霞-1 時雨
執務室、時雨の前には●●の司令官と木曾
「久しぶりだね、ヘロドトス。」
「そんなに久しいか?時雨にそう呼ばれるのは久しぶりだが。」
「時雨から訪ねてくるなんてどういう風の吹き回しだ?」
「ちょっとお願いがあってね」
「なんだ?」
「実は今、僕の居る鎮守府が大規模作戦に参加しなくちゃいけなくなったんだけど、」
「それに少し戦力を出して欲しいだよね。」
「どんな作戦だ?」
「最近、深海棲艦の本拠地が見つかったのは知ってるだろ?」
「まあ、知ってるよ」
「その攻撃作戦で本拠地に乗り込む役に選ばれてね」
「深海棲艦とバタリオンが仲良しならバタリオンの鉄屑も居そうだな」
「お前がいれば大丈夫だろ、って乗り込むのはパイロットだから無理か」
「それ以前に僕は他の作戦で参加出来ないんだ」
「普通そんなタイミングで作戦なんて入れるかねぇ」
「この作戦も上から回されて来たんだ、わざわざ僕まで指名してね」
「ほぉ、嵌められたか」
「その分だと優秀な他の艦娘もいくらか他に回されてるだろ」
「ああ、そうなんだ」
「ん~、でもよ、大切な作戦でそんな嫌がらせしてさ、」
「作戦に失敗しましたじゃ笑えないぜ。」
「大切な作戦だからこそ何かあっても難しい作戦だったからで済むんだよ。」
「僕が駆り出される戦場も敵の増援を抑える為の戦線らしいしね」
「重要な戦線とは思えない程兵が少ないけど、アハハッ」
「あわよくばだな」
「幾らでも理由は作れるさ」
「別に一次作戦に失敗しても次で成功させればいいんだしな」
「まあ、お前の頼みだ」
「俺の方もなかなか忙しいんだが、少しぐらいなら助けてやるよ」
「本当かい!」
「本当だよ」
「ありがとう、恩にきるよ」
「そんじゃ、明日にでも弥生と北上の所からでも幾らか寄越すよ」
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次の日、僕達の☆☆鎮守府に●●から6人の艦娘が来た。
その内の一人は弥生だ、まさか●●から駆逐艦が送られてくるとは思わなかった。
6人が自己紹介をする。
それぞれ弥生、軽空母ミスズ、軽空母ユタノ、潜水艦ハル、潜水空母テル、軽巡スバルだ。
軽空母2、潜水艦2、軽巡1、駆逐艦1だ。
はたから見れば頼り無いかもしれないが●●の艦載機と駆逐艦は化け物だ、
急な大規模作戦への支援に提督は驚いていたが大歓迎と言った感じだ。
作戦の話し合いだとかで部屋から出されてしまった。
携帯電話を手に取り●●に掛ける。
「どちら?」
「ああ、僕だよヘロドトス。」
「今、弥生達が来たよ」
「ありがとね。」
「まぁいいって事よ、どうせ暇人連中なんだから。」
「それでもさ、ありがと。」
「..要件はそれだけか?」
「ああ、そうだよ」
「アイツらを死なせたら呪うってお前の上司に伝えておいてくれ。」
電話が切れる。
そう簡単に死ぬような連中には見えないが、提督には伝えておこう。
携帯を仕舞う。
次は自分が生き残れる様にしなければ。
格納庫に歩みを進める。
うーん、この