正体不明と嫌な記憶〜七日が探偵事務所を結成するまで〜 作:不音七日
さ〜て、今回は姪蘭ちゃん、和翔戦だね〜。
「あ、うん。」
ふふふふふふふふふ.......。
「まさか......。」
サアナンノコトデショ〜?
「ま、まあ本編( ^ω^)_凵 どうぞ」
〜七日side〜
「ふ〜む、ここの幹部はこんな弱いのか?」
「そうですね〜、七日さん。」
「いや....芽亜さんと七日さんが強すぎるだけです。」
「これでも手加減してるんですけどね....。」
「まあ、幹部ごときに本気で行ってもな....。」
「(二人の本気って一体...)」
その時、近くの部屋から爆音が聞こえた。
「「「!?」」」
「なんで爆音?」
「この部屋からね、えっと...第2訓練場?」
「訓練場、か。」
「行きましょ、七日さん。」
「ああ、芽亜、雫、入るぞ。」
「じゃあ、開けますね。」
そういい、雫は訓練場の扉を開けた、そこにいたのは...。
「ふむ...姪蘭..といったか、貴様、なかなかやるではないか、だが所詮はその程度、不意打ちで倒すまでもなかったな。」
「な.....姪...蘭?」
「お...に...いさ...ま?」
「お兄様!?」
「紅さん!?」
「....良かった、気絶してるだけ...。」
「貴様達は....こやつらの仲間か?」
「ああ。」
「くっく...貴様達の仲間は随分弱いな、まるで機械を相手にしてるようだったぞ。」
「てめえ.....!」
七日の周りに紅いオーラが集まっていく。それに気づかず和翔は話し続ける。
「貴様達ごときが我にかなうわけがなかろう、それにしても姪蘭とか言う奴は弱かったな、貴様達、そんなやつを仲間にしているのか?」
〜数分前 部屋に入る前の通路〜
「ねえ、七日君、1つ頼みごとがあるの。」
「....何だ?」
「もし、ここから出られたら私と――――――――」
〜現在〜
「....七日君..。」
「お前は....絶対に許さねえ!!」
刹那、七日の周囲にあった紅いオーラが一気に晴れた。
「!?」
そして、その晴れたオーラは目の方に収束し、オッドアイの目のが深紅の瞳に変わった。
「これが俺の本気だ。」
「なんなのだ....その眼は....。」
「おにい..さま?」
「七日..君?」
「あの瞳の色...!」
「(あの瞳は...吸血鬼の...!)」
「ラストスペル....。」
「我が負けるわけがない!第3剣【天斬】」
「創生【神の大鎌】」
七日がスペルを使うと、七日の手には紅く輝く大鎌が握られていた。
「なるほど、それがこいつらを倒した剣技か。だが....。」
七日は鎌を1振りする、直後、和翔の構えていた刀が綺麗に半分に斬られた。
「所詮はその程度、俺の本気にはかなわない。」
「なっ....き、貴様はなんだというのだ...人間ではない...のか?」
「おっと、名乗ってなかったな、留宮七日、留宮家..もとい不音家現当主にして吸血鬼の血引くものだ。」
「不音.....なるほど、どうりで勝てんわけだ。いいだろう、好きにするがいい。」
「....いいんだな?なら、死ねッ!」
その瞬間、ただ一人を除いて予想してなかった事態が起きた。
「.......な....め..あ?」
「ダメだよ、なの.....か..君..。」
「....貴様...何を...。」
正気を取り戻した七日が見た光景は予想を遥かに超えていた、それは【芽亜が和翔を庇って鎌の攻撃をくらった】のだ。
「なんで...芽亜...なぜなんだ...。」
「だめだよ、殺しちゃ...それじゃあ..七日君じゃなくなっちゃう....。」
「だが...傷が...。」
「.....あはは...まとも...に..くらっちゃった..か..らね。」
「今すぐ治療を....!」
「貴様、もう手遅れだ、こやつもう心臓にまでダメージが行っている。」
「そん....な...芽亜...俺のせいで...。」
「違う...よ...七日...く...ん...私...が...したい..と思ってるから...しただけ...だよ...君は...わる..く..ない..よ。」
「俺のせいだ...俺のせいだ....。」
「約束...守れなくて...ごめ..ん..ね。」
「約束は別にかまわない!君が...芽亜が生きててくれさえすれば!」
「無理...だよ....。もう...なんか...疲れちゃった...。」
「芽亜生きろよ!俺と結婚するんだろ!?それはどうするんだよ!」
「....あり...が...と...う...わ...あ...れ...。」
その言葉を最後に芽亜の瞳は閉じた。
「芽亜?おい....芽亜!?」
「もう、死んでいる、我はここを去らせてもらうとどまる意味もない。」
「芽亜....俺の...せいで...俺の....。」
「七日さん?」
そういい、七日に手を掛けようとした雫の手を姪蘭が止めた。
「ダメだよ、雫さん、あのお兄様には言葉は届かない。だから、してあげれることは1つだけ。」
「何するの?」
「芽亜さんに関係する記憶を封印するの、そうすれば罪悪感は自然と消える、思い出さない限りは...ね。」
「....そっか、助ける方法はそれしかないもんね。」
「ついでに、芽亜さんの死体を封印しておかないと、じゃないと...いつ思い出すか.....。」
姪蘭は指を鳴らすそうすると、七日の声は止まり、芽亜の死体は消えて姪蘭の手にスペルカードと同じくらいの大きさのカードがあった。
「.....あれ?俺は一体....紅、なんで倒れて...?って姪蘭!?大丈夫かその傷!」
「あ...うん...。」
「(本当に忘れてしまってるんですね...七日さん。)」
「雫、姪蘭を頼む俺は紅を背負って行くから。」
「あ、はい。」
そして、七日達が外に出ると、そこは意外な場所だった。
「どうりで他の音が聞こえなかったわけだ。」
そこは海のど真ん中だった。
「....これ、どうします?」
「ん?ああ、多分美雨と潤が....。」
その言葉と同時に遠くからこんな声が聞こえてきた。
「七日様〜、お助けにきましたよ〜。」
「ほら、やっぱり。」
「あれって家の....。」
「あ、はいすみません勝手にお借りしてしまって。」
「あれ?でも潤さんヘリの免許....。」
「持ってますよ?乗り物系統なら全部持ってますよ?」
「...そうですか。」
「じゃあ、行きましょうか。」
そうして、潤の操縦するヘリ乗って白縫邸に戻っていった。
〜白縫邸〜
「んで?七日、お願いってなんだ?」
「ああ、あそこにマンションあるだろ?」
「あるな。」
「あそこのマンションの2階買い取ってくんない?」
「は?なんで?」
「ん?いや〜探偵事務所を設立しようかと。」
「はぁ....なんで急に。」
「なんか、心の中でもう誰も死なせたり困らせたりしたくないって思ってな、それで助けるにはどうすればいいかって考えたらさ、姪蘭が『だったらお兄様の頭脳を生かして探偵にでもなってみては?』なんて言われてな。」
「なるほど、お前たしかに頭いいしな、でもなるなら高校入ってからじゃないと認められないぞ。」
「わかってるだけど事前準備ってもんがあるだろ。」
「ま、そうだな。いいぜ、任せとけ。」
「よしっ!じゃあそうと決めれば俺は資料揃えてくる!」
「おうっ!」
「お兄様、よいのですか?」
「ああ、あいつの決めたことだ、芽亜のためにも...な。」
「そっか。じゃあ頑張ってね〜。」
「さて、やりますか!」
「これが、俺の選んだ道だ、絶対に死人や困ってる人を減らしてやる!」
七日はそう叫んだ。
〜end【決意】〜
ふぅ....ようやく終わった〜...。
「でも7話しか続けてないじゃん。」
過去編ってそんなものじゃね?
「まあいいが....。」
では、本編の方もお願いします!
「(*^-^*)ノ~~マタネー」