気付いたら暗い海の底で深海棲艦に...
私が目を醒ますと暗い海の上を誰かに背負われて滑っていた
気付いたら暗い海の底で深海棲艦に...と言うことにはならなかったらしい
私は自分を背負いながら海を滑る艦娘に声を掛けた。
此処はどの辺りの海なのか、自分はどこで見つかったのか、他の艦娘はどうなったのか、貴女は何処の誰か...
私を背負っていた艦娘は1つ目の質問には何故か答えてくれなかったが、他の質問には答えてくれた。
私は近くの岩礁に引っ掛かっていた所を彼女のお仲間に見つけられたらしいが、響達は見ていないらしい。
大丈夫だろうか...
そのとき後ろから大きな声がした、
「おーい!そろそろ着くぞー!」 「そんなに声をあげないでくれ 負傷者もいるんだ。」「おぉ...ワリィ...」
私を背負っている彼女の話通りならば彼女達はの名前は大きな声を上げた眼帯の軽巡が天龍で私の心配をしたのが駆逐艦の若葉だったはずだ、しかしやっと鎮守府に帰れると思った矢先にとんでもないものが目に入ってきた。
それは島だった<妙に黒い>最初の印象はそうだった、しかし近づくにつれその島の黒い部分が何かの装甲や殼のようなものだと解ってきた、その黒い部分が深海棲艦の一部や深海棲艦の欠損した残骸であることがその島に近づくにつれて否定出来ないものになってゆく...
<骸の島>という言葉といくつかの噂が頭の中で浮かび上がってきた。
私は思わず声を上げた。 誰が聴いても情けない声だったと思う
「えっと...大丈夫ですか...?」
私を背負う彼女が私に声を掛けた。
私は彼女に目の前にある黒い島について、訊ねた。私の声は自分でも驚くほど震えていた...
だが、あの黒い島について話すと怒られてしまうと言われてしまった。
私の頭に<骸の島>の噂が浮かび上がり、私を不安にした。
「上陸するぞ」
若葉の声と共に皆が一斉に骸の島に上陸した。
「あ...歩ける...?」
私を背負っていた艦娘が私に聞いた。
「だ、大丈夫...」
彼女は私を降ろすと足元に気を付けるように言い、私の手を引いた。
島の奥には深海棲艦のモノと思われる砲や装甲が付いた建物が見える、あそこに連れていかれるのだろう。
周りをみると幾つかの外灯のような物が地面を照らしている
その中の一つが照らしていた人型の深海棲艦のものと思われる四肢や肉片が目に飛び込んできた。
もしかしたら深海棲艦のものだけではないかもしれない。
恐ろしい考えが頭に浮かんでくる、私はあの建物に連れていかれてどうなるんだろうか。
頭の中に<骸の島>の噂が浮かぶ...
海軍を裏で操ると言われる謎の存在<猫>の秘密基地がある。女性をレアメダルなる物にする秘密工場がある。ナチの残党が改造人間を作っている。ゴルゴムの地下基地がある。ヤクザのクローンが作られている。ニンジャが出る...
様々な噂が浮かんでは消えていく...
いったい私はどうなってしまうのか... 本当に<骸の島>の骸の一つとなってしまうのかもしれない...
歩いているうちに外灯のようなものが増えてきた、私はあの黒い城に近づいている...
若葉を登場させれたので満足
もう終わりでいいんじゃない?
そういえば1話の主人公が夕張さんだってわかったよね?
早速誤字くんがいました。