"オペレーション·サルサパリラ"
馬鹿げた作戦名だ。作戦名なんて関係無いと言うが...
僕は"桃色"に乗り作戦域につくまで、どうでもいいことを考えていようとした。
「よぉ!アメミット!とっくに死んだと思ってたぜ!」
「白いケンファー、ユーリか久しいね。」
「うお!女!誰だお前!」
「酷いね、アメミットだよ、今の名前は時雨だけどね。」
「冗談は止せよ、嬢ちゃん」
「まぁ、アイツの識別コードを借りてんだ、アイツの大事な娘さんだろう。」
「なんかあったら俺が守ってやるぜ?」
「冗談キツいね、足は引っ張らないよ。」
作戦域が見えて来る。聞いていた通り凄い数だ。敵の攻撃が飛んでくる。戦闘会社の合図が鳴る、さあ、行こうか。
号令と共に多くの機体からミサイルが発射され、大群に迎っていく。まずは陸の一掃である。
色とりどりの機体群が敵を切り裂き、打つ抜いていく。
僕はビークルの群れに入り、片っ端から切り落としていく、下から斧を振りかざして飛び上がって来た、MSにミサイルを浴びせる。半身を失い落ちていくのを確認し、ビークルに飛ぶ、レーダーに高速で動く赤い点、
「ACか!」
数機が六枚の回転刃を構えて、降下してくる、どうするべきか、
その時数機が一度にバラバラになる、散弾である。
「嬢ちゃん!危ないんじゃないのー?」
「僕に当たったらどうする気!」
「当てねーよ。」
輸送船が新たなACとビークルを吐くために開く、
「開いたぞ!撃ち込めー!」
怒号が飛ぶ、一掃に開いた輸送船団が次々に爆炎を吐き出し沈んでいく、
しかし、虚空が輝き輸送船団が現れる、海からもMSが上がってきた。まだ此処を諦めるつもりはないらしい。輸送船がACを数機吐き出し直ぐに爆炎を吐く、そして新たな輸送船が送られてくる、それの繰り返しだ、しかし一番の脅威か海から来るMSだ、僕はユーリと投下されたACを幾らか潰すと海に入った。
そこには幾つもの単眼と先客がいる。
「嬢ちゃん、同じ事を考えるヤツってのは居るもんだな。」
「喋ってないで行くよ!」
僕は落ちてくる輸送船や残骸を避けながら単眼達を減らしていく。
「おっと、弾切れだ。」
「ちょっと速いんじゃねぇか?嬢ちゃん」
「こんな奴らこいつで十分さ!」
光の剣斧を出し、バーニアを噴かす。
いつまで戦っていたか解らないがユーリの弾も切れ、補給にも戻らずにさながら中世の騎士のような戦いをしているとき通信が入る、"輸送船が表れなくなった。""水陸両用機の増援が減ってきた。"そして"マザーシップ"が表れたと。
海中のMSを切り捨て海から顔を出すと巨大な球体がドローンを吐きながら迫っていた。
「一旦陸に上がれ!」
誰かの声と共に一斉に海から浮上し陸の機体群と合流する、味方が初めより減っている。死んだのか、退いたのか。ジェノサイド砲が展開と共に落とされ、展開された砲台も直ぐに剥がされる。墜ちるのも時間の問題だろう。
「マザーシップってのは案外チョロいもんだな。」
「これだけとは思えないね...」
マザーシップが墜ちていくのを見ながら補給を受けていると、通信が入るインベイダーの爆撃機群が迫っているらしい。やっぱりあれだけの筈がない。戦域に復帰すると空を覆うような数の爆撃機と円盤が遠目に見える。円盤の光弾を受けながら打ち続ける、あの数に爆撃されたら堪らない。
幾ら落としてもキリがない。後から戦闘に参加する機体まで迎撃に参加している。味方の機が倒れていく、
敵の前線が迫ってくる。
敵がハッキリと見えるまで迫ってくる。
味方の機が膝を付く
敵が砂浜の上に迫ってくる。
味方の機が腕を落とす
敵が砂浜を越える。
やっと敵の数に終わりが見えて来る。
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「これで最後だ。」
最後の一機を落としたとき、空には琥珀色がさしていた。
もうなにも来ない。
作戦成功の通信が入る。まわりには鉄屑が散らばっていた、幾つも。
描写が足りない?奇遇ですね。