私の前の海には地獄が広がっていた、簡単な任務と云われ格下と戦っていたはずなのに、そこは戦場ではなく地獄だった。おかしな機械達が、黒い何かに覆われた機械が仲間を喰らっている。おかしな機械が仲間をバラバラに吹き飛ばす。通信が入る"撤退しろ"と出来る訳がない。歌う鉄のハチドリが、火を吹く鉄のアメンボが、巨躯をもつ鉄のヒトガタが、浮かぶ翼が、戦いを思わせる異形が、此方を睨んでいる。
ハチドリが歌う。碧電を纏う銃口が此方をみている。
ヒトガタが唸る。6つの回転刃が火花を上げて此方をみている。
アメンボが鳴く、火花を散らして此方をみている。
異形が...此方を睨む。
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会議室、そこでは全滅した部隊が残した映像が再生されていた。そこに映っていたのは紛れもない地獄だった、戦場とも呼べない一方的な暴力だ。
●●鎮守府から来た男が口を開く。
「バタリオンか、それも今までよりも大きい。」
「クリサリス、キッドナッパー、ウォーターストライダー、スライダー」
「どいつも無人機だ、それにアーマードコアや艦娘まで」
「どれも良く真似たもんだ、そのうち核弾頭も真似しだすぞ。」
「陸にも来たらバタリオンのガンズ・オブ・パトリオットか国家解体戦争だな!ははは!」
その男はバタリオンが真似た兵器の名前を上げて、笑えない冗談を言う、もしかしたら冗談じゃないかもしれない。いつもと変わらないブルーノがそれぞれのデータを画面に映す、機密なハズのデータがあってもだれもなにも言わない、そんなことを言っている場合では無いからだ、男が言う、「対抗してR機でも出すか?一つ落ちたらバイドとR機も敵さんになるぜ、へへ」全く笑えない。「まぁ、これらの兵器の共通点は人間を殺すために使われた道具だバタリオンが銛か猟銃もってんの見たことないだろ?」男が真面目な顔で言う。「幸いグランゼーラ戦争のR機は海には無いはずだ、まぁ安心は出来ないがな、MSも沈んでるだろ、フォーリナーも、どれも艦娘が相手に出来るような兵器じゃない。」
会議室が騒がしくなる、こうするべきだ、ああするべきだ、議論が飛び交う。
ブルーノが言う「まずは海底に沈んだ核兵器を数えましょう。」一理あるが無理難題だ、PMCが核弾頭を持っていた時代があった以上そんなことは出来ないだろう。
結局そのまま会議が終わる、なんの対策も出来ないまま...
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数日後恐れていた事態が起きる。
海底から穢れた星船が浮き上がる、漂うの鉄の蜂を連れて、鉄の兵団を従えて。
ここは会議室、音といえばブルーノが出す、ナッツを噛み砕く音だけだ。
収拾つかないヤツですねこれは..
失踪必至