骸の島(艦これ二次創作)   作:トウトウ@脳缶

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島の中心にある建物に案内された青葉はたしてそこで見たものとは...


青葉-4

ブルーノさんに連れられて黒い建物に向かっている途中私はブルーノさんに疑問をいくつかぶつけた。

 

「あの、ブルーノさんは陸軍の方なんですか?」 「そうだよ~ ブルーノさんは陸軍のミリ姫なんだから。」  「まぁ今は陸軍じゃないけどね、」 

 

ミリ姫、それは深海棲艦との戦いが始まるまえに起きたバタリオン戦争で活躍した、陸軍版の艦娘システムとも言える存在で艦娘システムの前身である、しかし陸軍ではないとはどうゆうことだろうか。

 

「陸軍じゃないってどうゆうことですか?」

 

そう聞くとブルーノさんは、話を始めた。

 

「ブルーノさんだけじゃなくてここにいるミリ姫の皆は、司令官が陸軍を抜けて海軍に移る時に自分達から名乗りを上げて付いてきたんだよ。」

 

凄い話だ、しかし何故その司令官さんはどうして陸軍を抜けて海軍に移ったのか。

私はブルーノさんに聞いてみた。なんでも深海棲艦との戦いが始まって暫くしたころに海軍からスカウトされ、陸軍よりも好き勝手が出来そうだ、とか言って上官の引き留めるのも聞かずに海軍に移ったらしい。

 

「随分と滅茶苦茶な司令官さんですね...」

 

そう言うとブルーノさんは、

 

「ブルーノさんは前よりもご飯が美味しいし、司令官もしたいこと出来てるみたいだし満足だよ?」

 

と言った。この人もその司令官と同じタイプらしい。

 

「その司令官さんってどんなに人なんですか?」

 

そう聞くとブルーノさんはすこし悩んだあと言った。

 

「凄い人だよ、たまに変な事したり言ったりしてるけど。」

 

「変なこと?それってどんなことですか?」

 

ブルーノさんが楽しそうに話だす。

 

「夜中に食堂の厨房で料理してたり、ナイディンちゃんをサモヒンって呼んだり、天龍ちゃんにイタズラしたり、あとは―」

 

結構色々しているらしい。話の中に何度か体を触るとか一緒に入浴したとか明らかにおかしいことまであった。

しかしそれでもミリ姫の人達が付いてきたということは、かなりの実力や人望があったに違いない。そんなことを話しているとある扉の前でブルーノさんが止まった。ここに司令官がいるらしい。ブルーノさんに言われ扉を開けると、そこには黒いパーカーを着て顔に赤黒い絵の具をかけたような跡がある男が机に向かって座っていたここの司令官だろうか。私が部屋に入ると立ち上がり喋りだした

 

「君が作戦に協力してくれた青葉ちゃんか、若葉と北上から聞いたぞ。」 「ところで君の鎮守府に確認したら休暇中と言われたんだが...」 「げっ!」

 

今勝手に戦闘した事がバレるのは大変マズい。

 

「ああ!でも安心してくれ君が作戦に黙って参加した事は言ってない、自分も私情で部隊を動かした事があってね、さっき君の参加した大規模作戦もそうなんだ!ははは!」

 

先ほどの作戦は勝手に行っていたものらしい、とにかく私が勝手に戦闘したことはバレないらしい良かった...

私がお礼を言うと笑いながら補給と修理が終わったら今日は泊まって明日の朝ここを発つといいと言ってブルーノさんに客室に案内するよう指示を出した。それと作戦に参加したことは彼が口裏を合わせて緊急事態だった事にしてくれるらしい。それにしてもなかなか軽い乗りの人だ...制服じゃないし...

 

「それとなに解らないことがあったら自分に訊いてくれ。」

 

私はじゃあと言いこの島について訊いてみた。

あまり具体的的なことはどうやっても教えてくれなかったが何でもこの島は彼があまり表だって出来ない事をするときの拠点らしい、深海棲艦の死骸が転がっているのは何故か訊くと、許可なく戦闘をした際に残骸をここに隠しているらしい、私はそれだけでないと思いながらもお礼を言い、客室に案内された。

 

______________________

 

 

私の案内された部屋は小さい机に椅子、ベッドと本棚が置かれた簡素な部屋だった。

ブルーノさんは夕飯の時間になったら夕食を持ってくるからそれまでくつろいでいてくれと言うと、空腹を訴えながら何処かにいってしまった。しょうがないから本棚に目をやる。

 

 

『歴史学習漫画シリーズ -若き英雄ジェイド·ロス-』

『もりくぼポエム集lll』

『時と空間を越えて 最終話 -太陽に身を焦がす-』

『沈む夕陽 下巻』

『RED ZONE FIGHTER』

『月間トラベル第17,8号 ネオサイタマ特集』

 

子供向けの漫画から旅行雑誌、外国語の本まで様々な本が入れられている。

私は妙に薄い『コスまこ!』を手に取りベットの上で読むことにした。

 

_____________

 

 

私がベットの上で『もばこずえ。』を読みながら一人で盛り上がっていると、突然扉が開きとピンクの髪をした。駆逐艦が料理が乗ったお盆を持って入ってきた。私は興奮の余りノックに気付かなかったらしい。これはマズい。

 

「食器は食べ終わった頃に取りに来ます。」

「不知火は何も視ていません、どうぞ続けて下さい。」

 

不知火と名乗った駆逐艦は顔を紅くしながら夕食を机に置いて扉を閉めてそう言うと、走り去った。

あまりの恥ずかしいさに食器を取りに来た不知火さんの顔がまともに視れなかった。もう寝よう...そして忘れよう...




青葉が見たものは『コスまこ!』『もばこずえ。』でしたね。

ごめんなさい

青葉篇は一応終了、青葉が帰った後何をしたかは他の篇で語られます。多分
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