オーバーロード 古い竜狩りの英雄譚(?)   作:Mr.フレッシュ

2 / 12
『プロローグだけじゃさっぱりだよ』と友達にツッコミを入れられたので、死ぬ気で書き上げました。

あ、そういえばと話は変わりますがセバスとコキュートス格好いいですよね。


『第一話』

 

 

 

 

 

「あー疲れた。」

 

 

そう言って背筋を伸ばして時間を確認すると既に時間は23時を過ぎていた。

 

 

「そう言えば………今日が最後か……」

 

 

最後と言うのは今まで自分がやるにやりまくっていたDMMO-RPG、『YGGDRASIL(ユグドラシル)』のオンラインサービス期間が切れるというもの。かなりやりこんでいた自分にとってはそれはかなりのショックだった。

 

 

特に最近は仕事が忙しくなり、中々ログイン出来なかったのが悔やまれる。

 

 

そういえば、モモンガさんから最後なので集まりませんかっていう連絡来てたっけ……。

 

 

「よし、もうギリギリだけどやりますか。」

 

 

そうと決まれば後の行動は速い。

ゲームの電源を入れて、レッツゴー・ユグドラシル!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………え、システムアップデート?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うおぉぉぉぉぉいナンテコッタ!!早く(ハリー)早く(ハリー)早く(ハリー)早く(ハリー)早く(ハリー)!!!!

 

 

 

 

 

 

「ま、間に合った。」

 

 

いやー、めっちゃ焦った。

まあ運良くアップロー…じゃなくてアップデートが早く済んだから良かったけど。

 

 

「ま、一年振りかな。」

 

 

そう言って自分のアバターの身体を見てみる。

 

 

全身を錆びた鎧で包み、獅子を模した兜をかぶり、そしてどこか神聖な印象のある十字の大槍。

 

 

はい、完全に古い竜狩りですね。

自分で言って何だがやっぱ格好いいよな。

この装備は俺がまだソロでやってた時に『ダークソウル2』という俺が長年やり込んでいたゲームと期間限定コラボした時に何度もチャレンジし、何万と課金し続けた結果に手にいれた思い出の装備なのだ。

 

 

ぶっちゃけて言うと本当は以前にダークソウル(無印)と期間限定コラボした際に入手可能になった竜狩りオーンスタインの装備の方が良かったのだが、運悪く仕事が重なり、入手する暇なくコラボ期間が終わってしまったのだ。

 

それを悔やんだ俺は、今度はダクソ2とコラボし、古い竜狩りが出る事を聞くと溜まっていた有給を使ってオーンスタインの装備を取り逃した鬱憤を晴らすかのようにやりまくり、ついにオーンスタインと色を除いて瓜二つの古い竜狩りの装備を手にいれたのだ。

 

 

以降は昔語りの伝承に出てくる伝説の竜狩りを目指して旅をするというロールプレイに嵌まり、その最中で異形種ギルド『アインズ・ウール・ゴウン』に出会い、入団した。

 

 

そう昔を思い出すかのように久方振りに来た拠点を見る。

『ナザリック大墳墓』かつてアインズウールゴウンの仲間逹と一緒に築き上げた思いでの場。

 

だが皆リアルでの事情で次第にログイン出来なくなり、今となっては42人のギルメンは殆どが引退してしまった。俺も引退はせずとも仕事の影響で滅多に来れなくなってしまった。

 

 

「誰か居るかな?」

 

 

まあ、今でも居るのはモモンガさんくらいかな?そう言って『リング・オブ・アインズ・ウール・ゴウン』を使って転移する。もう時間はあまり残っていないのだから早く探さねば。

 

 

 

 

円卓には2体の異形が居た。

片方は金や紫で縁取られた黒色のローブを纏ったスケルトンのような異形、オーバーロード。その眼窩には赤黒い光が揺らめいている。

 

 

もう片方は黒や紫の混じったドロドロとしたザ・スライムのような外見の異形、エルダー・ブラック・ウーズ。その身体は常にドロドロと蠢いていた。

 

 

「それじゃ、もうログアウトしますね。本当は最後まで居たいんですけどもう眠くて…」

 

「分かりましたヘロヘロさん。お休みなさい。」

 

「ありがとうございます。次はユグドラシルⅡとかで会えると良いですね。」

 

 

「はい、そうですね。」

 

 

「それじゃ……さようなら、また今度何処かでお会いしましょう。」

 

 

そうして外見とは似つかわしくないラフな会話が終わると共にヘロヘロが消える。

 

 

「今日はサービス終了日ですし、お疲れなのは理解できますが、せっかくですし最後まで残っていかれませんか…………はぁ。」

 

 

勿論そんな事言えるはずもなく、モモンガは人知れず溜め息をついた。

 

 

「また何処かでお会いしましょう……か。何処で何時会うのだろうね……………ふざけんな!」

 

 

バンッと机を叩いた音が円卓の間に響く。

 

 

「此処は…アインズ・ウール・ゴウンは皆で作った思い出だろ!?どうして皆そんな簡単に棄てる事が出来る!?」

 

 

無論、皆好きで棄てた訳では無いと頭の中ではわかってはいる。

何せ皆現実での生活が懸かっている…………だがそれでも納得できないのだ。

 

 

異形種ギルド『アインズ・ウール・ゴウン』はモモンガにとってかけがえのない思い出だ。それこそ現実(リアル)を疎かにしてしまう程。モモンガにとってゲームの中、このユグドラシルという世界はそれ程のものなのだ。

人が聞けば、常人であるならば誰もが“おかしい”と言うだろうが、モモンガにとっては夢も希望もない、ある意味、某世紀末以上に荒れ果てた現実世界よりは此方の世界の方が遥かに居心地が良い。

 

 

それが今、終わろうとしている。

皆の夢が、思い出が崩れ、壊れていく。

 

 

「はぁ………」

 

 

そう溜め息をついたその時───ギィッと扉が少し控えめに開かれた。

 

 

そこに居たのは騎士だった。獅子を模した赤い房付きのフルフェイスの兜を被り、長身痩躯の肉体を錆び付き黒く染まった鎧で覆い、そして手には十字の支えの付いた槍を持っていた。その装備は『古い竜狩りシリーズ』。確か『ダークソウル2』というゲームとのコラボで手に入るはず。そして内のギルドでそんな装備をしていたのは………。

 

 

「エルダーさんですか!?」

 

 

エルダー、ギルド・アインズウールゴウンでモモンガと似たような時期に入ったギルドメンバーだ。我がギルドの切り込み隊長ならぬ突撃隊長で、異業種の多いギルド内でも最も人に近い、ていうかもう人とそんなに変わらない外見のかなり異質な人だった。

 

 

手に持った『古い竜狩りの槍』は神器級で、更に神器級の中でも凄まじい高性能を持ち、オマケに竜に対して高い補正を持つという物だ。

 

そして肝心の戦闘力はかなり高く、ワールドチャンピオンのたっち・みーさんとも互角の闘いを繰り広げるというナザリックどころかユグドラシル最高の戦闘力を持っていた。特にスピードがヤバい。たっち・みーさんが常に翻弄されていたよ。

更にあんまり種類は豊富じゃないけど魔法みたいなのも使えるらしく、確か属性は闇と雷だったはず。

 

 

何でもその強さはコラボで得た種族や職業、装備や世界級のレアアイテム+経験と技術って言ってたっけ。

 

 

………なんかもうチートクサい。

 

 

「えーと……ログインが遅れてしまって申し訳ない。」

 

「いえいえ、良いですよ来て頂けただけでも!」

 

「本当に申し訳ない、仕事が忙しくて…オマケにアップデートとかも重なって……」

 

「ええ、ですから仕方ないですよ。アップデートとかも忙しかったらできる暇ありませんし。」

 

「ふざけんなって言われても仕方ないですよね。結局俺も全くログインしてませんでしたし………」

 

「あぁ……聞いていたんですか。」

 

「えぇ、スミマセン本当に……」

 

「いえ、良いですよ。結局はこうして来てもらえましたし。」

 

「……はい、本当にすみませんでした。それとありがとうございますモモンガさん、此処を、皆の思い出を護っててくれて。」

 

「いえいえ、別に良いですよ。」

 

 

 

 

「あ、他にも誰か来たんですか?」

 

「ええ、エルダーさんが来る少し前までヘロヘロさんが居ましたよ。」

 

「ああ、入れ違いになっちゃったのか。残念。」

 

 

エルダーがガクッと項垂れ、悲しみのアイコンを出す。

 

 

「それにしても……本当に終わっちゃうんですねモモンガさん。」

 

「はい………本当に残念ですよ。」

 

 

そう言って少しだけ昔を思い出す。

思えば昔は本当に楽しかった。今は殆どいないギルメンは全員揃ってて毎日馬鹿みたいに騒いでた。

 

 

「あれも皆で協力して必死に作ったんですよね。」

 

 

とモモンガさんの目線の先を辿るとそこにはギルド武器『スタッフ・アインズ・ウール・ゴウン』があった。

 

 

あれは皆で必死に素材を探しまくったんだっけ……とつい感傷に浸ってしまう。

 

 

「モモンガさん、最後くらい持ってみたらどうです?」

 

「………そうですね。最後ですし、皆も許してくれますよね。」

 

 

そう言ってモモンガさんが杖を掴むと、杖から苦悶に満ちた表情の怨霊のようなものが出て消えていった。

 

 

「「作り込み拘りすぎ。」」

 

 

声が重なりつい吹き出すように笑ってしまう。

 

 

「それでは、我らの玉座へ行こうか、モモンガ殿。」

 

「うむ、そうだな古き竜狩りよ。」

 

 

………自分から言って何だけど恥ずかしいなこの台詞。

 

 

 

 

「えっと、このNPCは………………アルベドでしたっけ?」

 

 

こいつは……忘れてたんかい。

 

 

「はい、タブラさんが作ったNPCだったと思いますけど……モモンガさん忘れてましたね?」

 

「ぐっ!?一年も居なかったエルダーさんに言われるなんて……!!」

 

 

まったくだよ。

今までいなかった俺でも覚えている事をこいつは……と思いつつ睨むと、わざとらしい咳をして誤魔化す。

 

 

「え、えーと、どんな設定だったかな。」

 

 

そう言ってモモンガさんがアルベドの設定を見始める。誤魔化したつもりか?

 

 

「って長!?」

 

「あー、タブラさん設定魔だから…」

 

 

タブラさんが作った設定はとにかく長いからな。モモンガさんが驚くのも無理はないよな。

 

 

そして飛ばし飛ばしに設定を読んでいたモモンガさんの手が最後の方にきた瞬間ピタリと止まる。

 

 

そこに書かれてる設定は確か……

 

 

「ちなみにビッチであるって……」

 

 

昔、俺がそんなちなみに設定いらない。と言ったらギャップ萌えが最高なんだよって言ってたっけ。

 

 

……個人的にはそんなギャップ嫌だ。

だけど折角タブラさんが作った設定を消すのはちょっと可哀想だよな。

 

 

「さすがにこれはちょっと……」

 

 

モモンガは 設定を 消した!

 

 

「あ、コイツ消しやがった信じらんねぇ。」

 

「し、仕方ないじゃないですか!」

 

 

まあ、何が仕方ないのかは俺も理解は出来るけどさ、タブラさんが可哀想だよ。

 

 

「それで、余った欄には何て書くんですか?」

 

「どうしましょうか……」

 

 

ぼーっと考えてるモモンガの腕を持って、

 

 

「『モモンガを愛している』ポチポチっと」

 

「あ"あ"あ"あ"あ"!?何勝手に人の手使ってとんでもない事書いてくれちゃってんですか!?って言うかコンソール不可視にしてるのに何で視えるんですか!?」

 

「まあまあ、こんな美人に愛されるなんて良いじゃないですか。」

 

「……………」

 

「あ、俺の名前に書き換えたりとかは止めて下さいね?」

 

「や、やりませんよ!」

 

 

やろうとしてたな………。

 

 

「潔く諦めろ、設定消したあなたが悪い。第一俺のヒロイン的存在は既に居るのでいいです。」

 

「え………あー、そういえば作ってましたね。確か『緑衣の巡礼』でしたっけ?」

 

「はい。メチャクチャ可愛くて美人です。」

 

 

緑衣の巡礼とは、ソウルシリーズでお馴染みの火防女(ひもりめ)と言われる存在で本名はシャナロットと言って、ダークソウル2において主人公のレベ上げや助言(迷)をしてくれるキャラである。

 

 

個人的には最もヒロインにしたいキャラである。原作ゲームでも、もうちょっと可愛くしたり美人にしたり、没案を復活させて主人公との絡みを深くしてみたりすればもう少し人気が出たのでは?と思わなくもない。

 

 

まあ、それらの無念はきっちりユグドラシルでお返しさせて頂きましたけどね。

『アインズ・ウール・ゴウン』のメンバーに頼み込み、外見を多少改善させていただいた結果素晴らしいヒロインキャラにフォームチェンジを遂げました。まあネットのイラスト投稿サイトによく投稿されているイラストみたいに可愛くなったと思っていただければ良いと思う。

ああ、彼女を作るために一体どれ程のリアルマネーを課金したことか。

 

 

「あ、そろそろ時間ですよ」

 

 

モモンガさんに言われて時刻表示を見てみると既に『11:59:40』と表示されていた。

 

 

「あと20秒ちょっとか……」

 

「はい、もう終わりですね」

 

 

ふと目を閉じると今までの思い出が鮮明に浮かび上がってくる。初めてこのゲームをプレイした時。ダクソと期間限定コラボしたのに仕事のせいで全くできず、オーンスタインの装備を泣く泣く諦めた時。しかしダクソ2とのコラボの際、古い竜狩りが出ると聞いて狂喜乱舞した時。そして見事、古い竜狩りの装備をゲット出来た時。そして『ユグドラシル』各地をロールプレイの一環として放浪した時。そしてその際、アインズ・ウール・ゴウンに出会い、彼等のギルドに入団し、盛大に歓迎してもらった時。ワールドチャンピオンのたっち・みーさんとガチンコでPvPした時(汗)。NPC制作時にペロロンチーノさんやぶくぶく茶釜さんと熱く語り合った時。そこらのギルドを皆で叩き潰した時。

 

 

────ああ、まったく、これじゃあ走馬灯みたいじゃないか────

 

 

カウントダウンはもう10秒をとっくに過ぎている。

 

 

せめて最後はかっこつけて別れるとしよう。

 

 

「それではな死の支配者よ、またいつか会おう。」

 

 

俺のクサイ台詞に一瞬驚いたのか、モモンガさんがポカンとフリーズするも、直ぐにコホンッと咳を入れ、

 

 

「うむ、お前も達者でな、古い竜狩りよ。」

 

 

そしてカウントは『57』『58』『59』と進み、60秒を刻んだ瞬間には視界が暗転して現実に戻…………らない。あれ?

 

 

 

 

『00:00:01』『00:00:02』『00:00:03』

 

 

 

 

「あれ、ログアウトしない……?」

 

「どういうことですかね、サーバーに何か問題でも有ったんでしょうか?」

 

 

おいおい、折角良い雰囲気で終わりそうだったのに台無しじゃないか。

 

 

「えーと、どうしますかモモンガさん?」

 

「さ、さあ。取り敢えずGMコールを………………………あれ、コンソールが開かない」

 

 

コンソールが開かない?

モモンガさんの言葉にまさかと思いエルダー自身もコンソールを開こうとするが、結果は無反応。「馬鹿な……」思わず口からそう零れてしまった。

 

 

サービス終了時間を過ぎてもゲームが終わらず、コンソールも開かない。これではサーバーに連絡を取れず、状況が分からない。

 

 

機器の故障か?と言う事はゲームに閉じ込められた?と、最悪な考えが思い浮かぶ。

 

 

「………」

 

 

ふと気になり、モモンガさんの方を視ると、自然と目が合った。

 

 

本来は表情に変化のないゲーム内であるのに彼の暗い眼孔の中の赤い光からは強い困惑の色が視てとれた。

 

 

「エルダーさん、これは一体………」

 

「さあ、俺にも何が何だか………ん?」

 

 

あれ、今モモンガさんの口が動いたような……

 

 

「えっと、どうかしました?」

 

「あ、モモンガさん口動いてる」

 

「え"」

 

 

今俺の目の前では口をポカンッと開けた間抜け面のスケルトン・メイジが居る。

 

違和感に一度気付くと後はもう違和感バリバリだった。

 

まず表情だ。表情はユグドラシルではまず動かない。そのため通常は感情を表す為のアイコンが出るのだが、今は何故かやたらリアルに動いている。

 

他にも違和感はある。嗅覚だって金属特有の鉄臭さを感じるし、触覚だって前以上に感触が生々しい。

 

最新のパッチがあたった割にはGMコール等が一切使用不可と、致命的な欠陥がある。

 

それにこの状況が『ユグドラシルⅡ』とかになっているという可能性もまず無い。ユグドラシルの最新版の情報なんて聞いた事も無いし、ファンサービス兼ドッキリにしては唐突過ぎる。

 

他にも…………なんかもうメンドクサイ。

 

 

「「ああ、もう一体どうなってるんだ!」」

 

 

エルダーとモモンガの二人の声が重なる。

 

 

 

 

 

 

 

「ど、どうかなさいましたか!?モモンガ様、エルダー様!!」

 

 

 

 

 

 

そこに唐突に第三者の声が玉座の間に響いた。

 

 

「「ッ!?」」

 

 

二人が凄まじい勢いで声の聞こえてきた方向を視ると、そこに居たのは本来は喋る事などできないNPCのアルベドだった。

その美しい顔には困惑、歓喜、驚愕の感情が視てとれた。

 

「(まったく一体何が起きてるってんだ)」

 

 

先程から起きまくる唐突な異変の数々にエルダーはそう思わざる負えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

NEXT?

 

 




文才のない自分の頭が怨めしい。まだ二話目なのに編集を繰り返すこの始末。
とにかくダクソへの愛を原動力に頑張ります。
目指せ、竜狩り無双!!ランサーの兄貴の様に槍を振るうんだ!!……あれ…?

【2016年1月2日】:本文の時間表記が『01:00:01』となっていたので『00:00:01』に修整しました。

【2016年1月4日】:本作の後々の展開に矛盾、支障をきたす部分を修正しました。

感想批判アドバイスじゃんじゃん下さい。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。