やはり東方仗助が総武校に転校するのは間違っている 作:ジョニィデップ
材木座は仗助にビビった。
以上。
「やっぱり何回やっても弁当は上手くならねぇなァー。」
屋上で飯をパクつきながら自分で作った弁当に悪態をつく仗助。
「ジョジョ自分で弁当作ってんの!?」
仗助の背後から声がかかる。由比ヶ浜からだった。
「それがなかなか上手くいかねぇもんでよ。ま、お前よりは上手く作れる自信があるがな。」
「ジョジョうるさい!マジキモい!第一そんな体で弁当作ってるとかマジキモい!」
「オイマジキモいって2回聞いたぞ今。」
そんなこんなしてるうちに戸塚が声をかける。
「あ!由比ヶ浜さんと東方君だ!」
「あ!さいちゃんだ!もしかしてテニス?」
「うん。そっちはお昼ご飯?」
こんなやり取りが続く中仗助は、
「あいつって誰だ?」
と、小声で聞いていた。せっかく小声で聞いたのに、
「え?何でさいちゃんのこと知らないの!?同じクラスじゃん!」
「お前はなんでそういうことを大声で言うかなァー?」
「あ」
沈黙が流れる。そこで口を開いたのは戸塚本人である。
「は、はじめまして。戸塚彩加って言います。」
「あァ、そのことだけどよォ、俺ァ転校してきたしこんなナリだしよ。まして女子となんて話すことほとんどねェからよ。ま、気にする必要はねぇッスヨォー。」
「あはは、僕、女子なんだけど…」
「え」
これが戸塚だから良かったものの、そうでなければ好感度は最悪だっただろう。
その後奉仕部。
部員じゃない由比ヶ浜が傷ついたり、男らしい仗助が憧れられたりしたが、奉仕部としてはテニスを強くすることで決定した。
戸塚に玉出しをしていたのだが、
「あ痛っ!」
戸塚はこけてしまった。
「オィオィ大丈夫かァー?ちょっと見せてみろ。」
クレイジーダイヤモンド!!
「足捻っちゃたかな…って…」
「痛みが引いてる!?」
「大したことねェーみてェーだなァー。ちょっくら休憩挟んだらまたできそうッスよ!」
「そうね、少し休憩しましょう。」
ふぅ、と汗を吹きながら休む戸塚。
どこから見ても女子のそれである。
すると、そんなとこに
「お、テニスやってんじゃーん!」
邪魔者がやってきた。
「ねぇ、あーしらもやっていい?」
「でもこれは部活だから…」
「でも部外者もいるし男テニだけじゃないんでしょう?」
「それは…その…」
「黙ってちゃわかんねーし。はっきり言って。」
戸塚は黙り混む。気の弱い戸塚がそもそもまともに応対できるわけなかった。そこで仗助が立ち上がる。
「それは俺らの部活にこいつが依頼してきたからだ。先生からの許可も取ってあるしよォー。」
「何?あーしはそこの戸塚と話してんだけど。」
「じゃあ戸塚が『何?僕は今練習してるんだけど。』って言ったら引き下がるってわけだな?残念ながらそういうことだから諦めろ。」
「まぁまぁまぁ。2人とも落ち着いて。ほら、絶対みんなでやった方が楽しいからさ。」
「じゃあアンタは学校で勉強しないで楽しい遊びでもずっとやるってことッスかァー?絶対勉強より遊んだ方が楽しいですしねェー。」
仗助は意外と頭が回る。スタンドを上手く使う仗助に、こんなことは朝飯前…でもないか。
「い、いやいや。そんな喧嘩腰にならなくてもね?ほら。」
「アンタらは楽しむことより強くなることを優先して頑張ろうとしてる戸塚の邪魔をしようとしてんだ。放課後コートでも借りれるのに、そっちの都合だけでよ。それに邪魔されて楽しくなれると思ってンスか?それとも』みんな』っていうのはお前らだけのことか?」
「隼人ー。あーしそろそろテニスしたいんだけどー。」
「じゃ、じゃあ。こういうのは僕たちで勝負するっていうのはどうかな。戸塚君も強い人に教わりたいだろうし。」
「それならいいっすよォー。」
雪ノ下がは?、とした表情を浮かべる。
そりゃあ勝手に決めたのだから。
もっともそれも、すぐに取り消されるのだが。
「なら早速始めよう!」
「いや、やるのは今じゃねぇ。今日の放課後だ。今も邪魔してること忘れてんじゃねぇぞコラ。」
「ハァーーー!?何でアンタに指図されなきゃいけないの!?マジ意味わかんないんだけど!」
「なら今日じゃなくてもいいっ 「そういうこと言ってるんじゃないでしょ!」
「優美子。」
「でもあーしのプライドg 「プライド程度で人の邪魔すんじゃねーぞコラァッ!!」
仗助が怒鳴る。三浦はそれだけ(?)で黙り混む。
「と、とりあえず今日の放課後で良いよね?優美子。」
「あ、あーしは構わないけど…」
そして放課後、戦いの火蓋が切って落とされた!