記憶の海 〜Indelible memory〜 作:Ar kaeru Na
しかし、作者の妄想てんこ盛りです
そう言うのがダメな方はブラウザバック推奨です
では、どうぞ!
memory3「記憶兵器《艦娘》」
基地庁舎1階ロビーでライラと合流したルナは、庁舎と渡り廊下で繋がっている別館へと移動した。
その別館の2階廊下。他の部屋が沢山あるその廊下の片隅をライラは指差した。
「あそこがお前の部屋だ」
「スミマセン、凄い嫌な予感しかしないのですが」
「それは何故だ?」
「他の部屋は全部、木の扉で部屋の番号も付いているのにあの部屋だけ鉄の扉に関係者以外立ち入り禁止と書いてあるからです」
「ほう、中々察しがいいな」
「否定しないんですか……」
「四の五の言ってないでさっさと開けてみろ」
ルナが扉を開けるとその中は、今まで倉庫として使われてきたのであろう、大量の荷物の山と
「中はこんなになっていたのか」
「ライラ少佐も知らなかったんですか……」
「少佐はつけなくていい。私はそもそも《宿舎》の方には殆ど来ないからな。とにかくここを好きに使ってくれて構わないとジジイが言っていた」
「他の部屋は無かったんですか…」
「残念だが、他の部屋は全て埋まっている。ひとまず、居住スペースを確保するだけの荷物は出しておいた。残りの荷物はその内運び出す。それと布団やクローゼット等も最低限は備え付けておいた。また後で呼びに来る。それまで休んでいろ」
「はぁ……」
「それともう一つ、クローゼットの中に入っている服に着替えておけとのこと。以上だ」
それだけいうとライラは足早に庁舎へと戻っていった。一人残されたルナは改めて部屋を見てみる。
「……せめて
仕方なくルナは窓を開け、大雑把に
「この部屋、床そのままじゃないか!どうやって布団を敷けというんだ!」
倉庫として使われてきた事を考えればしょうがないのだが、部屋として使うのはどうなのだろう。そう考えながら積まれた荷物の山を見ていると、その山の後ろに扉がある事に気が付いた。
興味本位で荷物をどかし、扉を開けるとそこにはもう一つ部屋があり、その中も所狭しと荷物で埋まっていた。
これにはルナも絶句した。
「………荷物は出しておいたって言ってたけど、隣の部屋に押し込んだってのが正解だな……」
元々はいい感じで倉庫として使っていたのだろう。だが、居住スペースを確保するために、片方の部屋にもう片方の部屋の荷物を押し込んだんだな、とルナは推測した。
「そしてこの部屋を見られないためにワザと荷物で扉を塞いだってトコか……我ながら名推理だ」
ここでルナは良いことを思い付いた。取り敢えず、荷物部屋(勝手にそう名付けた)の方に全ての荷物を押し込むと、紙書類の入ったダンボール箱などを一箇所に集め、その上に布団を敷いた。
即席の簡易ベッドの出来上がりである。
これで床に直接布団を敷くという事態は回避され、ルナはやっとこさひと段落つく事が出来た。
荷物部屋の方に布団を敷いたら、あっちのスッカラカンの部屋は何に使うんだと思ったが、別にどうでもいいかと思考を放棄した。
布団を荷物部屋に敷いたはいいが、何せ部屋二つ分の荷物がある為に狭かった。(しかし荷物の上に布団を敷いているのでそうでもない)
ルナは広々した部屋よりは狭い部屋の方が良かったのでそこもあまり気には止めなかった。押し入れがあったらそこに布団を敷いていただろう。
そんな事を考えつつ、取り敢えず横になる。
「……他の部屋は使ってるって言ってたなあの人。あんな沢山の部屋、一体誰が使ってるんだか」
自分をのけ者にしたいだけなのかとも考えたが、それだとわざわざ自分をこの基地に招いた意味が分からなくなる。
そう考えるとやはり、誰かが使っているのだろう。
この
そしてルナは自分の記憶喪失について考え始める。先程のトウの話だと《深海棲艦》関連では無いかと言っていた。
そもそもルナには《深海棲艦》がどの様な奴なのかがサッパリ想像が付かない。バケモノと言われるくらいなのだから、おぞましい姿をしているのか。
自分は軍にいて、何かしらのアレで深海棲艦により致命傷を負い、あの病院へ…と予想してみる。
「……待てよ、それだとあのドクターが言ってた事と矛盾するなぁ」
あのドクターは確か、脳の神経がうーたらこーたらと言っていた。その言い分だと、自分はそれ程大きな外傷は負っていないことになる。果たして、脳神経の問題だけで搬送されたのか。それだけなら記憶喪失など起こらない筈だが、実際自分は記憶を失っている。これは何らかのダメージを受けている事の証明にもなる。
「…………ダメだ。考えても分かる訳がない。やっぱり思い出すのを待つしかないか……」
記憶喪失の原因を考察するには、判断材料が少なすぎるのだ。こればっかりはどうしようもない。
ふと、ルナはライラの言葉を思い出した。
「服を着替えとけって言ってたなぁ」
クローゼットの中に入っていると言っていたが、それらしきものは見当たらない。せいぜい、この掃除用具庫みたいな縦長ロッカーがあるだけだ。
その縦長ロッカーを開けてみると、案の定新しい服が入っていた。
取り出してよく見てみると、真っ白な詰襟のようだ。それに、恐らく少尉を表しているのであろう肩章が付いている。
その他には同じく白いズボンと藍色の布地の腕章、剣帯とサーベル型の少し短めの軍刀が入っていた。
今現在、ルナが身につけている軍服は真っ黒(で、ボロボロ)なものだが、それとは真反対の真っ白な軍服だった。
明るい色はあまり好まないルナだったが、いつまでもボロボロの服を着ている訳にもいかない。それに一応命令っぽかったので素直にその服へと着替える。サイズが余りにもぴったり過ぎて少し恐怖すら覚えた。
「ん…?この
荷物部屋にあった鏡で自分の姿を確認する。さっきのボロボロで暗い雰囲気とは打って変わって明るくなり、軍人っぽく見えなくもない。
そして、本格的にやることが無くなったので、ルナは一眠り付くことにした。
ルナが丁度布団に横になった時、その瞬間に基地内にサイレンが鳴り響いた。
「っ!?なんだなんだ!?」
『奄美本島沖哨戒部隊より入電、基地接続海域、エリアC-5に《深海棲艦》小規模艦隊を捕捉。目標はエリアB方面へと移動中。予想針路から、本島が敵艦隊の攻撃圏内に入る事が予測される。防衛隊各員は指定グリッドにて待機せよ。
奄美派遣第一艦隊に通達、各員、戦闘準備を整え直ちに出撃し、目標を撃破せよ。繰り返す………』
そんな内容の放送が基地内に流れる。
ルナはすぐ様、窓から外の様子を見た。
外では、防衛隊と思われる人らが走り回っている。有事に備えて、迎撃準備をするのだろう。
ルナはその中に1人、異質な人影を見かけた。
全体的に紫色の少女、基地に来るまで案内してもらった天龍と呼ばれていた人物だった。
「あいつ……防衛隊なのか?」
ルナは部屋を飛び出し、彼女の後を追う。彼女は基地の反対側、つまり出撃港がある方面へ走っていった。ルナもその方面に向かうが、直ぐに見失ってしまう。
辺りを見回すと少し離れた所に見張りの為の高い
ルナはそこに向かい、上に登る。
「……ん?うわっ、なんだお前は!?」
見張り櫓の上には案の定見張り員がいた。
「子供か?なぜ軍服を着ている?」
「子供じゃないって言ってるだろうが!!お前はこの腕章が見えないのか!?」
ルナは半ば半狂乱になり見張り員に腕章を見せる。これで何とかなるだろうと踏んだのだ。
「し…少尉の階級章…!?こんな子供が…?い……いえ、失礼しました少尉」
計画通り、そう心の中で思うと見張り櫓の上からさっきの少女を探す、が、見当たらない。そこで、見張り員に現在の状況を尋ねる。
「今どんな状況?」
丁寧な言葉の方が良かったかな?と思ったが、今はそんな状況じゃないと割り切り、子供っぽい容姿を使い、子供のような言葉使いにする。
「はっ、現在、目標はBエリア方面へと移動中。先程、ここからも視認出来ました」
「本当かそれ!スコープ貸して!」
ルナは見張り員から双眼鏡を受け取ると、沖合を見る。暫く探していると、真っ青な海面に不自然な物体を見つけた。
それは真っ黒で一見するとクジラの様にも見えるのだが、目と思われる部位は緑色に光り、時折見せる口の中には大砲のようなものが見える。
その隣に見えるのは、クジラみたいな奴とは違い、人間の上半身のようなものが見えるが、下半身が異形の物体になっていた。そして、背中の辺りには幾つかの砲が見える。
そんな奴らが他に数体、こちらに向かって来る。
「あれが……《深海棲艦》…!」
確かに、その姿は怪物と言うに相応しい。あんな奴らがこの海に
「こっちに向かって来るぞ!」
「はっ、そろそろこちらの砲台の射撃圏内に入ると思われます」
見張り員がそう言い終わると同時に、岬の方で幾つかの光が瞬いた。
その後、数秒遅れて砲撃音が聞こえてくる。
「射撃圏内に目標が侵入しました……はい、防衛隊の砲撃を開始します。はい…………はい、了解です」
見張り員が無線のようなもので誰かと連絡を取っている。
ルナは双眼鏡で深海棲艦の方を見る。
暫く経ってその周りに白い水柱が乱立する。
しかし、命中した様子は見られない。
「おい!全く当たってないじゃないか!このままだと彼奴らにこちらが砲撃されるぞ!」
「大丈夫です少尉、あの砲撃は《艦娘》部隊が駆けつけるまでの目眩ましのようなものです」
「《艦娘》……?」
「はい、深海棲艦にこちらの兵器は殆ど通用しません。その深海棲艦に唯一対抗出来るのが《艦娘》と呼ばれる存在です」
そうこう話している内に低い地響きが鳴り響いた。深海棲艦の砲撃が遂に本島を捉えたのだ。
「くっ…!」
防衛隊が間髪入れずに砲撃を継続するが、砲弾が深海棲艦を捉えたとしても、直撃の寸前で何かに阻まれるように弾かれる。
「本当に大丈夫なのか!?直ぐそこまで来てるぞ!!」
「心配なさらず!”もう来ます”!」
それまで鳴り響いていた地鳴りが急にピタリと止んだ。
ルナが不思議に思い、双眼鏡で深海棲艦の方を見ると、そこには信じられないような光景が広がっていた。
「なんだアレは……!?人が海面に”立っている”だと……!!」
その人達は紛れもなく、海面に立っていた。
そして、背中に背負っている大砲のような物や、手に持っている砲で深海棲艦を攻撃している。
「あれが対深海棲艦の人類最後の切り札、在りし日の艦艇の記憶を持つ船魂の生まれ変わり、《艦娘》です」
見張り員がルナにそう言う。
やがて深海棲艦は大きな水柱に包まれて姿を消した。どうやらあの《艦娘》と呼ばれる者たちが倒したようだ。
「おい、あいつら《艦娘》って言うのは何なんだ?」
ルナは見張り員にそう尋ねる。
「私も詳しくは知りません。艦娘については国家レベルにも及ぶ機密事項があると噂されていますので。一般に言われているのは、『第二次世界大戦時の大日本帝国海軍の軍艦の転生した姿』ということです」
「『軍艦の生まれ変わり』だって?そんなファンタジーみたいな事があり得るのか?」
「本当の事は全く分かりません。誰が何処まで知っているのかも分かりません。少なくとも、私達の間ではそう言われています」
ルナはしばし考え込んだ後、見張り櫓を降りて基地庁舎へ向かった。
「やっぱり、見張り員程度の奴じゃ情報も制限されてるから意味が無い!征原司令に直接聞いてやる!」
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提督室では、トウとライラが書類を見て話し合っていた。
「今回侵入してきたのは《駆逐イ級》3隻、《軽巡ホ級》が1隻の計4隻の小規模艦隊だ。これは先程、《中央派遣艦隊》が始末した。本島の損害は軽微、精々崖崩れが起きた程度だ。場所も居住区からは遠く何も問題は無い。報告は以上だ」
「うむ、御苦労じゃった。しかし、少し気になるのぅ…」
「どうしたジジイ、何時ものボケか?」
「最近ワシに厳しくないか?ライラ君?まあ良い、気になるのは、最初に発見された場所じゃ」
「哨戒部隊からはエリアCのグリッド5と聞いているが、それがどうした」
「この場所の哨戒記録を見ると、他のエリアに比べて少し哨戒頻度が低いのじゃ、なぜならエリアCぐらいなら基地のレーダーで捉えられるからのぅ。しかし、今回の深海棲艦は基地のレーダーには映らなかった。それに、最も哨戒頻度の低い所をピンポイントで侵入されたのじゃ。ライラ君なら、この意味が分かるじゃろ?」
「フン……奴らも進化するということか」
「こちらも急がねばならんのう…」
ちょうどその時、提督室の扉が開け放たれ、勢い込んでルナが飛び込んできた。
「征原司令!聞きたいことがあります!」
「ルナ君。取り敢えず、ノックしてから入ってきてくれんかのう…」
「あっ、スミマセン……つい…」
「おい小僧、エロジジイの言うことを間に受けるな。先に扉を開けてからノックするぐらいがちょうど良い」
「ライラ君がいるとワシの株が大暴落じゃわい……それで、聞きたい事とは?」
「先程の襲撃と艦娘についてです」
ルナの口から艦娘という言葉が出ると、トウの表情と雰囲気がほんの少し変わった気がした。
「ほう……それを何処で?」
「先程、見張り櫓の兵士に聞きました」
「ジジイ、どうするんだ?」
ライラがトウにそう尋ねる。ルナには何のことだか殆ど分からない。恐らく、ルナに教えるか教えないかの用件だろう。
「本当はもうしばらく後にしようと思っとったんじゃが、致し方無い。
ルナ君、艦娘とは、深海棲艦に対抗できる唯一の存在であり、人類の最後の砦とも言える者達じゃ。艦娘とは過去の軍艦の魂、『
その他にも、艦娘はどうやって生まれるのか。何故、艦娘の攻撃しか深海棲艦に効果が無いのか。むしろ何故、艦娘の攻撃は通用するのか。その全てが謎に包まれておる」
ルナは、側から見ても分かる程落胆した。この基地の最高責任者でさえも《艦娘》については『謎』と言うとは。結局、正体は分からなかった。
「そう……ですか…分かりました。ありがとうございます」
「今の説明で分かったのかの?」
「いえ、さっぱり分かりません。しかし、今の世の中にそんなファンタジーみたいな出来事があったという事は分かりました」
「何を言っておる。そんなおとぎ話みたいな事ある訳ないじゃろ?」
「………?でも司令自身が『謎』と…」
「あれはあくまで『一般の人達の認識』として話しただけじゃ。《艦娘》は決してそんな漫画やアニメみたいな者ではない」
トウは机の上にあったお茶を少し飲むと、艦娘の真実について話し始めた。
「《艦娘》……軍艦の生まれ変わりの娘と書くがそれはただの一般人を欺く為の名前に過ぎん。
正式名称を『
「ま…待って下さい!バイオロイド?記憶兵装?何ですかそれは!?」
「順を追って話そうかの。先ず、艦娘というのは、『生体記憶兵器』とも呼ばれる。《記憶兵器》というのは言葉の通り、記憶を兵器化したモノをそう呼ぶ」
「記憶を兵器化……?」
「兵器と言うと語弊があるかもしれんの。例えばの話じゃ、凄腕の戦闘機乗りの『記憶をコピー』して、他の人物に『その記憶を写したら』どうなると思うかね?」
「まさか……その『他の人物が凄腕の戦闘機乗りと同じ』になるのですか…!?」
「大体正解じゃ。つまりエースパイロット等の『記憶をコピー』して、デフォルト状態のクローン達などに『その記憶を写した』としたら、いとも簡単に”最強の戦闘機部隊の完成”じゃ。陸戦のプロの『記憶をコピー』して、大量のクローンなどに『記憶を写せば』これまた簡単に”最強の陸戦部隊”の完成じゃ。仕組みは解ったかの?つまり、『戦闘目的で記憶を操作された人や物』を総じて《記憶兵器》と呼ぶ」
「…………」
ルナは唖然としてその話を聞いていた。
「記憶兵装の使い道はこんな物ではないぞ?年端もいかぬ子供に、銃の仕組み、使い方、射撃方法、それらの”経験”を記憶兵装として搭載すれば、子供だとしても、大人顔負けの
「待って下さい……頭の中がこんがらがってきました」
「記憶兵器は確かに理解するのは難しいからのう。兎に角、兵器利用で記憶を操作された人や物と考えておいてくれ」
「はあ…」
「深海棲艦は海に現れるじゃろ?じゃから、艦娘には海上戦闘に最も特化した人類の産物、『軍艦』……特に、太平洋戦争時の日本海軍の軍艦の記憶を与えてある」
「……軍艦に記憶なんてあるんですか?」
「ほっほっほ、ある訳ないじゃろ。軍艦の記憶と言っても、後世の人間が纏めた艦艇のデータなどを記憶として与えてあるだけじゃ。要するに作り物の記憶じゃ。
艦娘はそうやって海上戦のイロハを記憶として持っておる。それが艦娘が記憶兵器と言われる
「成る程……少し解りました」
「そしてその記憶兵装を《戦闘バイオロイド》に搭載しておる。バイオロイドというのは、人型ロボット……アンドロイドにバイオテクノロジーを用いた、限りなく人間に近い生体機能を持つ『人造人間』の事じゃ。
そして元より戦闘用に造られたのが《戦闘バイオロイド》というわけじゃ。
その他に艦娘は《艤装》という物を装備しておっての、この艤装には鹵獲した深海棲艦のテクノロジーが搭載しておる。そのおかげで海面を自在に移動出来たり、深海棲艦に攻撃が通用したりするのじゃ」
「何という……」
「今ので大体、艦娘の正体についてわかったかの?要約すると、
軍艦のデータを記憶として持っていて、
深海棲艦のテクノロジーを応用した、それ専用の武器を装備した、
対深海棲艦用に造られた人造人間。
というわけじゃ」
「…………………」
もうルナは唖然を通り越して、逆に関心してしまった。もう次元が違いすぎる。
人造人間を造ること自体が非人道的行為なのに、それに加え『記憶操作』という、下手をすれば自分が人間という補償すら無くす技術を使っているのだ。
ここまでしなければ人類は深海棲艦に太刀打ちすら出来ないのか、と痛感する。
艦娘を開発するまでに多大な犠牲があったのだろうと想像するのも難しくない。
「ルナ君も観ていたのじゃろう?先程、基地近海に侵入した深海棲艦とこちらの艦娘との戦いを」
「……はい」
「そこでルナ君に最初の仕事じゃ。ルナ君にはあの艦娘部隊の司令になってもらおうかの」
to be continued……
ーー物語の記憶ーー
・艦娘
正式名称を『
バイオテクノロジー、クローン技術、記憶操作などの非人道的禁忌技術が多数使われており、この事から、艦娘についての情報は著しく制限されている。
・記憶兵器
主に、戦闘に特化した記憶を持ち、軍事目的で兵器として扱われる人や物(稀にAIなどに記憶兵装を積むことがある)を総じて記憶兵器という。
説明、次回にも続きます