魔法少女リリカルなのはジャンパー   作:ファイター

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さてはて。そろそろヒロインズを出さないといけないかなぁ
え、リイン?
ヒロインだよねえw





AMF弾頭とリインの楽しみ+α

 

 

天気は晴天。気温は程好い温かさ。風速は微速。飛行に問題は無い。体調は良好。魔力も満タン。マイクとイヤホンが一体型の通信機も良好。

 

 

 

「セットアップ」

「畏まりました」

「「ユニゾン・イン」」

 

 

 

騎士服を纏う。黒が主体ではあるが、鎧は全て光り輝く銀で出来ている。ただ、その鎧を覆う様に、手足を制御ベルトが巻き付いている。腰には鞘に入ったアカレラが。そして夜天の書Ⅰが浮いていた。半径五十メートルはあるドームの中心に、悠也は立っていた。ドームの端には様々な機材が置かれ、僅か五人の研究員が白衣を着て機材を弄っていた。

 

 

 

 

この実験は、あのファイルにあった『AMF弾頭による魔導師の一時的無効化』のものだ。

そもそも『AMF』とは、AAAクラスの防御魔法あるいは結界魔法だ。その術式を小さな弾頭に組み込み、それを魔導師に撃ち込む。

 

 

 

「神崎一尉、準備が出来ましたら試射してみてください」

「了解」

 

 

 

もしもシールドに銃弾が命中したとしても、AMF術式が発生してシールドを中和してしまう。そしてそのまま魔導師に命中。つまり、一度でも真面に受けてしまえば必ず魔導師は無効化されるのだ。まぁ、これは相手が超高速型では無かった時の話だ。フェイトになら躱されてしまう可能性がある。

 

 

 

だが、これは充分に通用する手札になる。初見で戦う相手は、まず銃口を向けられただけで回避行動をとるかシールドを張るだろう。回避行動に移られたとしても音速を超える銃弾を躱すのは至難の技だし、それを抜きにしても俺にはジャンプがある。まぁ、撃つ側の人間が本気の回避行動をとる人間に銃弾を当てるのも至難の技なのだが。

 

 

 

だけど、まぁ、なんだ。その、俺は実銃を撃ったことはあるし、動いているモノに命中させたこともある。その時は、数うちゃ当たるという感じでかなりばら撒いていたけど、AMF弾頭は非常に高価だ。ふざけるなと言いたいくらいに高い。そりゃ、伝説の三提督の直轄の実験だけど、何とも言えない感じになってしまう。

 

 

 

『ロード、そろそろ試射してみましょう』

『何か楽しんでない?』

 

 

 

弾みのある声に、少し戸惑ってしまう。

 

 

 

 

『その、銃型デバイスというのは初めてなので少し楽しみなのです』

「ご主人様は私を捨てるつもりですか!?」

「なんでそうなるんだよ……」

 

 

 

研究員に渡されたバカにデカい単発式の銃型デバイスを構える。銃弾は普通の物が入ってある。三十メートル先の動かない的に照準を合わせて、引き金を引いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武装を解いて、未だに痺れが残る右手を摩りながら俺はデバイスを返却してスポーツドリンクで喉を潤した。隣でリインも同じように水を飲んでいる。ユニゾンして実際に動いていたのは俺だけなのだが、同じようにリインも疲れるのだろうか。

 

 

 

 

「お疲れ様でした神崎一尉。今日はもう帰ってくださって構いません」

「そうですか、わかりました」

「あ、これは今回の実験データを読み易くしたものです。目を通しておいてください」

 

 

 

魔力運用データ・銃型デバイス・運動データ・照準に関するデータが書かれた何枚もの書類を受け取り実験施設を後にした。

 

 

 

「お腹がすきました」

「そうだなぁ……どっか適当に入るか?」

「でしたら、これがいいです」

 

 

 

肩から下げていた――はやてから貰った小さな――カバンから一枚のチラシを取り出した。チラシの内容はどこにでもあるような飲食店のものだったけど、とにかくカラフルでデカデカと『超特大パフェ』と書かれていた。それが赤いペンで三重にも四重にも囲まれている。

 

 

 

「……これは?」

「主はやてとヴィータが食べてみろ、と」

「……そうか」

「はい」

 

 

 

甘いものは疲労回復にいいと聞くが、さすがにこの超特大パフェはない。いや、リインが食べたいと言うのなら別にいいのだが。適当にタクシーを拾って他愛ない会話をすること十分。チラシに書かれていた住所に送ってもらい店の目の前にまで来たのだが、帰りたい。無茶苦茶帰りたい。

 

 

 

「どうしてのですかロード?早く入りましょう」

「……」

『諦めてください』

 

 

 

リインに手を引っ張られて店に入る。チラシを見た時から薄々、気づいていたんだけど、うん。こういう手の店は、俗に言う女子会とかが開催される店だ。まぁ、もうちょい簡単に言うと、そう。スイーツパラダイスだ。

 

 

 

「いらっしゃいませ。何名様でしょうか?」

「二人」

「おタバコはお吸いになられますか?」

「はい」

「二名様ご案内でーす!」

 

 

 

店員に案内されて座ったのは店の壁際と言ってもいいテーブルだが、近くには大きく開け放たれている窓はあり、そこからは風が店内に入ってきていた。平日のこの時間帯には働いている人が多いのか、店には店員が数名と数人の女性客が入っているだけだった。これなら注目されることは無い、と思っていたのだが何故かチラチラと見られている。

 

 

 

「ロード」

「ん?」

「注文してもいいですか?」

「いいよ」

 

 

 

メニューを睨んでいたリインは、手軽なサンドウィッチとオレンジジュース。そしてあの超特大パフェを頼んだ。俺はオムライスとコーヒーを頼んだ。白い箱から煙草を一本抜き取り、口に咥える。ジッポで火を点けて、楽しむ。

 

 

 

運んできたコーヒーを飲みながら、コップを両手で持ってストローでオレンジジュースを飲むリインの姿は可愛らしい。一緒に住み始めてから感じるものかもしれないが、それでもリインは可愛い。それに、将来は絶対に綺麗になると決まっているから、この可愛いリインはこの短い期間だけ。

 

 

 

自分でも何を考えているのか解らないけど、親バカなのかなぁ?と考えてしまう。これでは他人のことを言えなくなってしまう。高町夫妻にリンディさんがその筆頭だ。

 

 

 

「お待たせいたしました。オムライスとサンドウィッチになります。パフェの方はもう暫くお待ちください」

「はい」

「あ、コーヒーお代り」

「畏まりました」

 

 

 

十分も経たない内にオムライスを食べた俺は、渡されたファイルを捲っていた。目の前ではリインが全長30cm前後のパフェと戦っている。一番上には生クリームがこれでもかと言うほど乗せられ、その下にはバニラアイス、イチゴジャム、フレーク、チョコアイス、フレーク、生クリーム、白玉団子、バニラアイスの順で、それが超特大パフェの全貌だ。因みに、トッピングはパッキーとクッキーだ。

 

 

 

「……食べれるのか?」

「問題ありません」

 

 

 

パクパクと口に運んでは幸せそうに笑うリインを見て、コーヒーを啜る。見ているだけで口の中が甘くなってしまったようだった。ファイルを捲る。一枚目には、俺の今日の魔力運用の結果が載せられていた。それも、俺自身が認識していない所まで詳しくデータが取られている。

 

 

 

魔力量SS+。これは、あれだ。俺とリインは相性がいいってことだ。魔術運用に関してはSSランク相当。うん、これに関しては素直に嬉しい。俺の魔力量はAAにいけば良い所。だから、それをいかに上手く節約して使うかが求められる。はやてやなのはの様に収束魔法や広域魔法をバカスカ撃たないのにはこれが理由だったり。その後もペラペラとページを捲り、上手くいっている所があればニヤけてしまい、出来ていないところがあればコーヒーを啜る。傍から見れば怪しいかもしれない。幼児と昼間からこんな店に入り、まだ学生であろう外見をしていて、煙草を吸っている。

 

 

 

 

だとしても、これは無いと思うんだ。

 

 

 

「時空管理局だ、少し話を聞いてもいいかな?」

 

 

 

俺のすぐ横に青い制服を着た一人の、オレンジ色の髪をした管理局員に、外には管理局の車、野次馬。そして外に居るもう一人の管理局員に何か話している、さっきまでこの店で食事をしていた女性客。勘弁してほしい。

 

 

 

「俺は時空管理局の神崎一尉だ。何か?」

「は?」

「リイン、帰ろう」

「まだ残っています」

 

 

 

呆けている管理局員に、スプーンを咥えて半分以上減ったパフェを見ているリイン。そして外で慌てているもう一人の管理局員。これの収拾が付くまでに、数時間がかかり、店は一時的に閉店し俺の所属がかの三提督と知った彼の上司が謝罪しにき、へとへとに疲れてベッドに入ったのは既に日を跨いでいた時間だった。




トータル・イクリプスも結構、進んだねぇ。
戦術機かっこよすぎ。94Ⅱ型やばい。XM3なしであれだけの機動が出来るんだったら武ちゃん搭乗機はどうなってしまうのかw

撃震もかっけェ。瑞鶴もかっけェ。たけみーかっけェ。不知火けっけェ
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