ペースも若干遅い感じです。
趣味で書く感じなので設定が崩壊するかもしれません。
後半になっていくと少々話が重くなっていくかもしれません。
そのうえで、少し見ていって下されば幸いです。
かつて昔、人は神を創造した。想像した。そこから信仰が始まった。
人は、神達を創造した時、悪の神も創造した。
そこから、天使や悪魔も創造した。
人間が考えたものは、強く根付いていった。
本当の世界が誕生した。
そして、その世界を人に知られずにまとめる、管理する、中立を、平和を願う一族が誕生した。
それが、約1000年前の話。
「うーん…」
暇だ。
久しぶりの暇だ。
退屈とか、やることが無いとか、そういうことじゃなくて、少し自由にできる時間を手に入れたということだ。
さて、どうしよう。
久しぶりにPCゲームをプレイしようか。それとも録画がたまり続けているアニメでも見ようか。
選択肢はまだたくさんある。考えてるこの時間もまた、楽しいと感じる。
それほどにも社畜みたいだったのかー、と黒崎祐樹
現在17歳の祐樹は、仕事のために高校へと進学はしていなかった。
今は従姉弟である一つ上の夕山宙
が、祐樹が家にいないことのほうが多いので、実質宙は一人で暮らしていることになる。
女ひとりで大丈夫なのか?という周りからの声で、祐樹は家に帰る回数を少々無理やり増やしたのだが、それでも週に一回くらいだった。
それでは、残りの六日はどうしているのかというとたいてい神界で、徹夜で神のご機嫌取りに行っていた。
祐樹の仕事は、すごく地味で、ちょっとずつな感じだが、神界、人間界、魔界の3つの世界の中立のために働く、世界の審判だった。
さて、冒頭に戻って進めると、祐樹は仕事を早めに終えることができ、帰宅してきた時だった。
ここ一か月魔界へ行ってないので、この少しの休みの間に行ってみようか…なんて考えたりもしたが、休みたかったのでこれは却下された。
この少しの休みの間、一つだけ注意する点があったのだが…
ガチャッという玄関のドアの音とともに、祐樹は自分の失敗に気づき、休み時間が終わったことを悟ったのだった。
夕山宙は祐樹と違い普通の女子高校生だが、学校内で割と人気のある人物だ。
顔も整っており、優しい性格から人望もあった。
「あ、祐樹帰ってたの?だったらお茶入れて」
しかし、祐樹はそれがよくできた外面であることと、その外面をきれいにする上でのストレスを知っているため、宙に何かと使われているのであった。
「学校の調子はどう?」
「学校行ってないあんたには関係ない」
「…」
「なんで私が実行委員長なのよ!」
早えなおい
まあ、こういうときって誰かに聞いてほしいものだからな…
ていうかさっき俺を突き放した意味なくなかった?
などと考えている間に、宙の愚痴は進む。
「毎回毎回なんで私にやらせるような雰囲気にしてるのあのクソ教師!しかもそのあとのこと全部こっちに丸投げじゃない!ほかの子たちの引いてる顔を見て見ろっつーの!」
今回は口調も悪くなっている。
普段はこういう子じゃないんだけどな…と普段の姿を思い浮かべる。
今日はさっさと寝て明日に備えることにしよう…と、まだ16時ほどなのに明日のことを考え始める。
「お茶!」
「へいへい」
これが最近のこの家の日常だ…と祐樹は思っている。
さて、閑話休題…とはいかないまでも、祐樹の仕事へ戻る。
魔界に来ていた。
休みの間に来なくてよかった…いや結局休めなかったから魔界に来ていろいろしていたほうが結果的に良かったのか?といろいろ考えつつ移動する無論、魔王のところだった。
神界とは違い、あちこちに社のようなものがあるわけではなく、魔王の城と城下町にすべての魔族がいる。
天気も季節の移り変わりもあり、闇に閉ざされているわけでもなく普通に太陽が魔界を照らしている。
ちなみに多くの魔族は夜行性なので、昼間にはほとんど見かけない。
見かけるとしても、人間に近い、太陽に耐性のある人たちしか見かけない。
神界、魔界ともに人間の想像からきているので、祐樹はほぼすべてを人として扱う。
さて、魔王城。
魔王は睡眠の必要がないというので、祐樹は堂々と昼間に来たわけだ。
「祐樹さん!そろそろ来る頃かとお待ちしておりました!」
…ちなみに魔族の権力というか、威厳というか、そんなものが年々薄れて行っている。
そのため、物腰の柔らかい人がほとんどだ。
魔王はほぼ人間といった姿で、本当に人間に角と尻尾が生えただけのような感じだ。
祐樹の魔界での仕事は少ない。
最近---とはいえ月に一回程度になってきているが---では様子見をするだけという感じだ。
すごい平和な魔界って…と何度か思ったが、本当に平和なので仕方ない。
ここ二、三年では魔族の干渉による人間界の自然災害や、人災はない。
むしろ神界の方々が引き起こすほうが多い。
つまり、魔界のほうが意外と安全。
もう魔王と駄弁るしかすることがない。
「そういえばお前結婚するんじゃなかったっけ?」
「いや、そうするとこの城含め城下町も巻き込んでパーティーなので、財政的に…」
「そこで踏みとどまってんのかよお前」
「いやー割と深刻ですよ?うちの財政。人間界と神界は知りませんが結構ヤバいんですよ。何とかできません?」
「神界にはお金とか存在してないのだが…まあ俺の資金内で支援するくらいなら」
「ありがとうございます!いやー大臣たちが金をほとんど遊びに使い果たしやがってですね、全員クビにしたばっかりなんですよ」
この世界平和だけど危なっかしかった。
「そんな理由でここの財政圧迫されてたのか。ちなみに物価はどうなってるの?」
「そちらのほうは以前と変わりありません。」
この世界の文化レベルは人間界とほぼ一緒で、魔界では電力の代わりに魔力を使っている以外に対して変わりはなかった。
そのため、物価はほぼ人間界と一緒。
「なら余裕で20億くらいなら貸す」
「貸しですか!なんか結婚祝いとかにしてくれませんか!」
「無理」
通貨は人間界と一緒になっている、というかした。祖父の代で「めんどくさいから同じにしよう」と魔界全体の記憶操作をして無理やりした。
おじいちゃんTSUEEE。
「じゃ貸しということでこの紙にサインしたら振り込んどく」
「へーい…」
…文化レベルが一緒なので銀行もATMもある。イメージ崩壊だなこりゃ…と人間からの魔界のイメージを祐樹は気にした。
割と少ないです。いろいろな感想、アドバイスお願いします。