ヤオザミ漁1日目
不覚を取った。
今回は漁師達からの依頼で陸揚げの邪魔をするヤオザミの討伐に密林に来ていた。
ヤオザミは小型の甲殻種で、甲羅を背負った蟹のような見た目をしていて、その身から採れるザザミソは珍味として有名だ。
小型と言っても人間の大人と同程度には大きく、そんなのが地中から急に出てきて攻撃してくるのだから普通の人にはかなり危険な相手だ。とは言え、ハンターならばそれ程苦戦するような相手でもないので気楽に狩りつつザザミソを集めていたのだが、ババコンガと遭遇して交戦、既に倒したこともある相手なので順調に戦えていたのだが、ランゴスタの麻痺針を受けて動けない隙に怒り状態の奴の攻撃をまともに食らってしまい、回復することすらままならず、力尽きてしまった。
意識が戻ったのは、アイルーによるハンター救助部隊――通称ネコタクにベースキャンプに転がされたときだった。
……傷の手当はきちんとされていたし、救助を受ける身で贅沢を言っているのは分かるのだが、もう少し丁寧に扱っては貰えないのだろうか?
流石に今日はもう戦えそうにないので、明日に備えて体を休ませる。
ヤオザミ漁2日目
やられたままというのは性に合わないのでまずはババコンガを倒しに行った。私を目の前にして堂々と寝入る様はとても腹が立ったので滅多切りにしてやった。
痛い思いもしたが、ザザミソが美味しかったので良しと思うことにする。
□月▼日
砂漠でダイミョウザザミの狩猟クエストがあったので砂漠に行くことにした。
ダイミョウザザミは一角竜の頭骨を背負う大型の甲殻種だ。
ヤオザミが成長した個体で、もちろんザザミソが採れる。食べるのが楽しみだ。
□月◎日
ダイミョウザザミは倒した。地中に潜ってからの突上げによる急襲や、大ジャンプからのボディプレス、口から吐く水のブレス、それらを掻い潜って何とか仕留めることが出来た。……だというのに、ザザミソが採れないとはどうなっているのだ?
密林でもダイミョウザザミが出たらしいので、今度こそ奴のザザミソを食べてみせる。
□月я日
今回も駄目だった。
なかなか姿が見えず、長時間探し回りやっとの思いで倒したというのに……。
今日はお酒を飲んでさっさと寝ることにする。
□月φ日
村長からの依頼ばかりではハンターランクが上げられないので、大剣の強化用の素材集めも兼ねて、集会所のクエストにも手を出すことにした。
今日はドスファンゴを狩ったのだが、必要な素材は手に入らなかった。
□月Ψ日
今日はドスファンゴとついでにブランゴを狩ってきた。必要な素材は手に入らなかった。
□月Э日
今日もドスファンゴを狩って、ついでに雪山草を摘んできた。必要な素材が出ない。
□月Θ日
今度はババコンガを狩ってきたのだが、トサカを壊せなかった。必要な素材も出ない。
……不毛なことをしている気分になってきた。
□月¢日
試しに村長のところでドスファンゴ狩猟のクエストに行って来たら、1回で必要な素材が手に入った。……今までの苦労は何だったのだろうか?
釈然としないが加工屋に大剣の強化を頼んだ。
□月▲日
集会所で紹介されたキノコ採りのクエストに行ってきた。ドスランポスが出たので強化したばかりの大剣の試し切りの相手にしたのだが、何度も攻撃を避けられてストレスが溜まった。
……何だか最近は、悪い事や嫌な事ばかりが続いている気がする。