ここは会議室、海軍だけではなく陸軍のお偉いさんまで集まっている。沈黙の中、音と言えば、ブルーノがウェイストランド・オムレツとSunset Sarsaparillaに舌鼓を打つ音だけ、並の精神力で出来ることではない。
重い空気は●●鎮守府に届けられた写真が原因である。その写真にはモーデン軍の物である事を示す絵が描かれた戦車や潜水艦が撮られていた、場所はネオサイタマの地下らしい、陸にバタリオンが上がって来た矢先にこれでは当然であろう。
しかし、写真一枚でモーデン軍が何をしようとしているかは解らない、兵士を送ろうにもネオサイタマに兵士を送り込めばいざこざは避けられない。様子を見ようと誰かが言うと、ブルーノの後で立っていた兵士が口を開く、名前は"ユーティライネン"
「なぁここは●●に任してくれないかい?いいだろ?ブルーノ?」
「むぐぅ、んっ 別にいいと思うけど、どうして?」
「ネオサイタマを堂々と彷徨ける軍人なんて、そういないだろ?」
「それに変な機械に乗ってるよりマシだぜ。」
会議室が騒然し、異議を唱える者がいる。
「文句があるなら対案を出しな。」
「この中にネオサイタマの地下で自由に動き回れるヤツがいるのかい?」
少なくともこの中でアンダーグラウンドに一番通じているのはこの二人の鎮守府である。対案が上がっても直ぐにそれをユーティライネンが弾き返す。ついに異議も無くなり。ユーティライネンの案が通る。
「そんじゃ決まりだね、さっさと次の議題に移りな。」
それにしても上官が集まっている会議に代理で来ているとは思えない連中だ。
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議題が移る
モニターには大量のMSが海岸に押し寄せる映像が映っている、空では輸送船団がビークルやACを投下している。地獄絵図だ、映像では人類のMSやACが押し潰されていく。
その映像が終わるころ、ブルーノが隣の少将の前に置かれている茶菓子に手を伸ばし初める。大したヤツだ。私には絶対に真似出来ない。
敵の大部隊に対する、対策が建てられる、新型のMSを配備するとかエースパイロットの乗ったACを配備するとか、R機で焼き払うとか、兵力をとにかく集めるなどの対策が練られる。
結局は優秀なMS、ACパイロットを配備し少数精鋭で数を削ったあとに、本隊を攻めこませて、敵を押し返す作戦らしい。いくつかの戦闘で高い功績を上げたパイロットが様々な場所から選ばれて、名前が記されていく、あんな戦場に駆り出されるなんて、ほとんど死刑宣告とおなじだ。
名前が上がりきると、作戦名が決まると会議が終了し、次々と人が会議室を後にする。
部屋を出るとき私が振り向くと、ブルーノと目があった。何故あんなにヘラヘラしていられるのか、私には解らない。やはり只者ではないようだ。
"オペレーション・サルサパリラ"の発令である。
ごめんなさい。そして...