骸の島(艦これ二次創作)   作:トウトウ@脳缶

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<!>時系列に注意


利根-ex1 アスカ

ヘンテコな、何かに対する注意を呼び掛ける絵が書かれた扉をノックする

何故かケーキの絵まで書かれている

「ドクタ~居るか~い?」

返事は無い、更に激しく扉を叩く

「おーい、居ないのかーい?」

「ふぁ~?、誰だぁ?」

中から欠伸が聞こえる

「居るなら返事してよ、ほら僕だよ僕、いっぱいクールなアスカちゃんさ」

「帰ってくれ、私はまだ眠るんだ」

「まぁまぁ、いいじゃないか」

ドアを開けようとすると途中で止められる

ドアの隙間からアキハが顔を出している

「勝手に実験室に入るのは頂けないなぁ」

「そんなこと言わないでくれよ、キミと僕の仲じゃないか」

「私はアスカが勝手に火炎放射タレットを起動したのを忘れないぞ」

「いやぁ、それを言われると痛いね」

「分かったら帰ってくれ、私は眠い」

扉が閉まる

再び扉に手を掛け、開けようよするとまたしても途中で阻止された

アキハが顔を出す

「アキハはしつこいね、今日で二度目だ」

「お前じゃい!ボケッ!」

「なんだか機嫌が悪いね、どうしたんだい?」

「眠いって言っただろ!」

扉が勢い良く閉まり、鍵を掛けられる

その扉を叩く

「開けてくれ、大事な用があったんだ」

しばらく扉の前で突っ立ていると何かの音がする

鍵が空いたと思いノブに手を掛けると女性的な機械音声が聞こえる

"Hello"

 

"Nap time."

「ああ、キミの主人が寝てるのは解ってるんだ」

"Who are you?"

「僕かい?僕はアスカさ、キミの主人の友達だよ」

"I don't hate you."

「あ、そいつはどうも」

「ちょっと入れて貰えるかい?」

"Why...?"

「キミの主人に頼み事があってね...入れてくれないかな」

"Resting."

「そこをなんとか...」

"Sorry, we're closed."

ガチャリと音が鳴る

"Goodbye."

「そういわないでさ、入れてくれないか?」

返事が来ない

ああ、寂しいかな

 

________

 

 

このまま帰ろうか迷いながら

また暫くドアの前で句を呼んだりしながら立っていた

 

"Are you still there?"

「ん?」

"There you are."

「ああ」

"Hello friend."

「ハ、ハローフレンド...」

"Can I help you?"

「手伝う?」

鍵が空く音がする

「入れてくれるのかい?」

"Okey"

「そうか、恩に着るよ」

ノブに手を伸ばす

ハッとしてその手を止める

「...もし僕が入ったらキミは彼女から責められるんじゃないか?」

"Ahahaha..."

"I don't blame you."

「そうか...有り難う、僕なんかの為に...」

"camaraderie!"

「...ッ! ユウジョウ!」

気が付くと涙が零れ、頬を伝っていた

僕ももう年だ、すっかり涙脆くなってしまった

ノブをひねり部屋に入る

中には真っ白な楕円形から細い脚が3つ生えたひとつ目の機械が置かれている

そこから声が発せられ、レーザーサイトがこちらに向く

"Hey, it's me!"

「はは、なかなか可愛らしいじゃないか」

"Thank you!"

"Ahahaha..."

 

欠伸が聞こえる

「へ!?アスカぁ!鍵でも壊したのか!?」

アキハが起きた様だ

"Sorry."

"My fault."

彼女が自分が招き入れたとアキハに伝える

「また勝手なことをして...まったく」

"Sorry."

「彼女を責めないでやってくれ」

「別に責めてないさ」

アキハが彼女を持ち上げて何かを弄る

"Sleep mode activated."

彼女の単眼から光が消え、静かになる

「な、彼女に何をしたんだ!」

「落ち着いてくれ、ただのスリープモードだ」

「彼女もそう言っただろう」

「それで?アスカは何か私に用があって来たんだろ?」

「おっと、忘れるところだったよ」

「コイツを見てくれ」

「なんだ?ガルネーレの装備?」

「今以上ガルネーレに積み込む予定はないぞ」

「いや、サイロを増やすんじゃないさ」

「取り替えか?それも十分足りてる」

「ガルネーレは様々な任務を装備の付け替えだけで行える兵器なんだろ?」

「ああ、」

「それなら装備品がいくらあっても困らないだろう」

「いや確かにそうなんだが...」

「烏賊や鮫を発射する必要は無いだろう」

「出来ないのか?」

「この天才に出来ない訳がないだろう!」

「ピラニアやエビだって発射出来るようにしてやるさ!」

「私を誰だと思っているんだ!」

「確か狂気のマッドサイエンティストプロフェッサーアキハだったかな?」

「天才を付けないか!ヴァカ!」

「ご、ごめんよ...狂気の天才マッドサイエンティストプロフェッサーアキハ」

「長いな...それにそれは自称であって余り呼ばれない」

「それならなんて呼ばれているんだい?」

「”名古屋のドクタードゥーム”とか...?」

「アキハって名古屋の出身だっけ?」

「いや、金沢だ、愛知でもない、ドクタードゥームも知らない」

「ドクタードゥームなら知ってるよ」

「どんな人物なんだ?」

「地球最高レベルの科学技術と魔導力学の知識を持っていた政治家さ」

「まさにマッドサイエンティストな人物だったらしい」

「大規模な犯罪やテロを繰り返してたみたいで、最後はテロ中に殺されたって話しさ」

「本当にソイツ政治家なのか?」

「ああ、国のトップだった事もあったみたい、それなりの支持も得てたらしいよ?」

「国のトップが射殺されたテロの犯人...笑えるだろ?」

「ああ笑える、政治なんてして科学に集中しないから正義の味方なんかに負けるのさ」

 

「話を戻そうか、流石に逸れすぎた」

「ああ~、なんの話だったか」

「キミがこの図面の装備を作る話さ、」

「へ?なにか違うような...」

「後ピラニアやピラルクも出るようにするとも言ってたよ」

「確かにそんなことを言った様な気がするな...」

「今更出来ないなんて言わないでくれよ?」

「当然だ!この天才が出来ると言ったなら、出来ないはあり得ない!」

「タコとクラゲをも付けてやる!」

 




the cake is a lie
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