【Blaze.Over.Color・紅蓮の巨人は何のために戦う】   作:三号機

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第12話、紅蓮の巨人は何の為に戦う・後編

秋葉原とあるネカフェ前で

 

 

「既に、登録は済ませてあります…!」

 

そこに大柄の少年と

 

 

「いいだろう…お前の答え…バトルで聞かせてもらおう!」

 

眼帯の少年は、それに向き合い。

 

 

叫ぶ

 

 

「「BURST・LYNC!!」」

 

 

そしてその光景を、ソーシャルカメラで見ていた、紅い騎士は顔のない顔で

不敵に笑い

 

 

二人の少年は、再び戦いの場にお赴く

 

 

 

 

【第12話、紅蓮の巨人は何の為に戦う・後編】

 

 

その少年たちが合うまで、少し話は遡る。

 

 

一人の少年がいた。

 

何でも率無くこなし、運動神経がよく

聡明な少年

 

 

 

そんな少年にも人には言えない闇があった。

 

 

――――通っていた剣道場の虐めであった―――

 

 

余りにも才能があったため、それに嫉妬した年上の先輩は

彼を羽交い絞めにし、動けない状態で

 

 

当時小学生だった、少年の首に竹刀の突きを首に叩き込んだのだ。

 

この痛みがずっと続く、少年の負の根源になった。

 

その負の根源の名は

 

 

 

「シアン・パイル」

 

一人の少年はあるデュエル・アバターの名を語った。

 

夕日がさす屋上、そこに二人の少年がいた。

 

 

 

「…それが誕生の切っ掛け…

いや~、ここに転校してくる前の僕は…それはそれは最低だったんだよー

いや本当に、ぼくはネガ・ネビュラスにいるべきじゃないんだよ…」

 

眼鏡をかけた少年は、大柄な少年田所龍馬を捕まえて

誰も話したことのないことを暴露した。

 

親友の二人の仲を引き裂くほどの屈折した思いも

 

 

そして…ここで眼鏡の少年、黛タクムは振り向き

 

 

「これは君は知らなかったね…何故、マスターはシルバー・クロウである

ハルを子にしたか、解るかい?

少し話が長くなるけど原因は僕にあるんだ…」

だが少年の独白は終わらない

 

中学に入って、剣道部の先輩…レオニーズ所属のバーストリンカーの子になった

少年は手にしてしまった最悪にして夢の装置

 

加速機能システム搭載格闘ゲーム≪BRAIN・BURST≫である。

 

それを手にした少年は、親友たちに両親に文武両道の優等生を演じていた

 

加速の力を使って―――

 

が、その優等生を演じる期間はそう長く続かなかった…

 

ポイントの枯渇である。

 

 

「加速機能を乱用しすぎてね、当時所属していた青の勢力、レオニーズの使用上限にも

引っかかって、無制限中立フィールドのエネミー狩りにも

入れてもらえなくなってね…少々焦っていた時だ。

ある対戦を見てた時だ…自分の目を疑う物を見つけた…

それが、マスター事ブラック・ロータスだった」

 

 

そう、どうポイントを稼ぐか思案中に観客席で疑似アバターを見つけた

少年、それは親友二人が通っていた中学の副会長のアバターだった。

 

だが、彼女がバーストリンカーだったいうのが分かったが…

まだ名前を知らなかった、少年は有ることを起こす。

 

 

 

「大体どんなデュエル・アバターかは想像はついていた

客席でも、疑似アバター出ないとダメな理由、最上位バーストリンカーだとはね

6大レギオンの幹部級かそれか、もしかしたら王か…そのクラスならさぞやポイントは

たんまりあるだろうと思ってね。それでリアル情報を下に、さすってポイントを奪おうと考えた、僕は…最低な行為をした…」

 

 

「曲がりにも…紆余曲折した心情でも、付き合っていた親友の彼女の

ニュー・ロリンカーの中に、ある違法アプリを仕込んだ

バックドアプログラム、簡単に言えば他人のニュー・ロリンカーを中継地点にして

かなりの遠距離からブレイン・バーストの対戦を吹っ掛けられる。

これを使えば、リアル割れを防ぎつつ…対戦が可能になるんだ。

そのバックドアプログラムのワンクッションを利用して

この梅郷中のローカルネットに侵入して、マスターのアバターネームを

見つけたんだ…いやーまさか…あんな大物が出てきたときは

流石に僕でも腰を抜かしたね…」

 

裏切りの黒の睡蓮を見つけた、少年は…

 

これを見つけたとき腰を抜かしたが、これは好機とみて

大笑いをし、直ぐにバックドアプログラムを使い

ブラック・ロータスに勝負をしかける。

 

勝てると思っての行動だ。

 

何故なら、時系列的に新ネガ・ネビュラス立上げ前だった故に

あの当時は彼女一人、潜伏していた時代

 

最強最大の6大レギオンから指名手配されてたゆえに…

 

本気の≪ブラック・ロータス≫のデュエル・アバターを使えなかったのだ。

 

もし、ブラック・ロータスを使いシアン・パイルを下そうものなら…。

 

少年、黛拓武はレオニーズに報告し、リアルアタックPKをされる恐れがある。

 

その事を恐れた、ブラック・ロータス事黒雪姫は、本命のアバターを封じられた状態で

 

何度も襲い掛かる謎の刺客、シアン・パイルの攻撃を掻い潜りながら、

何とか、シアン・パイルの正体、タクムを探り当てようとするが…。

 

 

「まぁ、僕との接点があの時点でほぼ皆無だった、マスターが

僕の正体を知る術は無かった、特定できて…BDプログラムを仕込んだ

親友に行き着くのが精々だと高をくぐっていたのさ、だけど

黒の王は別の手段に出た、これは後に聞いた話だけど…

その当時、反射神経系ゲームでスカッシュをバカみたいな

レベルで高得点をたたき出していた、梅郷中のある男を見つけて…

それを自分の子にした…そうそれがもう一人の、親友、有田ハルユキ事」

 

 

「新生ネガ・ネビュラスの決起の象徴―シルバー・クロウ―」

 

皮肉にも、二人いた親友の最期の一人を選んだ、黒雪姫は

その少年有田ハルユキと協力をして

 

シアン・パイル事少年タクムを、正体を調べ上げようとしていた。

 

「その時…いや、小学校の時から虐められっ子だったハルだったけど…

マスターにいじめ問題を簡単に解決…これも色々紆余曲折もあったけど

解決してもらった恩があるのと、まぁ今の二人を見ると解るけど

マスターは、ハルにほの字でデッレデッレで…砂糖の固有結界を毎日形成する仲だ。

ハルも恩があるのと、初めて対等に向き合ってくれたのもあるし

マスターに言い寄られて、悪い気はしないのもあって…

協力することになった。そして、ある時ある容疑者が…

まぁ大体わかってきたとも思うけど、僕がBDプログラムを仕込んだ

親友、倉島千百合その人だった、僕はちーちゃんと呼んでるね…

あ、知っている?それなら話が早い…

彼女が浮上して、その疑惑を払おうと…ハルが動いた

まぁちょっと、ここは色々あるから少々省くけど

ちーちゃんに、理由を伏せてハルがちーちゃんのニュー・ロリンカーに

直結にすることが成功してね、そしてみつけたのさBDプログラムを

ちなみにここの部分は、誰にも聞いていない…

僕もリアルタイムで知っていたから、なぜなら…」

 

BDプログラムの副産物で、盗聴盗撮ができたのを暴露するタクム

 

そして所有物扱いをしていた千百合に格下だと思っていたハルユキが

直結をしたのを、怒り狂いそうになっていたタクム

 

だが、そのタクムに朗報が訪れる。

 

 

「まぁ、朗報というか年貢の納め時というか…

ちょっとトラブルでマスターが事故ってね、大けがをしたんだ。

それをちーちゃんから聞いた、僕は…

その次の日に病院に乗り込もうとしたんだけど…

病院に寝ずの番で…マスターを守っていたナイトが居たんだ…

ハル事シルバー・クロウだ…最初は

レベル1の分際が4の僕にしかも、ハルが何たてついてんだと

思って、軽く倒そうと思って戦ったんだ最初は圧倒してたけど…

そこで信じられないものが起こった…」

 

 

「初の飛行アビリティーの覚醒に成功したんだハルは

そこから逆転されてね…最後は僕の命乞いで

ネガ・ネビュラスに入団する交換条件のお情けで

今はこうしている、ちなみにBDプログラムはパッチが当たって

使用不能、ちーちゃんはハルと一緒に今さっきの虐め以外は

螺子まがった思いや、BDプログラムや、ブレイン・バーストの事を

洗い皿い白状したよ、その結果親友の輪は崩壊した…

再起不能だよ、まぁ自業自得だけどね。

そして、罪の念を感じた僕は、この中学に転校した

そして数日後に君が来た、もう一人のブレイズカラーであり

最強のオリジネイターの再来と呼ばれる…パーフェクトマッチ、

ブレイズ・パイロットの田所龍馬の君がね」

 

 

と笑いながら、シルバー・クロウ誕生の事の発端

それが新生ネガ・ネビュラス決起の事

 

そして一人の少年の闇を知った

 

 

「どうして、それを僕に…?」

 

それを黙って聞いていたリュウ

 

「君がうらやましいのと、君がかわいそうだったから見る絶えずにね、

好きだったもの辞めたきみが羨ましくもあり、憐れすぎた…

多分、ハルじゃ理解できない、マスターは理解できるけど…

彼女の立場的に言えないからね…言えるとしたら、似たようなことを体験できた

僕くらいだったから…」

タクムはリュウに儚げな笑みをしながら…言った

 

 

「またやりたいんじゃないのかい?空手を?

それが君を苦しめる、鎖だろ?

そしてその例のもう一人のアキバのパーフェクトマッチが

被害者だったのを見て、その罪に苦しんでるんだろ?」

 

と少年はタクムは、リュウの本当に言えない思いを言い当てたのだ。

 

 

 

「君があの喫茶店で言った独白で…少し思い当たることがあった。

そして、今回の抗争でその思いは確信に変わった。

君のデュエル・アバターは、やりたい思いと罪の念の矛盾した感情の

結晶であることを、だから…僕も言わないといけない

ハルにも、マスターにもいっていない…しかも、ちーちゃんすらも知らないことだった

シアン・パイルの誕生の経緯を、シアン・パイルが何で純色に近い

青系統にもかかわらず、あんな杭を持っているのと何であんな大柄だと思うんだい?

それにそもそも青系統の癖に中距離主体のもおかしい

そうあの虐めで、竹刀を首に突きを入れられたあの恐怖と怒りと苦しみが

シアン・パイルそのものだった、多分あの杭で虐めていたやつの首に同じ事をしたい

という復讐概念もあって、生まれたんだと思う。

ハル風にはっきり言えば、エディット選択を失敗したアバターだね」

 

 

「僕はその虐めで自殺まで考えたけど―――未だに剣道の未練は捨てきれてないんだ…

転校してきたから今は休んでるけど

二年になれば、また再開…、こっちの剣道部に入部しよう思っているしね」

 

終始笑顔で語った、タクム。

その内容は笑顔得語るような物ではなかったが

自分の罪を、痛みを、闇を、敢えて仲間に語った

その気持ちは想像はできないだろう。

 

 

少年は最後に

 

「被害者が気にするなと言っているんだし…

もう少し素直になったらどうだい?

それにどんな決断をしても、僕らはネガ・ネビュラスは

いつでも仲間だから…」

と言い残し、少年タクムは、リュウを置いて帰っていた。

 

 

 

 

数分後、彷徨うように学校を歩き、下駄箱についた龍

 

 

『被害者が気にするなと言っているんだし…

もう少し素直になったらどうだい?

それにどんな決断をしても、僕らはネガ・ネビュラスは

いつでも仲間だから…』

 

 

『僕はその虐めで自殺まで考えたけど―――未だに剣道の未練は捨てきれてないんだ…

転校してきたから今は休んでるけど

二年になれば、また再開…、こっちの剣道部に入部しよう思っているしね』

 

 

彼の頭の中で、リピートするさっきのやり取り…

自分の罪と闇を抱えても歩こうとする、戦友タクムの事を考えてたその時…

 

 

「おーい!田所くん!」

 

振り返ると、見覚えのある女の子

普通のここ梅郷中の青い女子制服

 

ショートの茶髪え、髪に大きな猫のアクセサリーをつけた

女の子を見て、内心びっくりする。

 

「え、えーとこんにちは、倉島さん…」

さっきの話で出てきた、人。

 

倉島千百合さん、ハルユキ君と仲がいいのを何度か見かけたことがある。

 

 

「ごめん~ちょっと、ハルかタっくんしらない~?

ハルのやつメールで連絡しても、帰ってこないし

タっくんもみないし…」

 

この人は今さっきまで理由は知らなかったが、彼女は

ブレイン・バーストのバーストリンカーではないのに、

ブレイン・バーストの存在を知っていたその理由を今知ったため

少々内心で驚くリュウ。

 

「あれ?二人とも先に帰ったよ

ハルユキ君は何か用事があるみたいだったし…」

 

そう聞くと、ため息をつく千百合

 

「あー、帰っちゃったか…ハルを餌に、タっくんと少し話そうと

思ってけど、うう少し考えが甘かったか…

あ、ごめんごめん!引き留めてごめんね!んじゃ!」

 

と言い、去ろうとしたときふと足を止め…振り返る。

 

「田所君って、あのブレインなんたらのプレイヤーなんだよね?」

とふとそんなことを聞いてきたので、うなずく龍

 

 

 

「えーと、余計なお世話かもしれないけど

それならあの二人と仲良くしてくれないかな?

あの二人結構、不器用だから!」

と言って今度は振り向きもしないで走って去っていく。

 

 

そのあと、彼女の事やタクム…

 

そして総司朗の事を考えながら、帰路につき

家に到着する。

 

 

「ただいまー」

 

と言ったとき

 

「おう、おかえりー」

と声を聴き、まっすぐ居間に行くと

そこには中年の赤い髪の男が太った猫と戯れていた。

 

彼の名は田所竜矢、自分の父親である。

 

「帰ってんだ父さん…」

 

「ん、おう珪子、今旅行中だろ?

お前ひとりなら俺は心配いらないって言ったんだが

母さん心配性だからとピナ達の世話もしないと行けないからな~

晩飯は外で何か食いに行くぞ~龍馬」

 

そう言っている、父。ちなみに珪子とは

母の名前である。

 

そう解説してると違う猫が自分にすり寄ってくるので

抱っこする。

 

 

チラッとこちらを振り向き、またピナに目線を戻す

 

 

「何か悩んでるなら聞くぞ?」

 

と聞かれぎくと驚き、そこから出ていくように部屋に戻っていった。

 

 

「はぁー、我ながら情けない親だな、竜…

如何すればいいんだろうな?」

 

 

と呟く竜矢だった。

 

 

 

 

 

 

 

そこから数時間後、父と外食を済ませ…親が用事で立ち寄ってるコンビニ前の

駐車場の自分家の車の中でまっている時だった。

 

 

そんな時だった

 

バシィィィという音が鳴った瞬間

引き込まれる感覚を感じ強制的に、フルダイブ否、バーストリンクする龍

 

荒野フィールドで

 

ブレイズ・パイロットになった、龍…

 

相手は誰かとみると

オレンジ色の物体が躍り出てくる

 

「やっほ~おひさ~ラプターちゃん登場だブイ!」

 

とオレンジ色で首にスカーフを付けたトカゲ人間が出てくる。

 

それに見覚えがあった、パイ

 

彼女の名はオレンジ・ラプター

自分の先輩バーストリンカーで、ブレイン・バースト友人である。

 

 

「きいたぞ~アキバで暴れてたら、BGのパーフェクトマッチにやられたんだってな?」

と戦う様子でないし、行き成りその様なことを切ってきたラプター

 

「君の対戦結構人気とか、対策とかで映像記録されやすいんだけど…

今回のも対戦画像もあるんだけどさぁ~

それ知り合いに見せてもらったけど…あのバトルなんか変じゃなかった?

てか、明らかに動き悪かったよねブッ君?」

 

と心配そうに聞いてきたので、実はと今までの経緯をすべて話した

 

すると

 

「…ごめ…ブッ君、性格めんどくさ」

 

メジャーリーガー豪速のしかも直球ドストレートの言葉のナイフが

パイの心に、しかもよくノブに言われる言葉な為

クリティカルにダメージをおい

 

言い返せることなくOTL状態になる、パイ

 

 

「あーごめん、マジごめん、デュエル・アバターを構成する

傷なのはわかる、けど…ほかの人は言ってないから

言わせてもらったけど、物事深く考えすぎなんじゃない?

やりたいんならやる!やりたくないんならやらない!

これでいいじゃない!!」

 

と、ネガ・ネビュラスには無い、考え方で諭されるパイ

そんなラプターを見て、目を丸める。

 

シンプルすぎて逆に目から鱗が落ちる

 

 

「それにそんな難しい事、そうぽこぽこ答えなんか出るわけじゃないんだから

じっくり自分が納得するまで考えればいいんじゃない?

ん~でも、その子金曜日まで答えが出ないんなら…」

 

とそこで言葉を切り

 

 

 

「バトルで白黒つければ?リベンジにもなるし?」

 

そんな提案をしてきた。何故かと尋ねると

 

 

「さっきも言った通り、そんな事直ぐに答えが出るわけじゃないし

それに、なんか上から目線ジャン?

ムカつくじゃん?てか、BGで私も一回負けた恨みがあるし

答えが出ないんなら、もうちょっとシンプルで行こうと思ったから!

てか、ブッ君もこっちのほうが分かりやすいしょ?」

 

確かにと思い…

 

少し考える、ハル君のことや副会長、そして今日のタクム君と倉島さんの事

 

「…わかりました、もし答えが出ない場合

もう一回、彼と戦います!」

 

「ヌフフフ、その意気はよし!なら、少し応援ということで

その日、もしバトルになるんなら

カドタワーのBG会員は対戦を予約できるのよ~

そのアキハバラBG会員になって、対戦予約してから

対戦すること!いい、アキハバラBGの対戦予約してから対戦だからね!」

対戦予約、そんな機能があるのかとか思いながら

ラプターさんの釘を刺すような、進言を聞き

対戦は戦わずに終了、ラプター自身は金曜日楽しみにしてるよ~と言って

時は過ぎる

 

 

彼女の言った通り、自分の抱えてるものがたった数日で解消されるわけではなく

約束の金曜日になり、こうなったら彼とのバトルで答えを見出す

と思い、ラプターの言われたとおりに

カドタワーのアキハバラBGで会員になり

対戦予約をする、アキハバラBGのネット内はなぜかかなり混んでいたし

マッチメイカーが僕と彼アサシンの名を出すと、かなり驚いたのは覚えている。

 

 

そして先週と同じ喫茶店で会い

 

その旨を伝えたら、何事もなく分かったといい

 

 

冒頭につながる

 

 

二人はバーストリンクの言葉を言った瞬間

 

世界は変貌する。

 

そこは…

 

 

『さぁ、やってまいりました!というか、ちゃんと発生して

私はよかったと思っている!アキハバラBGバイト実況の

オレンジ・ラプターと!』

 

『同じく、バイトバトル解説のフロスト・ホーンです!

よろしく!まさか、数日前から噂になってたが

またこのカードが見れるとは、私感激です!』

 

『ハハハハ、すべてこのラプターさんが、数日前から無差別に流しまくった

噂ですから!というか、』

 

「「うおおおおおおおおおおお!!」」

 

と司会者席が用意され、観客数100人を超えたステージ

 

『噂で観戦予約した人数が爆発しすぎて!実況が聞こえねええええええええ!!』

とかき消される実況をするラプター、そうここは

古代ローマの円形状コロシアムステージ

 

そこに、場の空気に圧倒されるパイと

 

 

そしてたたずむアサシンが

 

 

今まさに激突しようとしていた。

 




かけた、新しいPCで不慣れに使いながら
オンラインのメガテンに現を抜かし
ようやくかけた涙

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