の上に私は自らの立っていた。

 

「……おおお」

 

フラフラとしながらもなんとかバランスは取れているようだ

 

「ぶっ付け本番みたいですね、はい♪」

 

「一緒に頑張りましょう♪」

 

春雨と阿武隈の声が頭の中に響く。

 

 

しかし、私からの返事は一々声に出さないと届かないようだ。

 

 

 

(頭の後、上30cmの所を意識して言いたい事を思い浮かべるってどういう感覚なんですか……)

 

 

 

とりあえず前に進もう。じゃないとなにも始まらないみたいだ。

 

「両舷強速(約15knot)…私は微速巡航になるのかな?」

 

メガネの左下辺りでエンジンテレグラフがチーンと音を出して動く。

 

皆に合わせるため、後ろを見ながら他の艦との間隔を見つつ赤黒調節を……。

 

「両舷赤……30じゃ足りないかな。とりあえず45」

しかし、それでも一気に距離が離れた。

 

「っ?!両舷再微速!」

 

 

一気に僚艦との距離が詰まる。

 

「最悪〇knotで大丈夫らしいよ?試してみたら?」

 

「…了解…前進15knot」

 

前後に揺れ動きながらなんとか距離を保つ。

 

 

(速度差があり過ぎるので赤黒ではなくそもそもの出力調整で行った方が良さそうですね……)

 

「夜雨ちゃんスキーやアイススケートとかインラインスケートとかをやった事あるならその感覚でもいいらしいよ」

 

由良のアドバイスが飛ぶ。非常にこの一言は有難かった。

 

「あら、慣れるのがとても速いですね。うふふ。私の出番も作ってくださいね?」

 

鹿島が若干ふくれっ面気味に言ってくる。しかも同性でもドキッとする笑顔からのこれである。反則でしょこの女子力。

 

『最適化……完了……』

 

 

突然、また頭の中に違和感を感じる。見えてないものが見える違和感。

 

 

目を閉じてその在処を探る。

 

大きい船が12隻、小さい船が12隻。航空機が8……。

 

これが敵艦隊、ですね。

 

 

(えっと、これ報告した方がいいのでしょうか)

 

 

 

 

 

 

「由良さん索敵機飛ばして〜」

 

「はーい了解。由良の良いとこ、見せてあげる♪」

 

カタパルトから零観が射出され、飛び立つ。

 

「あとは発見待ちね」

 

(うわぁ…非常に申し訳ないけどもう見つけてるのですが…言うべきなのでしょうか……言わないでおいた方がいいのでしょうか…)

 

 

「よーるーさーめーちゃん?モジモジしちゃってどしたの?」

 

いつの間にか真後ろに来ていた鹿島が耳元でささやいてくる。今回は真面目に気が付かなかった。

 

「ひゃぃ?!べ、別に敵艦隊なんて発見してなんか無いで……あ。。」

 

 

まさに自爆ツンデレというヤツである。

 

「なるほど、見つけたのですね。どこですか?」

 

「えっ、見つけたの?」

 

由良と瑞鳳が驚きの声を上げる。22号電探を積んでいる鹿島はAスコープをのぞき込むが距離が距離だけに何も見つからないようだ。

 

「え、えっと…レーダーの表示を…っと」

 

目の前にウインドウを展開して設定をいじる。

 

「ところで、レーダーってなんですか?」

 

由良が疑問の声を上げる。

 

「レーダーは、英語のRadio Detecting and Ranging(電波探知距離)から来ています。これはアメリカ人による命名です。当初イギリスではRadio Locator(電波標定機)と呼称されてます。つまるところの電探ですね」

 

 

「私たちのでいうと22号電探とかの事ですね。とりあえず、距離、方位、速度をお願いします」

 

 

なるほど、いつも乗員のみなさんがやってる事をそのまま私はやれってことですね

 

「敵索敵機が方位0-4-5、距離175、数5、速度212?かな。本隊が方位同じ、距離225、数1、2、3、……24?だと思います。速度15knot程度」

 

 

「は?」

「え?」

「え…?」

「桁おかしくないですか?」

「というか、なんで数や速度まで……イージス艦じゃあるまいし…」

 

こちらの世界の艦娘のレーダーは性能他全てにおいて数段遅れているようだ。

 

「えっと、最大探知距離が450kmぐらいだから、だいぶ短距離ですね」

 

「45kmの間違いじゃないですよね?」

 

「なんですかその超超短距離レーダーは…」

 

「間違いじゃなさそうですね。私の索敵機が敵艦隊を発見したので」

 

「規格外というか…ぶったまげたわ」

 

艦隊内無線で話が盛り上がってるが、私は頭の中で響くのに慣れてないせいで正直うるさい。

 

そして探知圏内に敵機がいますとか一回言えばわかるって……。

 

「あのー…もう敵索敵機撃ち落としていいですか?」

 

「150km以上離れてるのにどうやって落とす気なの?」

 

「まぁ、見ててください。対空SAM(シーアロー)発射よーい。前部A VLSハッチオープン」

 

私の艤装のVLSハッチが1つだけ開く。

 

皆が興味深く私の艤装を見つめる。

 

「目標、敵索敵機。対空SAM(シーアロー)発射!」

 

私の号令と同時にVLSの中に収められたミサイルの初期加速用固体ロケットブースターに点火される。

 

 

 

VLSハッチの横につけられた排煙スリットから煙がこれでもかという程吐き出される。

 

そのまま天を焦がす光の矢となり空に舞い上がった。

 

続いて不要となった一段目を蹴落とし、ターボジェットエンジンに切り替わる。

 

「正常飛行を確認。命中まで約7分。開幕攻撃機となる深淵、神電Ⅱ、瑞鳳航空隊は攻撃機を飛行甲板に上げ即発待機せよ」

 

「ちょっと待ってください!!」

 

瑞鳳が声を上げる。

 

「どうしました?」

 

「直掩機は…ナシですか?」

 

「要らないですね。相手からは正規空母6隻分の爆撃、雷撃、戦闘機が飛んでくるのよ?それを掻い潜り、敵を捌くのは至難の技ね。だから確実に落とせる私を主軸とした防空戦闘で全部叩き落す。あ、瑞鳳航空隊には開幕攻撃をなんとでも凌いでもらって敵機が帰還するタイミングで空母艦隊に奇襲をかけてもらうわ。頼むわよ」

 

瑞鳳の顔が輝き出す

 

「由良ちゃん、阿武隈ちゃん、鹿島さん、春雨ちゃんも対潜対空戦闘を重視。1機でも多く叩き落として欲しいの。目標は私が指示するわ。何としても瑞鳳を守ってあげてね。」

 

「「「「「は、はい!」」」」

 

瑞鳳が、春雨が、由良が、鹿島が、阿武隈が

 

5人の顔がキラキラ輝き始める。

 

 

(これが提督の言ってた戦意高揚状態(キラキラ状態)か)

 

「あれ、みんなキラ付いてる!」

「ほんとだ!」

「夜雨ちゃんも付いてますね」

「これで頑張れます!はい!」

 

 

気がついたら私もキラキラ状態になってたみたいです。

 

 

 

 

「開幕攻撃隊発進せよ!瑞鳳攻撃隊発艦用意!第3戦速!」

 

ちなみに、第三戦速は約24knot。ただし私はちゃんと調整しないとあっという間に距離が崩れます。

 

「ま、待って!私18knotしか出せない……」

 

鹿島が悲鳴のような声を上げる。

 

「春雨、引っ張れるか?」

 

「任せてください」

 

鹿島と春雨が手をつなぐ

 

「春雨ちゃん…ありがと♡」

 

「頑張ってくださいね?」

 

 

そうこうしている間に私の艦中央のヘリポートから青い神電Ⅱが飛び立つ。

 

《ナイトメア発艦完了》

 

『了解、目標は敵水雷戦隊と開幕航空攻撃隊よ』

 

《了解》

 

 

青い機体が音より速い青い矢となり飛んでいく。

 

 

 

 

「続いて瑞鳳攻撃隊、発艦開始!発艦完了後、深淵は200km先に展開!100km以内に入った敵機は主砲他で迎撃する」

 

 

「了解、第1時攻撃隊発艦初めっ!」

 

瑞鳳攻撃隊の彗星艦上爆撃機、天山艦上攻撃機、零式艦上戦闘機52型が舞い上がる。

 

それに合わせ、私のヘリポートから深淵が舞い上がる。

 

 

 

 

『瑞鳳攻撃隊、および深淵(アビス)に指示、空中集合完了後、敵攻撃隊とかち合わないように少し迂回して敵空母へ攻撃せよ。第1時攻撃隊が発艦用意をしてる所に季節はずれだがサンタクロースの如くお土産を置いていってやる気持ちで大丈夫だ。深淵(アビス)は敵開幕攻撃隊の横槍と敵潜水艦の位置を探れ』

 

《了解、任せてください。あと青いの(神電Ⅱ)やこんなへんちくりんな航空機だけにはいい顔をさせません!》

 

深淵(アビス)了解》

 

『いい心がけですね。慢心せずに連、装、砲 ですよ?行ってらっしゃい。ちゃんと帰ってきてね!』

 

《瑞鳳さん了解!行ってきます》

 

 

空中集合を完了した瑞鳳攻撃隊と深淵(アビス)が空の彼方へと消える。

 

 

 

しかし私の眼鏡型画面とウインドウにはちゃんと表示されてます。

 

 

ついさっき切り替える方法がわかったので頭の中が幾分すっきりとした。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

《敵開幕航空攻撃と思しき第1波来ます。距離117。》

 

 

「戦闘機隊をα、爆撃機隊をβ、雷撃隊をCと呼称する。取り舵5!主砲およびAGS起動。対空迎撃よーい!AGS目標β!距離55で攻撃開始!対空ミサイルVLSハッチオープン。目標C郡全機!シーアロー発射始め!」

 

 

VLSから50以上の煙を纏った光の矢矢が走り、割り当てられた目標に向かいひた走る。

 

 

 

「シーアロー全発発射を確認!VLSハッチ閉め」

 

 

元々音速ジェット機を落とすために制作されたシーアローにとって、音速にも届かないレシプロ機を落とす事は造作もないことである。

 

瞬く間にC郡が壊滅する。

 

 

 

 

「距離55!AGS対空射撃始め!」

 

 

四角錐をした物体から砲身が起き上がり、目標に向けて砲撃をする。

 

280mmという砲サイズの割に合わない発射速度、秒間2発以上のペースで砲弾が放たれる。

 

しかもそれが三連装であり、発射態勢を取っている砲塔が2基もある。

 

つまり秒間12発以上が投射される計算になる。

 

しかし普通の砲弾なら届くはずはない。

 

仮に届いたとしても航空機にはそこまでダメージは入らないであろう。

 

普通の砲弾ならば。

 

放たれたのはVT信管(近接作動信管)を搭載している砲弾。

 

しかもある程度誘導される砲弾かつロケットモーターと呼ばれる簡易噴進機構を搭載し、従来の砲弾よりもはるかに長射程であるというおまけ付き。

 

 

直撃。敵機体に穴を穿つ。

 

至近弾。破片をまき散らす。

 

そして少し遅れて爆散する。

 

 

 

 

「残存戦闘機に主砲、電磁誘導サーマルモードで交互射!弾種対空気化榴弾!全艦主砲対空戦闘開始!」

 

 

電磁誘導サーマルモードというのは、電位差のある二本の導体レール状の間に、導体砲弾を置き、レールと砲弾を流れる電流に発生する磁場の相互作用によって、砲弾を加速して発射する【レールガン】と

 

入力された電流のジュール熱にて砲弾後方の導体をプラズマへ相変化させ、これに伴う急激な体積の増加を利用し瞬間的なプラズマ化に伴う爆発で高初速を得て投射する

【サーマルガン】の複合モードである

 

 

サーマルガンを普段は火薬で代用しているが私のお好みの装薬がシステム上で用意出来ないらしいのでこのモードを使うことにした。

 

 

 

夜雨の全砲門数は8。1門あたり6秒に1発を撃てるので

 

秒間に直すと約1発か2発程飛んでくる事になる。

 

 

核融合炉が唸りを上げ、電気を生成する。

 

砲口からスパーク放電(稲妻)が発生。

 

榴弾後部でプラズマが生成され、砲弾が弾き飛ばされる。

 

 

【主砲/主砲/気化榴弾/射撃指揮レーダー】のカットインが入り

 

空中で35.6cmの花火が舞う。

 

防空駆逐艦やどこかの弾幕厨の特型駆逐艦もドン引きするほどの弾幕。

 

気化榴弾の性質上、一定範囲に爆風による衝撃波や熱波が発生するため直撃しなくても風圧により破砕、姿勢維持不可能、パイロット気絶…エンジン損傷、爆弾誘爆…といった事による撃墜も発生する。

 

 

「て、敵でなくて良かった…」

 

この試合を見た全員がそう言うであろう。

 

 

無慈悲な砲撃で空が黒く煙る。

 

 

「全機撃墜完了。対空射撃やめ。主砲、対艦射撃用意!」

 

主砲の先から冷却液が零れ落ちる。

 

この冷却機構により長期間の継続的な射撃が可能になっている。

 

 

 

「え、り、了解」

 

ここに来て、やっと僚艦sの思考再起動が始まる。

 

 

 

『ラビリンスからナイトメアへ。現状は?』

 

《こちらナイトメア。パルスレーザーを砲身と魚雷発射管に向けて撃つだけの簡単なお仕事ね。全艦轟沈判定よ》

 

『グッジョブ。空母への攻撃の支援を頼む』

 

《ナイトメア了解》

 

 

     

【輪形陣VS単縦陣】

 

 

【反 航 戦 〜双方砲撃の火力低下〜】

 

 

「主砲レーダー射撃。2番3番主砲連続斉射!弾種高速徹甲榴弾!敵1、2番艦!」

 

 

【35.6cm連装/35.6cm連装/高速徹甲榴弾/射撃指揮レーダー】

 

というカットイン表示が入る。

 

「あ゙ー。この表示ものすごく邪魔ァ!」

 

そう叫んだ瞬間に消える。不思議な表示だった。

 

 

高速徹甲榴弾とは、装甲を貫くのに特化した弾である高速徹甲弾(HVAP)と榴弾を複合化させた砲弾で、装甲を貫通、その後爆発する砲弾である。

 

 

敵1番艦の金剛と長門に一、二斉射目で主砲横のバイタルに命中、対35.6cmや対41cmの壁をものともせず艦内までめり込み弾薬を巻き込み爆散する。

 

次々に起こる誘爆。主砲が10m以上も吹っ飛び艦が3つに折れ、浮かぶ力を失い沈む。

 

「1.2番艦の爆散を確認。目標変更、3~6番艦!」

 

 

次々に繰り出される砲弾になす術なく爆散させられていく。

 

 

圧倒的射程と投射力。力にモノを言わせたパワープレー。

 

「夜雨ちゃん……この距離だと普通の砲弾は届くはずないよ…むしろどうやって当てたのさ」

 

最後までポカーンとしてた阿武隈がやっと再起動を果たす。

 

 

「え、レーダーで狙ってキックモーターで射程延長またはある程度誘導ができる砲弾でこうして……んで、気化榴弾で範囲攻撃、後は高速徹甲榴弾で戦艦撃破」

 

由良と阿武隈が降参のポーズをとる。

 

 

 

最後まで説明を聞いてもわからないということがわかったようです。

 

 

「そういえば、瑞鳳攻撃隊、どう?」

 

「全艦大破判定よ!数は少なくても、先鋭だから!」

 

 

「さっすがぁ♪」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

交戦終了!

 

         《完全勝利S》

 

【MVP】

・夜雨

・瑞鳳

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「防空戦艦だからって舐めてかかるとこうなるのよ」←MVP

 

 

「瑞鳳の航空隊が活躍したの? やったぁ! 軽空母だって、頑張れば活躍できるのよ!」←MVP

 

 

 

 

「「「「私たちも活躍したかったーー!!」」」」

 

 

6人中4人が銃弾すら一発も撃たずにこの演習は夜雨側の完全勝利で幕を閉じた。

 




AGS砲は対空射撃出来ねーだろ!




とか思っているそこのあなた。





今ドキッとしましたよね?




ね?

ね?(由良ボイス)





してないですか?





なら大丈夫です。疑ってごめんなさいね?


ちなみにwsg2pのAGS砲は一応対空射撃も可能です。頑張れば、ですけど。



私の中ではAGS砲は速射砲の延長線上の存在で、対空射撃もきっちり可能です。




そういえば某動画サイトで米艦艇がAGS砲と思われる速射砲で対空射撃していた覚えが……


次回か次次回からは新規着任の娘も追加されます。お楽しみに!




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