艦これ&鋼鉄の咆哮【防空戦艦夜雨】〜夜空の防人と狩人〜 作:妖鵞夜雨
コピペミス多発からのブラウザー強制終了にハマって投稿日を数日ずらした妖鵞夜雨です。
花粉症は空気清浄機が無ければ死んでましたね。やばかったです。
投稿者ならわかると思うのですがフリガナをふる時って
これ→《》
これ→|
を使いますよね。
私の執筆段階では
これ→ 〜()
なのです、が、、
何故か多機能フォームが正常作動せず、自前入力をしています。
そして、コピペを連発するとブラウザーが強制終了するんですよね。
あー、忍耐力が付きますね。入力機材変えようかしら。
話は変わりますが、とある他作者様が私が今後こういう流れで行きますよ〜っていうことをピンポイントでさらっていくんですのね。
一応、プライバシーの関連どうのこうのがあるので『誰』とは言いませんがw
一応私の方が基本的に後発投稿になる事が多いので、その都度少しずつ内容は変えるようにはしてるのですが、心当たりのある方は裏でコソッと【原文のままでも大丈夫ですよ!】とか、言いに来て欲しい……かな?チラッチラッ(((
夜雨「中の人、それは自意識過剰だから黙ってろ。そして前書きが長い。本編はよってブラウザーバックされるよ?」
ういっすwww
失礼、前書きが長くなりました。
本編行ってみよう!
夜雨side in 提督室
「夜ちゃん、朝早くにいきなり呼び出してごめんなさいね?明日と明後日に他の鎮守府と合同で貴方のお披露目式と観艦式とそのついでで演習があるのよ。出る?」
姉提督から告げられた聞き慣れない単語。私は戸惑いを隠せない。
「お披露目式と観艦式は問題無いのですが、演習というのは……またあの機械を使うのですか?」
「いや、普通の演習よ。相手は宿敵、と言っても過言ではないわね。私の永遠のライバルだわ」
姉提督のライバル…。つまり相手もランカー提督ということですか…一筋縄では行かなそうですね。
「ところで、なぜ私が?」
「戦艦との
「姉提督さん、私以外の戦艦さんがいるのでは…?」
可能ならば私よりもほかの戦艦の方が色々ありがたい。能力的にも……
「お前が俺らの事実上最強メンツの一隻を除いてを全部問答無用で撃破したから。それ以上の説明はいらねーだろ。んで、相手も
弟提督が姉提督の後ろから援護射撃を飛ばす。
「…一応聞いておきます。相手はどちらさんでしょうか。そして『一隻以外』とは…?」
「えーっと
・舞鶴鎮守府の
・呉鎮守府のあひひな提督さんの所のアメリカ海軍から派遣されてきたこちらも最強と名高い戦艦『アイオワ』
・横須賀鎮守府のイッサケンタ提督さんの所のドイツ海軍の誇るタフ戦艦『Bismarck drei(ビスマルク ドライ)』とイタリア海軍の誇る超射程戦艦『リットリオ/イタリア』
そして我が鎮守府から夜ちゃんともう一人よ」
「ちなみに、そのもう一人を今連れてきてもらっているところだ」
なるほど、今話に出てきた艦を上げると……
・大和型戦艦。
世界最強と呼ばれる艦載砲、【46cm45口径三連装砲】を3基搭載。
副砲として60口径15.5cm3連装2基や両用砲として40口径12.7cm連装高角砲12基を搭載。25mm機関砲を各所に大量配置しているが、船体の大きさの割に少ない気がする。
米軍の長時間の波状航空攻撃に沈んだ。が、相当な魚雷、爆弾を命中させても良好な注排水システムと対46cm防御、水中防御区画によりなかなか沈まず「不死身艦」かとも思われていたようだ。
大和型に共通だが、超巨大な船体のわりにコンパクトな旋回性能を持ち、安定性も良好。さらに、改装でかなりの重量増加にも耐えているので良好な設計だったと言える。
実は船体基準だとかなりの良燃費だったりするが、それでも燃費は悪い。
最高速力は公には27knot程度とされているが、この時の機関出力は全開出力ではなく、さらにかなり浅い海で測定したそうだ。推定全開速力は30knot程度であるだろう。
・アイオワ型戦艦。アメリカ海軍の事実上最後の戦艦(※除籍された日基準)。非常に長い船体を持つ。
具体的に言えば格上の砲を積んでいる大和型戦艦よりも長い。
そのためか、旋回性能はあまり宜しくない。
長門型の41cm砲よりもわずかに小さい40.6cm砲…
あちらの言葉でいうと【Mark.7 16インチ50口径三連装砲】というべきか…を搭載。
高初速、良好な命中精度を武器に重火力を振るう。
そして大和型戦艦より2万トン軽い体を機関出力21万馬力で振り回し、30knot以上で海をかける高速戦艦。
40mm機関砲や20mm機関砲を60門以上搭載する洋上の対空基地であり、史実最終形態ではトマホーク対艦ミサイルも搭載している。
・Bismarck(ビスマルク)型。ナチス・ドイツが誇る高速戦艦
ビスマルクの主砲、【38cm47口径連装砲改】は中~短距離での砲撃戦を意識した主砲で、射程がやや短く非力だが命中精度や発射速度が非常に良い。
副砲として15cm55口径連装砲が、対空火器として10.5cm65口径連装高角砲、37mm、20mm機関砲などが装備されているが対空性能は心もとない。
特筆すべき点は戦艦だが、魚雷を発射できるということであろう。
本来アウトボクサーである戦艦でありながら装甲、兵装はインファイト向けであるという変わった艦である。
・リットリオ/イタリア
正式名称は【ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦】
ちなみに2番艦である。
【381mm/50 三連装砲】、正式名称は【cannone da 381/50 Modello 1934】である。1934年製50口径381mm(15インチ)3連装砲と日本語訳されるはず…。
散布界と砲身耐久度にやや難があるものの高初速と46cm砲以上の射程、わかりやすく言えば【艦載砲の中で最長射程】を持つ。が、中~近距離での射撃をメインにすることが多い。
副砲として15.2cm55口径3連装速射砲を、対空火器として 9cm50口径高角砲や多数の連装機関砲などを搭載。そこそこの対空火力を有する。
30ノット以上の快速を誇るが、地中海のみの行動が前提だったため長距離運転になると燃料搭載量と燃費に不安が残る。
これまたアウトレンジ向けと思わせてのインファイト艦である。
……そんな奴らと私は戦うことになる。大和型もアイオワ型もリットリオ/イタリアもビスマルクも相手にとって不足はない。
全力を出して攻撃してくるならば、私も全力を持ってそれにこたえる。それが演習における暗黙のルールである。
「相手からの要求はお互い艦載機は一切無し。相対距離600から戦闘開始だ」
「つまり、向こうは自ら着弾観測攻撃を縛ってきたってことね」
「ちゃくだんかんそくこうげき…?なんですか?それ」
「『制空権が優勢以上』のときに『水上観測機or水上爆撃機』を使って行う『特殊攻撃』よ。観測機が日の出てるうちしか飛ばせないから昼限定になるわね」
「観測機を使う理由がレーダー自体が低性能ってことや目視距離以上の距離で撃ち合うというのは察してますが…その観測機が対空砲火で撃ち落とされるリスクのある上での攻撃ですか?」
「確かに一部の艦では夜雨と同様に航空機殲滅攻撃が可能だからそのリスクもある。それは間違いではない』
「主砲最大仰角よりも内側や対空火器の射程圏外から観測するという手もありますし、対空火器として主砲を使えばその分対艦火力は落ちるからリスクよりもリターンの方が大きいのよ」
「なるほど。つまり、火力の分散という意味も含め、攻守一体の攻撃、というわけですね」
「正解、そういうことだ。」
「ちなみに、先程航空機殲滅攻撃は全員ができる訳では無いと言うことですね?」
「まぁ、そうなるな。提督、強力な助っ人を呼んできたよ」
そう言って入ってきたのはズイウンという下駄履き機を手に持ち、シンプルな服を身にまとった航空戦艦伊勢。
そして連れられて入ってきたのは…
スラリと伸びた四肢。美しい肌。私とほぼ同じ大きさの体。白と赤が美しい服。正面についている二つの豊かな丘が揺れる。
「提督、お呼びですか?」
闘志を宿す目を覆う銀ふちのメガネが太陽の光を反射してて美しい。
「…大和型戦艦には大和型戦艦を、ですか?」
「ご名答。彼女がかの有名な戦艦大和だ。普段はメガネをかけてない。が、書類仕事を頼んでてな」
「それじゃ、私は瑞雲の発着艦訓練をしてきますね〜」
伊勢がズイウンズイウンと鼻歌を歌いながらそそくさと退出する。
なんというズイウンオタクなのか。
「大和型戦艦の一番艦、大和です。よろしくお願い致します」
圧倒的存在感。なるほど、これが大和型を名乗る者か。
存在しているだけで怯むこの
事実上、直接的な後継艦ではないにしろ、私が建造される時に彼女の設計図面が参考になっている。
「春雨型防空戦艦、2番艦の夜雨です。よろしくです」
がっちりとかわされる握手。
「世界の大和型と握手できるなんて夢にも思ってませんでした」
「それは光栄です。提督、早速射撃演習と観艦式の予行演習をしてきてもよろしいでしょうか?」
大和さんが早速提督に要望を出す。姉提督、弟提督両方を呼ぶ時は【提督】と呼べばいいのね、なるほど。
「行ってらっしゃい。手続きは私がしておきますね」
「残りの書類は俺がやっとく」
早速許可が出たようだ。私は机上で観艦式がどんな流れなのかの確認でm……
「夜雨ちゃん、行きますよ。付いてきてくださいね」
「……ふぇ、私もですか?」
不意打ちの1発をもろに喰らって変な声が出る。
「勿論ですよ。大和型戦艦の実力、魅せてあげます」
「あ、夜ちゃん、チョイ待ち!はい、これ。出来れば寝る時も毎日着けといてね?」
差し出されたのは桃色の小さなハートの形の鍵穴付きアクセサリーのついた革製のバンド。
これは一体…。
「えーっと、チョーカータイプのハートロックですね。こうやって首のところにつけるアクセサリーですよ」
大和さんが私の首に手を伸ばしサイズ調整も兼ねてつけてくれている
(…何気に器用なんですね)
同姓をも惹き付ける柔らかいサクラの香りが漂う。
(ち、近いです…////)
顔が少しずつ熱くなる。恥ずかしいという訳ではなく、ふつふつと湧き上がる心の中の揺らめき。
不可抗力だとは思うが非常に豊かな二つの膨らみが目の前でポヨンポヨン揺れる。
それに比べて私は非常になだらかで控えめ。
サイズを気にしている人にとっては非常にショッキングな構図である。
(その……あの、、胸揺らしてるのは、不可抗力だとは思うのですが、その、露骨な嫌がらせとしか思えないんですが……)
「はい、付けれましたよ」
私の気持ちが伝わったかどうかは定かではないがやっと離れてくれた。
「ありがとうございます。んで、これはどういった効果が…」
「正式にうちの鎮守府に着任した印とパワーリミッターよ。オンオフ出力調整は勝手にしちゃっていいけど、普段は極力切っといた方がいいわよ。どこかの誰かさんがこないだ鎮守府演習場の地面をすり鉢状に陥没させましたし」
「……提督、それは言わないお約束だったはずですが」
大和の顔が少し赤くなる。お嬢様かと思っていたが意外と少女のようだ。
「部分的には凄い進んでる技術もあるんですね…ありがとうございます」
話の流れを変えようととりあえずお礼を言っておく。
「ごめんなさいね?大和、後でアレ、してあげるから」
「それならいいです…それでは、行きましょう♪」
大和の立ち直りが物凄く速い。提督の言うアレって何でしょうか。ものすごく気になります。
「うわぁ、ま、待っ」
ひんやりした腕を絡みつかせてくる。
「15万馬力ぃの牽引っ♪うりゃぁ♪」
「ちょ、ちょっと待ってぇ〜……」
私はパワーリミッターを
大和が出てきましたね。
宇宙戦艦ヤマト等で非常に知名度が高いのですが、私が一番最初に知ったww2の軍艦は大和ではありませんでした。
空母?いいえ、違います。
戦艦?いいえ、それも違います。
陽炎型駆逐艦『雪風』です。あの強運艦ですね。
え、どうでもいいって?あっはい。
夜雨「割と駄文を考えるのは中の人得意なんですけどね。本文考えましょうよ」
ういっす。
凪紗「次回、ライバル(後編)」
次回予告?いいえ、次回【予定】です(キリッ