許して。
□□鎮守府に来てしばらく立つ。意外と私の仕事は少ない、何故なら私の訓練は基本的に自主的に参加する物で吹雪と足柄くらいしかマトモに参加しないのだ。
この鎮守府は確かに戦果も挙げているが、それは実力が有るからではなく兵隊の数が多いからだ、毎回のように重傷人や死者がでている、作戦もロクに建てれない無能が上司でここの艦娘が不憫だ。
そろそろ装備の点検、整備の為に一旦●●鎮守府に戻ろう。
私は執務室に行き、無能にその事を伝えて許可を貰う。
「待ちたまえ、浜風君」「はい?何でしょうか。」
私を引き留めると突然胸を触ってきた。
「っ!」
私はその腕を掴むと床に投げ倒す、小銃の安全装置を外し、突きつける。
「へへ...撃ってみろよ...もし撃ったら――」
私は型抜きのように頭の周りを射つ。
「ひぃ!あぁああ...」 「失礼、暴発しました。」
屑が失禁する。銃声を聞きつけた艦娘たちが集まってくる。吹雪がその中に居ることを確認する。
「吹雪、提督の”オツム”を替えてあげなさい。」 「へ?え?」
私は屑に睨まれながらその場を立ち去り、自分に割り振られた部屋に戻る。
取り敢えず●●鎮守府に戻る事を伝えて訓練所に行こう。私は通信機器をとり通信すると提督が出る。
「お、浜風 どうした?胸でも触ってきやがったか?ハユハは必要か?」
「確かに触られましたが白い死神は必要ありません。」
「む、ザイツェフをお望みだったか。」
「狙撃兵は必要ありません。」「明日、装備の点検·整備の為に一旦そちらに戻ります。」
「それなら重巡を一人、島に連れてきてくれ、重巡が出払ってテストベットが居ないんだよ」
「どうせそっちには一杯居んだろ~。」 「わかりました。連れていきます。」
なんでも利根と磯風が鬼や姫級も一撃というトンデモ兵器を作ったらしい。
私は"二人は相変わらずですね。"と言うと通信を切る。変な武器を設計するのは何時もあの二人だ。
訓練所に行くと足柄と数人の艦娘がいる、吹雪は居ないようだ。
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訓練が終わり、足柄に声を掛ける。テストベットはコイツでいいだろう。
「足柄さん、ちょっといいですか?」「えぇ!な、なんでしょうか。」
怒られると思ったか慌てだす。
「新しく開発された武器の試験運用役の依頼が来たのですが、受けてみませんか?」
「なんでも、鬼や姫も一撃で倒せるらしいですよ。」
鬼や姫も一撃という言葉を聞いて目が輝きだす。
「この足柄めにお任せ下さい!浜風先生!」
「明日の朝に出発ですから、提督に許可を取っておいて下さいね」
「はい!センセイ!」「では、また明日、今日は早く寝るように。」
私は部屋に戻ると明日の用意をする。早く寝よう。明日は早いのだ。
私が横になるとふと本棚が目に入る。そう言えば最近、本を読んでなかった。
『伝記"素晴らしいチェスター"』
『ザンジバーランド騒乱』
『対モーデン軍戦争』
『第三次インベイダー戦争』
『第二次フォーリナー戦争』
『イレギュラー戦争』
『国家解体戦争』
『グリプス戦争』
『第三次バイドミッション』
『対バタリオン戦争』
そこにある本は過去にあった戦争や偉人の本ばかりでいかにも退屈そうだ。
私は『伝記"太陽の騎士ソラール"』と『苦いチョコレート作戦』を手に取りパラパラ捲ると両方とも直ぐに本棚に戻した。やはり退屈な本だ。私は少し前に買ってあまり読めていなかった『暗黒結社ゴルゴム入社試験問題集』を開く、目指すは打倒バッタ怪人だ、少し解くと明日が早い事を思いだす。
はやく寝なければ...
架空書物は小説中の世界観や時代背景を定めるために登場させていますが、よくネタが解らなくても、まったく問題ありません。
世界情勢どうなってんだコレ...(無能)