ポケットモンスターXY 神に魅入られた悪使い 作:ヤマタノオロチ
感想と評価をお待ちしております。
今日も元気にシャラシティに向けて旅をしていたカイト達一行。その途中、迫力満点の大渓谷・カロスキャニオンへ訪れていた。
「わぁ~凄ぇな!」
「ピカチュ~!!」
「此処が有名なカロスキャニオンよ!」
「大した所だ」
「ガウ~!」
「本当ですね。とても雄大だわ」
「コ~ン!」
「なにしろ自然が何万年もかかって作り上げた景色ですから」
「どうデデンネ。凄いでしょう?」
「デデネ~!」
カロスキャニオンの景色を見た全員がその凄さを感じた後、折角と言う事もあってその場で休憩を取る事となった。そして折角だからと言う事で各自モンスターボールからポケモン達を出す。
するとポケモン達(ピカチュウ、グラエナ、キュウコン、デデンネ、ケロマツ、ノクタスを除く)は初めて見るゴロンダとルチャブルに驚いたり、少し警戒したりする。それを見てカイトとサトシがすぐさま説明した。
「そう言えばまだ自己紹介していなかったな。コイツはゴロンダと言って、一緒に旅をする新たな仲間だ」
「こっちはルチャブルだ。皆、宜しく頼むな」
「ゴーロンダ!!」
「ルチャ!!」
説明を聞いたポケモン達はすぐさま挨拶をし、ゴロンダ達もマッスルポーズをとりながら挨拶した。この様子ならすぐに仲良くなれそうだと思った時、突如俺達の上空を何かが通り過ぎた。全員が顔を上げるとそこには特殊なスーツを着て空を自由に飛んでいるトレーナーがいた。
「アレは・・・?」
「え~と・・・カロスキャニオンではスカイトレーナーが有名って書いてあるけど、アレがそうなんじゃないの?」
「スカイトレーナー・・・確かにその名にピッタリなトレーナーね」
「コ~ン」
セレナの説明を聞きながら見ていると別方向からもう1人スカイトレーナーが現れて、互いに飛行タイプのポケモンを出してポケモンバトルが始まった。一方はエアームドで、もう一方は初めて見るポケモンであった。見た目と繰り出す技から飛行・炎タイプかな?と思っている間にもバトルは進み、そのポケモンが放った『大文字』を食らってエアームドは戦闘不能となった。
「バトルは短かったが、なかなか面白いものだったな」
「ガウ!」
「あぁ、俺もやってみたいぜ!」
「ピカチュー!」
「君達は此処に来るのは初めてかい?」
突然知らない人に話し掛けられて全員警戒するが、その男性が気の良さそうな感じだったので話をしてみる。すると彼はスカイトレーナーを指導するコーチで、先程の空中バトル・スカイバトルをしてみたいと言うと渓谷にある施設に案内してくれた。そしてカイト・サトシ・シノン・セレナ・シトロンの5人が特殊スーツ『ウイングスーツ』を着て体験する事となった。ユリーカは残念ながらサイズが合うスーツが無い為、体験する事ができなかった。その為不機嫌になる彼女にカイト達はポケモン達を出してご機嫌取りをするのであった。
「いいですか?あのカロスキャニオンでは、渓谷を吹き渡る風が上昇気流となって吹き上げて来ます。それを再現したのがこちらの装置になります。これは下から空気が吹き上げて来ますので、それに上手く乗って飛んでみて下さい」
「「「「「はい!!」」」」」
説明を聞いた後カイト達は装置の中に入り、コーチのお手本を見ながら体験してみる。すると運動神経が良いカイトとサトシは少し練習した後すぐに飛べるようになり、シノンとセレナも同様に飛べるようになった。ただシトロンだけは運動が苦手のせいか上手く飛べなかった。
その後も練習していた時、サトシがある事を提案した。
「あの、ポケモンを出して一緒に練習してもいいですか?スカイバトルはポケモンと一緒に飛べないとダメなんですよね?」
「確かにサトシの言う通りだな。実際にやる時に飛べなかったら話にならないから」
「その通りですね。では皆さん、飛べるポケモンを出してください」
コーチも賛成してくれたのでカイトはプテラ、サトシはヤヤコマとルチャブル、シノンはビビヨンとウォーグルを出して一緒に飛ぶ練習をする。それから暫く練習をして大分慣れてきた時、外から誰かに声を掛けられた。
「ねぇ貴方達、私とスカイバトルしない?」
「えっ?」
「ナミさん?」
話し掛けてきた者は先程スカイバトルをしていた女性だった。彼女はスカイトレーナーで、インストラクターのナミと言う人であった。どうやら先程のバトルでは相手が弱過ぎて物足りないらしく、もっと強い相手を探していた時に俺達を見つけて話し掛けたと言う事だ。
「そこのポケモン達は貴方達の?」
「はい!その通りです」
「どれも良い目をしているね。ねぇ、バトルしてみない?」
「やります!やらせてください!!」
「俺も是非宜しくお願いします」
「私も大丈夫です。たまにはこの子達と一緒にバトルしたいですし」
まさか実際にスカイバトルができるとは思っていなかったカイト達は、このチャンスを逃さないと言わんばかりにバトルを受けようとする。だが隣にいたコーチは少し厳しそうな表情をしていた。
「う~ん・・・君達は運動神経が良くてかなり慣れたから大丈夫だと思うけど、やはりまだ習い始めたばかりだからキツイんじゃ・・・」
「大丈夫!少ししか見てなかったけどさっき気持ち良さそうに飛んでいたじゃない。それに私が付いているしね」
「はい!」
「では最初誰からやる?ジャンケンでもして決めるか?」
「それも良いですけど・・・ちなみにナミさんは誰からか希望ありますか?」
「そうね・・・ならこの子に決めてもらうかしら!」
そう言ってナミはモンスターボールを取り出し、先程バトルをしていた鳥ポケモンを出した。それを見てサトシがすぐに図鑑を開いて調べる。
『ファイアロー。烈火ポケモン。絶えず高温で燃える炎袋を持つ。戦闘など激しく活動すると更に火力が強まる。ヤヤコマの最終進化形』
「へぇ~ヤヤコマの最終進化形か」
「そして炎・飛行タイプか。バトルを見ていた時も感じたが、間近で見るとさらに強いポケモンであるのが分かる。これは楽しめそうだな」
「・・・ヤッコ~。ヤッコヤッコ!」
目の前にいるファイアローが結構強いポケモンだと分かったので、これから行われるバトルが楽しめると内心喜んでいた時にヤヤコマが翼を大きく広げながら鳴き声を上げた。どうやら自分の最終進化形であるファイアローに挑戦したくなったようだ。
だがファイアローはヤヤコマをじっと見た後、顔を横に向けた。
「フィアーフィ~アー」
「あぁ・・・ヤヤコマだと話にならないって言ってるわ」
「えっ?」
「ヤコ!?ヤッコヤコ!!」
ファイアローの言葉にサトシは驚き、カイトとシノンは苦笑する。そしてヤヤコマは怒りの声を上げて抗議するが、ファイアローは気にせずに残りのポケモン達をじっと見つめた後あるポケモンを指名した。
「フィア、フィアフィアー!」
「分かった。ファイアローがそこのプテラとバトルしたいと言っているわ」
「プテラとやるならば俺もだな。バトルはするかプテラ?」
「プラー!!」
「ヤッコ~~~!?」
指名されたプテラは翼を広げて勇ましく鳴き声を上げる。だがそれによりヤヤコマの悲しみの鳴き声が響いた。余程ショックだったのか、サトシの肩の上で顔を下に向けてしょぼくれていた。流石に心が痛むな。
「そう落ち込むなヤヤコマ。なら俺とプテラが勝ったらファイアローとバトルをする。どうですかナミさん?」
「えぇ、別に問題ないわ。ね、ファイアロー?」
「フィアー」
「ありがとうございます。と言う訳でサトシ、シノン。悪いが最初は俺からやらせてもらうぞ」
「分かった。必ず勝てよカイト!」
「私も大丈夫です兄様。でも今回はヤヤコマの為に最初から全力で頼みますね」
「あぁ、分かっている」
こうしてスカイバトルを行う為に一同は外に出て渓谷に向かう。そして着くと同時にナミはファイアローと一緒に空に飛んで準備を整える。
それに続くようにカイトとプテラも空を飛ぶ。その様子を全員が近くの岩場で座って見上げている中、ヤヤコマだけは俯いたままだった。どうやら先程のやり取りにまだショックを感じているようだ。それに気がついたユリーカとシノンが話し掛ける。
「元気出してヤヤコマ。あのファイアローは、ヤヤコマが小さいから見くびっているのよ。そんな事気にしない気にしない」
「そうよ、それにさっき兄様が言ったでしょう?プテラが勝ったらバトルするって、だからその時に思いっきり見返してあげなさい。それに小さくてもできる事は沢山あるのよ」
「・・・ヤコ~・・・ヤッコ!」
2人の言葉を聞いてヤヤコマは先程とは打って変わって決意が籠った表情で前を向く。それを見てシノン達も微笑みながらバトルの方へ視線を移した。そしてコーチの合図と共にバトルが開始された。
「先手必勝よファイアロー!突く!」
「フィア!フィーア!」
「躱して岩なだれ!」
「プラー!!」
素早い動きで『突く』を繰り出すファイアローだが、プテラも同様に素早い動きで躱す。そして『岩なだれ』を大量に放つが、ファイアローは全て躱した。
「あのファイアロー、かなり速いな」
「ピーカ」
「それに空を飛んでいますからなかなか決まりませんよ」
「そうよね」
「これは一瞬でも隙を見せた方が負けるわ」
「ガウ」
「コーン」
シノン達の言ってる事はカイトとナミも分かっていて、どちらも真剣な表情で指示を出した。
「鋼の翼!」
「翼で撃つ!」
互いに翼を大きく広げて突っ込んで激突する。ぶつかった際に周りに衝撃が起きるが、どちらも体勢を崩さず飛び続けた。
「やるわね。だったら次は・・・ブレイブバード!」
「フィアー!」
「こちらはギガインパクトだ!」
「プラァァァァァァァ!!」
指示を聞いたファイアローは体を青く光らせて『ブレイブバード』を発動さながら突っ込んで行く。対してプテラも最大の力を込めて『ギガインパクト』で迎え撃った。
ドゴオオオオオオオォォォォォン!!!
「フィアアアアアァァァーー!?」
「プラララーー!!」
この勝負に対して技の威力もあってプテラの勝利で、ファイアローは大きくブッ飛ばされて崖に激突する。一方プテラはぶつかった直後に発生した衝撃等を利用して後方へ空高く飛び、間合いを充分に確保した上で次なる攻撃を放とうとしていた。
「竜の息吹!」
「プラー!」
「ファイアロー!躱すのよ!」
「フィア・・・フィアアアアアァァァッ!?」
急いで躱そうとするファイアローだったが、間に合わずに『竜の息吹』を食らってしまう。しかしそれでも倒れず、荒い息を吐きながらも空を飛んだ。だが誰から見てもダメージが大きい事は明らかであった。
「凄い!ギガインパクトを放った後の隙をあんな形で防ぐとは・・・」
「えっ?どう言う事なの?」
「ギガインパクトは威力が高い分、攻撃した後はすぐに動く事ができない技なの。だからその隙をつかれて攻撃されてしまう事が多いのよ。でもあの方法なら隙を出さず、尚且つ次の攻撃に繋げる事ができる」
「へへ、カイトの奴、懐かしいものを見せるぜ」
「ピーカチュ!」
「サトシは知っていたんですか?」
「あぁ、俺も旅の途中でカイトと同様にある人からその技術を教えてもらったんだ。だから俺のポケモンにもできる奴はいるぜ」
「そうなんだ。ねぇサトシ、その話もっと詳しく聞かせてもらってもいい?」
「僕も是非聞きたいです!勿論カイトとシノンからも!」
「私も!」
「ネネネ!」
「あぁ、いいぜ。でも今はこっちのバトルに集中しようぜ」
「そうよ。そろそろ決着がつきそうだしね」
そう言ってシノンが再びバトルの方へ視線を移す。そこではカイトがプテラに再度『竜の息吹』を出すよう指示を出し、ファイアローはプテラから放たれる技を必死に躱していた。だがとうとう命中してダメージを食らう。しかも追加効果で麻痺状態になってしまった。だがナミとファイアローはそんな状況でも戦意を失っていなかった。
「ファイアロー!この技に全てを掛けるよ。大文字!!」
「フィーア!フィアアアアァァーーー!!」
ファイアローが放った『大文字』は、今自分に残っている全ての力を込めたものだった為、通常の『大文字』よりも凄まじい炎であった。それが命中すれば逆転できたであろう。しかし命中すればの話である。
「いくら威力が上がっていようと動きが遅ければ意味がない。プテラ!上昇して躱し、止めの岩なだれだ!」
「プラ!プラー!!」
迫る『大文字』を見てもカイトは慌てずに指示を出し、それを聞いたプテラは空高く飛んで躱し、そのまま『岩なだれ』を放った。
「フィッ!?フィアアアアアァァァーーー!!?」
「ファイアロー!?」
全力を込めて技を放った上に麻痺状態であった事からファイアローはすぐに動く事ができず、大量の『岩なだれ』を受けて地面に落ちた。そして土煙が晴れると、そこには岩に埋もれながら戦闘不能になっているファイアローの姿があった。
「ファイアロー戦闘不能!プテラの勝ち!よって勝者、カイト!!
「よし!ご苦労だったなプテラ。見事だった」
「プラーーー!!」
バトルに勝利してプテラを褒め称えながら降りる。するといち早く駆け寄って来たグラエナが足を擦り擦りしながら嬉しそうな鳴き声を上げ、続けてシノン達が駆け寄って「おめでとう!」と言ってくれた。そしてサトシとユリーカがヤヤコマを連れて前に立った。
「サンキューカイト。これでヤヤコマもバトルする事ができるぜ!」
「うんうん、私も嬉しい。ねぇヤヤコマ!」
「ヤッコー!」
「はは、約束はちゃんと果たさないとダメだからな。それにプテラも久しぶりに本気でバトルできて良かったし。けどバトルするのはちょっと待っててくれ。まずはファイアローを元気にさせないとな」
そう言ってカイト達はファイアローをポケモンセンターへ連れて行って回復させ、再び渓谷へ戻る。そしてファイアローが元気になったのを確認した後、サトシがナミにバトルをお願いした。
「ナミさん、俺とヤヤコマとのバトル・・・是非宜しくお願いします!」
「ヤッコー!」
「勿論受けて立つわ。私達もちゃんと約束を果たs「フィアー!?」・・・えっ!?」
突然ファイアローの悲鳴を響いて全員がその方を見ると、ファイアローが大きな網に捕まってもがき苦しんでいた。
「な、何なの!?」
「な、何なの!?と聞かれたら!」
「黙っているのが常だけどさ!」
「「それでも答えて上げるが世の情け!」」
「「世界の破壊と混乱を防ぐため!」」
「「世界の平和と秩序を守るため!」」
「愛と真実の悪と!」
「力と純情の悪を貫く!」
「クールでエクセレントであり!」
「ラブリーチャーミーな敵役!」
「ムサシ!」
「コジロウ!」
「ミズナ!」
「ロバル!」
「「宇宙と銀河を駆けるロケット団の4人には!」」
「「ホワイトホールとブラックホール、2つの明日が待っているぜ!」」
「にゃーんてニャ!」
「ソォーナンス!」
「イートマ!」
「エアーー!」
網が出されている先にいたのは例の如くロケット団であった。彼らは今回もお決まりの長い台詞を言う。そんな彼らを見てナミが何者なのか訊ねてきたので分かりやすく悪党だと説明する。その間ロケット団は長居は無用と言わんばかりに逃亡しようとする。いつもならこのまま逃亡できたであろうが、今回のカイト達は一味違った。
「私のポケモン返しなさ~い!!」
「兄様、追い掛けましょう!」
「ああ、絶対に逃がすものか!」
「待てロケット団!」
「早く返しなさいよ!」
ナミを先頭にカイト達は次々と空を飛ぶ。それを見てロケット団は驚愕した。
「えぇっ!?アンタ達、いつから飛べるようになったのよ!?」
「あり得ないじゃーん!?」
「卑怯だぞお前ら!」
「ウイングスーツのおかげよ!」
「これで私達は空を飛べるの!」
「ニャ~~空を飛べるなんて羨ましいニャ~」
「いいな~俺も飛びたいな~」
「言ってる場合ですか!?早く逃げないと追い付かれますよ!!?」
ロバルがスピードを上げようと急いで操作するが時既に遅く、カイト達はファイアローを捕まえている網と紐にしがみつき、セレナとシノンがフォッコとウォーグルを出して『火炎放射』と『エアスラッシュ』で気球を破壊した。それによりロケット団は地上に落下した。だが彼らもすぐに体勢を立て直してそれぞれ手持ちポケモンを出した。
「行け~!バケッチャ!」
「行け~!マーイーカ!」
「行くじゃ~ん!シシコ!」
「行きなさい!カメテテ!」
出てきた4体に対してすぐに応戦しようとした時、ヤヤコマとウォーグルが前に出た。そしてサトシとシノンも前に出て「自分達にやらせてほしいと」と頼んだ。ヤヤコマは兎も角、ウォーグルは久しぶりのバトルに燃えているのかな?まぁ2人の実力は確かだし、此処に任せようとカイト達は後ろで観戦する。
「マーイーカ、体当たりだ!」
「シシコ、頭突きじゃーん!」
「マー!」
「シーシ!」
「ヤヤコマ、カマイタチ!」
「ヤッコ!ヤッコ~コココ!」
「ウォーグル、エアスラッシュ!」
「ウォーグ!」
迫るマーイーカとシシコに対してヤヤコマは『カマイタチ』で、ウォーグルは『エアスラッシュ』を繰り出してダメージを与える。さらにその隙にヤヤコマが『鋼の翼』で網を切って、ファイアローを救出した。
「クーッ、悪の波動!」
「こちらは水鉄砲です!」
「躱して突く!」
「こっちも躱して思念の頭突きよ!」
放たれた技を2体は素早い動きで躱し、そのまま『突く』と『思念の頭突き』を食らわせる。それによりバケッチャとカメテテは倒れる。だがロケット団は諦めずに今度は『サイケ光線』と『火炎放射』を放たせる。その先にいたのはファイアローで、彼も素早い動きで技を全て躱す。
「お返しよ!ファイアロー、大文字!」
「フィーア!」
指示を聞いたファイアローは、先程の捕まえられた分の怒りも込めて『大文字』を放つ。それを食らったロケット団は空へ勢いよくブッ飛んだ。
「飛べた!空を飛べたぞ!」
「自分の力で飛んでる訳じゃないのニャ」
「それじゃ意味ないじゃーん」
「ダークボーイ達はあのスーツで自由に飛べのですから・・・」
「あのスーツ欲しい!」
「「「「「やな感じーー!!」」」」」
「ソ~ナンス!」
今回もお決まりの台詞を言いながらロケット団はいつものように空の彼方へ飛んで消えていった。それを見届けた後、全員ファイアローの元に集まって特に怪我がない事を確認してホッとする。
するとファイアローがヤヤコマを見つめて話し掛けた。
「フィア。フィフィアア!フィア!!」
「ヤッコ?ヤッコヤッコ!」
「えっと・・・カイト、何て言っているんだ?」
「うん、さっき助けてくれてありがとう。そして全力のバトルをしよう・・・とさ」
「フフ、どうやらファイアローは貴方のヤヤコマを認めたようね。勿論私もね。だからサトシ君、私からもバトルをお願いできるかしら?」
「はい!宜しくお願いします!」
「ヤッコ!ヤーコ!」
「うんうん、それとシノンちゃんもその後バトルの相手をしてくれないかしら?そのウォーグルもかなり強いみたいだしさ」
「私達も大丈夫です。お願いします!」
「ウォー!」
その後ヤヤコマとウォーグルは約束通りファイアローとバトルをした。しかもその最中にヤヤコマはヒノヤコマに進化した。そして見事勝利を得る事ができた。またウォーグルの方も同様に勝利を得られた。
スカイバトルと言う新たなバトルを体験でき、新たな力も得る事もできたカイト達は、再びシャラシティのシャラジムを目指して旅は続けるのであった。
如何だったでしょうか?最後の方は力尽きた為、少し略させてもらいました(汗)
しかしそろそろ劇場版あたりになるな。そちらも気合入れて書かないとな。次回も楽しみに待っていて下さい!