ポケットモンスターXY 神に魅入られた悪使い   作:ヤマタノオロチ

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皆様、お待たせ致しました。今回はいよいよサマーキャンプの一大イベントであるチームバトルが行われます。頑張ってバトルを書きましたが、やはり技等を考えたりと難しいです。しかしその分、激しいバトルになりました。是非楽しみに読んで下さい。
感想と評価をお待ちしております。



ポケモンサマーキャンプ!白熱のチームバトル!!

プラターヌ博士が主催のポケモンサマーキャンプに参加しているカイト達一行。

今日はいよいよ最終日。殿堂入りを決める最後のプログラムは何であるか全員が待っていた時、プラターヌ博士がやって来てチームバトル大会である事が発表された。

 

 

「チームバトル?」

 

「ピカチュー?」

 

「凄い盛り上がりね」

 

「それだけ有名なバトルと言う事だろうな」

 

「ガーウ」

 

 

周りの参加トレーナー達の反応に少々驚きつつ、カイト達は説明を聞く。

大会はトーナメント形式で、これまで同様に3位までポイントをゲットする事ができる。現在トップであるチーム・ケロマツとチーム・ゼニガメは同点なので、殿堂入りするにはどちらかが優勝しなければならない。それを聞いてカイト達はやる気十分になるが、肝心のチームバトルについて知らない為、プラターヌ博士の説明が終わった後、コテージに戻ってシトロンに訊ねてみた。

 

 

「チームバトルと言うのは、何人かでチームを組んで、いろんなフォーメーションでやるバトルの事なんです。人数は3~7人くらいです」

 

「ほぉ、そんなに多くの人数でやるのか」

 

「そうなるといろいろ考えないといけないわね」

 

「だけどそれも含めて面白いの!」

 

「面白いって・・・エリナはやった事あるのか?」

 

「勿論!皆もそうでしょう?」

 

「あぁ、トレーナーが集まったら大抵やるバトルだしな」

 

「その通りです!!」

 

 

どうやらカロス地方では結構有名なバトルで、ポケモンの性格や能力、技同士を組み合わせて合体技を考える等が魅力であるとの事だ。それを聞いてサトシが立ち上がる。

 

 

「セレナ!シトロン!カイト!シノン!負けらんないぜ!絶対優勝して殿堂入りだ!!」

 

「ピカピカ!!」

 

 

サトシの宣言を聞いてカイト達は頷き、すぐに作戦会議を行う。

そしてタイプや能力、実力等も考えてグラエナ、キュウコン、ピカチュウ、フォッコ、ハリマロンの5体でバトルする事になった。

それから少ししてバトル大会は始まり、カイト達はトーナメントを順調に勝ち進んでいく。そして準決勝にて・・・。

 

 

「決めるぞピカチュウ!エレキボール!!」

 

「ピカ!ピカピカ~チュッピ!!」

 

「フォッコ、エレキボールに合わせて目覚めるパワー!」

 

「フォーッ!!」

 

「ハリマロン、ミサイル針です!」

 

「リーママ!!」

 

「グラエナ、ミサイル針を中心にバークアウト!」

 

「ガーウゥッ!!」

 

「キュウコン、こっちは行くよ。エネジーボール!」

 

「コーン!!」

 

 

それぞれ技同士を組み合わせた合体技を作って放ち、それを相手チームのポケモン達に命中させる。その威力は高く、相手チームのポケモン達は一瞬で戦闘不能になった。

 

 

「決まった!チーム・ケロマツ、準決勝勝ち抜き!決勝進出!!」

 

 

バトルが終わると同時にプラターヌ博士が宣言する。そして先に決勝進出を決めていたチーム・ゼニガメと決勝戦を行う事が決まった。だがポケモン達を回復する為、一旦休憩となった。それを聞いてカイト達はすぐさまポケモンセンターに向かうのであった。

その様子を遠くで見つめている者がいた。それは勿論例の如くロケット団であった。

 

 

「終わったようね」

 

「それじゃあ、そろそろ始めるとするじゃーん」

 

「あぁ、作戦開始だ」

 

「今回のターゲットは・・・」

 

「無論我々の狙っているグラエナとピカチュウです。その為にもあちらの5体には是非協力して貰わなければいけませんね」

 

 

そう言ってロバルはティエルノ達をじっと見つめる。どうやら彼らの今回の作戦はゼニガメ達カントー御三家とアチャモ、ミズゴロウを先に捕まえて人質・・・ならぬポケ質にして盾にし、グラエナとピカチュウに手を出させないまま捕まえると言う内容のようだ。

そして彼らはすぐさま行動を開始した。

 

 

「君達~ちょっといいかな~?」

 

「えっ?あっ、シェフの皆さん」

 

「決勝進出おめでとうございます!!」

 

「ありがとうございます!!」

 

「皆さんのいつも美味しい料理のおかげです!」

 

「その料理で得た元気で必ず優勝するz・・・あっ、いや、してみせます!!」

 

「それはそれは、嬉しいです」

 

「こちらこそ美味しく食べてくれてありがとうじゃーん」

 

「それで、何かご用ですか?」

 

「決勝戦の前に出場ポケモン達の健康チェックをしたいのニャ」

 

「それなら今ポケモンセンターに・・・」

 

「それが、ジョーイさんは今グラエナ達のケアで忙しいから代わりに私達がチェックします。なので皆さん、ポケモン達をこのカートへ乗せて下さいね」

 

 

そう言ってロケット団は用意したカートを前に出す。これまで彼らの良い部分しか見ていないティエルノ達は彼らを信じ、何の疑いもなくゼニガメ達をカートに乗せる。それを確認したロケット団はすぐさまその場から立ち去るのであった。

 

 

 

 

 

一方ポケモンセンターでは、カイト達がグラエナ達の回復を待っていた。そして例の音を鳴らしながらジョーイとプクリンがグラエナ達を持って現れた。

 

 

「お待たせしました。皆元気に回復しましたよ」

 

「ありがとうございますジョーイさん!」

 

「それじゃ、ラストバトルに向けて作戦会議を始めるとしよう」

 

「はい兄様!」

 

 

全員がそれぞれの相棒が元気になったのを確認した後、決勝戦に向けて作戦会議をしようとした時、ティエルノ達がやって来た。

 

 

「ジョーイさん、ポケモンを受け取りに来ました!」

 

「え?貴方達の?プクリン、知ってる?」

 

「プクー?プクプク」

 

「そう、やっぱり預かってないよね・・・」

 

「え?そんな筈は・・・」

 

「シェフの皆さんが変わりにチェックしてくれると言って、預けたんです」

 

「シェフの人達が?」

 

「ピーカ?」

 

「何でもできるんだねシェフって」

 

「デーネ」

 

「いや、その人達が特別だけだと思うよユリーカ・・・ってそんな事よりゼニガメ達だけど、少し時間が掛かっているだけじゃない?」

 

「でも預けてから結構時間が掛かっているの!」

 

「よし、なら皆で手分けして探そう」

 

「それならば此処はグラエナの出番だな。グラエナ、ゼニガメ達の臭いを嗅ぎ分けろ」

 

「ガウッ!」

 

 

指示を聞いたグラエナが外に出て臭いを嗅ぐと、すぐに林の方に向かって走り出す。その後をカイト達は追い掛けるのであった。

 

 

 

一方その頃ゼニガメ達を預かったロケット団は、林の中で周囲に誰もいない事を確認してからバケッチャを出して、カートごと『宿り木の種』で縛り上げて体力を奪っていた。もう少しで動けなくなると思った時、彼らを探しに来たカトリーヌの声が聞こえた。

 

 

「ど、どうするじゃーん!?」

 

「何とか誤魔化すのよ!戻ってバケッチャ!!」

 

 

そう言ってムサシはバケッチャをモンスターボールに戻し、コジロウがカートに白い布を被せたと同時にカトリーヌがやって来る。そして彼女に山菜摘みをしていたと言って隠し通そうとするが・・・。

 

 

「ガウガウッ!!」

 

「「「「「えっ?」」」」」

 

 

そこへグラエナを先頭にカイト達が到着する。そしてカートに近付いて臭いを嗅いだグラエナが布を引っ張って捕まっているゼニガメ達を見つける。

これ以上誤魔化す事ができないと判断したロケット団はいつもの服装になりながら名乗る。

 

 

「どうするつもりだ?と聞かれたら!」

 

「黙っているのが常だけどさ!」

 

「「それでも答えて上げるが世の情け!」」

 

「「世界の破壊と混乱を防ぐため!」」

 

「「世界の平和と秩序を守るため!」」

 

「愛と真実の悪と!」

 

「力と純情の悪を貫く!」

 

「クールでエクセレントであり!」

 

「ラブリーチャーミーな敵役!」

 

「ムサシ!」

 

「コジロウ!」

 

「ミズナ!」

 

「ロバル!」

 

「「宇宙と銀河を駆けるロケット団の4人には!」」

 

「「ホワイトホールとブラックホール、2つの明日が待っているぜ!」」

 

「にゃーんてニャ!」

 

「ソォーナンス!」

 

「イートマ!」

 

「エアーー!」

 

 

お決まりの長い台詞を言った後、ロケット団はそれぞれ手持ちポケモン4体を出す。そしてポケ質作戦でカイト達に手を出させないようにして、グラエナとピカチュウを捕まえようとするが・・・。

 

 

「行けホルビー!穴を掘るです!」

 

「ホッビ~!!」

 

 

突如ロケット団のいる所に穴ができて、そこからホルビーが飛び出してきた。どうやらシトロンがいつの間にか出していて、動けないフリをして隙を窺っていたのだ。これによりロケット団は混乱となり、その間にサトシがケロマツを出してケロムースで4体の視界を封じる。そしてフォッコが『引っ掻く』で蔦を切り、ケロマツが『居合い切り』でカートを真っ二つにした。それによってゼニガメ達は脱出した。

 

 

「これで終わりだ。グラエナ、悪の波動!」

 

「俺達も!ピカチュウ、10万ボルト!」

 

「ピカチュー!!」

 

「グウゥガアアァァッ!」

 

 

グラエナとピカチュウが放った技は命中し、ロケット団はその場で大爆発を起こしながら空へ吹っ飛ばされる。

 

 

「上手くいってたのにな~~」

 

「失敗に終わってしまいましたね」

 

「まぁ、昨日までのバイト代があるし・・・」

 

「でもそれは部屋に置いてきちゃったのニャ」

 

「なら私達の苦労は水の泡じゃーん・・・」

 

「ソ~ナンス!!」

 

「「「「「やな感じーー!!」」」」」

 

「ソーナンス!」

 

「マイッカー」

 

「シシー」

 

「チャッチャ」

 

「メテテ」

 

 

お決まりの台詞を言いながらいつものように空の彼方へ飛んで消えていくロケット団。そんな彼らにカトリーヌは「料理の腕で食べていけるのに」と残念そうに呟くのであった。

ともあれゼニガメ達を無事に助け出したカイト達は、今度はちゃんとジョーイに回復をお願いして元気にさせた後、海外に移動してプラターヌ博士の合図で決勝戦を開始した。

 

 

「速攻で行くぞ。ピカチュウ、電光石火!」

 

「ピカー!!」

 

「させないよ!ヒトカゲ、火炎放射!」

 

「カッゲ~!!」

 

「フォッコ、ピカチュウを援護よ!火炎放射!」

 

「フォッコーッ!」

 

「キュウコン、こっちも同じく火炎放射よ!」

 

「コーン!」

 

 

先手必勝とばかりに『電光石火』を繰り出すピカチュウ。それを止めようとヒトカゲが『火炎放射』を放つが、フォッコとキュウコンが同じく『火炎放射』を放って相殺する。それによりピカチュウは邪魔されず勢いよく向かう。

 

 

「アチャモ、砂かけで動きを止めるのよ!」

 

「チャモ!チャモチャモ!」

 

 

迫って来るピカチュウに対して、エリナはアチャモに『砂かけ』を指示する。それを聞いてアチャモは両足で激しく『砂かけ』をする。もう少しで当たる距離まで来た事もあって、ピカチュウは躱す事ができず食らってしまう。それによりピカチュウは動きを止める。

 

 

「今よアチャモ!電光石火!」

 

「チャモ!チャーモ!」

 

「ピカッ!?」

 

「今だゼニガメ、ピカチュウに高速スピン!」

 

「ゼニゼニガー!!」

 

「ピカッ!?」

 

 

動きを止めた隙をついてアチャモが『電光石火』でピカチュウにダメージを与え、さらにティエルノはゼニガメに『高速スピン』を指示し、ゼニガメは甲羅に入って勢いよく回転しながら『高速スピン』でピカチュウをブッ飛ばした。そこへさらにそのままフォッコとキュウコン目掛けて『水鉄砲』を放つ。

 

 

「グラエナ、地面に氷のキバ!」

 

「グガァアア!!」

 

 

2体に当たる寸前、グラエナが『氷のキバ』を地面に突き刺して氷の壁を作って『水鉄砲』を防いだ。

 

 

「今度は俺達だ。グラエナ、ゼニガメに悪の波動!」

 

「ハリマロン、こっちは蔓の鞭です!」

 

 

お返しとばかりにグラエナの『悪の波動』とハリマロンの『蔓の鞭』がゼニガメに向かって放たれるが、ゼニガメは再び甲羅に入って回転しながら素早く動いて躱した。

 

 

「ハリマロンに弾ける炎!」

 

「こっちはグラエナに岩砕きだ!」

 

「カーッ!」

 

「ガラガラ!」

 

 

すると今度はヒトカゲの『弾ける炎』とミズゴロウの『岩砕き』が放たれる。グラエナは『岩砕き』を躱せたが、ハリマロンは『はじける炎』を食らってしまう。同時に追加効果で飛び火が隣にいたグラエナとピカチュウにダメージを与える。

 

 

「やるな。弾ける炎を覚えているとはな」

 

「えぇ、この技はチームバトルにおいて有効な技の1つですから」

 

「この技もそうだよ。フシギダネ、葉っぱカッター!」

 

「ダーネ!!」

 

「それならこっちはこれだ。グラエナ、焼き尽くす!」

 

「グウゥガアアァァッ!!」

 

 

フシギダネが大量の『葉っぱカッター』を勢いよく放つが、グラエナの『焼き尽くす』によって相殺されて周囲に黒焦げになった葉っぱが散る。互いに一歩も引かないバトルだ。

 

 

「手強いですね兄様」

 

「あぁ、ここまでの波状攻撃はゼニガメのリズムによって仕掛けてきている。先にあのリズムを崩す必要があるな」

 

 

的確にゼニガメ達の攻撃パターンをカイトは見抜き、どうやって崩すか考えている間、サナはフシギダネに『ソーラービーム』をチャージするよう指示を出す。そしてヒトカゲ、ゼニガメ、アチャモ、ミズゴロウが時間稼ぎをする作戦をとる。

 

 

「ヘヘ、こいつで決めるぜ!ミズゴロウ、キュウコンに岩落としだ!」

 

「ガラ!ガーララ!!」

 

「僕も行くよ!ゼニガメ、フォッコにアクアテール!」

 

「ゼニ!ゼニゼニー!!」

 

 

相性に有利なキュウコンとフォッコに向けて、ミズゴロウとゼニガメはそれぞれ『岩落とし』と『アクアテール』を放つ。

 

 

「そうはいかない。キュウコン、アイアンテールで打ち返すのよ!」

 

「私も!フォッコ、目覚めるパワー!」

 

 

向かってくる技を迎え撃とうと、キュウコンとフォッコは『アイアンテール』と『目覚めるパワー』を繰り出す。そして『岩落とし』は『アイアンテール』によって粉々に砕け散るが、『目覚めるパワー』は『アクアテール』に押し負けてそのままフォッコに迫る。このまま命中するかと思った時、サトシとピカチュウが咄嗟に動いた。

 

 

「ピカチュウ、10万ボルト!」

 

「ピーカチューーー!!」

 

 

ピカチュウが放った『10万ボルト』によって『アクアテール』は防がれて、フォッコのピンチを救った。

 

 

「ありがとうサトシ!」

 

「フォコ~!」

 

「無事で良かったぜ」

 

「ピカピーカ!」

 

「まだ終わらないよ。アチャモ、ニトロチャージ!」

 

「チャモ!チャモチャモチャモ!!」

 

 

今度こそ技を決めようとアチャモが『ニトロチャージ』で2体に向かって迫る。だがその前にキュウコンが飛び出して受け止める。そして特性:もらいびによってダメージはなく、逆に自分の力がパワーアップした。

 

 

「ご馳走様。良い炎だったよ」

 

「コ~ン」

 

「うぅ、もらいびか・・・」

 

「大丈夫よエリナ。今チャージ完了したから!フシギダネ!ソーラービーム発射!!」

 

「ダーネ!!」

 

「キュウコン、最大パワーで火炎放射!」

 

「コーン!!」

 

 

ダメージを与える筈が、逆にパワーアップさせた事に悔しがるエリナ。だがそこで『ソーラービーム』のチャージが完了して、サナはすぐにフシギダネに指示して『ソーラービーム』を発射させる。それに対してキュウコンは最大パワーで『火炎放射』を放ってぶつかり合ったが、威力は互角だった。

 

 

「そんな!?」

 

「マジか!?互角かよ!?」

 

「いくらさっきのニトロチャージでパワーアップしているとはいえ・・・!」

 

 

2体の放った技の威力が互角で合った事にチーム・ゼニガメは驚き、それにより一瞬動きを止めてしまう。その隙をカイトは見逃さなかった。

 

 

「今だグラエナ、バークアウト!」

 

 

勢いよくグラエナが放った『バークアウト』は地面の上を猛スピードで進む。それを見て慌ててポケモン達に躱すように指示を出すが、間に合わざに命中する。そしてフシギダネとヒトカゲが倒れて、目を回しながら戦闘不能になった。

 

 

「フシギダネ、ヒトカゲダウン!」

 

「あぁ、フシギダネ!?」

 

「ヒトカゲ・・・ご苦労様でした」

 

「2人共、仇は僕が討つ!ゼニガメ、高速スピン!」

 

「俺もやるぜ!ミズゴロウ、水鉄砲だ!」

 

「私も!アチャモ、火の粉!」

 

「ハリマロン、蔓の鞭でゼニガメの動きを止めるんです!」

 

 

仇を討とうとゼニガメ、ミズゴロウ、アチャモが次々と技を出す。それを見てシトロンはハリマロンの『蔓の鞭』でゼニガメの動きを止めようとするが、猛回転により弾かれてしまう。そしてゼニガメは一直線に向かってくる。

 

 

「だったらこれだ。ピカチュウ、アイアンテール!」

 

「チュゥゥゥピッカ!!」

 

「ゼニッ!?」

 

「ナイスだサトシ。グラエナ、こいつで決めるぞ。ジャンプして悪の波動!」

 

「ガウッ!グウゥガアアァァッ!」

 

 

タイミング良くピカチュウが下から『アイアンテール』を出した事で、ゼニガメは上空に打ち上げられる。そこへグラエナが高くジャンプして『悪の波動』を放つ。それによりゼニガメは技を食らったままミズゴロウとアチャモの方へブッ飛ばされ、2体を巻き込みながら大爆発を起こした。

 

 

「ゼニ~・・・」

 

「ガ、ガラ~・・・」

 

「チャモ~・・・」

 

「ゼニガメ、ミズゴロウ、アチャモダウン!よってチーム・ケロマツの勝利!殿堂入り決定だ!!」

 

 

3体も戦闘不能になった事でプラターヌ博士が笛を吹き、チーム・ケロマツの優勝と殿堂入り決定を宣言する。

 

 

「よっしゃ!殿堂入りだ!!」

 

「ピッピカチュ!」

 

「あぁ、やったな」

 

「ガウッ!」

 

「本当ですね兄様!」

 

「コン!」

 

「良いバトルでした!」

 

「ハロ~ン!」

 

「えぇ、皆ありがとう!」

 

「フォッコ!」

 

「やったやった!殿堂入り!!」

 

 

こうして、決勝戦で優勝したカイト達は殿堂入りを果たした。

そしてその夜、プラターヌ博士からサプライズ花火をプレゼントされて皆が喜び、翌日最後の挨拶と共にサマーキャンプは幕を閉じた。

その別れ際、カイト達はティエルノ達と再会を約束して、シャラシティヘと出発した。

 

 

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