オーバーロード 古い竜狩りの英雄譚(?)   作:Mr.フレッシュ

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遅れて誠に申し訳ない!!

実は、活動報告にも書きましたが、家の玄関前で意識失って転倒して、その最中に何処かに頭をぶつけたらしく、気が付いたら頭から血を流していました。二、三針程縫いました。心配のお声があって嬉しかったです。

感想評価お気に入り登録ありがとうございます!!お蔭で執筆意欲が上がります!ネタが浮かぶかは別として。

あ、あと今回は戦闘シーンへの繋ぎ的な話なので短い上つまらないです!!


『第六話』

「ふぅ、着いたか。」

 

 

あの後、闘技場を一瞬で抜け、各階層を走破して俺はハイデ大火塔の青聖堂に帰ってきた。

結構な距離を結構な速度で走って来ても全くバテる事がない人外なスペックを持つマイボディーに反して、俺のメンタルはかなり疲労を訴えていた。

 

 

敢えてもう一度言おう!『疲れた』と!!

 

 

原因は言わずもかな、勝手に言葉を紡ぐマイマウスに、まるで俺を偉大(いだい)英雄(ひでお)だと思っている階層守護者含めエネミー達のせいだ。

 

 

なんだあの高評価!とてもじゃないが俺は彼等が思っている程御大層な存在ではないのだ。ゲーム内ではまだしも、現実世界(リアル)ではただのヘタレでヘッポコな下っ端の企業戦士(サラリーマン)なのだ。期待されるのは嬉しいが、過度の期待はただのプレッシャー、逆効果だ!

 

 

「(それに、あいつらが忠誠を捧げて期待しているのは俺では無く、『私』だからなぁ……)」

 

俺は別に自惚れているナルシストではないのだ。自身になんの取り柄も無い事は認めてるし、NPC達が忠誠を捧げているのも俺ではなく、古い竜狩りとしての『私』ということくらい分かっている。

 

 

そうさ、所詮俺なんて古い竜狩り『エルダー』の皮を被った一般市民で下っ端の無能なヘタレだよ……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうなさいましたか?古きお方」

 

 

よし、これからもがんばるぜぃ!

シャナロットに声を掛けて貰えたから元気百倍だ!!

我ながらチョロいと思うけど仕方ないよね、緑かぼたんが可愛いんだから!!!!

(↑ここ重要)

 

 

「いや何でもない、少し考え事をな。心配をかけたな」

 

「はい。あまり心配をさせないでください……………貴方様は私の全てなのですから」

 

 

そう言って儚げ且つ大胆に腕を組んで胸を強調するシャナロット……………

 

 

 

 

 

理・性・が・折・れ・そ・う・だ・!

 

 

 

 

 

可愛い過ぎだろオイ!と言うか原作から人格が乖離し過ぎだろ。

あれ、俺なんか変な設定入れたっけ?ついさっきのアルベドさんのモモンガLOVEな様子からするとNPCは事前に入れてた設定がある程度反映されてると言う訳だよな?俺はある程度原作の知識やその他予備知識を入れたりしたが、幾らヒロインにしたいからって別にモモンガさんみたいに“愛している”とかは入れてない筈だ。だからシャナロットの人格は原作程事務的とは言わずともそれに近くなる筈だが、口調は何処か柔らかく感じるし、彼女が俺に向ける視線や態度も、矢鱈と好意的だ。というかクーデレ的な?NPC達には根拠不明な勘違い100%の忠誠心があるが、彼女から感じるのはそれとはまた違った感情だ。

 

 

もしかして恋心だったりして?

 

 

イヤ、待て待て。そう思うのはイケない上にまだ早い。自身に向けられる好意的な感情を恋心と捉えるのはかなりマズイ。世の男性諸君も一度位は経験した事が有るのではないだろうか?自分に向けられた好意的な感情を恋心と勘違いしてしまい、

 

 

『お前、俺の事好きなの?(勇気100%)』

 

 

『ハァ!?何言ってるの、そんな訳ないじゃん!』

 

 

といったトラウマ&黒歴史を一瞬で建造する忌まわしき出来事が…!!

 

 

オマケに『自意識過剰』とか『タイプじゃない』とかまで言われると一生モノである。立ち直れるようになるまでかなりの期間を要するだろう。

 

 

ちなみに俺は【ローディング中】や【ローディング中】する事で立ち直りました。

 

 

※↑伏せ字

 

 

「(だからこそ、ここで手を出してはならぬ!)」

 

 

最初からベタベタ引っ付いてくるとは言え

それが恋心かは怪しい。もしかするとただの親愛の情だったりするからな。嫁にしたいのは本当だが、嫌がる相手を無理矢理っていうのは好きじゃないんだ!

 

 

※要は彼はヘタレである。

 

 

 

 

一方その頃、エルダーに続きモモンガも足早に去った闘技場では守護者達がナザリックに残った二人の主の事について熱弁していた。

 

 

「あの濃厚な死の波動を喰らって濡れんせん方が可笑しいわー!!」

 

「黙りなさいこのビッチ!!」

 

「なんだとこの大口ゴリラ!」

 

「ヤツメウナギが!」

 

 

『・・・・・・・・・・。』

 

 

「筋肉淫魔」

 

「永遠のゼロ」

 

 

『・・・・・・・』

 

 

「あ゛?」

 

「あ゛あ゛ん?」

 

「エルダー様もモモンガ様も凄かったね!お姉ちゃん。」

 

「本当!あたし押し潰されてミンチになるかと思った。」

 

「あれ程のオーラをお持ちとは……流石は至高の御方々だ。」

 

「ウム、モモンガ様ハ身ノ毛モヨダツ死ノオーラ。エルダー様ハ圧倒的ナマデノ闘気。ドチラノ御方モ覇ヲ唱エルニ相応シイダロウ。」

 

 

一部、熱弁と言うよりは見苦しいまでの激しい罵り合いが有ったが…………まあ、気にしないでほしい。

それよりも、守護者達は各々に至高の御方であるモモンガとエルダーへの思いを募らせていた。それぞれが愛、憧れ、尊敬、忠誠を。その思いには嘘も偽りも無く、在るのは彼等が永劫に忠義に励むという真実だけであった。

 

 

「さて、アルベドとシャルティア。そろそろ落ち着いてくれないかい?特に守護者統轄のアルベドには改めて指示を出してほしいからね。」

 

 

見苦しい言い争いを続ける二人にデミウルゴスが声を掛けた。

 

 

「この色情魔が!」

 

「お前に言われたかないわー!!」

 

 

『・・・・・・・・・』

 

 

「あー、アルベド?シャルティア?」

 

死体愛好家(ネクロフィリア)同性愛者(クソレズビッチ)が!!」

 

●●●(ピー)■■■■■(ピー)◯◯(ピー)が!!」

 

「あ゛あ゛ん゛!?んだとこの【ローディング中】で【ローディング中】の【ローディング中】が!!!!」

 

「ダマリャガレコノボドボドガァー!オンドリャダミャッテギイテニェバシュギガッテインヤガッテ!!!!」

 

 

 

「……………………」

 

 

フラァ…………

 

 

「キ、気ヲシッカリ持テデミウルゴス!!」

 

 

 

 

「モモンガさん」

 

「どうしました?エルダーさん」

 

「NPCと模擬戦やって良いですか?」

 

「ウヘェアッ!?」

 

 

俺がシャナロットとイチャコラしてから数時間が経ち、今俺はモモンガさんに模擬戦の許可を貰いに来た。

 

なんか何処かで赤いスーツをビシッと着込んだ悪魔が人生二度目(一度目は討伐隊襲撃時)の敗北を味わっている気がするが、多分気のせいだ。

 

そして、なにやらまたしても時間が吹っ飛んだ気がするが、多分気のせいだ。未来予知に時をぶっ飛ばす能力を持った深紅の王なんぞ俺は知らん。

 

 

何故急に模擬戦をするのかと言うと、俺の肉体の人外スペックはどれ程のものかと言う確認の為と、最近やっていなかったので、勘を取り戻すという為だ。特に魔法をバカスカ撃てば良いモモンガさんとは違って、俺は槍と自慢の速度での近接戦闘をするスタイルなのだ。 槍を扱う技術的な腕が落ちてないか確認する必要もある。

 

 

「まぁ、別に良いですけど………勿論殺しちゃ駄目ですよ?」

 

「殺すわけないでしょ!」

 

「…………………」

 

「み、身代わりアイテムを渡しときますよ……」

 

「………絶対ですよ?」

 

「分かりましたよ……」

 

 

ま、間違って殺してしまうと色々と大変だしな。モモンガさんの気持ちもよく分かるよ。

ちなみに、身代わりアイテムというのは、ダクソ2コラボ時に入手した『命の加護の指輪』だ。効果は指輪がぶっ壊れる代わりに死んでも亡者にならず、ソウルもロストせず、ぶっ壊れても修理すればまた使えるというお得アイテムである。ただ、石化で死ぬと指輪はぶっ壊れるにも関わらず亡者化してソウルもロストするという謎な欠点が有ったりする。まあ、『魂の加護の指輪』というその欠点を完全に補完した上位アイテムが在るが。

 

 

…………一応言うと、死ぬと指輪が身代わりなってぶっ壊れるので蘇生アイテムではないのだが、イマイチダクソ知らない人(死んでも亡者復活が分からない人)達からは蘇生アイテムとして認識されていたりする。そのため、命(魂)の加護の指輪を蘇生アイテムと言ってる人達はダクソ知ってる人達に叩かれまくっていたりする。更に、死んだ後にこれを蘇生アイテムだと思って付ける人も居たりした。まあ、しょうもない余談はこれくらいにしておこう。

 

 

あれ、ていうか何で俺じゃなくてNPCの心配してるのモモンガさん?あれか、俺は死なないと思っているのか?信頼の裏返し的な感じか?

 

「ま、ちゃんと死なないようにしてくれるなら良いですよ。

それで、誰と模擬戦するんですか?」

 

 

ふむ、俺的にはまず最初は人型の相手、俺の創ったNPCかシャルティア辺りが良いと思うのだが。

 

 

「俺の創ったNPCかシャルティアですかね。」

 

「まあ、どちらにするかはお任せしますよ。それじゃ、エルダーさんは準備していて下さい。守護者達には私が連絡しておくので、」

 

「ありがとうございます。」

 

 

さて、許可は貰えたし、準備しに一旦青聖堂に戻るとするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NEXT

 

 

 




ふ、ふう。現段階では一番苦労した話だぜ。駄文読んで頂きありがとうございます!次話では念願の戦闘シーンが……自信ないけど。

唐突ですが活動報告でアンケート(?)取りたいと思います。
内容は…………放浪騎士グレンコルさんの素顔と性格に関するものです(なんかもうネタバレが激しい)。まあグレンコルさんは暫く後に出る予定なのですが、こういうのは早めにやっておいた方が良いと思い……古い竜狩りはオリキャラがやってるから良いですが、グレンコル兄貴だけは自分だけのイメージでやってはいけないと思うのでアンケートを取ることにしました。

あと余談ですけど、この作品、初期案は古い竜狩り以外に三つ在ったんですよ

①主人公はダクソ2の呪縛者……。ヒロインもシャナロットではなく、時空を越えてデモンズソウルのアストラエアさんorダクソのアナスタシアさんだったんですよ。ナザリック勢力でもなく、ただアストラエアさんやアナスタシアさん(NPC)と一緒にオバロ世界をナザリックにチョッカイ出しつつ通り魔的に謳歌しようと言う物。

②主人公がダクソ2のヴァンクラ軍(レイムやヴェルスタッド、アーロンも居る)を率いての戦記物。

③主人公がダクソ2の巨人兵団率いて蹂躙するお話。

を考えていたのですが、なんかナザリック勢と異世界勢がとんでもないことになりそうだったのでやめました。まあ、①と②はまだしも、③はかなり大変な事になりそうだったので……結果として今の作品に落ち着きましたが。

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